NHK地域局発 北海道道「どう守る?外国人技能実習生」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 北海道道「どう守る?外国人技能実習生」[字]

外国人技能実習生を巡っていま問題が多発している。突然の解雇や管理不在。取材を進めると実習生を守るべき監理団体が全く機能していない実態も明らかに。調査報道で迫る。

番組内容
外国人技能実習生を巡っていま問題が多発している。突然の解雇や管理不在、費用の不正流出まで。取材を進めると実習生を守るべき「監理団体」が全く機能していない実態も明らかになってきた。国が許可することでその役割が期待されている「監理団体」はなぜ実習生らを守ることが出来ないのか。いまや日本社会にとってなくてはならない存在となっている外国人技能実習生制度の欠陥とその闇に迫る。
出演者
【出演】鈴井貴之,多田萌加,【アナウンサー】野村優夫

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – ローカル・地域

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 監理団体
  2. 実習生
  3. 日本
  4. 企業
  5. タイン
  6. 実際
  7. トラブル
  8. 相談
  9. 本当
  10. 問題
  11. 外国人技能実習生
  12. 実習
  13. 北海道
  14. SNS
  15. 一人
  16. 監理
  17. 監理費
  18. 技能
  19. 今年
  20. 支援

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



NHK
created by Rinker
エンスカイ(ENSKY)

北海道の農業や食品加工の現場で

今や欠かせない人材となっている
外国人技能実習生。

技能の習得が本来の目的ですが

貴重な労働力として
地域経済を支えています。

今 その実習制度を巡って
トラブルが絶えません。

実習環境を守るべき監理団体が

その役割を
十分果たしていないというのです。

外国人技能実習制度の裏で
何が起きているのか。

その実態に迫ります。

♬~

こんばんは。
こんばんは。

「北海道道」 鈴井貴之です。
多田萌加です。

今日のテーマは
「外国人技能実習生」です。

外国人技能実習生は 北海道でも
食品製造業や農業 そして漁業など

さまざまなところで働いていて
コロナ禍の自粛生活の時でも

私たちの生活を支えてくれていました。

鈴井さんは
身近で接することはありますか?

そうですね あの~ 僕の
ふだんいる赤平で

まあ 企業の方で 実習生を
迎えているんだろうなということで

よく近所のね 夜 スーパー行ったら
スーパーマーケットの方で

実習生の方が
3~4人で買い物なさってる。

見かけますね よく。
そうなんですね。

この外国人技能実習制度というのは

日本で働きながら技能を学んで

母国に帰ったあとに

その技能を生かしてもらうという
制度です。

ただ 実習生の働く環境が
よくないといったニュースも

よく見かけます。 野村さん

実習生を守る仕組みは
どうなっているんでしょうか。

どうしても
外国人技能実習生というのは

日本語が十分にできないという人も
多いですし

当然 法律も よく知らないですよね。

そうすると 立場が弱くなる。 そこで
強くサポートしなければいけない

守らなければいけない
ということなんですけども

その鍵となりますのが
監理団体という非営利の組織なんですね。

そもそも実習生というのは
多くは この監理団体を通じて

企業などで働くということに
なるんですね。

で 働き始めますと
この監理団体は

この実習生の労働環境が守られているのか
いわゆる監査 チェックをするわけですね。

更に 実習生に
何か困ったことがあった場合には

相談に乗ったりとか
支援をしたりする義務も発生するんです。

こうした活動経費を賄うために
監理団体は 企業などから監理費をもらう。

こういった お金をもらう
ということになっているんですね。

あの~ 今 全国に この実習生というのは
何人ぐらいいて

監理団体っていうのも
どのくらいの数があるんですか?

今年の6月末の時点の数字なんですが

全国に実習生は
およそ40万人います。

で 監理団体は
3, 000を超えているんですね。

何か想像している数よりも
結構多くの方が来てくださっていて

そして その監理団体っていうのも
たくさんありますよね。

そうなんです。 年々増えていますので

どうしても
トラブルは増えてしまうんですね。

そこで もう少し 実習生たちを
守ろうということになりまして

3年前に新しい法律が施行されました。

で これまでは この監理団体を

直接審査する仕組みは
なかったんですけれども

この法律が出来たことによって

この監理団体が
国の許可制になったんですね。

はあ~ じゃ もう
誰でもできるわけではない。

許可を得ないと
できないということですね。

それで
その機能を強化したということなんです。

なるほど。
では 新しい法律が出来て

実習生の労働環境は
より守られることになったのでしょうか。

まずは こちらをご覧ください。

「監理団体が
その役割を十分に果たしていない」。

そうした声が寄せられ
私たちが向かったのは

道南の豊浦町です。

噴火湾に面した この町では
ホタテの養殖が盛んです。

漁業者の一人 藤村ゆかさん。

3年前から 監理団体を通じて
実習生を受け入れてきました。

すごく小さいやつ 別にしときなさい。
はい。

死んでるからね。 持ったら軽いでしょ?

監理団体は
3か月に1回以上 実習先を訪れ

実習が問題なく行われているか
チェックすることになっています。

しかし 藤村さんのもとに

監理団体の職員は
ほとんど来なかったといいます。

実習生の将来に関わる
トラブルもありました。

3年間の実習を終えたあと
引き続き日本で働くためには

検定試験に受かる必要があります。

しかし 監理団体のミスで
受験できなかったというのです。

更に 在留資格を証明する在留カード。

その更新は
通常 監理団体がサポートしますが

有効期限までに間に合わないことが
度々あったといいます。

ある実習生の在留カードを
見せてもらうと

有効期限が切れてから

次の公布日までの間に

2か月間の空白がありました。

なぜ このような対応になったのか。

私たちは その監理団体に
話を聞きに行きました。

支部の代表が不在のため
中部地方にある本部に電話をすると

適正な監理を行っているはずだとした上で
次のように答えました。

う~ん 全ての監理団体に問題がある
ということではないでしょうけども

こうやって一部では 実際に 実習生で来て
困っている

トラブルに巻き込まれてしまっている
という方が いらっしゃるというのが

現実にはあるっていうことですよね。

このVTRの追加情報なんですけれども

藤村さん… 漁業者の方ですね。

この監理団体と話し合った結果

今年の9月に 別の監理団体と
契約するということになりました。

もう一つ VTRの監理団体の
北海道の支部の代表の方にも

そのあと 話を聞くことができました。
その中で

監理を始めた当初は 北海道のスタッフが
代表と もう一人しかいなかったので

少しおろそかになっていた時も
あったかもしれませんが

去年の6月ごろからは 体制を整えて

きちんと 監査 巡回をしていますと
説明しています。

はい。 今回 スタジオには
外国人技能実習問題に詳しい

神戸大学准教授の斉藤善久さんに
お越しいただきました。

斉藤さん よろしくお願いいたします。

あの~ 実際 この 今 VTRでも
ご紹介したんですけども

不適切な こういう監理体制というか

こういうものは
どうして起きてしまうんでしょうか。

えっとですね
この外国人技能実習制度っていうのは

国際貢献の国策として行われていて

その中でですね 監理団体とか
受け入れ企業っていうのは

本来 この国がですね
国策としてやるべき役割を

ボランタリーにですね
自らやってくださる

いい人たちっていう建て前で
参加してるので

何かね 性善説的なんですよね
全部が 制度全体が。

だから
「あなたは これは絶対やりなさい」とか

「やらなかったら こんなサンクションが
ありますよ」ってことが

あまり明確になってないわけです。 で
在留カードの更新なんかに関しても

必ずしも監理団体がやれってことに
なってませんし

あるいは 何だろうな…

相談 支援 これも どんな形で
どこまでやりなさいってことが

あまり明確には決まっていないんですね。
ああ その辺のところが

まあ 各それぞれの言い分は
当然 あるでしょうけども

曖昧で 所在がどこにあるかっていうのが
よく分かってないって…。

分からないですね。 全体で みんなで
サポートし合いながら

回していこうっていうふうな
雰囲気になってますね。

何か 本当に みんなで ちょっと
ちゃんと やっていきましょうねって

言うけども ちゃんと やっぱり
一定のルールというか

そういうものが明確じゃないがために

いや 何かあった時は それは
お宅の問題でしょっていうような形…。

そして最後には 実習生が全部かぶって
途中で帰国せざるをえなくなるとか

そういうことになりがちです。
希望を持って学ぼうと思って

日本に来てる実習生が
そうやってなってしまうっていうの

ちょっと悲しい現実ですよね。
そうですね。

そんな現状にありますが
次は 実習生が突然解雇されたケースです。

ある監理団体の対応を
見ていきます。

北海道に 独自の緊急事態宣言が出された
今年3月。

栗山町の きのこ工場で働いていた
ベトナム人技能実習生17人が

一斉に解雇されました。

この工場で働いていた実習生の一人
グエン・ティ・タインさんです。

これですね。

タインさんは ベトナムの大学で

バイオテクノロジーの勉強を
していました。

将来は 食品関係の仕事をしたいと
卒業後 日本への留学も考えましたが

費用が捻出できず 断念。

技能実習制度を使えば
働きながら技術を学べることを知り

3年前 来日しました。

ところが
受け入れ企業に与えられたのは

きのこの収穫や パック詰めなどの
単純作業ばかりでした。

国は 技能実習の内容として

本来 「同一の作業の反復によって

習得できるものではないこと」
としています。

それでも タインさんは
パック詰めの作業に励みました。

日本に来るため
150万円の借金をしていたからです。

おととしの12月

そんなタインさんに
思いも寄らない事態が訪れます。

会社側の都合で 一時的に
実習が受けられなくなったのです。

実習生の受け入れ企業から

監理費を受け取っている
監理団体。

実習生にトラブルが発生した時

その相談に乗り 支援する義務があります。

タインさんは 監理団体へ
相談を持ちかけた時のことを

こう記憶しています。

その後 実習ができなかった
2か月分の給料は 支払われました。

実習生の証言に対し 監理団体側は…

「監理団体の理事長が 会社の代表取締役に
補償するよう説得し

支払われたものだ」と説明しています。

今年3月 タインさんたちに
更なる危機が訪れます。

会社が 実習生全員を解雇すると
通告したのです。

私たちは 解雇説明会の映像を
入手しました。

説明会には 会社の社長だけでなく

監理団体の職員と通訳も
参加していました。

通訳が 実習生たちの要望を
会社側へ伝えます。

これについて発言したのは
監理団体の職員でした。

これ以上
監理団体に期待することはできない。

タインさんたち 実習生の多くは
地域の労働組合に加入しました。

未払い賃金の支払いや

実習ができなくなった補償などを求めた
団体交渉。

労働組合の一人は

出席していた監理団体の職員にも
対応を ただしました。

3か月にわたる交渉の結果

会社側が解決金を払うことで
和解が成立しました。

監理団体側は
NHKに寄せた文書の中で

こう説明しています。

う~ん… 今 監理団体からの返答 回答が
ありましたけども

実際 まあ… それも監理団体が

板挟みに遭ってるってなっている
っていう状況も

実際にはね あるわけですよね。
この状況を見ると

やはり 相談に乗って
支援してあげたいけども

監理費という
いわば クライアントですよね。

それは 企業から
お金を受けてるわけだから

そこら辺のところは あんまり強くは
出れないんですよっていうのも

分からないでもないんですけども…。

そうですね 申し上げたように
この制度の中で 監理団体っていうのは

ボランタリーに参加してる
非営利団体なわけですよね。

非営利団体が
どこを収入源にしてるかというと

この監理費しか
オフィシャルには ないわけですね。

だから いわば おっしゃるとおり
お客さんですね

だから あまり むげなことはできないし

一方で よくね この制度の中で 監理団体
組合 組合っていわれるんですけど

労働組合とは違いますよね。
労働組合みたいに

完全に労働者側に立って
何か要求するとか 交渉するとか

そういう立場にないわけですよね。

そういうところが やっぱり
一つ 問題かなと思いますね。

どうすれば 外国人技能実習生の

働く環境を
守ってあげられるんでしょうか?

私たちが その実習生とか あるいは
失踪してしまった

いわゆるね 失踪してしまった人たちを
どう助けるかという時にですね

すごく役に立つのが
みんな 割と ずっこけるんですけど

大事なのが SNSなんですよね。

実は ここ 単純化されてますけど
周りにはたくさん行政機関とかもあって

入管とかね 労働基準監督署とか

技能実習機構とか
いろいろあるんですけど

どこもね インターネットの窓口を
作らないんですよ。

実習生は 相談しようと思ったら
電話をするとか 手紙を書くとか

実際に 行くとかですね…
でも なかなか できないですよね。

電話に関しては みんな スマートフォンは
持ってるけれども

SIMカードは契約できないんですね。

あと 日本語能力があるか
電話でうまく言えないとか… あって

で あの SNSのいいところはですね

写真とか動画が 送れるんですよね。

実際に 何が起こってるか
っていうことですね。

だから みんな 日本語分からないから
自分の企業の名前も分からないです。

住所も分からない。
え~! その状況を うまく説明できない。

証拠も残せない。 そこで 写真とか動画
って すごく大切なんです。

技能実習機構っていうところが
やっと窓口を

ホームページを作ったんですけど
それがね 全部ね

テキストで 文字で打たなきゃいけない
っていうのがあって

やっぱりね SNSを もっと
活用してほしいなというふうに思います。

先生 あの おっしゃるのは
すごく分かりやすいんですけども

ただ SNSの活用っていうのは

結局は 本来 一番 最初に
国策とおっしゃいましたけども

そういうやるべきところが
やってないから

やっぱり いろんなところで 周りから
やっていかなきゃいけないっていう…。

もちろんです。
これは もう 小手先の話で

もっと あの根本的な話をすると

やっぱり この実習生が
転職ができないっていうのが

ものすごい足かせに
なってるわけですよね。

いろんな支援活動をやってて
聞き取りをして

どんな問題がありますかって言っても

みんな なかなか それを言えないのは
何でかっていうと

転職ができない しゃべったことによって
やぶへびになって

自分たちが
いじめられるんじゃないかとか

あるいは この企業の受け入れが

行政によって停止されるんじゃないか

そうすると 自分だけじゃなくって
仲間たちも みんな失職するんですよ。

転職できれば ほかに行けるから
問題があったら訴えられますけど

その可能性がないので
怖くて訴えられないってことがあります。

実際に こういう経験をした実習生が
母国に帰られて

この日本の評判というか
そういうものが

何か マイナスイメージが
ついちゃうんじゃないかっていう…。

だから 今 ある程度
情報リテラシーのある人たちはですね

ネットなんかで
いろいろ情報が入ってくるので

日本じゃないところを選ぶという人も
増えてきてます。

だから どんどん 田舎の 田舎の
情報リテラシーとかない

おにいちゃん おねえちゃんたちばっかり
集めてくるようになって

更に トラブルが たくさん発生するという
悪循環が最近起こってます。

技能実習生といえども 学ぼうとしてる
姿勢で 来るわけじゃないですか。

優秀な人材とかも たくさん
いらっしゃると思うんですけども

そういう人たちが 結局 違う国へ
流出してる…。 そうですね

日本は やっぱり 日本語なんて
日本でしか通用しないとか

少子高齢化で この先も
あまり 発展が見込めないとか

っていう 自分の立場を
分かった方がいいですね。

それで あえて 日本に来てくれる人が
何で来るかっていうと

安全とかですね
日本人の礼儀とかですね

そういうところに期待して
来るわけですから

そこで 失望させると
もう コロナが終わっても

来てくれないかも分かりませんね。

いや 本当に こういうものを
ご紹介する時に

僕も 先ほども申し上げましたけども
全ての監理団体が

そうであるっていうことではなくて

ちゃんと しっかりとやってる組織も
たくさんあると思うんですけども

ただ やっぱり こうやってね
技能を学ぼうという希望に満ちて

日本にやって来る
若者たちじゃないですか。

そういう人たちを
失望させてしまうっていうのはね

どうかなと思いますし やはり 本当に
ちゃんと監理… 監理団体ですけど

それを 更に 監理する国であったり
行政機関がしっかりしてないと

駄目ですよね。
もっと国が前面に出てこないと駄目です。

システムを変えないと
解決しないですよね。 そうですね。

いや~ その辺のところを
もっともっと みんなで

しっかりと議論していかなきゃ
いけないのかなと思いますね。

何か 一番困ってるのは
本当に技能実習生 本人ですから

もっともっと しっかりと向き合うべき…。

日本にね 来たくて 日本を嫌いになって
帰ってほしくないですよ。

本当 つらい思いをさせて…。
本当 いい経験をしてね

母国へ戻ってもらいたいなと思いますね。
そうですね。

さあ ということで 「北海道道」

それでは また
金曜7時半に お会いしましょう。

さようなら。