チョイス@病気になったとき「子どものぜんそく 最新治療情報」[解][字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

チョイス@病気になったとき「子どものぜんそく 最新治療情報」[解][字]

気道に慢性的な炎症が起き、発作を引き起こす「小児ぜんそく」。年齢や重症度に応じた薬のチョイスや、子どもでも吸入薬をうまく吸い込むためのコツを詳しく伝える。

番組内容
アレルギーなどが原因で気道に慢性的な炎症が起きる「ぜんそく」。発作時だけでなく、慢性的な炎症を抑える薬を症状がなくても毎日使い、日常的に症状をコントロールすることが重要だ。特に小児ぜんそくで気をつけたい、年齢や重症度に応じた薬のチョイスや、子どもでも吸入薬をうまく吸い込むためのコツ、症状を抑える日常生活の工夫を伝える。
出演者
【キャスター】八嶋智人,大和田美帆,【講師】東京慈恵会医科大学附属第三病院小児科…勝沼俊雄,【リポーター】上條倫子,【語り】江越彬紀,佐藤真由美

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
福祉 – 高齢者

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 発作
  2. 状態
  3. チョイス
  4. 気管支
  5. 場合
  6. ゼーゼー
  7. 治療
  8. 検査
  9. 徳文
  10. 炎症
  11. 先生
  12. 吸入
  13. 空気
  14. 診断
  15. お子さん
  16. ヒューヒュー
  17. 吸入ステロイド
  18. 呼吸
  19. 効果
  20. 症状

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





(せきこみ)

<今日のテーマは…>

<お子さんから こんな音が聞こえたら
要注意です>

(ぜん鳴)

<もしかしたら
「ぜんそく」かもしれません。

放っておくと 呼吸が苦しくなる

「ぜんそく発作」が起きることも>

<いったん ぜんそくになってしまうと

楽しいはずの学校生活も…>

友達と 一緒に
いろんなことができなかったり。

<一体 どうしたらいいの?>

<大丈夫! チョイスはありま~す!>

(シャッター音)

(2人)チョイス!

<あるチョイスをした こちらの少年は

10年以上続いた
ぜんそくの苦しみから抜け出し

こんなに走れるようになりました!>

<発作を起こさないための
生活の工夫から

最新治療まで

子どもを
ぜんそくから救うためのチョイスを

余すことなく ご紹介!>

<正しい吸入薬の
使い方も

ばっちり
お伝えしま~す!>

(一同)チョイス!

チョイス!

健康への道のりはチョイスの連続!

ということで 今日の「チョイス」は…

美帆ちゃんは お子さんは いかがですか?

うちの子どもは ないんですけれども

友人の子どもが ぜんそくだったときに
やはり 夜 なかなか寝られなくて

縦に こう だっこして
ずっと 夜中 支えてたって聞いて

大変だなと思いましたね。

やっぱり ちっちゃい子だから
うまく それを

どういう状況なのかもね
説明もできないということで

大変そうだなというイメージは
ありますけれども。

その「ぜんそく」。 子どもから大人まで

全国に どれぐらい
患者さんがいるかといいますと

こちら。 およそ110万人。
診断がついている人で これぐらいだと。

多いですね。
これ 診断… 患者さんということで

ちゃんと気付いてない
っていうことを考えると

もうちょっと いらっしゃるんですかね。
そうなんですよね。

世代別に見ていきますと
0歳から14歳が38%。

15歳から39歳が10%。

40歳から64歳が23%。

65歳以上が29%ということで。

今日見ていく「子どものぜんそく」は

このピンクの部分。
圧倒的に多いですね。

全体の およそ4割を占めているんです。

子どものときになった ぜんそく。

6割の人は
治らないまま大人になるという

気になるデータも
そうか。 半分以上…。
あるんですよね。

子どものぜんそく どんな特徴があるのか
こちらから見ていきましょう。

<5歳になる
石田帆乃花ちゃんです>

<かぜをひくと 息をするたびに
ゼーゼーという音が聞こえることが

1歳ごろから あったといいます>

<去年11月のこと。

手を洗っている帆乃花ちゃんの後ろに

母の理恵さんが立つと…>

(ぜん鳴)

<元気そうな帆乃花ちゃんが
呼吸するたびに

ゼーゼーと音が聞こえたのです>

<ところが その数時間後

帆乃花ちゃんは 39度の高熱を出しました>

<翌日 熱は下がりましたが

今度は せきが出始め

少し つらそうな様子を
見せたのです>

<そこで かかりつけの…>

<息苦しさがあったため
体内に うまく酸素を取り込めているか

酸素飽和度を調べたところ

その結果は 90%。

帆乃花ちゃんは
呼吸不全になっていたのです>

<すぐに 大学病院の小児科を紹介され
詳しく検査を受けたところ

「ぜんそく」と診断されたのです。

「ぜんそく」って どんな病気?>

<「ぜんそく」とは

気管支の粘膜が
慢性的に炎症を起こして 腫れ

空気の通り道が
狭くなっている状態のこと。

そのため 呼吸が しにくくなり

「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった
音がします。

さらに ほこりなどの刺激が加わると

筋肉が収縮して 気管支を さらに狭くし

ひどいせきや呼吸困難の

ぜんそく発作を引き起こすのです。

なぜ そんなことが起きるの?>

これは
「遺伝的な要因」と

「環境的な要因」が
あるといわれてます。

つまり ぜんそくに
なりやすい体質の人

そういった人が
例えば

悪いかぜをひいてしまうとか

大気汚染であったりとか

ほこりの影響だとか

そういったもののために 刺激が入って

ぜんそくの増悪 悪化。

つまり 発作というものが
起きるといわれてます。

<ぜんそくだと分かった帆乃花ちゃんの
治療のチョイスは…>

チョイス!

<入院して
「ステロイドの点滴」と

「β2刺激薬の吸入」を

3日間 続けました。

この治療によって
気管支の炎症を和らげ

発作を抑えることができました。

でも これで治療は
終わりではありません。

炎症が まだ 続いているからです>

<そこで
使うのが…>

<これを 朝晩の2回。

さらに
「ロイコトリエン受容体拮抗薬」という

炎症を抑える のみ薬も

1日1回 併せて使いました>

<すると 帆乃花ちゃんの…>

<1週間後に退院することができました>

≪退院おめでとう。
ありがとう。

≪どうですか? 家 帰ってきて。

楽しい。
≪楽しい?

<退院後も発作を起こさないよう

吸入ステロイド薬は欠かせません。

きちんと 毎日 続けたおかげで

2か月後には
1日2回から

1回に減らすことが
できました>

よかった。

う~ん よかったですね。
よかった~ ちゃんと…。

ああやって
元気に走り回ってる姿を見るとね

普通の元気な子でも
ちょっと… うれしいのに

もっともっとうれしいという感じに
なるでしょうね。

ここからは 専門家の方と見ていきます。

よろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いいたします。

じゃあ そもそもという話なんですけど

どういう子どもたちが ぜんそくになる
っていうのはありますか?

遺伝的に ぜんそくになりやすい

そういう体質のお子さんが

環境的な要因と相まって

ぜんそくが引き起こされると

そういうふうにいわれています。

どういう体質かといいますと
具体的には

本人のアトピー性皮膚炎であったり

食物アレルギーであったり

あるいは アレルギー性鼻炎であったり

そういうお子さんは要注意です。

もう一つ 家族に…

特に お父さんやお母さんに
ぜんそくがあると

お子さんは ぜんそくになりやすいと
いわれているんですけども。

改めて 先生ね そのぜんそくっていうのが
どういう病気なのかというのを

もう一度
詳しく教えていただきたいんですが。

空気の通り道ですね。
鼻から空気を吸って 喉を通って

気管 気管支と分かれて
この気管支の部分

これに 慢性的なアレルギー性の
炎症が起きてる状態。

それが ぜんそくというふうに
考えられています。 なるほど。

その気管支の断面図を
イラストにしたものです。

左が正常の状態。
そして 右が ぜんそくの状態なんですが。

炎症が起きることによって
気管支の壁がむくんで

真ん中の空気の通り道が

細くなってますね。
狭くなってますよね。

あと 痰とか

そういう分泌物っていうのが増えて

一層 その空気の通り道が狭くなってます。

狭い所を空気が強引に通りますから

ゼーゼー ヒューヒュー
そういう音がするということになります。

じゃあ 先生 せきが出たり
ヒューヒュー ゼーゼーいったりすると

やっぱり 受診したほうがいい
ということになりますか?

はい。 せき あるいは
ヒューヒュー ゼーゼーいって

非常に
苦しそうだったり つらそうなとき。

それが やっぱり 1週間 2週間
続くような場合には

大丈夫だろうな
っていうふうに決めつけないで

やはり これも
医者に診てもらったほうが

いいんじゃないかなと思います。
分かりました。

じゃあ お医者さんに行きます。
検査をするということですけれども

どういった検査があるのかなと
思いますが。

まず 一番上の
「アレルギー検査」なんですけども

これは
見て分かるとおり 皮膚テスト

あるいは 血液を
採ることによって

アレルギー体質かどうか
あるいは

何がアレルゲンなのか
ということを調べます。

2つ目の「画像検査」。
これはですね

逆に ぜんそくかどうか
というよりも

ゼーゼー ヒューヒュー
いうんだけど

ぜんそくじゃない病気って
実は いっぱいあるんですね。

そうか そうか…。
そういう病気がないかどうか

これを調べて
これがあれば

そっちのほう また
アプローチしますし

それがなければ
ぜんそくの可能性が高いんじゃないか。

そういう考え方になります。

次の「呼吸機能検査」。

これはですね
「吸って 吸って 吐いて」って

フ~ッて よく
肺活量の検査って 皆さん

なさったことあると
思うんですけど。

この肺活量や 吐く息の
スピードから

呼吸機能を調べます。

最後の「呼気NO検査」。

これは 一酸化窒素。
一酸化窒素の濃度を

吐く息の中の
一酸化窒素の濃度を調べます。

気道に さっきから出てる
炎症というものがあったり

あるいは 気管支の
粘膜が傷ついてると

このNOの濃度が
上がってくるんですね。

なので
これを調べます。

ただし 呼吸機能検査と
一酸化窒素の検査は

ちょっと テクニックが要るので

ちっちゃい… いわゆる
乳幼児といわれてるお子さんには

ちょっと難しいという特徴があります。

テクニックっていうのは
どういうあれなんですか?

こちらの言ったとおり
フ~ッということを…。

なるほど なるほど。
その瞬間 強く吹くとか

指示どおりにするとかということですね。
あるいは 6秒間ずっと

同じペースで息を吐き続けるとか
ちょっと…。 それ 難しいですね。

0歳 1歳なんて きっとね…。
無理です。

そして これらを検査したら

ぜんそくかどうかっていうのは
もう… 分かるわけですか?

ぜんそくの診断は
これだけで分かるという

決め手になるような
検査とか数値っていうのは

実は ないんですね。
ああ そうですか…! へえ~!

なので 特に さっき言ったとおり
こちらの思った検査ができない

検査が限られている小さいお子さんでは

例えばですね 間違って ピーナツを

食べるんじゃなくて
吸い込んじゃったりすると

それでも ゼーゼーして
ぜんそくと似たような

そういう症状を起こします。

なので 診断は 実は 結構難しい…
非常に難しいということになります。

お話を伺って どういう状況で
どういう状態になったかとか

あるいは 生活環境だとか

そういったことを事細かに聞いて

それと 自分の目で診てどうか

あるいは 耳で… 聴診ですね
聴診して どういう状態か

あるいは お薬の反応性はどうかとか

あと さっきから出ている
検査結果がどうかとか

そういったことを総合的に判断して

ぜんそくかどうかを診断します。
分かりました。

親としては 何か こう
子どもが 小さければ小さいほど

診察のとき 何か
してあげたいと思っちゃうんですけど

親ができることって
何か あるんでしょうか?

ちょっと冷静になっていただいて
今 そこにある音

あるいは 様子をメモしたり あるいは

今どきですと
皆さん スマホをお持ちなんで

録音したり あるいは 録画されたりして

医者を受診するときに それを見せたり

あるいは 聴かせていただけると
非常に 参考になります。

「ぜんそく」と
じゃあ 診断された場合ですね

やっぱり 怖いのは…
よくね 小さい子どもたちを見てて

発作が怖いなと思ったりしますが。

再び
気管支の断面のイラストを見ていきます。

左が ぜんそく。 右が ぜんそく発作が
起きた状態の気管支なんですけれども

この紫の ここの部分が空気の通り道。

ええ~!
こんなに きゅっと細くなって。

またまた 超狭くなってますね これね。
全然通れなくなっちゃって。

これは苦しくなるっていうのは
分かりますね 先生 ねえ!

イメージで言いますと
ストロー ございますね

それを あえて潰してみると

吸い込めませんし
吐き出せませんよね。

そういう状態… ぜんそく発作のときは
そういうような状態が

起きてるというふうに
イメージしていただければと思います。

苦しいですよ それ…。
息が入ってこないとかね

吐きづらいっていうのは
しんどいなとは思いますけれども。

先生 発作を起こすきっかけっていうのは
何かあるんですか?

先ほど来 出てます
この炎症というものがある気道は

その粘膜がですね
気道過敏性っていいまして

とても敏感になってるんですね。

なので 普通の方では
刺激にならないような刺激が

発作の引き金になってしまいます。
なるほど。

その刺激
ぜんそく発作の主な原因のものです。

かぜをひいてしまったり
ダニ ほこり ペットの毛 カビなど

このハウスダストが原因になったり

また 煙や汚れた空気 そして

運動も原因になるということなんですね。

かぜっていうのも ぜんそくの発作の
きっかけになっちゃうんですか?

はい。 かぜはですね
ぜんそく発作のきっかけとして

最も頻度が高い 重要なものになります。
なるほど。

かぜのウイルスは 春とか秋とか

そういう季節の変わり目に
活発化しやすいんですね。

なので そういう季節の変わり目は
要注意ということになります。

あと 先生 煙っていうのがあるんですけど
やっぱ これは

たばこというようなことになりますか?

はい。 たばこも大事です。

子どもの場合
受動喫煙になりますけども

これで せきが出たりっていう場合も
あるんですが もう一つ

たばこが ぜんそくの子どもにとって
良くないのは

たばこの煙はですね せっかく
頑張って やってる吸入ステロイドの

そのステロイドの効果を
弱めてしまうっていう

そういうことが起きてしまうんですね。
なるほど。

あと 煙でいいますと 花火とか線香の煙。

これから暑くなると
花火とか行うと思うんですけども

ぜんそくの方は
それがきっかけになって

発作を引き起こしたり
そういうことになってきます。

運動についても やっぱり
ぜんそくの場合は

やめたほうがいいということですか?
まあ そう単純なものではないと思います。

運動によって ぜんそく症状が出るのを

「運動誘発ぜんそく」というふうに
いうんですけども

これはですね 実は ぜんそくが
重症だっていう証しなんですね。

ぜんそくが重症で… ぜんそくがある

そして ぜんそくが重症であればあるほど
運動したときに

ゼーゼー ヒューヒューいいやすい。

あるいは
苦しくなりやすいということがあります。

ただ そうだからといって
これを単純にやめるだけでは

スポーツの機会を
奪ってしまうことになりますし

そういう成長という意味からも

悪影響が出る可能性があるのかなと
思います。

だから そのバランスですよね。
それを 先生に

どの程度までだったら
やっていいとかっていうのを

ちゃんと相談するっていうのが
大事なのかもしれないです。

そうです。
やっぱり でも 小さいお子さんの場合ね

発作が起きてるかどうかっていうのを
何か こう 親でも見極めるのが

なかなか 難しいのかなと
思ったりしますけど いかがですか?

おっしゃるように
赤ちゃんとか ちっちゃい子は

うまく 自分の苦しさを
伝えられませんから 周りの大人が

それに気付いてあげることが
とても重要なんです。

そのサインなんですが こちらです。
イラストにもありますが

眠れないですとか
ゼーゼーいう これ「ぜん鳴」といいます。

また 陥没呼吸もサインになるんですよね。

これは 先生 やっぱり 苦しくて
眠れなくなっちゃうっていうことですか?

苦しくて 睡眠が… 寝てられない
っていうことあるんですけども

実はですね 呼吸が苦しくなると
横になれないんですね そもそも。

で 上体を起こすと
少し 呼吸が楽になる。

そのために 生存本能っていいますか
防衛本能的に

こう 上体を起こす。
あるいは 親が

上体を起こしてあげると
子どもさんが楽になる。

そういうことが起きてくるんです。
なるほど。

あと 2つ目。
僕 聞いたことないんですけど

「ぜん鳴」というふうにいうんですかね。
これは どういうものでしょう?

狭くなった気道ですね

周りは 分泌物で取り囲まれてる。
そこを

生きるために 一生懸命 息しますから
そこを 楽器のように

ヒューヒュー ゼーゼー
音がするんですけども

その音を「ぜん鳴」または
「ぜい鳴」ともいいます。

なるほど。
赤ちゃんとかの場合ですと

不機嫌そうなら それは
苦しいという証拠ですので

ぜんそく発作を疑ってみるというのが
大事かなと思います。

あとは 3つ目「陥没呼吸」。
初めて聞きました。

これ 何が… 何が
陥没するっていう…。

気管支が ぎゅ~っと
縮こまってますから

実は 体はですね それを
広げてやろうとするんですね。

どうやって広げてやろうとするか
といいますと

肺や気管支が入ってる
この空間を

陰圧にするんです。
要するに こう

ス~ッと吸い取る。
陰圧になることによって

気管支を広げてあげようとするんですね。

鎖骨っていう骨の上だとか

この胸骨って だから
喉の下のとこですね 根元のとこ。

こういう 骨に囲まれてない所は
陰圧になりますから

グッと こう 引っ張られて 陥没する。
それは へこんでる…。

だから 陥没してるというような
状態なんですか?

あるいは この 肋骨と肋骨の間のとこも
へこむ。

何か 子どもが
不機嫌だったり

ちょっと 状態
おかしいぞと思って

もし できれば 服を
ちょっと脱がしたときなんかに

そういう 今 言ったような特徴があれば

陥没呼吸ですから

それは 呼吸困難の証明になります。
なるほど。

この3つのサインは 明らかな
そういう発作とか

息苦しさのサインなので
一つでもあったら

見逃さないで 直ちに医療機関を
たとえ 夜であっても

受診したほうがいいんじゃないかなと
思います。

場合によっては 救急車を要請しても
いいと思います。

ぜんそくの治療についてのVTRで

吸入薬を 毎日
使っていたということですけれども

お子さんは大変なんじゃないかなと
思うんですけども いかがですか?

いや 大変だと思います。
大変なんですが

ちょっとだけ頑張っていただいて

ぜんそく発作がない状態を維持して

それによって
ぜんそくを なるべく治る方向にもってく。

また 普通の日常生活を送る。
こういう治療目標がありますので

そこは ちょっとだけ
頑張ってほしいところではあります。

じゃあ 結構 長い間
使うっていうことになるんですかね。

こういう薬ですね
「長期管理薬」っていって

毎日 決められた量だけ薬を使う。

これが ぜんそく発作の…
今現在ですね 基本となってます。

一方で 苦しいとき
いわゆる 発作というときに使う薬を

「発作治療薬」というふうにいってます。

<発作が起きたときの
発作治療薬としては

短時間作用性β2刺激薬を使います>

<症状がなくても毎日使う
「長期管理薬」には

吸入ステロイド薬

ロイコトリエン受容体拮抗薬

長時間作用性β2刺激薬などがあります>

<吸入ステロイド薬を中心に

重症度に応じて 量を増やしたり

ほかの薬を追加します>

ステロイドを毎日っていうことですけど

まあ 「ステロイド」だけ聞くと
怖いって思っちゃうんですけど

きっと 毎日使っても大丈夫な量のものを
使ってるってことですよね。

はい。 おっしゃるとおり
吸入ステロイドは

まず 少量であるということ。

そして 全身に ほとんど行かないで

効いてほしい
気管支だけにダイレクトに届きますから

あの… ガイドラインどおり

推奨されてる
使い方をしてるかぎりにおいてはですね

副作用の心配は ほとんどない。

でも 先生
どういう状態になったら 薬を

減らしていくという
目安みたいなのはあるんですか?

大体 ゼーゼー ヒューヒュー
そういう ぜんそくの症状が ない状態。

これが 一定期間 続くことが
目安になるんですが

大体 世界中で
コンセンサス的になってるのが

3か月ぐらいというふうに
いわれております。

それで 薬を使わなくなったら
それで 完治ということになるんですか?

そう言ってあげたいんですけど
なかなか 完治っていうのは難しくて。

薬がなくても
順調に日常生活を送れる状態

調子のいい状態。
これが5年維持できればですね

おおむね治ったっていうふうに考えます。

5年でも「おおむね」なんですね まだ。

医者的には「おおむね」なんです。
でも 日常の生活においてはですね

もう治ったって考えてもらっても
いいと思います。

ただし 自己判断で
やっちゃうと危険なこともあるので

受診をですね…
調子良くなれば 年に1回でも

僕なんかは 十分だと思いますので

やはり 医者との話し合いを続けながら

一緒に
それを見極めていくっていうことが

大事じゃないかなと思います。

<吸入薬には「ドライパウダー式」と
「エアゾール式」の

2つのタイプがあります>

<ドライパウダー式は粉末状のタイプ。

吸い込む力が必要なので

目安として 6歳以上の子どもに
処方されます>

<エアゾール式は
ガスの圧力で薬を噴霧するタイプです。

吸い込む力は必要ないので

小さい子どもでも使えます>

呼吸と同調しながら このように…。

…というような感じで
吸わなきゃいけない。

こういう ちょっと慣れるまで
難しい点もあろうかと。

ぜんそく治療を
しっかり始めているのに

なかなか良くならない。
そういう人を調べてみますと

約50%がですね 実は

うまく吸入ができてないっていうデータが
あるんですね。

なるほど。
ちゃんと薬が行き届いてたら

治っている… おさまるようなことも

結局 やってるつもりでも
できてないから。

約半数。 半分!
残念すぎる結果ですね それは。

それは 日本でも外国でも
大人でも子どもでも 実は そうで…。

では このエアゾール式吸入薬の
上手な使い方をご紹介します。

<吸入薬は
気管支の奥深い所に直接届くことで

少ない量でも効果を発揮します。

ところが…>

そういった意味では…

<そうなんです。 正しく吸入できないと

口の中に残ったり

のみ込んでしまったりして

効果を十分に発揮することができません>

<特に 小さな子どもの場合

最初は うまくできないことが
ほとんどです>

<そこで使われるのが

「スペーサー」と呼ばれる吸入補助具>

<筒の中に 薬をためられるので

自分のタイミングで
吸い込むことができます>

<それでも
嫌がったり 怖がったりした場合は

どうすればいいの?>

<慣れるまでは 工夫して

お子さんが
正しく吸入できるようにしましょう>

あと やはり 親の立場からすると 毎日
吸入をさせてあげたいんですけど

その毎日続けるってことが
難しいような気もするんですが

何か コツとかあるんでしょうか?
ねえ あればね。

日常生活に組み込む
ルーチンにしちゃうってことですね。

例えば 夕食の前にするって
決めちゃうとか

あるいは 歯磨きの前にするって
決めちゃう。

そういうルーチンにする。
そうですね。

歯磨きは
毎日やるものだから

それとセットとかね
そういうふうにね

決めとけばいいということ
なんでしょうかね。

さあ 続いて「楽しませる」
っていうことですけれど。

やっぱりですね 親が 鬼の形相で
「吸入しなさい!」って言ってもですね

それは 子どもは 怖がっちゃって
やっぱり 拒絶するんですね。

なので 例えば 報酬的な…。

うまくできたら シールを
カレンダーに貼るとかですね。

その子が好きそうな
楽しめそうなものを考えるっていうか。

楽しいことなんだと。
楽になるんだから まさに楽しいこと。

さあ そして 「本人まかせにしない」
ということですけれど。

5 6 7歳ぐらいになってくると
やっぱり 親も忙しいですから

もう しっかりしてるお子さんだと
なおさらなんですが

本人まかせにしちゃうときがあります。
だけど これがですね

本人にまかせたら いつの間にか
やらなくなってたりとか

実は 微妙にタイミングずれて
有効じゃない方法でやってたりするんで。

主体を 本人に持っていくのは
いいことなんですが

やっぱり 折に触れては

チェックしてあげる 見てあげる
っていうことが大事かなと思います。

そして ほかにもですね 家庭で

子どものためにできることがあります。

こちらのケースを見ていきましょう。

<「ぜんそく」と診断されたのは5歳のとき>

「コホン コホン」っていう
せきなんですけど。

<そこで 吸入ステロイド薬を
朝晩2回 必ず使って

症状をコントロールしていた鴻くん>

いつごろに治るというような
お話ではなくて…

<ぜんそくを 少しでも早く
治してあげたいと思った

母の沙友花さん。

本やインターネットで調べた結果
こんなチョイスをしました>

せ~の…。
(3人)チョイス!

<まず 始めたのが こまめな掃除>

<ぜんそくの原因となるハウスダストを

徹底的に除去することにしたのです>

<そして ぜんそくの原因となるダニが
数百万匹も すむといわれる布団>

<こちらも 毎日

隅々まで掃除機をかけて

ダニを取り除きます>

<鴻くんが使っているシーツ・枕カバーは
毎日 洗濯>

<なんと 枕まで丸洗い>

<実は ぜんそくを引き起こす
ダニのふんや死骸を取り除くには

洗濯が最も効果的なんです。

空気清浄機やエアコンのフィルターも

週に一度の掃除を欠かしません。

ほかにも
1時間に1回の空気の入れ替えや

カーペット ぬいぐるみを置かないなど

ハウスダストの除去を徹底した結果…>

<その効果が出たのか
鴻くんのぜんそくは みるみる改善!

対策を始めて1年半後

ふだんは 薬がいらない状態まで
良くなりました>

何より…

いやあ~ すごい!
(拍手)

すごい! もう… お母さん 偉い!

まあ でも その
家庭の取り組みっていうのが

非常に大切だということが
よく分かりました。

まさに おっしゃるとおりで
ぜんそくを治すためには

特に 子どものぜんそくの場合は

薬も大事なんですが それに加えて

ぜんそくを悪化させる要因。

具体的に言いますと ダニ
ダニに由来するほこり

こういったものを取り除くと。 あるいは

増やさないようにするということも
非常に重要です。

こういう取り組みは
非常に地味なんだけども

実は それが 薬を減らすこと。 あるいは

苦しさを減らすことにも
つながっていくということが

実証されてます。

さあ 次はですね
これまで紹介してきた薬が効かない

重症のケースについて見ていきます。

どんな治療のチョイスが
あるんでしょうか。

<現在 15歳になる…>

<この春から
高校生になった徳文さんですが

これまでの人生のほとんどを

ぜんそくとともに過ごしてきました>

<徳文さんが
「ぜんそく」と診断されたのは

2歳のころ。

突然の発作に襲われ

初めての入院を経験しました>

<朝晩の吸入ステロイド薬が
欠かせない生活が始まりました。

同時に 気管支を広げるβ2刺激薬や

アレルギー反応を抑える

ヒスタミンH1受容体拮抗薬も

服用し続けます>

<それでも 月に1回は必ず発作が…>

<そのたびに 激しいせきと鼻水で

呼吸が うまくできなくなるほどでした>

<検査を受けると
徳文さんは ほとんどの項目で

アレルギー反応を起こしていました。

さまざまなものが刺激となってしまう…>

「大丈夫?」とか言われるんですけど

やっぱり 何か…

<発作が起こったときには

クロモグリク酸ナトリウムと
β2刺激薬を配合して吸入します。

それでも おさまらなければ医療機関へ>

<入院し
点滴のステロイド薬で治療しました。

こうして症状を抑えても

しばらくたつと
また 発作が出ての繰り返し。

徳文さんは これまで なんと

10回以上の入院を経験しています>

いろんな運動とか勉強とかね
普通に考えたら

やれたほうがいいこともあるんですけど…

<症状が良くならないまま 徳文さんは

小学生から中学生に。

成長するにつれ
やりたいことも増えていきました>

<中学ではスポーツに挑戦。

体力作りも兼ねて陸上部に入りました>

<ところが…>

<せきや鼻水で夜も眠れないことが多く

朝 遅刻したり 授業中に寝てしまうことも
よくありました>

<そんな徳文さんの様子を
つぶさに見ていたのが…>

<見るに見かねて
母の妙子さんに電話をかけました>

<主治医との信頼関係が
崩れるのではないかと悩んだ妙子さん。

それでも
ぜんそくが治る可能性があるならと

セカンドオピニオンを決断しました。

早速 別の病院で詳しい検査を受けると…>

それをしてもらったら
普通…

<それほど重症なぜんそくの徳文さんに
治療のチョイスはあるのでしょうか?>

チョイス!

<重症のぜんそくに限って使える

新しい薬です。

徳文さんは 2週間に1回

このデュピルマブの注射を続けました。

そして…>

<驚くような回復を見せています>

<高校でも
陸上部に入りましたが

もう発作を起こすことはありません>

私たち家族からすると 本当に…

う~ん! よかったですね。 徳文くんね。
よかったです。

先生。 徳文くんが治療に使ってた
生物学的製剤っていうことですけれども。

ステロイド薬などの
従来の薬剤を使っての治療

それでも 効果が薄い 改善がしない

そういう 徳文くんのような方が対象の

注射薬になります。
はい。

アレルギー あるいは
そのアレルギー性炎症を引き起こす

原因物質を
狙い撃ちにする そういうお薬です。

現在 小児ぜんそくでは

3種類の
生物学的製剤が認められていますが

5歳以下は
残念ながら 適応にはなっておりません。

なるほど。
その3種類の生物学的製剤が

こちらです。
左から「オマリズマブ」「メポリズマブ」

そして「デュピルマブ」です。

これらを患者さんの
年齢や検査結果などによって

使い分けるということなんです。

この3種類の違いっていうのは
何なんですか?

従来の薬は 幅広く 炎症を
まんべんなく抑えてるんですけども

生物学的製剤は
そのもととなるポイントに絞って

狙い撃ちするというところが
違うと思います。

<「オマリズマブ」は
IgE抗体という

アレルギー症状を起こす
物質の働きを抑えます。

「メポリズマブ」は
ぜんそくを重症化させる白血球の一種

好酸球を減らすことで炎症を抑えます。

「デュピルマブ」は
アレルギーに関係する細胞を刺激する

インターロイキン-4という
物質の働きを抑えます。

オマリズマブは6歳から

メポリズマブ デュピルマブは

12歳から使うことができます>

これらの注射っていうのは
打ち続けないといけないものでしょうか?

基本的には
続けないといけないことになります。

少なくとも
勝手に始めて 勝手にやめて

また再開してっていうことは
推奨されていません。 はい。

これらの注射をしたとして

それでも あっちの吸入薬のほうは
続けなくてはいけないんですか?

基本的には 吸入薬のほう
この注射薬以外のお薬も

続けなければいけないことになります。
ただし

軽症化しますので
そういった量とか種類は

減らしやすくなるんではないかと
思います。

イメージとしては
何か 生物学的製剤っていうのは

お高いイメージがあるんですけれども
大体 どのぐらいになりますでしょうか?

1本ですね
数万円から20万円弱という

高額な治療になります。

そこは
ちょっと ネックではあるんですが

大体の自治体においてはですね

小学校卒業…
恐らく 中学校卒業ぐらいまで

子どもの医療費の助成制度
あるいは 自治体によっては

それ以外のさまざまな助成制度が
ありますので そこは

安心していただいてもいいんじゃないかな
というふうに思います。

ちゃんと調べてからね
ということでしょうか。

また
この助成の対象から外れたとしても

高額療養費制度という

国の制度がありますので

上限額が抑えられてますので

そういったことも含めて

お住まいの
自治体窓口に問い合わせされたら

いいんじゃないかなと思います。
分かりました。

その生物学的製剤を含めて

6歳から15歳を対象とした場合の

ぜんそくの治療薬が こちらです。

勝沼さん
5歳以下が使える薬に比べても

種類が増えてますよね。

はい。 一番大きな違いは

吸入ステロイドと

長時間作用性β2刺激薬っていう
お薬があるんですけど

これが合体した配合薬を
使えるということが

大きな違いかなと思います。

これは 「1+1」ではなくて

相乗的にですね
お互いがお互いの効果を高め合って

「1+1」以上の有効性を発揮する

そういう効果が期待できます。

これを聞くとね
何か すごく安心しますけれども

使い分けるのは どういうふうに
使い分けていくんでしょう?

基本となるのは 吸入ステロイド薬

あるいは ロイコトリエン受容体拮抗薬。

そして
そういったものがスタートになって

次のラインとして 今 ご紹介した
配合剤というものが出てまいりますが

症状とか治療の反応性に応じて

増やしたり 減らしたり あるいは

組み合わせたりという形に
なっていきます。 なるほど。

あと 中等症から重症では
さらに ほかの薬を考えたり

それでも効果が弱いという場合に

生物学的製剤を考慮します。
分かりました。

では 最後に
今日お伝えした内容を踏まえまして

ベストチョイスのアドバイスを
お願いいたします。

みんなで お子さんを支えて

そして ちょっとだけ頑張ってもらえば

もう 今や 子どものぜんそくは

必ず良くなりますんで

一緒に頑張りたいと思います。
分かりました。

先生 どうも ありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。

今回は 吸入補助具

スペーサーの使い方について。

小さい子どもでも使いやすい

マスクタイプの正しい吸入方法を

お伝えします。

まず 薬を よく振ってから

向きを合わせてスペーサーに取り付けます。

薬を1プッシュしたら

速やかに マスクを口元へ。

マスクを顔に密着させ

ゆっくりと 息を吸い込みます。

5回程度の呼吸で

スペーサーの中の薬を吸入しましょう。

ポイントは 姿勢を良くすること。

そうすると スペーサーが自然と水平になり

薬を吸い込みやすくなります。

吸入後 口に残った薬を

洗い流すために欠かせないのが「うがい」。

うがいができない子は

水を飲むだけでもOKです。

正しい吸入で
ぜんそくを やっつけよう!

次回も 皆さんに お届けします。

健康への ベスト…。
(2人)チョイス!