【ストーリーズ】「大・片付け 世紀の大サーカス」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【ストーリーズ】「大・片付け 世紀の大サーカス」[字]

年間の観客120万人の大サーカス。華麗な舞台の後には驚きの“大片付け”が!大型トラック約90台分もの機材を団員だけで片付けるのだ。そこにはユニークな技の数々が!

番組内容
年間の観客120万人の大サーカス。舞台が終われば機材やテントなどを次の公演地に。その量は大型トラック約90台分!なんとこのサーカス、その“大片付け”をすべて団員たち自らが行っているのだ。高さ18mの巨大テント、重さ300キロの大車輪、いったいどうやって片付けるのか?そこには一流パフォーマーならではの妙技の数々が!そして片付けをあえて自分たちで行う理由とは?驚きの“大片付け”を追う! 語りムロツヨシ
出演者
【語り】ムロツヨシ

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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♬~

♬~

命懸けのスペクタクル。

♬~

息をのむ パフォーマンス。

♬~

めくるめく高揚感。

年間の観客動員数 120万人。

木下大サーカスは
世界三大サーカスの一つです。

華麗なパフォーマーたち。
実は 彼らには もう一つの顔が…。

♬~

重さ300kgの大車輪から

高さ18mの巨大テントまで。

サーカスの機材を なんと団員たちが
自らの手で 片付けてしまうのです。

華やかなサーカスの 知られざる世界。

驚異のプロジェクト
「大・片付け」の始まりです!

♬~

♬~(「蛍の光」)

じゃあね~
横浜で待ってま~す。

観客を送り出す 「蛍の光」が
まだ鳴りやまぬ中

大・片付けが始まりました。

よく見ると
公演中の衣装や制服のままですね~。

♬~

よいしょ!

♬~

テントの前には 作業着に着替えた
団員たちが 慌ただしく大集合。

はい!

メーク落とす時間 なかったんですね…。

皆さん おはようございます!
(一同)おはようございます。

それでは 予定表に従って え~
作業内容を確認していきたいと思います。

総勢70人を指揮するのは

空中ブランコの中園栄一郎さん。

中園さんは 入団28年目の大ベテラン。

♬~

現役最年長のパフォーマーです。

♬~

≪中園栄一郎!
(拍手)

≪まず何をやるか 教えてもらって…。
(中園)まず あっこの入り口にある

正面から見たら
トラの顔になってるんですけど

あれを落とします。

中園さん 最初のミッションは

会場入り口にある
「大きなトラの顔」の撤去。

地上数メートルの場所へ
軽々と登っていきます。

あっ トラの顔 こんなふうに
くくりつけられてたんですね。

さすが現役パフォーマー
僕なら登れないなあ。

(中園)地域の子供たちに
教えたりとかしてたんですけど

やはり やりたかったのは
これじゃないなと行き詰まって

飲食店の方で フリーターをしてまして

そこに サーカス団員の人が
食べに来てくれたんですよ。

サーカス見さしてもらって
「あっ サーカスすごいな~」と思って…

「あっ これだ!」と 「俺が
やりたかったのは これなんだ」と思えて…

はい いきま~す!

僅か30分で トラがいなくなりました。

≪アハハハッ なるほど。

大・片付け 初日の難関は
長さ10m・重さ300kgの空中大車輪。

(拍手)

♬~

ディドとバシルの2人組が
命懸けの演技で使う巨大装置です。

♬~
(歓声と拍手)

♬~

大車輪を回すのは 人間の力だけ。

バシルが 車輪に乗り込みました。

♬~

続いて ディド。

ようやく車輪が回り始めました。

回転速度が落ちぬよう 2人は絶妙の
コンビネーションで回していきます。

♬~

(拍手)

ディドさんとバシルさんが来日したのは
7年前。 2人は…

このパフォーマンスは 信頼が命さ。

2人で ひたすら練習して
今の信頼関係を築き上げたんだ。

空中大車輪の大・片付けも
人には任せず 2人だけで行います。

まずは
大きな車輪をつなぐ ボルトの取り外し。

ボルトは とっても大事。
安全装置みたいなものだからね。

ボルトを
1つずつ外し

きれいに並べて… 地道な作業ですね。

サーカスでは 自分の道具は
自分で管理するんだよ。

だから うまくいくんだ。

だって 人任せにしていて
もし事故が起きたら 誰のせい?

人任せにした自分が悪いんだよ。

次は いよいよ 大車輪の片付けです。

分解するから 注意してよ。
そこ 危ないぞ!

大きな装置を 3つに分解。

この車輪の重さは およそ100kg。

でも2人は 軽々と運んでいきます。

目指すは 空中大車輪専用のコンテナ。

え? これ お… ちょっと このコンテナ
小さくないですか?

え… 入ります?

マジシャンが魔法を使って
車輪を小さくしてくれるよ。

え?

おお そうか。

おっ 斜めにすれば
あっ 入るんだ。

このコンテナに あの大きな装置を全部
積み込まなければいけないそうです。

コツは 休まないことかな!

うわ~ ほんとにギリギリですね。

1時間後 見事に収まりました。

ぴったり!

運送中に 車輪がゆがむと命取りなので
皮のベルトで しっかり固定。

こんな片付けを移動の度にやるのは
大変じゃないですか?

僕らサーカスの人間にとっては
移動は楽しみなんだ。

片付けて他の町に行くと
また新しいことに出会えるだろ?

片付ける時が来ると いつも
みんなワクワクしているよ。

大テントの中では 1, 800ある
観客席の片付けが進んでいました。

椅子の撤去は 昔から
日本人の団員が行ってきました。

せ~の!

ひたすら運ぶだけの 苦しい作業。

しかし去年からは そこに

外国人の
一流パフォーマーも加わりました。

あっ こんにちは!

イヤァ~!

彼らが参加するようになった理由。

それは 新型コロナウイルスで
公演が できなくなったことでした。

今 世界のサーカスは
大きな危機に直面しています。

カナダの
シルク・ドゥ・ソレイユは

2020年6月に
経営破綻。

3, 000人以上が
解雇されました。

木下大サーカスも 感染予防のため
5か月もの間 休演。

しかし それまで アルバイトがしていた
仕事を 外国人パフォーマーが担当し

その分を 彼らの収入とすることで
1人も解雇者を出さなかったのです。

僕たちは 家族みたいなものだから

みんなが安全でいられるよう
助け合っているし

もちろん お客さんにも 安全に
楽しんでもらいたいと思っています。

これからも 客席の消毒なども頑張って

来てくれた人が幸せになれるショーを
続けていきたいね。

♬~

ブライアンさんは アルゼンチン出身。

世界でも指折りの
ジャグリングの名手です。

♬~

社長のスカウトで 7年前に来日しました。

♬~

このサーカスで出会った妻のベレンさんは
世界的なフラフープのパフォーマー。

最近 赤ちゃんが生まれました。

一家は サーカスの敷地内に暮らし

子供たちは
日本の学校と保育園に通っています。

ブライアンさんの家は…

長男のガエルは
今 パフォーマンスの練習中。

次男のローマンは
ハットジャグリング。

惜しかっただろ?

ジャグリングをやりたいみたいなんだ。

ガエルくんの腕前は このとおり。

サーカス一家の熱い血 流れてます。

俺は えっと お客さんに 笑顔を…

何か その 笑顔を出したいから
サーカスしたいんです。

えっと~ 家族の…
300 200年も ずっと続いてるから

僕も その200年の中に 入りたいから
サーカスやりたいんです。

うん いいこと言った!

今 何て言った?

空中大車輪の ディドさんとバシルさんも
サーカスの敷地内に住んでいます。

家族ぐるみの おつきあい。

バシルさんの娘
ニコちゃんは

ディドのおじさんが
お気に入り。

サーカスには いろんな家族が
暮らしていて 子供も大勢いるんだ。

娘も いつも サーカスの子供たちと
遊んだり 自転車に乗ったりしているよ。

サーカスでの生活は
他とは全く違うんだ。

もし 僕が普通の仕事をしていたら

こんなに家族と
過ごすことなんて できないだろう?

でも サーカスで働いていると
いつも妻や子供のすぐ近くにいられて

家族が すごく仲良しでいられるんだ。

実は 今だって
仕事中といえば仕事中だからね。

出番が終わったら
いつも こうやって家族と一緒にいて

「フィナーレの音楽が聞こえてきた!」と
思ったら 急いでテントに戻るんだ。

サーカスの生活は最高だよ。

着々と片付けが続くテントには
巨大な球体が残されていました。

スリルあふれるオートバイショーで
使われる 鉄球です。

片付けるのは 命知らずのライダーたち。

そのリーダーは…

ちょっとユニークな経歴の持ち主。
サーカスに入る前は…?

もともと器械体操も 中学校2年の時に
もう やめてしまって… はい。

で ちょっと いろいろ

陸上やったり ラグビーやったりとか
やってみたんですけど

まあ なかなか自分に合ったものがなくて
で トビ職をやりながらも 何かこう…

で もう一度チャレンジしてみようかなと
思いまして 思い切って転職しました。

鉄球の解体が始まりました。

まずは レールを使って テント中央の
広いスペースに移動させます。

ライダーたちが 一斉に登り始めました。

高原さん 高さ4mの球体の縁を
軽々と移動してますね~。 すごい!

鉄球は パネル24枚で出来ています。
1枚の重さは およそ200kg。

まずは 1枚のパネルの
てっぺんをロープにつなぎ

準備を整えて…。

高原さんが つなぎ目の
ボルトを外していきます。

うわ 体 やわらかい!

安全を見極めつつ
最後のボルトを外しました。

さて どうなる?

はい… はい いくよ~! せ~の!

あ~ こうなるんだ。

せ~の!

せ~の!

ましてや あの~…

こうして 少しずつ外れていき…

さあ 残るは あと1枚。

あれ? これ外すと てっぺんの人は?

ああ さすがに下りるんですね。

はい いきま~す!
せ~の…!

高原さん ぶらぶら揺れるパネルを
しっかり押さえています。

せ~の!

外したパネルは 4人がかりで運び…

隙間ができないよう
重ねて きれいに整理。

ライダーたちによる 巨大な鉄球の解体は
6時間かけて ようやく終わりました。

木下大サーカスの片付けは
まるで 大きな工事現場。

この 大・片付けのためだけに
団員たちは 溶接から電気工事まで

さまざまな技術を身につけてきました。

≪あ これですか?
これですね。 えっ!

これに乗って
いろいろ 中の方も外に出したりする…。

大・片付けのリーダー 中園さんは

3年前に
フォークリフトの免許を取得しました。

機材運搬の腕前は もはやプロレベル。

そして こんな使い方まで…。

≪え~っ!

くいも これで抜くんすね。

それにしても どうして ここまで
自分たちの手で片付けるんですか?

いろんな 僕たちしか使わないような
道具もあるので

それを 他の業者に任せるというのは
ちょっと できないですね。

やはり団員が しっかり把握して

この荷物は ここにしまわないと 次で
ちょっと大変な思いするなっていうのを

みんな把握してやってるので…。

やはりショーで 華やかなところにいて
こういう 次…

…というのが 僕たちの中にありますので。

テントの中は
すっかり何もなくなりました。

でも まだ大物が残っているんです。

いよいよ
テントの大・片付けです。

この日 大事な役割を果たすのが
元トビ職の高原さん。

6本の
長~い鉄骨で支えられている巨大テント。

どうやって 下ろしていくのでしょうか。

上もうOKなんか?

じゃあ上がってよ。 はい。
上がって とってくれ。 分かりました。

ちょっと上がって…。
はい。

テントの高さは 18m。

あ 高原さん
早くも のぼっています!

ヘルメットに
カメラをつけてもらいました。

はい OK!

高原さん
この高さから 指示を出していきます。

下では
テントを下ろす 電動ウインチが始動。

お願いしま~す!
(一同)はい!

木下社長が テントのバランスを
下から見つめます。

♬~

逆!

OK!

バランスは 安全に関わります。
360度を確認しながらの連係プレー。

♬~

巨大なテントが まるで風船のように
きれいに しぼんでいきます。

♬~

テントの中では…。

えっと 結構ギリギリまで下げるんで
あの 頭 気をつけて下さい! はい!

ストップ!
OK?

OKです!
OKで~…!

おいしょ~!

エッサ!
あついっすね。

≪ここまでは もう順調っすか?
そうですね。

もう ご覧のとおり 順調に
今 この周りの柱も 徐々に…。

建てる時は もう大変なんですけどね
下ろす時は もう一気に倒せるんで。

でも ほっとする間もなく 次の大仕事が。

6枚に分かれた巨大な幕を
きれいに畳まなければならないんです。

担当は サーカスの力自慢 20人。

うお~!

せ~の!
いろんな言葉が飛び交ってますね~。

幕1枚の重さは なんと1トン!

みんなで ひたすら巻き続け…。

ワンモア! せ~の!
お~!

せ~の! よいしょ!

せ~の!
OK!

OK!

1枚終わると また1枚。

ワンモア!
せ~の!

ワンモア!
せ~の!

はい OK。
OK!

OK!
イエス!

(拍手)

グッジョブ ありがとう グッジョブ!
フ~!

仕上げは
テントを支えていた 6本の鉄柱の撤去。

♬~

最後の鉄柱を倒して ようやく
テントの片付けは 完了しました。

大・片付け
最後の日が やって来ました。

荷物は 全部で およそ600トン。

積み込みが 最後の山場です。

(一同)おはようございます。

≪今日の段取りは?
今日 まず これ 一発目に…。 はい。

え~ すぐに向こう必要なので
これを もう8時から積み出します。

≪これは何ですか?
これ電気の え~ もとですね。

最初に トラックに積み込んだのは
変電装置。

次の場所で使う順番に
荷物を積んでいくのが 鉄則です。

中園さん メジャーを取り出しました。

右隣の貯水タンクとの間が
2m空いています。

運んできたエアコンのダクトは
その隙間に…

ぴったりと収まりました。

荷物の大きさを知り尽くしていないと
こうはいきません。

どんだけ空いてるかと

これくらいでも
違えば もう 入らないんで

逆に これくらい隙間あるってことは
入るってことなんで

そこを狙って メジャー 隙間見てます。

今回 使うのは…

毎回 さまざまなトラックが
やって来るので

積める荷物の量も違います。

安く 効率的に運ぶためには

形や大きさの違う荷物を
いかに 無駄なく積み込むかが肝心。

よく見ると 微妙に大きさが違う箱が
パズルのように組み合わさっています!

はい オーライ! こっち オーライ!

押さえるぐらい。

ほら バッチリ!

ねっ! ねっ!
(笑い声)

巨大テントを運ぶ 大型トレーラーが
やって来ました。

ごめん!
ケツ合わせにして 前あけて!
ストップ!

ストップ! ケツ合わせにして!
ストップ!

重さ11トン。

♬~

みんなで巻いた幕を積み込み
次の公演地に向けて出発です。

♬~

よっしゃ (笑い声)
終わった!

お疲れさまでした。
お疲れでした。

♬~

5か月間 大勢の人々を楽しませた
華麗なる大サーカス。

総勢70名の団員が 力を合わせた
大・片付けは 4日間で終わりました。

10日後 横浜公演が始まりました。

♬~

一人一人の団員が
再び パフォーマーの顔に。

♬~

まずは 第1回目が無事に終わるように
はい 気をつけて頑張りたいと思います。

振り返れば
あっという間の移動だったんですが

ねっ 今日初日で お客さんも多いですし
で 天気もいいので

体も絶好調なので 頑張りたいと思います。

♬~