チョイス@病気になったとき「心不全 最新治療情報」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

チョイス@病気になったとき「心不全 最新治療情報」[解][字]

心臓のポンプの働きが低下して、全身に血液が十分に送れなくなり、生命を縮める「心不全」。新しい治療法から命を守るための予防策まで、最新情報を詳しく伝える。

番組内容
心臓のポンプの働きが低下して、全身に血液が十分に送れなくなり生命を縮める「心不全」。死者数は年間8万を超え、患者は約120万人。その多くは高齢者で、高齢化と共に患者が急増している。しかし最近、新薬が次々と登場、手術しなくても心臓の弁の働きを回復できる治療や、ごく小さな筒状の補助人工心臓も使えるようになり、治療が急速に進歩している。命を守るための予防から治療のチョイスまで、最新情報を詳しく伝える。
出演者
【キャスター】八嶋智人,大和田美帆,【講師】東京慈恵会医科大学教授…志賀剛,【リポーター】松田利仁亜,【語り】江越彬紀,佐藤真由美

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
福祉 – 高齢者

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  1. 心臓
  2. 心不全
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  11. 原因
  12. 手術
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  14. 機能
  15. 血管
  16. 場合
  17. 全身
  18. 息苦
  19. 息切
  20. 竹田

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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NHK
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エンスカイ(ENSKY)

<今日のテーマは…>

<全身に血液を送り続けている心臓。

その機能が
十分に果たせなくなっている状態が

「心不全」です。

現在…>

<今後 毎年 新たに1万人以上が

発症すると予想されています>

<息切れで
階段が上がれない。

熱がないのに せきが続く。

こんな症状があったら すでに

心不全になっているかも
しれません>

<じゃあ 一体
どうすればいいの?>

<大丈夫! チョイスはあります!>

(5人)チョイス!

<こちらの男性は 去年出た新しい薬で

息苦しさから解放されました。

手術にかわる最新治療。

命の危機を救ってくれる画期的な装置も

登場しています>

<今日から役立つ

心不全を悪化させない
さまざまな対策も>

<命を守る最新情報を

たっぷり ご紹介しま~す!>

健康への道のりはチョイスの連続!

ということで 今日のテーマは…

さすがにね よく耳にする
病名ではありますが…。 そうですね。

亡くなる原因っていうので
「心不全」って よく聞くんですけれども

でも 一体 どういう病気なのか…。

でも VTRをね 今 見ていたら
患者数も 120万人と。

で 毎年1万人ずつ
増え続けるっていう…。

そうなると 自分も年を重ねていくので

自分も いずれ
そうなるんじゃないかっていうね

そういう不安も出てきてしまいますが…。
そうですね。

今日のテーマ「心不全」ですけれども

「心不全」というのは
病名ではないんですね。 そうなんですね。

どういうことかといいますと
心臓っていうのは ご存じのように

全身に血液を送るポンプの役割が
あるわけですけれども

その機能が
低下した状態を表す言葉なんです。

じゃあ どういう原因であれ そうなると

心不全ということになる
ということですね。

そういうことですね。 で 問題です。
はい。

心臓です。
実際 拳ぐらいの大きさなんですけれど

この心臓が
全身に血液を送ってるんですが

じゃあ 一日 どれぐらいの血液を
送り続けているでしょうか?

結構な量だと思いますよ。
たぶん 想像してるよりは多いっていう…。

たぶん びっくりするような数字だから
僕は 300から400L。

それでも すごくないですか?
いや すごいですけど…。

でも 普通に 5万とか…。
5万。

正解は 7, 000L。 24時間で。

ずっと フル回転してくれてるっていう…
イメージでいうと

そういうことでしょうかね。
そういうことなんですよね。

この心臓がなってしまう
心不全ですけれども

一体 どうなってしまうのか
ご覧いただきます。

<10年前のことでした。

せきが数日 止まらなかった角田さん。

かかりつけ医を受診しました。 すると…>

そのときに…

<こちらは
当時の角田さんの胸のX線画像です。

黄色い線で囲んだ部分が心臓。

正常な心臓と比べると

画像の右下の部分が

大きく膨らんでいることが
分かります。

病名は…>

<「拡張型心筋症」になると

心臓の筋肉が
薄くのびた状態となり

血液を送り出すポンプの機能が

低下します。

そのため
十分な酸素を全身に送れなくなり

せきや息苦しさなどが
自覚症状として現れます>

<すぐに
のみ薬による治療が始められました。

血管を広げることで
より多くの血液を心臓から送り出す

「アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬」と

心拍を遅くして心臓を楽にする
「β遮断薬」をのみ続けたのです。

薬の効果もあり 息苦しさに
悩まされることがなくなった角田さん。

体重管理や禁煙も
診察のたびに

医師から
勧められていましたが…>

<「薬さえ のんでいれば大丈夫」と
安心していた角田さん。

10年の間に体重は
10kg 増えていました。

さらに 多いときには 1日3箱

タバコも吸い続けていたのです>

<バッドチョイス!>

<その結果 必要な薬の量も
徐々に増えていきました。

10年後 角田さんの心臓は
とうとう 悲鳴を上げ始めます>

「ハア ハア ハア…」っていう

吸い込みと両方が
だから できないような状況ですよね。

「あっ こうなるんだ」と思って…。

<立ち上がって
テレビのリモコンを取るだけで

これまでにないような
激しい息切れを感じた角田さん>

<数日後 病院で検査を受けると

心臓が 再び大きく膨らんでいたのです。

角田さんは
そのまま 緊急入院することに>

<薬は
これ以上 量を増やすことができず

別の薬を試したものの

十分な効果は得られませんでした>

<打つ手がないと思われた
角田さんの心不全。

しかし すぐに新しい薬が現れたのです。

それが…>

チョイス!

<「ARNI」という
2020年に保険適用となった薬です。

ARNIは 角田さんが
それまでのんでいた薬と同じ効果に加え

尿として余分な水分を体の外へ出して
心臓の負担を減らす

全く新しいタイプの薬です>

<この薬を のみ続けて6か月。

角田さんの心臓は ご覧のとおり。

入院前と比べて小さくなりました!>

<一時は
立ち上がるだけで息切れしたのに

現在は 散歩をしても
苦しくなることはありません。

角田さんいわく
5年前から禁煙も継続中。

ただ 時々
ちょっと 油断してしまうことも>

たまに飲んだときは
やっぱり… 吸いますね。

角田さん 頑張りましょう。

頑張りましょう。
ハハハハ…!

でも まあ ストレスをためすぎても
駄目なのかもしれないけれど

やっぱり こう
相当 息苦しいということなんですね

心不全になると。
いや びっくりしましたね。

では より詳しく
お話 聞いていきましょう。 お願いします。

心臓病が ご専門の 志賀 剛さんです。

よろしくお願いいたします。
(一同)よろしくお願いいたします。

まず 気になるのが 心不全って

心臓の機能が どこまで落ちると

「心不全」というふうに
診断されるんでしょう?

心不全というのは 心臓の見た目の動きが
どうこうというよりも

ポンプの機能が落ちたために
起こってくるような さまざまな症状

それを総称して「心不全」というふうに
言っているわけですね。

その症状というのは どういうものが
あるのかということですが。

まとめてあります。 こういった症状です。

心不全というとね
先ほども ずっと言ってますけど

「息切れ」という印象が強いんですけど

そもそも 何で
息切れ 起こるのかということですが。

心臓から 十分な血液が拍出できないと

まあ ポンプの機能としては落ちてる
ということになりますから

出ていかない血液というのは
心臓に溜まってしまうわけですね。

<心臓に血液が溜まると

肺から
心臓に流れ込む血液も滞ります。

すると 肺に溜まった血液から
水分が しみ出し

肺に取り込める酸素の量が
減ってしまいます。

いわゆる
「肺に水が溜まった」状態です。

心不全で 息苦しさを感じるのは

このためです>

続いて この
「疲れやすさ」というのがありますけども

これは なぜ…?

十分な血液が出ていかないわけですから

体の隅々までが十分な血液が来ない
ということになりますので

ちょっとしたことで 疲れやすいとか

それから 尿が出なくなってくるとか

いわゆる 血液不足のため
酸素不足のために出てくるような症状と。

この「むくみ」っていうのも
やっぱり 血液が回らないからですか?

そうです。 実は 血液っていうのは

全身から 一回
心臓に戻ってくるわけですね。

で そこで 肺で リサイクルして
また 全身に送り出すと。

ところが
心臓が大きくなってしまいますと

そこで 血液が
滞ってしまうような状況になりますので

全身から戻ってきた血液が

十分 心臓の中に
入れないということになります。

そうすると
脚が むくんでしまったりとか

それから 足の甲が
ぷくっと膨れてしまったりとか

それから おなかが張ってきたりとか
そういうふうになってくるわけですね。

「体重増加」というのが不思議なんですけど
それは どうしてですか?

心臓から十分な血液が
例えば 腎臓とかに流れないと

そこで尿が作れないと。

そして 血液が どんどん溜まるばっかし
ということになりますから

ある意味では ビアだるを抱えたような
状態になってくるということで

体重が増えてしまうと。

体重が増えるけども「食欲は不振」。
そうですよね。

結局 心臓に血液が戻ってこない
ということになりますと

おなかが張ってきます。
で おなかが張るだけではなくて

そこにあります腸管も
むくみが出てくるということで

腸管の動きも
悪くなってくるということで

ガスが溜まったような状態になって

なかなか 食欲が
出てこないということになるわけですね。

そもそもの
心不全になる原因というのは

どういうものがあるのか
ということですが。

これは 急になるわけではなくて

実は 前に 準備段階というのが
あるといわれています。

どういうことかといいますと
心不全になる前に

実は この
予備群の状態があるということなんです。

で この予備群も
さらに大きく2つに分かれていまして

まずは この高血圧や肥満 糖尿病などの

生活習慣病を発症し

まあ すべてではないんですけれども

それがもとで 心筋梗塞や狭心症など

心臓の病気を発症する人が多いと。

心不全になる手前には

こういった病気が
大きく関わっているということなんです。

心不全になっちゃうと

頑張ったら元に戻れる
とかっていうのは あるんですか?

実際に
一回 心不全を起こしてしまいますと

元に戻る つまり 予備群に戻る
ということは ありえないわけですね。

なってしまえば もう 一生 それと

おつきあいをしていかなければいけない
ということになりますので

できれば 予備群の間に

心不全に
ならないように手を打っておくと。

そして 一刻でも早く

管理をしておくということが
大事になってきます。

心臓の病気っていうのは 心臓が
悪くなるから分かりやすいんですけど

心不全になるっていうのは
生活習慣病と

どういうふうに関係してくるのかな
っていうのが分からないんですけど…。

生活習慣病の中で
特に代表的なのが高血圧。

高血圧が ずっと続いていきますと

例えば
心臓から 血液を送り出そうというとき

圧の高い所に送り出そうとすると
これは容易ではないわけですね。

やはり それに 圧に打ち勝って
送り出さなきゃいけないので…。

強い力でってことですね。
そうですね。 そのために

心臓っていうのは筋肉が厚くなって

無理にでも
こう 押し出そうと頑張るわけです。

ところが いつも
こういう状態で押し出していると

だんだん 心筋って… 心臓っていうのは
だんだん 疲弊してきて

で そのうち
ポンプとしての機能が落ちてくると。

僕 グラフでですね
気になるのが

心不全の状態に
なったときに

急に グラフが
上がったり下がったり

繰り返してる状態に
なるんですけど

これは どういう状態
ということになるんでしょう?

例えば 心不全症状が
強くなって

入院するとか
病院に行きますね。

そこで 治療すれば
症状は改善するわけですね。

一旦 上がるわけです。
ところが

100% 元に戻るか
っていうと

そうでは
ないんですね。

簡単に言えば
8掛けだとします。

そうしますと
3回やれば もう 半分。

どんなに頑張っても
半分ということになって…。

こういうことを繰り返してくると
坂道を転げ落ちるような形で

どんどん悪くなってくると。

一回 入院して 退院された患者さんが
1年以内に再入院する頻度というのは

大体 20%から30%といわれてます。
なるほど。

それから 入院を経験されたような
いわゆる 心不全の患者さん方がですね

その後 大体 5年間で
50%から60%くらいの方しか

生存していないというデータも
あるわけですね。

じゃあ その心不全になったら
どういう治療があるのか

どうするのかということですが。

心不全に 一度 なってしまったら それと
つきあっていかなければいけないので

やはり 薬物治療は
しっかりやるということですね。

それと 先ほどから話に出てますように

生活習慣
これの改善を しっかりやるということ。

この2点を
きっかり管理していくということが

重要になってまいります。
分かりました。

では 「薬」ということですけれども
どんなものがあるのかということですが。

主な薬をまとめてあります。
大きく言いまして

むくみなどの症状を抑える薬。

で 心臓を保護する薬。

心臓を休ませる薬と
3つ こう 分けられます。

これ 先生ね
「利尿薬」っていうのは

なぜ 症状を抑えるということに
なるんでしょう?

心不全の状態になってきますと
血液 いわゆる 水が

体の中に溜まってしまうわけですね。

で 肺にも それが溜まってしまって
息苦しくなるわけですから

とりあえず その水を まず 引いてあげる
ということが大事になってきます。

心臓を保護する薬
ということですけれども

具体的には どういった働きが
あるのかってことですが…。

上に書いてあります
「ACE阻害薬」

それから
「ARB」といったような薬は

これは 血管を開く薬です。

だから 血管を広げることによって

心臓から押し出すのが
楽になるということで

心臓を保護する
そういう役割のある薬になります。

続いては 心臓を休ませる薬
ということですけれども。

心臓が悪くなっていきますと やはり

頑張って 頑張って 血液を送り出そう
というふうに働くわけですから

心拍数が速くなって。
そうなってきますと

1回の収縮で 十分な血液を
送り出すことができなくなってしまって

こんな感じになってしまいますね。

ですから
そこで 心拍数を遅くしてあげて

1回の拍出量を増やしてあげると。
それによって

心臓が自然に回復してくる力を待つという
そういう役割もあると。

これ どのぐらいの期間 のむというか
ずっと のみ続けるわけですか?

そのとおりですね。 やはり 一生
つきあっていかなければいけませんから

これは 長く
つきあっていくということになります。

しかし 長い間 薬を続けていきますと

当然
我々は 加齢で 年も取っていきますし

それから 生活習慣の変化というのも
あるわけですね。

やっぱり 食べすぎたり 塩分とか
水分を とりすぎてしまったりとか

そういったことで 急に悪化してくる
ということもあるわけです。 なるほど。

そうなってしまったのが
先ほどのVTRの

角田さんだということに
なってしまうんですけれども

角田さん
新しい薬を選択されてましたけど

あれは どういうお薬なんでしょうか?

これまでにですね なかったような薬が

ここ最近になって出てまいりました。

で その中の一つが
角田さんが使っていた

「アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬」
略して「ARNI」というんですが…。

ありがとうございます。
その薬でございます。

さらに ほかにも
3つ 新しい薬が使えるように…。

今 ご紹介した
ARNIのほかなんですけれども。

こういった薬もあるということです。

こうした この新しい薬っていうのは

これ どういった特徴がある
っていうことなんでしょうか?

まず「ARNI」という
薬なんですが

これは 血管を開く

「ARB」という薬の役割を
持ってるのと

もう一つは
「ナトリウム利尿ペプチド」という

我々 心臓を守る物質が
そもそも 我々 持ってるわけですね。

その物質の力を さらに増強して

例えば
尿を少し増やしてあげたりとか

さらに
血管を広げてあげたりということで

心臓の負担を軽くしてあげようという
薬になります。

「SGLT2阻害薬」ということですけれど
これは どういった…?

これは 腎臓で えっと 糖…
糖分ですね

糖とナトリウムを
再吸収させる部分があるんですが

そこをブロックするということで

糖やナトリウムを
どんどん 外に出していくと。

それにつられて 水分も出ていく
ということになりますから

体重も落ちてと
それから 血圧も落ちてということで

両方向から心臓の負担を軽くしてあげると
そういう役割があります。

「ベルイシグアト」という新しい薬ですが
これは…?

これは この9月から
使えるようになった薬なんですが

β遮断薬やACE阻害薬といったような
標準的な治療を

しっかりやっても
十分 効果 得られない方に

今までと全く違う仕組みで

血管を開くという そういう薬で

やはり
心臓を保護するという役割があります。

さあ 続きまして 「イバブラジン」
ということですけれども これは…?

この薬は 心臓の収縮力とか血圧とか

そういったところには
全く影響を及ぼさなくて

単に 心拍数だけ遅くするという薬です。
はあ~…!

でも 心拍数が遅くなることによって

心臓から1回に拍出する血液をですね

十分 拍出する余裕が
出てくるということで

結果的には 心臓の負担を軽くすると
そういう役割があると。

いい薬が たくさん出てきたな
というイメージですけれど

そうなると 気になるのは
お値段が高いんじゃないかなという…。

それは いかがでしょう?
これは どうしても 新薬でありますので

従来から使われてる薬に比べますと
2倍から4倍近く

お値段は かかってしまう
ということになりますね。

これ でも 見てると とてもたくさんの
お薬も

チョイスがあるなというふうに
思うんですけれど

心不全になっても 自分に合った薬を
チョイスすれば

治療としては やっぱり 十分ということを
いえるってことですか?

これだけ 薬が出てきて 使っていても

どうしても やはり 薬だけでは

治療できないケース
っていうのが出てまいります。 なるほど。

そうなると この中に チョイスはない
ということになっちゃうんですね。

いや 大丈夫です。
薬も新しくなっていますが

こんな新しい治療も登場しています。

<製造業を営む…>

<石井さんの心臓に
異変が現れたのは

15年前のことでした>

急に…

<深夜に
目が覚めるほど強烈な胸の痛みに

突然 悩まされるようになった石井さん>

<数日間 同じような症状が続いたため
病院へ行くと…>

<心臓の筋肉に栄養を送る血管
冠動脈の一部が

狭くなったり
完全に塞がっていたのでした。

狭心症と心筋梗塞を
併発していたのです。

石井さんが受けた治療は

「冠動脈ステント術」です。

狭くなった血管に
小さな風船を入れて膨らませ

「ステント」と呼ばれる金属の筒で
再び狭くならないように支えます。

その結果 その後 10年近く 日常生活に
支障もなく過ごしていた石井さん。

しかし 今度は
激しい息切れに

悩まされるように
なったのです>

<すぐに病院で検査を受けると

心臓の「僧帽弁」と呼ばれる弁が
しっかり閉じない

「僧帽弁閉鎖不全症」でした>

<弁の働きによって 正常な心臓では

血液が逆流することはありません。

しかし 石井さんの弁は
しっかりと閉じることができないため

送られた血液の およそ6割が

逆流するようになっていたのです>

<このために
十分な酸素を全身へ送ることができず

少し動いただけで

強烈な息切れを感じるように
なっていました>

<僧帽弁閉鎖不全症の治療は
普通は 手術が検討されます。

しかし 石井さんの場合は…>

何も こっちも
「やってください」と言えない…。

<一旦は
これ以上の治療を諦めた石井さん。

しかし かかりつけ医から紹介された
病院へ行くと

新たなチョイスを提案されたのです。

それが…>

チョイス!

<…という治療です。

でも これって どんなふうに使うの?>

<長さ9mmのクリップを
カテーテルで心臓に入れ

閉じなくなった僧帽弁の
真ん中辺りを

クリップで挟みます。

弁の隙間を狭くすることで

逆流する量を
減らすことができるのです>

<こちらは 治療前と治療後の

石井さんの心臓の超音波検査画像です。

血液の逆流が 青で示されています。

およそ6割だった血液の逆流を

この治療で 2割にまで減らすことに

成功しました!>

朗報ですよ もう…!

うん…! よかったですね。
よかったです。

石井さんの場合は
弁が壊れるということが

悪化の原因だったってことですね。
そうですね。

こういう病気の場合は 基本的には

手術をするというのが
第一選択ということになります。

手術となると
どういった手術になるんでしょうか?

人工の弁に
取り替えるという方法もありますし

場合によっては 伸びた部分を
手術で 切って 貼って

形成をしてですね 整えてやるという
そういう手術もあります。

こういった手術は どうしても やはり

胸を開けなければいけない
ということになりますので

やはり 一時的に
心臓に負担もかかってしまいますし

どうしても やはり 体力的にない方は

なかなか こういう手術に耐えられない
ということで

厳しいということになります。

ですから そういう方においては
今 VTRで説明があった

クリップによる治療を
検討するということになるわけです。

でも ちょっと 私 VTRを見てて
不思議だなと思ったのは

クリップで留めちゃうと
弁をですね

本来 開いたり閉じたり
するのが仕事なのに

ず~っと閉じてたら
それはそれで

血液 通っていかないんじゃないかなって
思うんですけど その辺 いかがですか?

実際の弁は 例えば
この唇のように丸くなっていて

これが 閉まったり開いたり
閉まったり開いたりしてるわけですね。

で この方の場合は これが ある意味で
開きっぱなしということになりますので

これを
上と下を閉じるということになります。

模型を使って説明しますと

このようにクリップで
弁を閉じてるということになります。

これを上から見ますと
このような形になっていて

閉じた所の両脇は 穴があって

ここは血液が通るような形になってる
ということです。

ですから
全部 閉めてしまうわけではない。

真ん中だけなんですね。
ここだけ押さえられてるから

ここから出る…。
そういうことです。

続いてですが 心不全の中には
ある日突然 急激に悪化して

命の危機にさらされるケースがあります。

そこに どんなチョイスがあるのか
ご覧ください。

<1年前 突然 高熱に襲われました>

で 仕事に 一度 戻ったんですけども

それから…

<新型コロナではなかったものの

数週間の間に
2度も高熱に襲われた竹田さん。

心配になり
近くの病院へ行きましたが…>

「ちょっと うちのほうじゃ
もう これ以上 診きれない」と。

そこから 救急車でもって…

<救急搬送された病院で
意識を失ってしまった竹田さん。

実は このとき 竹田さんの心臓は

「心筋炎」を発症していたのです。
高熱の原因は心筋炎でした>

<「心筋炎」とは

ウイルスなどの感染によって
心臓の筋肉に炎症が起こる病気です。

炎症がひどくなると心臓の働きが低下し

心不全を引き起こします>

心不全の中でも 一番 重症。

重症の心不全の状態だったと思います。

<心筋炎によって…>

<ほとんど止まりかけていました。

竹田さんを 命の危機から救い出した
チョイスとは…>

チョイス!

<…といわれる装置です。

う~ん… 何か
ビニール傘みたいに見えるけど

これって どう使うの?>

<「経皮的補助人工心臓」は
先端を心臓の中に入れて使う

超小型のポンプです。

先端の穴から血液を吸い上げ

モーターの上の穴から
動脈へと送り出し

弱っている心臓のポンプの役割を
一時的に代わってくれる装置です>

<経皮的補助人工心臓が

実際に動いている様子です。

最大で1分間に5リットルの血液を
吸い上げます。

これは 正常な心臓と
ほぼ同じ量です。

竹田さんは この装置を
およそ3週間 つけ続けました>

<15%までに落ち込んでいた
心臓の機能も

40%にまで改善できたのです!>

<いっときは
命も危ぶまれた竹田さんですが

現在は 娘の萌々香さんと 買い物に
出かけることもできるようになりました>

おかげさまで…

本当に命の恩人じゃないかというふうに
思ってます。

うん…! よかったですね。
よかったです。

確かに
チョイスが増えるってことは 本当に

命が救われるということなんだなと
改めて思いましたが

心筋炎っていうのは
そこまで悪くなるってことですか?

もちろん 軽い症状の方も多いんですね。
無症状の方も 中には いらっしゃいます。

なるほど。
ただ 竹田さんの場合には

非常に重症のタイプであったということに
なるわけですね。

心筋炎っていうのは どういう方が
なりやすいとかというのはあるんですか?

それは分かりません。
ウイルス感染によって

起こってくることが多いと
いわれております。

特に やはり 風邪とか こういった
感染症に注意するということは

非常に重要になってくる
ということになります。

そもそも これは
どういう人が使うんですか?

やはり 短期間 休ませることによって

機能回復が望まれる病態
ということになりますので

例えば 急性心筋梗塞であったりとか

それから 今のような
急性心筋炎のようなケースに

限られるだろうというふうに思います。

だから 長期にわたって
何度も心不全を繰り返してるような方に

これを入れても
なかなか そこは難しいと。

もともと 自分の心臓のポテンシャル
みたいなものがある方でないと

それ 一回 休ませて
元のようになることは

難しいということですね。
そうですね。

VTRの竹田さんが
「これがない時代だったら

ぞっとする」って
おっしゃってましたけど

これ自体は
いつごろから使われてるんですか?

これは 大体 4年くらい前から
日本では使えるようになったわけですね。

以前は
そういう状態になってしまいますと

やはり 人工心臓であったりとか

かなり大がかりな治療が
必要になってきますので

それまでの時間的な余裕というのが

やっぱり
限られてしまうということになります。

そうしますと
これは 手技的にカテーテルを入れて

とにかく そこで すぐ 治療が
開始できるということになりますので

かなりの
朗報になるということになります。

さて 心不全の特徴として

一度 症状が出て入院して 退院したあと

再び 入退院を繰り返して

悪化の一途をたどってしまうということが
あるとお伝えしましたけれども

続いては
その悪化のカーブを緩やかにして

再入院を防ぐためのチョイスです。

<10年前から
不整脈に悩まされている高田さん。

特に息苦しさを感じるようになったのは
2年前>

本当に 不定期的に…

時には…

<日常生活へも影響が出始めていた
高田さん。

しかし ある人物のおかげで
息苦しさから解放されたのです>

<それが…>

私 心不全療養指導士です。

<それって 何をする人なの?>

<「心不全療養指導士」とは

心不全が起こる原因を探りながら

薬や食事の内容を見直し 運動指導など

心不全が悪化するのを
防いでくれる人です。

看護師として働く石川さんは
主に生活習慣の見直しを指導しています>

<石川さんの指導で

毎日欠かさず 血圧を測り
記録するようになった高田さん。

すると 高田さんの場合
心不全を悪化させないためには

何より 血圧を上げないことが重要だと
判明したのです>

<そこで 高血圧といえば 減塩。

もちろん 高田さんも 石川さんの指導で
しっかり取り組んでいます>

<こちらは
ある日の高田さんの夕食です。

毎食のように食べていた
好物の漬物は

酢漬けにすることで
塩分をカット。

ブロッコリーやトマトには
何もかけません。

みそ汁も しっかり だしを取ったり
油揚げを入れることでコクを出し

おみその量を減らしました。

かぼちゃや里芋の煮物も
もちろん 薄味にしてあります>

<筋力トレーニングも欠かしません。

この日は 主に 下半身の筋肉を強化。

いすに座ったまま
つま先だけを上げ下げして

ふくらはぎの筋肉を鍛えます。

続いて もも上げ。

左右 それぞれ 10回 行います>

<仕上げは ラジオ体操。

全身運動にもなるラジオ体操は
毎回 欠かさず行っています>

<こうした指導を週に1回
自宅で受け続けているうちに

すっかり めまいや息切れが
していたことを忘れるくらいだと

高田さんは言います>

<高いときには 200近くあった血圧も

1年で正常範囲まで下がりました>

看護師さんたちにね…

(2人)チョイス!

<一方 こちらは…>

<山田さんが担当しているのは
橋下さんです。

去年から心不全になり

半年間で
3度の入退院を繰り返してきました>

<橋下さんの心不全の悪化には
あるパターンがあることを

山田さんは見抜いたのです>

植木の剪定やったりなんかしたら 何か…

<退院して自宅へ戻ると
家のことが気になって

ついつい 掃除や植木の剪定など
体を動かしてしまう橋下さん>

<すると 決まって深夜になると
熱もないのに せきこんでしまい

救急車で運ばれ 入院していたのです>

<さらに
橋下さんは 入院の直前に

必ず 体重が いつもより
2kgほど増えていました>

<橋下さんの場合 心不全の悪化は
動きすぎが原因でした。

体重が増えていたのは 心不全によって
体がむくんでいたからです。

そこで 橋下さんが
再び入院しないように

山田さんは
動きすぎを防ぐ方法を指導しました。

それは 運動したあとの脈拍が

2分以内に
元に戻るようにするということです>

<山田さんのアドバイスのおかげで

橋下さん この半年は入院していません。

さらに 心不全で
しばらく休んでいたヨガも再開。

山田さんと相談しながら
少しずつ できる動きも増えてきました>

いやあ…!
すばらしい。

ねえ! すばらしい方々が
活躍してらっしゃるんですね。

心不全療養指導士っていうのは
比較的 新しい資格なんですね。

心不全の患者さんたちが悪くなる原因
っていうのは大きく3つあって

その一つは やはり
どうしても 「塩分のとりすぎ」。

それから
2つ目は「感染症」。 風邪とか。

それから 3つ目が
今のように ちょっと「動きすぎ」。 過労。

こういったものが
原因になるといわれてます。

ですから この辺をですね
こういった心不全療養指導士の方々が

しっかり 目を光らせてね
管理 サポートをしてもらえると

そこの増悪を かなりの部分で

防げることができるんではないかな
ということを期待してると。

実際に やはり 患者さんのお宅に
行ってみるということは

先ほどのような
家庭の どういう環境にあるのかとか

それから 実際
どういう活動範囲があるのかとか

こういったことが分かるわけで

より早期に そういった
心不全が増悪するような要因というのを

見つけ出すことができるという
メリットがあります。

週に1回
来てくださるということでしたけど

それは 一度きりなんですか?
それとも そのあと

継続して
毎週 来ていただけるものなんですか?

もちろん これは 担当医が
必要だと判断すれば

継続して訪問するということも
可能になります。

<心不全療養指導士による

訪問看護 リハビリを受けるには

条件があります。

それは 自宅や 高齢者施設で療養中で

通院が困難なこと。

さらに 現在のところ

介護サービスの
一つとして行われているため

要介護認定を
受けている人が対象となります。

まずは 主治医に ご相談ください>

残念ながら 現時点においては
この心不全療養指導士っていうのは

まだ 保険の適用にはなってないんですね。

ただ 今後 こういう取り組みを
どんどん やっていくことによって

根づかせていこうという考えがあります。
分かりました。

では 最後に
今日 お伝えした内容を踏まえまして

ベストチョイスのためのアドバイスを
お願いいたします。

心臓を悪くする原因というのは

たった一つではない
ということであります。

まずは 生活習慣の是正から
ということになります。

そして 予備群の間であれば
元に戻ることが可能ですので

今のうちから準備をしておくと。

現在 治療を受けている方たちにも
新しい こういうふうな

治療の選択肢というものが
広がってきてまいりますので

諦めずにですね 根気強く

治療に取り組んでいただきたい
というふうに思います。 分かりました。

先生 どうも ありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。

心不全対策で おすすめなのが
自分で血圧を測ること。

正しい方法 ご存じですか?
実は いくつか ポイントがあります。

まずは 1日2回。

朝と晩 毎日 同じ時間に
測りましょう。

どちらも座った状態で
1~2分間 安静にした後 測ります。

腕の位置は 心臓の高さに
近くなるように置きましょう。

朝と夜 それぞれ2回ずつ測り

2回目を記録すると
より安定した数値が測れます。

次回も 皆さんにお届けします。

健康への ベスト…。
(2人)チョイス!