SWITCHインタビュー 達人達「尾崎世界観×カズレーザー」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

SWITCHインタビュー 達人達「尾崎世界観×カズレーザー」[字]

人気バンド・クリープハイプのボーカル尾崎世界観×お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー。長い下積みを経てブレイクした2人が、夢をかなえたその先を語る。

番組内容
お笑いコンビ「メイプル超合金」でボケを担当するカズレーザー。抜群の知識と冷静な分析力で、テレビで見ない日はないほどの活躍を見せる。そんなカズレーザーとの対談を熱望したのはバンド・クリープハイプのボーカル尾崎世界観。怒りややるせなさの感情を独特のハイトーンボイスで歌い上げ、高い人気を誇る。長い下積み生活を経てブレイクした2人。夢をかなえた後どう情熱を保てばいいか、夢のその先について語り合う。
出演者
【出演】芸人…カズレーザー,ミュージシャン…尾崎世界観,【語り】六角精児,平岩紙

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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ABEMA



NHK
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エンスカイ(ENSKY)

ヤパヤパ~! どうも!
メイプル超合金のカズレーザーです。

(2人)ブパパ ブパパ ブパパ~!

金髪に真っ赤な衣装でおなじみの…

女装した冷蔵庫です。
誰が 女装した冷蔵庫だ。

人気お笑いコンビ メイプル超合金で
ボケを担当。

2015年
若手漫才師コンテストをきっかけに

一気にスターダムへ。

クイズやバラエティー 情報番組に
引っ張りだこ。

その顔を見ない日はないほどの
活躍ぶりだ。

そんなカズレーザーとの対談を
熱望したのは…。

ロックバンド クリープハイプの
ボーカル兼ギター。

独特のハイトーンボイスで
日常のやるせなさや怒りを表現し

熱狂的なファンを持つ。

技巧を凝らした歌詞は
尾崎みずからが作詞。

武道館公演も満員にする実力派だ。

活動は 音楽だけに
とどまらない。

去年発表した小説
「母影」は

芥川賞にノミネート。

描写力とリズム感あふれる文体が

話題となった。

音楽に小説。
垣根を越えた活躍を続ける尾崎が

カズレーザーに聞いてみたいこととは…。

う~ん でも 何か…

…とも思うんですよね。

ともに37歳。

夢をかなえた先には
どんな世界が見えるのか。

じっくり語り合う。

♬~

よろしくお願いします。
お願いしま~す!

本当に 無理だと思ったら
もう 右手 上げてもらったら終わるんで。

話 続かないと思ったら
言ってくださいね。

歯医者みたいな感じ…。
あれ? もう?

いや 言われたら もう
やらざるをえないじゃないですか。

そりゃ そうですよ。
ハハハハ…!

俺 もう上げたほうがいいのかなって…。
いえいえ…。

カズレーザーさんと話したいと
思ったのは

前回 一回
お仕事させていただいたときに

30半ばになって…

どうですか? って話に
なったじゃないですか。 なりました…。

あれが すごく 自分の中では
印象に残っていて

こういうことを言う人
いないなと思って。

でも 自分も まさに そう思ってたし。
はい。

去年2月 名古屋の音楽番組で
共演した2人。

憧れていた仕事で
ブレークしたあと

どう情熱を保てばいいか
語り合ったという。

バンドやってて
それで飯を食いたいなと思って

なんとか 今 なって。 そこから でも…

…ってことを 改めて
あれからも考えてたんですけど。

あの感覚って 今 どうですか?

いや ありますね。
うん…。

結構 何があっても…

はい。 聞かれますね。

こっちからしたら…

やっぱ 「続けていきたい」って
最近 言ってるんですよ。

「ずっと バンド… もう このまんま
続けていくことが目標です」って言うと

めちゃくちゃ 何か
つまんないやつみたいな目で

見られるんですよね そのときに。
ああ~…。

でも あれから ちょっと まあ…
1年ぐらいたって

で コロナ禍とか いろいろあって…。

あの直後でしたもんね。
あほほど 考える時間があって。

いろいろ思ってたかぎりで
何となく 結論っぽいのが出たのが

「バンドで食う」とか「芸事で食う」
っていうのを

ゴールにしてたじゃないですか。

食えちゃったから…

…っていう感じなんですよ 今。

高校球児が 甲子園 出たら
終わりじゃないですか 一応。

で 終わったってことを

言っちゃいけない感じがあるんですよね。
うん… そうですね。

「あっ! 夢かないました!
終わりです」って言ったら

何か それが 逃げなのか
何か ださいことなのか

分かんないんですけど
あんま いい評価は

それは 得られないと思うんですよ
それ 言っちゃうと。

芸人になって12年。

毎日楽しく生きていると語る
カズレーザー。

しかし 過去 一つだけ
後悔していることがあるという。

今 もう
辞めてるようなもんなんですけど。

若手のころ はっきり
芸人 辞めたことが 一回あって。

養成所 出て… サンミュージック
入って すぐぐらいのときに

別の 何か 企画があって それの…

「専属タレントみたいになんないか」
みたいな…。

何か「演歌歌手みたいな仕事
やんないか」って言われて。

へんてこな仕事をやるってなって
そのときに

それで もう… 上の大人とかに

「これ やったら 売れるから」みたいな
甘いこと いっぱい言われたときに

はっきり 芸人を辞めたんですよ。

で そこから にっちもさっちも…
何も仕事がなくて。

やりたくないことばっか
何か やらされて

くそみたいな舞台とか立たされて。

それ以来 曲げたこと もしかしたら
ないかもしれないですね。

それが 10年ぐらい前なんですけど。

本当に 2年ぐらい
毎日 くそつまんなかったんですよ。

何にも面白いことない。
そのときに 2年間 つきあってた人

全員 俺 嫌いですもん。
へえ~…!

それ 2年間という結構な期間ですよね。
まあ しんどかったなあ…。

「あっ やばい」ってなって 芸人に…。

「もう一回 芸人やらしてください」
っつって その仕事から離れて

今に つながっていくんですけど。

辞めたときは でも それが…

恥ずかしい時代ですね。
へえ~…。

あとは 気になるのは
カズレーザーさんの…。

何で 俺 「カズレーザーさん」って
言えないんだろうな…。

「カズさん」でいいですか?
何でもいいですよ。

カズさんの子どものころの話。
へえ~…。 興味…。

興味ありますね。 やっぱ その…。
はあ…。

小中学校のころは 着るものとか
どういう感じだったんですか? 服装。

小学校 何 着てたんだろう?
あんま 覚えてないですね。

もう 普通の格好してたのか…
いや でも 赤も

それなりに着てた気がするんですけど。
高校は私服だったんで

もう 今と ほぼ変わんないですね。

同い年なんで…。
はい。

何か 変な時代だったと
思うんですよね。

テレビで 子どものころ
親と見て

すごい気まずくなった記憶とかあって…。
へえ~…。

テレビのドラマとか
バラエティーもそうですけど やっぱ

今だったらできないようなことが
行われていたじゃないですか。

ああ 確かに。 そうですね。
志村さんの番組で

おっぱいとか出てましたもんね。
うん。

でも ああいうのも 何か 別に
そんなにうちの家庭は それで

「テレビ チャンネルかえろ!」
みたいなの なかったですね。

何か 別に 普通に見てたな…。
何か それぐらいのもんだろみたいな。

テレビって そんなもんだろうっていう。

…もんだろうみたいな感じは
あった気がしますね。

結構 見てました? 好きでしたか?

テレビ 好きでしたね。
テレビっ子でしたね。

で… 何か まあまあ 親が厳しめで

夜9時か… 9時ぐらいには
もう 絶対 寝ろ系だったんですよ。

もう 見れる時間 限られてるから

その間も もう 全部
網膜に焼きつけたかったんですよね。

9時まで?
はい。 9時まで 全部 見る。

じゃあ そこは ちょっと
遅かったかもしれないです。

僕は 11時ぐらいまで いけたので。
その時間…。

でも 本当は その時間までの話を
学校で みんな するじゃないですか。

そこに入れないのが
すげえ つらいというか…。

そういう感覚はあったんですか?
話についてかなきゃというか…。

…っていうより自分の知らないところで
もう 手が届くのに

面白いのがあるんだっていうのが
うわ~…! ってなりますよね。

確かに あと2時間の差で こんなに。

何の… 別に こっちが
リスクもないのに。

翌朝 たぶん 眠たいだけなのに

そんな楽しいものに
触れられないんだっていうのが…。

あっ そういう意味じゃ 早く大人に
なりたかったかもしれないですね。

本名 金子和令。

兄と妹の3人きょうだいで育った。

どこか冷静なキャラクターは
子どものころから変わらないという。

ゲーム すげえ好きなんですよ。
むちゃくちゃ好きなんですけど

基本的には
やんないようにしてるんですよ。

どうせクリアする?
どうせクリアするのもあるし

どうせ飽きるっていうのが…。

子どものころとか
すげえ それ ありましたね。

子どものころにあったんですね。
もう 結構 ありましたね。

何か むちゃくちゃ欲しくなっても…。

ミニ四駆とかは すっごい欲しい。
まあ… はやったじゃないですか。

めっちゃ欲しい! でも これ…

一回 ハマったものに また
ハマるとき あるじゃないですか。

戻ってくるパターン…。
それが あったときに

うわっ この前 飽きたものに
また ハマろうとしてる…。

また でも 飽きるんだと思ってから…

…って考えるように
なったかもしれないですね。

好きなことをして生きていきたいと
大学卒業後は芸人の道へ。

当初 ピン芸人をしていたが
5年間 全く売れなかった。

一人でやってるとき。
はい はい…。

むちゃくちゃ ずっと
スベってたんですよ。

毎秒 スベるというか
ずっと スベってました…。

そういうことに対して 何か その…

プライドが許さないっていうのは
なかったんですか?

何で ウケないんだ? っていう…。
いや これが 全然ないんですよね。

何か 自分の実力が… ほかの人が
スベってても同じように見てるから

この人がスベってる。
で 俺も面白くないと思う。

ってことは 俺がやってることも たぶん
面白くないんだろうなっていうのは

しょうがないなと思うんですよ。
自分の 今 出せるもの出してウケてない。

でも 楽屋 帰って
芸人としゃべってるときは

みんな笑ってくれるし 楽しいんですよ。
へえ~…。

マジで 年収0円 ずっと続いてたんで。

家ない… ホームレスの人から
たばことか もらってましたし。

すごいんですよ
新宿のホームレスの人って。

しけもく拾って むいて 中…。

それを新しく…。
ぶわ~って まとめたやつ

ブレンドしたやつを巻いて
くれるんですよ。

まずい たばこだな! って思いながら。
でも こっちは もらってるから。

…っつって吸って。

店で飲めない… 飲む金もないから
本当 公園とかで ずっと飲んでましたね。

コンビニで 氷 買ってきて
袋の氷 買ってきて そこに

白ワイン どぼどぼ…! って入れて
ふたして

ストローで みんなで こう 飲んで…。

ストローで飲むと酔いが回るから。
飲んで。

つまみ なくて 本当に みんなで

「マジで つまみ 買う金 ねえな」
っつったら

何か アリが一匹いて
マジで みんなで…

…とか考えてましたね。
でも それ 今 こうやって話してると

何か 苦しいエピソードに
聞こえるかもしれないけど

めちゃくちゃ楽しいんですよね。
楽しいんですよ!

「いや このアリは 羽アリだから
食えねえだろ」っつったら

ちゃんと 羽がないアリが 次 来て

「これ いくか」みたいになるんですよ。
最高なんですよね ああいう…。

そのときは でも すごい
満足感はあるんですよ。

…っていうのも 僕は ありましたね。
お金がなくて

女性に生活費をもらってるとか
わざと そっちに こう…。

ああ~…。
寄せていくというか。

何か 貧乏に憧れて ちょっと
お金を こう わざとなくす…。

すごいことしてますね。
何ていうんですか こう…

そんなの したくないんだけど でも

こんなに お金あったら
ださいっていうのがあったんですよ。

売れないバンドマンとして。
へえ~!

「駄目だ…。 結構 入ってるなあ」
みたいな… 財布に。

「電車賃とか ないほうが
何か かっこいいなあ…」。

それで 頑張って 無駄に使ったりとか。
でも 無理なんですよ もう…。

そういう… 普通の人間なんで。
いや あの…

岡野陽一っていう芸人がいるんですけど。
借金芸人。

あの人 今 最近
ある程度 食えるようになったから

金 減らさなきゃと思って
毎回 給料 入ると

全部 全額を ポシェットに入れて

適当に使ってるんですよ。
ハハハ…!

借金してねえと 自分の
アイデンティティーがなくなるっつって。

同じっすよ やってること。

昔ですよ。 今はないですけど。
やばいですよ だから…。

28歳のとき
相方 安藤なつとコンビを結成し

メイプル超合金が誕生。

3年後の2015年
若手漫才師コンテストの決勝に進出。

夢にみた人気芸人の仲間入りを果たした。

そのときのカズレーザーの心境とは…。

「M-1の決勝に出たい」が
すごいあったんですよ。

これが ださいのに…

それが かなっちゃった瞬間。

それまでの10年ぐらいの下積みの
ゴールを迎えちゃったんで。

しかも 自分で決めてたゴール…
ゴールテープ 切っちゃったから。

特に M-1でやったことが
一番 たぶん…

自分の漫才の視聴率が
一番高い瞬間だったと思うんですけど。

これ 何か カメラの向こうも
笑ってるなって分かった瞬間…

…っていうのが見えたんで。
それは 感覚で分かるんですか?

いや あれは 俺は 分かりましたね。
ええ~!

それが ある種のゴールでも
あったという…。

なのかもしれないですね。

以前は やっぱ
笑いが起きてるっていうのは

むちゃくちゃ やっぱ
気持ちよかった…。

これは やっぱ 最強だなって
思ってたんですけど。

今は そこまでじゃないかもしれない…。

その後の活躍は ご存じのとおり。

クイズ番組やバラエティーに
引っ張りだこの日々が続いている。

「50点塾」 よろしくお願いしま~す。

楽しいから やれていて。
今 実際 こう… 仕事になっていて

その憧れというか そのときの気持ちは
変わってはないですか?

変わってないと思いますね。

そのころから…

…っていうのが
やっぱ ゴールだったんで。

今 やっぱ ヘラヘラしてるんで…

何か 番組で インタビュー
対談させてもらえるなんて

スターみたいな仕事じゃないですか。
すごいありがたいなって思うんですけど。

何か なくなってもしょうがないと
思えるんですよね。

結構 カズレーザーさんは それを
言うじゃないですか ずっと こう…。

マジで明日のことって
分かんないじゃないですか。

これ でも 本当に ずっと
そのまま いったらどうするんですか?

永遠に これが続いてしまって…。
これが続いたら?

超ラッキーですよ。
確変 ずっと続いてるなって思うだけで。

本当に ラッキーだなって
思ってるだけです 本当に。

絶対 でも そうはなんないし。
また 何か

きったないとこで暮らさなきゃ
いけないんだろうなって思うんですけど。

でも それはそれで
楽しんじゃうのかな。

なぜ 今の
安藤さんを選んだかっていう…。

でも やっぱ 売れそう
だったんですよね 組んだら。

見て もう…
ビジネスパートナーとして。

売れないというか まあ…

ウケそうにないことを
やりたくはなかったんですよね。

その… 安藤なつさんは
どういう感覚ですか? 相方として…。

なつさんは 何 考えてんだろう?

俺 人が 何 考えてるとか
本当に考えないんですよね。

最近 会うことってあるんですか?

隔週で 名古屋の番組があるんで…
音楽番組 あるんで

それは 絶対 会うのと
それ以外で会ったりとか。

週1ぐらいは
会うとは思うんですけど。

周りは見てくるじゃないですか。
「もう 何か ちょっと

解散するんじゃないですか?」とか。
ああ よく言われますね。

「一緒にやんないの?」とは
言われるんですけど。

一緒にやる仕事が来たときは
一緒にやるんですけど

一緒にやる仕事が
単純に来ないんですよね。

ただ もう 最近の
お笑いを見る人の志向として

コンビ仲が悪いっていうのを

もう 絶対に
許さなくなってるんじゃないですかね。

あれ 何でしょうね。 不思議ですね。
そうっすね。

何か いっときから変わりましたね。
う~ん…。

みんな 仲いい感じに
なってるじゃないですか。

俺 でも 今まで仕事してて
仲いいコンビって

ほとんど見たことないんですよね。
ハハハハ…!

何で みんな 仲いいふりしなきゃ
いけないんだろう…。

バンドは 結構 いて。
フェスとかでも隣から…

イベントとかでも リハ終わってから
ずっと 楽屋にいるんですけど。

僕ら 基本的に そんな ベラベラ
しゃべらないので 静かにしてて。

隣から ず~っと 声 聞こえてて。
はい。

ウソだろ? って思うぐらい
仲よさそうで

気持ち悪くてしょうがないですね。
それは 何か…。

何ですかね… でも それを 何か
それが好きっていうファン…。

まあ ほぼ女性なんですけど
…って人が多いし それが 単純に

お金を落としてくれるからだとは
思うんですよね。

まあ たぶん 10年 20年前は

芸人って 仲悪いっていうの
みんな 言ってたじゃないですか。

それが かっこいい そういうの いい
っていうお客さんが多かったから

そう言ってた…
俺は… だけだと思うんですよ。

で 今は そうじゃなくて

仲いいっていうことを
よしとする人たちが多くて

舞台も見に来てくれるし
メディアに出たときも

応援してくれるから
みんな 言うだけだと思うんですよ。

関係性は
全く変わってないと思うんですよ。

だって ほとんどの芸人って
幼なじみとかじゃなくて

養成所で出会って
組むわけじゃないですか。

ずっと 赤の他人として過ごしてきて

ここ10年ぐらい
ただ一緒にいただけの人たちが

そんな仲よくなるわけないんですよね。
ハハハ… なるほど。

別に 人生のパートナーを
決めたわけじゃなくて

たまたま 選ばれた人であって。

それを理解できないのかな?
とも思うんですよ。

まあ 勝手に 想像してるんでしょうね。
もっと深いものを。

僕は もう…

出会ったときって
仲よくはないわけじゃないですか。

で 仲悪くもないんですよ。
でも コンビ組むってなったときに

必要だから 互いに
組んだと思うんですよ…。

で そのあと 嫌いになったり
好きになったりしたら

その最初と違うことになるから。

たぶん どうせ デメリットのほうが
あるだろうなと思って

何も思わないようにして…

一切 動かないってことですね
そこから。 はい。

動かすから 何か
あのときと違うってなるんであって。

ずっと変えないようにはしてます。

今後も まあ これでいくというか…。

う~ん… でも 何か…

…とも思うんですよね。

それに… なるべくしてなった。

私は ここの位置を
つかんだんだって思うのか

やっぱ 結局 こうなったなって
思うのかって

もう 気の持ちようだと思うんで。

結果は そんなに
変わんないと思うんですよね。

だから まあ…
今 こうなってる以上は たぶん

そうなってっちゃうんじゃないのとも
思いますね。

子どものころ思ってた
面白い芸人像とは

ちょっと違う気がするんですよね…。
へえ~!

プロ野球選手とかで
すごい 守備がうまい

ずっと ゴールデン・グラブ賞を
何年も とってるみたいな人も

子どものころは
4番打者だったわけじゃないですか。

4番でピッチャーを
小学生のとき やってる。

もしかしたら ずっと
それは どっかで引っかかって

満足いってないのかも
しれないですけどね。

みんな 4番でピッチャーですもんね。
そうなんです。

全員が。 全員が それだった…。

まあ じゃあ いいんじゃねえの?
とも思いますよね。

別に そこまで
立派なもんじゃないにしても…。

何か まあ 思ってた形に
必ずしも なるのが…。

まあ なりゃあ いいなって…。
幸せになるのがいいんですけど

なって 不幸になるぐらいなら

何か 求められる形で幸せなら
いいんじゃないのとも思いますね。

なるほど~…。 そうか…。

確かに テレビの収録現場とかで

みんな 4番でピッチャーだったんだ
っていう考えがありそうですよね。

…って思うと
たまに はっとするんですよ。

確かに…。
何で この人 世間で

つまんないって思われてるんだろう
みたいなことはありますね。

すごい世界ですね。 確かになあ…。

バンドとか音楽の世界も
そうじゃないですか。 「一発屋」…

芸人以上に 「一発屋」って言われる人
いらっしゃるじゃないですか。

いや 一生 かかっても
一発 当たんないのに

「一発屋」って 何か ちょっとね

下に見た言葉というか。
そうですね。

褒め言葉なはずなんですけどね。

不思議ですよね…。
本当 だから その 世間の見方って。

忘れられることを どこまで…。

ああ これは言葉にするの 難しいな。
何だろう…。

忘れられること…?

まあ つらいと思うんですけど…

それこそ 先輩に
一発屋って呼ばれる人が 結構 いるんで。

でも そういう人たちって みんな
やっぱ すっげえ面白いし

みんな 毎回 お客さんが
思い出すんですよね

その人のことを 見たときに。

覚えたら 忘れるし 忘れたら
また 思い出すがあるんですね。

そうなんですよ。
思い出した! っていう…

たぶん 喜びって あるから それを
毎回 舞台上から届けてるから

やっぱ 一発屋の先輩って
すごいんですよ。

最初のほうは
きつかったと思うんですよ。

先輩を見てるかぎりは

「忘れてたわ」って言われるのが
きつかった…。

じゃあ 忘れられることを受け入れて

思い出されることを
許せるかってことですよね。

たぶん そうなんじゃないですかね。
ああ~…。

たぶん ちょっと… すごい みんな
度量が広いんだと思うんですよ。

全然 何か 「忘れてた」「懐かしい」
って言われるのも

苦に思ってないというか
誇りに思ってるんじゃないですか。

プライドあると思うんですよ みんな。

で メディアの仕事って
みんな 昔から…

僕がテレビで見てた有名人とか
尊敬する先輩とかなんですよ。

MCなんかも 全員 尊敬する先輩。

その人が自分のことで笑ってるほうが
俺 お客さん笑わしてるより

もしかしたら
快感なのかもしれないです。

それ いつごろ 気付いた感覚ですか?
最近ですか?

最近… いや でも ここ何年かで

それが分かってきたのかも
しれないですね。

昔から憧れてる人が笑ってるほうが…
嫌な言い方なんですけど

知らない人が 100人 笑ってるより
全然 うれしいなっていうのが…。

じゃあ 音量じゃないんですね
笑いの…。 そうですね。

やっぱ それは あるんですよね。
う~ん…。

後半は 舞台をスイッチ。

カズレーザーが訪れたのは
新宿区の とあるビル。

おはようございます…。
おはようございます。

いいのかな? おはようございます!
おはようございます。

おはようございます。 昨日の今日で…。
よろしくお願いします。

すいません。 お願いします。
よろしくお願いします。

ここは 何なんですか?

ええ~!

18歳で 製本会社に就職した尾崎。

バンドをやっていることは
職場や親にも秘密にしていたという。

≪こんにちは。
あっ… こんにちは。

当時の上司の飯さんです。
はじめまして。

どうも カズレーザーと申します。
飯と申します。 よろしくお願いします。

何か 折ってたって聞いて。
記憶に 全く なくて。

これが 「見返し」といいましてね

本の この中に入ってる…

ここの部分を折る作業なんですよね。

手作業でやってたんですか?
手作業でやってました。

これ… こうやって折ってる…。

本当の手作業?
こうやって やってましたね。

はあ~…!

ご自分の本…。
あっ ここで 作っていただいて。

やらせてもらったんです…。
うわっ すげえ! うわあ 何か いい話!

なかなかね…

指名したんですか?
そうです。

ああ なるほど。
で 何か その… ずっと

心に残ってたものがあったんで。

当日欠勤するときに
もう 本当に 死にそうになるんですよ。

もう 罪悪感と…。

せめてもの…
罪滅ぼし…。
罪滅ぼし。

芥川賞候補の小説「母影」をはじめ

これまで 6冊の本を執筆している尾崎。

独特のセンスと言語世界が
高く評価されている。

♬「いつかこの糸が千切れるまで」

ミュージシャン 尾崎世界観の
最大の特徴は

この印象的なハイトーンボイス。

♬「何度でも探せ」

技巧を凝らした歌詞と
キャッチーなメロディー。

一度 聴くと耳から離れない
クセになる音楽だ。

尾崎は いかに作品を生み出すのか
カズレーザーが秘密に迫る。

昨日まで ずっと クリープハイプの曲
聴いてたんですよ。

一とおり YouTube
上がってるやつとか

簡単に聴かせていただけるやつは
もう 一とおり 聴いたんですけど。

自分の中で 「いいな。 これ…」

ああ はい はい。

それは感想として正しいんですかね?

本当ですか? いや… むっちゃ
かっこいいな この曲と思って。

♬「ねぇ 最近なんか元気ない」

♬「どうしたの 大丈夫」

カズレーザーが気に入った曲が こちら。

円周率をモチーフに作られた
「およそさん」。

「3.14 フンフン フンフン…」っていう
リズムは

全員が リズムとして捉えてなかったけど
みんな よく考えたら

「3.14 フンフン…」っていうリズムで
しゃべってるじゃないですか。

いやあ かっこいいなあと
思いました あれは。

初めて言われましたけど…。
本当ですか?

本当 これ すごいことやってるなって
俺 思いましたね。

うれしいです。 ありがとうございます。
何か 円周率って

本当に無秩序な
永遠に続くものじゃないですか。

よくいわれるのが「円周率の中には

ありとあらゆるメッセージが
詰まってる」みたいな。

理論上 例えば
けさ 僕が食べたものも出てくるし

尾崎さんの将来の姿とかも
絶対 出てくる。

無限に続く羅列だから。

だから よく考えたら あの中に
人間が思いつく すべての…

恋愛であったり 悲しさとか楽しさとか
喜怒哀楽 全部 詰まってるから

それが歌になってるっていうのが
まず 超かっこいいんですよ。

うわ ずるいなあ~って
めっちゃ思いました あれ。

そっか。
ちょっと もっと あの曲 大事にしよう。

何か 今度のアルバムにも
入れないでいいかと思って

外しちゃったんですけど…。
ええ~!

もっと早く聞いてればよかった。
俺は すげえ好きっすね あの曲。

そこで 一つ 引っかかりがあるので

そこに対して作ってる自分が
結構 乖離してるというか…。

どうせ あの声だから
っていうところがあるんですよ。

だから…

やっぱり
音で最終的に情報が届くので

だから…

どうなんですか?
もし 自分の声を変えられるとしたら

理想的な声ってあるんですか?

この声だったら
あの曲 この曲 歌えるのになみたいな。

でも やっぱ 特徴…
何の特徴もないような声で

一回 やってみたいですけどね
一年ぐらい。

どうなのか…。

やっぱり 作るときに
ある程度 限定される部分もあるので

この 自分の声だから
こういう曲は合わないなとか

それを思ってしまう…
それが分かってしまうのが

ちょっと めんどくさいときありますね。

気にしないで作れたらいいのにな
って思うときはあるし…。

1984年 東京 葛飾区生まれの尾崎。

小さいころから
本ばかり読む子どもだった。

中学になると ギターを買って
路上での弾き語りをスタート。

高校2年で 友達とバンドを組み
ライブハウスに出演し始めた。

しかし バンド活動を親に反対され
卒業後は就職。

音楽も諦めきれず
仕事のあと 深夜まで練習する日々だった。

バンドは
続けられるもんだったんですか?

どっちからも逃げてましたね。

仕事ができない… 製本の仕事が
できないってところからも

バンドやってるからって逃げてたし
バンドがうまくいかないのも

一応 就職してるからってことで
逃げてたんで。

うまく こう 都合が悪いときに
どっちかにいきながら やってて。

ライブをやってないとバンドじゃない
って思ってたんで

そこは 何か それこそ ノルマとして…

そうなると…

毎回 当日欠勤して。 さすがに でも…

でも
ずっと そこからも うまくいかなくて

いろんなバイトしながら
続けてたんですけど

あるとき 何か こう…

ええ~…!
バイトの。

「ここに帰ってくる」は なかった…?
さすがに もう なかったですね。

たぶん バイトも
そんな募集してないと思うので

あくまでバイトとして
バンドをやりながら

こういうとこで また働いてみようかな
と思って行ったんですね。

で それで… でも 面接 行ってみたら

「シフトも全部 固定で 週5じゃなきゃ
無理ですよ」って言われて

何か 求人と違うなあと思って…。

「一応 まあ 預かっときますよ
履歴書は」ってなって

でも 絶対 落ちるじゃないですか
そんなの もう。

「平日も休みたい」って言ってたので…。
はい。

だから やっぱ 証明写真のお金も
なかったんですよね 当時。

もったいなかったから その1枚が。

だから やっぱり 引き返して

「すいません これ やっぱり
履歴書 戻して

返してもらってもいいですか?」
って言って。

受け取って 駅に歩いてるときに

何となく 加藤製本に
もう一回 行ってみようかなと思って

歩いた… 歩いて行ったんですよ。

そしたら 同期の
当時 一緒に働いてた人が

反対から歩いてきて。
うわっ! と思って

絶対 あれ そうだと思って。
何か 恥ずかしくて

陰に隠れて
いなくなるまで待ってましたね。

♬「バンドなんかやめてしまえよ」

活動を続けるも 芽は出ず

バンドのメンバーが全員 辞めて
尾崎一人になったこともあったという。

転機となったのは
現在のメンバーとの出会い。

25歳にして
ようやく バンドが軌道に乗り始めた。

何で バンドなんですか?

昔から そこには こだわっていて

もともとは
弾き語りで やってたんですけど

やっぱり 何か こう…

…っていう
すごい ぜいたくな気持ちがあって。

バンドメンバーとの曲も
基本的に 作らなければ…

それが欲しいっていう
すごい 何か もう… 欲ですね。

そういう 人の…

う~ん…。

一回 それをやったときに
そう思いましたね。

少なくとも
お客さんは ファンじゃなくなっても

バンドメンバーは やっぱり こう

なかなか難しいじゃないですか。

こいつの作る曲 好きじゃないなと
思ったら やれないだろうし…。

だから 何か あったときにも
3人は とりあえず

自分の作る作品は
裏切れないと思ったら

まあ やれるなって。
へえ~…!

何か 明るい展望が
見えるようになったって

どういうタイミングなんですか?
明るい展望…。

でも お客さんの質が
変わってきたタイミングが

明確にあって…。
へえ~…。

まあ 空気で分かりますね。
その… 開演前の騒がしさで

本当に 自分のことを知らない人が
ざわざわしてるのと

自分のこと知ってる人の
ざわざわしてる感じって

何か 違うじゃないですか。

何となく分かります…。
身内の感じというか。

楽屋で その気配を感じたときに…

…と思いましたね。
へえ~…!

ああ これは 何か違うなと思って。

やっぱ 聞いてて
こっちもテンションが上がるというか

何か すごい そわそわしてるなって。

これからが楽しみで

何かしゃべってるんだな
その気持ちを抑えられなくてっていう。

今までは しかたなく来てくれた
頼み込んで来てくれた友達が

早く終わんないかな 早く始まって
早く終わんないかなっていう

暇つぶしの会話だったんですけど

やっぱり 違う…。
もう 早く始まってほしい。

でも この待ってる時間も楽しいな
みたいな

こう すごいポジティブな空気が
流れてて。

この中で ステージに立つのか
っていうので

うれしかったですね そのときは。

そっか…。

バンドの人気は加速し…

2年後には 武道館公演を成功に収め

名実ともに人気バンドとなった。


あんまり 熱烈なファンっていうのと

接したことがないんですよ。 でも

ミュージシャンのライブって

熱烈なファン…。 泣く人なんか

見たことないですよ やっぱ。

ネタ中に泣かれたら
もう終わりなんですけど。 そうですよね。

だから どういう感覚なのかな…。

でも
自分も 本当に分からない世界なんですよ。

自分が そうなったことがないので。

だから…

でも 自分が そうしてしまってる責任は
取らなきゃいけないけど

戸惑いもありますね。
ああ~…。

実際 ライブって そんなに…

自分が壊れるほど
感動できないと思うんですね。

思ったより 何か…
あれ? 音 ちっちゃいなとか。

はい はい…。
あれ? 見えないなとか。

何か そういう リアルな こう

横の人 ライブ前に
何か めちゃくちゃうるさいなとか

何か その… あめを出して
いきなり食い始めたなとか

そういうことが
気になると思うんですよ。

でも やっぱり ライブ中に…

…してないと。

ああ~ そうですね。
ちょっと曲げてると思うんですよ。

泣くってとこに 自分を ちゃんと曲げて
持っていってると思うので…。

ある程度 感動しよう 泣こうっていう
スイッチなり 準備なりは…。

してると思うんですよね。 そういう…

…と 僕は思っていて。

そこで ちゃんと感動できる…。

だから お客さんって
もっと強いものを持ってるというか

かなり…
対等だといけないとは思いますけど

でも 結構な割合を占めて
勝手に受け取ってくれると思うし

こっちも かなり もらってるし
吸い取られるような気持ちもあるし…。

尾崎の歌詞に繰り返し表れる
怒りや やるせなさの感情。

印象的なメロディーに込められた
強い思いが

聴く者を揺さぶる。

赤裸々な思いを歌に込める
その理由とは…。

怒るのって… よく「疲れないですか?」
って言われるんですけど

怒るの めちゃくちゃ楽なんですよね
自分の中では。

単純なシステムですよね。

「ノー」を突きつけるっていう作業では
ありますから。 そうですね。

あとは つながりやすいんですね 人と。

何か この… 「これ 好きなんだよね」
って言ったときよりも

「これが嫌いなんだよね」
って言ったときのほうが…

そういう話 したくないっていう人も
いますけど でも

早いし 結びつきが強くなるので…。

いや そう… 共通の仮想敵…
共通な敵のほうが 絶対に…。

そうですね。
それは 人は 仲よくなると思います。

だから 何か…

怒りというのは。
モチベーションは ずっと じゃあ

維持できるんですね。
そうですね。 温泉みたいなもんですね…。

湧き出てくるんですね。
その出来事があって…。

かれることないんですね。
「湧いた!」っていう…。

ああ~ そこまでのモチベーションか…。

でも その怒りを 別に… 歌詞にしても
共感されるもんなんですか?

でも 歌詞にするときは
その怒りベースで

別の怒りでコーティングする…?
まあ そうですよね。 やっぱ…

たまに アルバム曲で もう

ストレートに
それをぶつける曲もありますけど

でも それは もう
ストレートに ぶつけてるってことで

かなり もう それ自体が
オブラートなんですよね 自分の中では。

すごい複雑な構造なんですけど…。
ストレートに ぶつけましたっていう…。

結構 歌詞のことを
すごい言われるんですね。

歌詞が 歌詞が… って。
まあ もちろん 自信があるし

一生懸命 書いてるんですけど…。

…とも思うんですよね。 結構 その…。
ああ~…。

うわっ それ ちょっと 俺 ずっと
ミュージシャン 全員…

皆さんに対して思ってたんですけど…

俺 何か伝えようと思ったら
簡単な言葉で

「聴いてください」ってしゃべったほうが

伝わりがいいなって
ずっと思ってるんですよ。

おっしゃったように
直接 言ったほうが伝わるし

もっと強く
気持ちが入っていくはずだけど…

…って 自分でも思いながら
やってるんですけど。

でも…

…ってあるじゃないですか。
はい。

だから 言葉を受け取ってるわけじゃない
と思ってますね。

そもそも
そんなに信用してないというか。

歌詞… この歌詞にすべてを込めました。

本当に 今の自分が詰まってます
っていうのはウソだと思いますね 僕は。

結局 ライブ中も

歌詞を かみしめて
その気持ちになることもないし

やっぱ そんな余裕がないんですよ。
うん うん…。

だから お客さんのほうが よっぽど

歌詞は 理解してくれてると思いますよ
歌ってるときは。

書いたときも
何か 形になってしまうっていう

喜びが もちろん あったうえで

そのあとから
本当に これでいいのかなっていう

むなしさって言ったら
言い過ぎですけど

でも そういう
それに似た感情が出てくるんですよね。

何か こう…

結局 でも 本当に メロディーが
良くないと伝わらないと思うし

歌詞がいいねっていうのは
やっぱり その

言葉とメロディーがセットになって
届いてると思うので。

でも やっぱり だからこそ…

2020年 コロナでツアーが
中止になった尾崎。

ぽっかり空いた時間に
小説「母影」を書き上げた。

畳みかけるように重なる
シンプルな言葉。

メロディーのない
文字の世界に尾崎は

独自のリズムを
詰め込んだ。

小説は その人がその人のBPMで
読むじゃないですか。 はい。

どう読んでっていうのが指定できない
じゃないですか。 そうですね。

でも なるべく…

とにかく 自分は… せめて 自分は
鳴らしておかないといけないと思って

そこは かなり 直しで
3回か4回ぐらい直すんですけど

変えていきますね。

確かに その人のBPMですよね。

そうなんですよ。 それが 何か

感想を言い合うときに
そこで 毎回 ずれるんですよね。

「ここ すげえ盛り上がったな」
「ここで どんどん盛り上がってって」…。

≪(ベルの音)
びっくりした…! びっくりした!

お昼の…。
めっちゃいいっすね。

ああ~ よかった…。 びっくりした。
ああ~ 面白い。

いいなあ~…。 ここは使ってほしいな。

ハハハハ…!
今のとこ めっちゃいいっすね。

お昼のベルが鳴り 対談は終了。

尾崎は 夢をかなえたあとの生き方を
見つけられたのだろうか。

でも まだ やってないことって
すげえいっぱいあるじゃないですか。

いっぱいありますね。

もう 37で 冷蔵庫ないっていうのは
ちょっと きついなって…。

自分で冷静に見て…。
確かに。
頑張って 冷蔵庫 買いましたね。

頑張ってる感じがして…。
でも 本当だったんですよ。

本当に 興味ないし
別に ぬるくなってもいい。

「冷たいの飲めないよ」って言われても
別にいいって 思ってたんですよ。

でも
もう そろそろ イタいのかなと思って

でも 本当に そうなんだけどな
と思いながら

やってみるかと思って買ったら
まあ よかったですね。

何か… コロナ 明けたら やっぱ

安い居酒屋 行きたいっすね。
行きましょうよ。

マジで行きたいっすね。
アリを見て 公園で…。

きったねえ居酒屋…
昔 行った居酒屋で

むっちゃ豪遊したいっすね。
ああ~…。

そこで キッチンの下のとこ見ながら

「あそこ 何で見えてるんですかね?」…。

「ごみ箱 見えてますよね」…。
行きたいっすね。