100分de名著 マルクス“資本論”(1)「“商品”に振り回される私たち」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

100分de名著 マルクス“資本論”(1)「“商品”に振り回される私たち」[解][字]

元々水や土地といった公共財は無償であり潤沢に存在していた。資本主義黎明期これらはもっとお金が稼げる「商品」として農民から強制的に引きはがされる。何が起こったのか

番組内容
元々水や土地といった公共財は無償であり潤沢に存在していた。ところが資本主義黎明期、これら公共財は、もっとお金が稼げる「商品」として農民から強制的に引きはがされる。結果、農民たちは賃労働をせざるを得ない賃金労働者へと変貌。「商品」に頼らないで生きていくことはもはや不可能に。多くの人は借金、貧困、失業の脅威にさらされる。第一回は、私たちがいかに「商品」というものに翻弄されているかを明らかにする。
出演者
【講師】大阪市立大学准教授…斎藤幸平,【司会】伊集院光,安部みちこ,【朗読】岡山天音,【語り】目黒泉

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 文学・文芸
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – 生涯教育・資格

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現在 世界を悩ませている問題に

150年前から
警鐘を鳴らしていた名著があります。

カール・マルクスによる 「資本論」です。

描かれているのは 今も変わらない
資本主義に翻弄される人間の姿。

私たちが生きる 資本主義のメカニズム
そして その落とし穴について

マルクスからのメッセージを
読み解きます。

♬~
(テーマ音楽)

♬~

「100分de名著」 司会の安部みちこです。
伊集院 光です。

年も明けましたが 今年も世界には
いろんな問題がありますね。

ほんとですねぇ。
あんまり明るい顔にならないような

想像しか出ないんですけど
まあまあ 頑張っていきましょう。

そうですよね。 さあ そんな
2021年 最初の名著は こちらです。

カール・マルクスの「資本論」。

教科書でおなじみの
経済学の名著なんですが

私たちの身近な問題にも ヒントをくれる
本として 読めるそうですよ。

何か 僕の中では
難しそうな本の代表みたいな。

だから 「教科書でも おなじみの」って
言いますけど

マルクスと「資本論」を
線で結んだところで 僕は終わりです。

そこまで ですよね。
はい。 内容は全然分かんないです。

では 教えて下さる先生
ご紹介しましょう。

経済思想家の斎藤幸平さんです。
よろしくお願いします。

お願いします!
よろしくお願いします。

マルクス研究における 世界最高峰の賞
「ドイッチャー記念賞」を

日本人初 そして 史上最年少で受賞。

これまでにないマルクス像を打ち出した
斎藤さんが

2021年に
マルクスを読み解く意味を伝えます。

今 読む意味というのは
何なんでしょうか。

はい。 だから結局 この30年間
いわゆるグローバル化で

資本主義が やっぱり 一番いい
システムなんじゃないかといって

やってきたわけですよ いろいろ。

実際 じゃあ それで本当に 今の私たちの
経済とか暮らしが いいかっていうと

そんなこと ないんですよね。

若者たちが 安定した仕事もないし

これからの気候危機が
どんどん深まっていく。

もう これ資本主義じゃない 別の世界を

もっともっと作った方が
いいんじゃないかっていうので

若者たちが 今 社会主義に
実は 特にアメリカなんかを中心に

支持するようになっているんですね。

今 聞いただけでも興味深いのは

昔 その やつらが来ることが
危機だって思ってた時の

ポジショニングというよりも

自分たちの この生活を
問い直してみようっていう意味での

社会主義の勉強とか
研究っていうことなんですかね。

そうですね。 だから 今までどおりの
経済成長 どんどんして

みんなで 豊かになっていこうっていう
やり方だと

一部の企業とかは
どんどんどんどん 儲けていくけれども

日本だって やっぱり非正規の人とか
すごい増えちゃってるわけですよね。

あるいは ブラック企業の問題とか。

だったら もっと この技術とか

これだけ いっぱい
社会に存在している富を

もっと うまく使えば みんながハッピーで
自由で 平等な社会って

作れるんじゃないかっていうのが
実は 若者たちが今 感じてることで。

でも なかなか僕らって

今 資本主義社会以外の社会って
想像できないと思うんですよ。

はい。
できないですね。

それを 少しでも想像できるような
力を与えてくれるのが

今日 取り上げる カール・マルクスの
「資本論」なんじゃないかなと。

じゃあ 基本情報から見ていきましょう。

テーマを見ると…

これ かみ砕くと
斎藤さん どういうことでしょうか。

もう 一見して分かるように
150年以上前の本なので

ちょっと古くさい本で
わざわざ こんな分厚いし

難しそうな本を読む価値 あるのかなと
思われるかもしれないんですけれども

当時の社会も 今の社会も
金儲けのシステムなんです。

金儲けを 一番優先するシステム。

でも その結果として
格差が 例えば広がったりだとか

過労死をするような働き方が
広まったりだとか

更にいうと 環境問題が
どんどん悪化したりしていると。

マルクスは まさに そういう問題を
実は解決しようと

この「資本論」という本を書いた。

いわば 実践の書が
この「資本論」なんですね。

確かに
自分も ぼんやり生きてますけども

この 何か 目の前の金つかみ競争
みたいなことが生み出してる

何か 不安みたいなものはあるな
っていうのは すごくよく分かるんですよ。

ちょっと一旦 止まろうぜ
この金つかみ競争 止まらないと

その先に 崖がありそうだぞ
っていうのまでは 何かあるよね。

はい。 やっぱり最近
異常気象なんかも多いですしね。

そうだよね。
身近で感じますよね。

多分 異常気象だから 一旦…
一旦 止まろうぜって言っても

その隙に 誰かが金を儲ける可能性がある
っていうことに びびり続けてるっていう。

うんうん そうです。

そこの答えが この中にあるんなら
それは知りたいです。

じゃあ 読んでいきますけれど。
はい。

まず 押さえておきたい
概念があるそうなんですね。

この 「物質代謝論」。

これ斎藤さん どういう概念
どういう意味なんでしょうか。

ありとあらゆる この地球上で生きている
生命を持ってる生物たちが

呼吸とか 何か
ものを食べたりとかっていうのは

自然に働きかけて それを摂取して
消化して 別のものとして排泄する。

そういう循環の過程を マルクスは

「物質代謝」というふうに
呼んでるんですけれども。

これのバランスが非常に悪いというのは
いくら無知な自分でも よく分かるので。

今の人間っていうのは
森林を 同時に バンバン切り開いたり

地底に埋まってる化石燃料を
どんどん掘り出して…。

そういうことを やっていくと

人間と自然の関係っていうのは
どんどん変わってしまって

最終的には 気候変動とか ダメージは
人間に返ってきちゃうんですよね。

だって 人間も自然の一部なので。

そういう矛盾を考えていこうとする概念が
この「物質代謝」。

すごいですね。
割と 最新の問題にも当てはまる概念を

150年前に
もう書いているっていうことですね。

そういうのも
全部 循環なんだよというのを

マルクスは教えてくれる。
それが この概念ですね。

すごいですね。 では いよいよ
「資本論」 読んでいきましょう。

朗読は 俳優の岡山天音さんです。

人と自然との循環 物質代謝。

その中で
人に特有の関わり方があります。

「労働」です。

野生動物は おなかがすいていたら

目の前の木の実を すぐ食べてしまいます。

しかし 人は 「もう少し熟してから」とか

「来年も収穫できるように世話をする」など
意識的な労働で 自然へ働きかけます。

そして 労働が生み出すのは 「商品」です。

「資本論」の冒頭は
商品に関する一文から始まります。

朗読で出てきた
これ 冒頭部分ですね。

冒頭は この 商品の分析から

考察が
始まるということなんですけれども

斎藤さん これ どういうことですか?

普通に読むと まあ
要するに「商品の分析」を

これから していくよっていう
文章なんですけれども

実は もうちょっと注意深く見てみると
主語は 「社会の富」なんですよ。

資本主義においては
「社会の富」は 商品として現れる。

でも じゃあ裏を返せば
資本主義じゃなければ

「社会の富」は商品として現れなかったよね
というふうにも読めますよね。

そうですね うん。
言葉としては分かります。

で 「富」なんですけれども

マルクスは とても広い意味で
「富」を捉えているということで

空気や水 そして森 公園や図書館

コミュニケーション能力なども含めて

「社会の富」だと。

私たち多分 一般に「富」って聞くと
不動産とか お金とか

そういうものを
思い浮かべちゃうんだけれども

それは 私たちが富と商品を
混同してしまってるからで

水が きれい
森が たくさんあるとか

あるいは もうちょっと現代で言うと
公園がある 図書館があるとか。

富として みんなで共有して 管理して
発展させていくべきだというふうに

まあ マルクスは考えた。
ところが 資本主義社会を見てみろと。

ありとあらゆるものが
商品になっていってしまう。

あ ほんとだ。 水 買う。

有料で入る公園なんか
いっぱい ありますもんね。

最近は 公園まで
有料になってるという。
そうですよね。

歴史的に見れば こういったものは

商品の お金のやり取りのね
対象になってこなかった。

何でかっていうと
お金のやり取りの対象にしてしまうと

お金がない人は そこから
はじき出されちゃうわけですよね。
うん。

確かに お金を持ってれば 楽しいけど

持ってないと 非常に不自由な世の中に
刻一刻となってますよね。

そうなんですよ。
より なってますよね 今ね。

一見すると 今の社会って何でもあるし
コンビニとかも行けば 何でも安いし

世界中の物 何でも買えるけど
それは 商品ベースの話であって

富で考えると 僕らって そんなに
もしかしたら

豊かになってないかもしれない。
そうですね。

さあ それでは 「富」が奪われてしまった
歴史を見ていきましょう。

社会の富が商品化していく きっかけ

それは 15世紀のイギリスに遡ります。

当時 特定の場所を除き
誰もが使える共有の土地がありました。

農民たちは
そこで畑を耕し 暮らしていたのです。

しかし
毛織物工業が発達すると

羊の毛が儲かると知った領主たちが
農民の土地を奪い 牧場にしてゆきます。

柵で 土地を仕切り
牧場にしていく様子から

「囲い込み」と呼ばれます。

耕作地を奪われた農民は
生きるために 都市部へ行き

賃労働者へと なっていきました。

例えば じゃあ その公共の土地でね
自分が食べるもの 野菜作って

食べられっから いいじゃんって
やってた人が

それ 取り上げられるじゃないですか。

で 取り上げられて 都会に行って
ある意味 労働

しかも 一番お金の 少ないお金しか
もらえない労働者になった時に

この 今まで作ってた量の小麦を買う
っていうことが 結構 大変な作業で。

そうなんです。
労働者たちは どんどん どんどん

自分で作れなくなっていく代わりに
市場で買わなきゃいけなくなる。

そうなってくると
社会の まさに「富」が

どんどん どんどん
商品になっていくわけですよね。

確かに 何でしょうね 富っていうか

本当の意味での裕福な暮らしでは
絶対ないですね。

そうですね。 豊かさはなくなって。
豊かではない。 そうだね。

でも 資本主義からしたら

さっきも言ったように
都合がいいわけですよね。

今まで 誰も自給自足だから
買ってくれなかった労働者たちが

いろんなものを
買ってくれるようになっていくので。

企業は そういう意味で
成長していくけれど

労働者たちの食卓は 貧しくなっていく。

何か 空き地で みんな
さまざまな遊びしてた時代と

そこが買い取られて
フットサルコートになった時に

もう フットサルを お金を出して
やるということしか

もう そこでは できないっていう
緩い感じでは 何か分かる。

まさに それが現代起きている
囲い込みだと思いますよね。

もともとは
公園で フットサル やってたのが。

やってたし 野球やってもいいし
キャッチボールやってもいいんだけど

もう 野球とキャッチボール もしくは
鬼ごっこをやるとこは ないんですよ。

でいて お金を出した者だけが
フットサルができて

で 多分 何か お金のある人サイドは

いつでも フットサルができて
いいねって言うんだけど。 整備されて。

これは そういうことなのかっていう。
はい。

ありとあらゆるものを
商品にしてゆく 資本主義。

この商品には 2つの力があります。

まず 1つ目は
人の欲望を満たすことができる力

「使用価値」です。

水であれば
人の喉の渇きを潤すこと。

炊飯器は
お米を炊けることが 「使用価値」です。

一方で 商品が持つ
交換できる力を

ただ 「価値」とだけ
呼びます。

全く「使用価値」が
異なる ペン1本と

500mlの水を交換できるとした場合

2つの商品は
同じ「価値」を持つと言えます。

この 商品の持つ
「価値」は

市場では
貨幣によって

「価格」として
表されています。

資本主義社会は 「使用価値」ではなく

交換できる力
「価値」を重視するシステムです。

マルクスは これに警鐘を鳴らしました。

価値は 社会の変化によって変動します。

突然 高騰し
人々を困らせることも起こりうるのです。

それなのに なぜ 私たちは

商品における「価値」を
重視してしまうのでしょうか?

今ね そのスニーカーの
ものすごいブームになってて。 ええ。

コレクターみたいな人が出たりとか。
まあ この コレクターまでは

僕は分かるんですよ
コレクター気質があるから。 はい。

その先に 更に高く売る
っていうことまで入って

投機目的みたいな買い主が現れて
今 スニーカー 訳の分かんない値段が。

全く興味のない人から見ると
「靴だろ?」っていう。

そのスニーカー
履くつもり さらさら ないわけですよ。

そうなんですよ。
今や 純粋に欲しいから

コレクションの 一つの思い入れとして
欲しい じゃなくなってて

転売するために並んでる。

で その人たちっていうのは…

興味がないです。
はい はい。

いつの間にか 我々は

市場の 急な価格のアップダウンによって
振り回されるようになっていく。

これが マルクスが
「物象化」って呼んだ事態だと。

「人とモノの立場が逆転する現象」と
あるんですけれども

モノよりも この 人が振り回されてる
感じっていうんですかね

その 売る 買うの流れの中で。

例えば 最近だと
じゃあ CDを売りたいってなって

握手券を
いっぱい つけたりするわけですよね。

限定版って ただ つけてったりとか。

それで CDの使用価値は
変わらないんだけれども

その プレミア 特典
いろんなもの目当てで 何枚も買わせる

CDなんて 何枚も買う必要
ないわけですよね。
はい。 はい。

そのために我々は せっかく稼いだ
お金も浪費してしまうし

CD 1枚でよかったのに
100枚 買う人もいて

その分 資源が もったいないわけですよ。

こういう形で 私たちの

最初の 人間と自然の
「物質代謝」っていうものが

どんどん どんどん その価値の
どうやって高く売るか

どうやって たくさん売るかっていうのに
のみ込まれていくと

お金儲けだけに生きるような存在に
閉じ込められてしまうようになっていく。

これが 物象化の恐ろしさですね。

いや~ 振り回されてますね みんな。

何で ここから 一歩出ると
振り回され始めるんだろう。

そうですね~。
今は すごい おかしいと
思いますけど。

だから マルクスって それを
解放してくれる力があるんですよね。

私たちが 当然と思ってることが

実は よくよく考えると
そんなに当然ではないよっていう。

当然じゃないんだったら
実は変えられるでしょ。

他にも
選択肢があるかもしれないですね。

そういう考えが
できるようになるわけですね。
はい。

この「物象化」ですが マルクスは
奇妙な表現を使って 説明しています。

ご覧下さい。

人と物の立場の逆転 物象化。

マルクスは この現象を
テーブルを例に説明します。

木製のテーブルを
自分で作ったとしましょう。

木材は 加工されて テーブルになっても
見たり 触ったり 匂いを嗅いだり

感覚で捉えることができます。

食事や読書にも使える
「使用価値」のある存在です。

しかし テーブルに値段をつけ

「商品」にし 売り物にした途端

テーブルは 「価値」で
人間を振り回す存在に変化します。

感覚や知覚を超え

人間の感性では捉えられない
超感性的な物に転化するのです。

「商品」となったテーブルは
ひとりでに踊りだし

有無を言わさず
人間を ダンスに巻き込み 翻弄します。

資本主義で生きているかぎり

テーブルの奇妙なダンスに
つきあわなければいけません。

価値に振り回され
倒産や 失業することもあります。

それでも 人間は
商品を作り続けてしまうのです。

これって こうなってくると
その 本当の適正価格って何ですかね。

どう決まるべきなんですかね。

それは 本来の価値というのが

どれぐらいの労働時間が かかったか
っていうことで決まるのが

価値なんですけれども

必ずしも その価値どおりに
物は売れないんですよね。

せっかく作ったのに 全く売れない。

もう 倒産だ
あるいは手に入らないから

もう 例えば 病気になっても
治らなくて死んでしまうとか。

そういう 物が買えるか買えないかとか
売れるか売れないかということに

私たちの幸福とか生活というものが
大きく左右されてしまう。

本当は ただの物なわけですよね
自分たちが作ってる。

ところが それが自分たちを むしろ
振り回すようになっていくという

この逆転現象が あの 「物象化」なんです。

では ここで マルクスの言う「社会の富」を
もう一度 見ておきましょうね。

これらの「社会の富」が
商品になってしまうと

どういうことが起きると
考えられるんですか?

そうですね まあ 図書館で
今 非常に問題になってるのが

非正規の社員の人 非正規で働いている
人たちが 非常に増えている。

1999年から 2018年にかけて

何か 倍以上ですよね。

やっぱり 今の社会っていうのは

どんどん効率化 コストカットという

そういう側面から
一番 手っとり早いのが

それまで正社員だった職員を
非正社員に置き換えていくと。

ところが それをやってしまうと
もう最近だと

図書館で働きたいと思うような人たちも
減っていくかもしれない。

なかなか 知識がないとできないような
仕事っていうのの

質が どんどん下がっていってしまう。

結果として 社会の富が
貧しくなってしまったということの

一例なんじゃないかなと。

何か その 公営だから
コストカット意識がないという問題は

当然 あるじゃないですか。

それに対して 民営で
かなり効率化されました みたいなこと

あるじゃないですか。

多分 どっちにも問題点があるんだと
思うんですけど

コストが少ないっていう意識は

多分 本の種類とかも
減ってくと思うんですよ 今後。

それで いいのかっていう。

やっぱり 必ずしも 市場での競争とか
お金儲けということと

なじまないものっていうのは
本来 たくさんあるんです。

何でかっていうと 商品と富は別物だから。

富を 必ずしも 商品として管理することが
適してないものというのは

たくさん存在するんですよ。
そうなってくると やっぱり もう一回

じゃあ こんなに
商品化を推し進めていいのか

それだけだと 矛盾があるんじゃないの

いろんな否定的なものが
出てくるんじゃないのか。

そういうのを問題視するために
まず 最初のきっかけとなるのが

この マルクスの考え方だと
私は思いますね。

ちょっと行き過ぎた
競争社会みたいなものに対して

何が おかしいのか分からないまま
何か おかしい 何か おかしいって

僕は ちょっと思ってきたので

そういう意味では 難しそうだけど
あと3回 楽しみですね。

斎藤さん ありがとうございました。

ありがとうございました。
ありがとうございました。

♬~