Eテレ プレーバック YOU「特集 100回記念 気分はもう21世紀人」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

Eテレ プレーバック YOU「特集 100回記念 気分はもう21世紀人」[字]

1982年に糸井重里さんの司会で始まったYOU。100回記念では、原田知世さん日比野克彦さんはじめ各界の若手注目株が続々と登場。21世紀への展望を語り尽くした。

番組内容
1982年に糸井重里さんの司会で始まったYOU。多くの若者たちから大きな共感を得た。その100回記念には、原田知世さん日比野克彦さんをはじめ、各界で若手注目株といわれる人たちが続々登場。漫画、芸術、音楽、CM、小説、そしてコンピューターの世界まで、21世紀に向けて時代がどう変わるのか、彼らの悩みや生き方を交えながら語り尽くした。YOUが発したメッセージを新たなインタビューを交えながらひもとく。
出演者
【司会】糸井重里,【出演】日比野克彦,新井素子,遠藤雅伸,坂本龍一,藤田一朗,なんきん,中沢新一,原田知世,鴻上尚史,泉昌之,荻野目慶子,マリアン,竹中直人,戸川純,笑福亭鶴瓶,河合美智子ほか

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
趣味/教育 – その他
バラエティ – その他

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キーワード出現数ベスト20

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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♬~

こんにちは 糸井重里です。

今回の「Eテレ プレーバック」は
僕が司会を務めた

1984年放送の「YOU 100回記念」です。

(3人)もう一度!

プレーバックよ。

♬~

探せば面白いことあるよねっていうのが

一番大きなテーマ
だったんじゃないでしょうかね~。

だから 元手も かからないし
キョロキョロと見回したら

自分たちの身の回りに
とっても面白いことがあるよね。

で それは 主に
人が持ってくるものですよね~。

人間が面白いっていうのが
一番大きいのかな~。

皆さん こんにちは。 糸井重里です。

こんにちは 青島美幸です。

今日から新しい番組 「YOU」という この
番組なんですけれども 始まりまして。

何だか知らないけども 「YOU」っていうと
「あなた」っていうふうに

思っちゃうんだけども それだけでは
なくて 何だか よく分からないと。

僕らにも よく分からない部分が
たくさん あるんで

言ってみれば
玉虫色というか 灰色高官というか

あ~ そういうこと言っちゃいけない。
そういう番組になるわけでありまして。

正直に言うと もう僕 サラリーマン
15年になりますけど

仕事に就くこと 最初に決めた時
正直サラリーマンになるっていうことは

ちょっと寂しかったですね。

僕 あんまりね
助手をやった経験がないんですよ。

いきなりね
プロのカメラマンじゃなくちゃ嫌だって

その原稿を作ってるね 会社があって
そこ行って そう言ったわけ。

そしたら まあ じゃあ
カメラマンで入れてやるって言うわけね。

これは しめたと思ったら 実は…
実は 撮れるもんなら撮ってみろと。

♬「海が泣いてるぜ」

♬「風が吠えてるぜ」

♬「ちょっとハンパで ナンパな俺が
きらわれて おまえの涙」

私 今日ね 思って こんな堅い番組
出てきていいのかなと思ってね。

すいません堅くて。
いや 私ね 禁句が多いしね。

お金って何だ なんて言われても
何で そんな難しく考える…。

私は 高校へ入る時に
制服で選んで入ったんですよね。

これじゃないんですけどね。
ウエストを すごい詰めたんですよね。

そうしたら
風紀検査が やっぱりあって

みんなが やっぱ こうやって いると
一番真ん前に立たされるんですよ 私が。

オー イエー!
(一同)イエーイ!

オー イエー!
(一同)イエーイ!

OK ベイベー! ウッ!

今年もよろしく! つきあいたいぜ!
イエーイ。

♬「Oh, つ・き・あ・い・た・い
Oh, つ・き・あ・い・た・い」

♬「とてもつ・き・あ・い・た・い
Oh, つ・き・あ・い・た・い」

日本の教育ってのはねえ みんな
おんなじよっていう教育してるわけで。

風呂に入った時 初めて違いが分かる。

これが ショックね。
オー イエー。

こんなチビで 昨日まで
バカにされてたのが…。
デカい。

お風呂 入ってみたら…。
(笑い)

♬~

ゲストはねえ うん あの~
スタッフも ものすごく張り切ってて

で 自分たちが こう 今で言うと
推しって言うんですか

これを推したいんですよね
っていう感じの人を

まあ 言ってみれば NHKっていう 一見こう
人は 公共放送だ ぐらいに思ってる

そういうところに その人を
舞台に乗せるっていうことに

非常に 情熱を傾けてたと思うんです。

会ったその日ぐらいから もう 人に

こういうことが あったんだよって
しゃべりたくて しょうがなかったのは

仁左衛門さんですね。

仁左衛門さんが 型でやる芝居
っていうのの話をして下さって

お焼香をする時にっていう

こうやるんですっていうのを
もうほんとに会話の中に

スッと芝居が入り込んだのを見た時に

お墓の前に 自分も一緒に
立ったんですよね。

「忠臣蔵」っていう芝居があります。
多分 皆さん ご存じだろうけども。

浅野内匠頭と… ね。

塩冶判官高定と 高師直という
「仮名手本忠臣蔵」は時代を変えてある。

それにしても 判官が切腹して
死んだあとで 焼香する場合

奥さん だから 奥さんって まあ
顔 見てんだから やっぱりこう

悲しみをもって こうして
まあ 焼香するわね。

あとの侍だって
由良之助にしたって

はいっ はいっ…
こんなこと できないから

やっぱり こう…

こうやって

ゆっくり 間を取らなきゃいけない。

ほんとに ショックを受けたんですよ。

隣で ヘラヘラしてましたけども でも

芝居が 別の世界を
パーンと見せちゃうっていうのを

マイクの前で立ってる司会者である
自分のところで

それが現れちゃうっていうのが…。

あれはもう 撮影
この収録が終わったあと みんなに

なんてこったと思って
しゃべったのを覚えてます。

打ち合わせが 僕は好きだったんで。

企画案が こんだけ こうあります。

で これとこれは 通りそうなんで
で どれかにしたいだとか

両方やりたいだとかっていう話を
ディレクター連中と一緒にやる会議があって

これは収録とは別に 必ず ある時間を
とって で やってたんですけど

一番真剣だったし 面白かったですね。

だから 本番っていうのは
それの試し算をするような

そういう場所だったっていうふうに
僕は臨んでましたね。

では 「100回記念
気分はもう21世紀人」ご覧下さい。

♬~

(拍手)

皆さん こんばんは。

今日は もう10時だというのに
「YOU」が始まっております。

ちょっと特殊な回でございまして
なぜかと言うと 100回を迎えまして。

100回ですよ 100回。
糸井重里です。

高橋葉子です。
河合美智子です。

こんばんは。 金瀬悦子です
端っこにいますね 今日は。

なんか 別の場所に
いるみたいですけども。

100回やるにあたっては 苦労もあった
楽しいこともあった 苦しいこともあった。

しかし 2年以上にわたって
ここまで きてしまった以上は

100回を祝わねば ならないわけで
ありまして 今日はですね

後ろに ちょっと見えると
思うんですけども あれはですね

「サウンドストリート」という ラジオ番組を
作っている場所でありまして

あれと合体をしてるわけです。
で 今まだ準備中なんです。

で 祝いの投書なども来ているので。
(高橋)はい 投書にいきます。

よいしょ。 「早いもので もう100回。
僕も かなり参加しました。

まだ 『YOU』が
全国的に知られていなくて

3チャンネルの番組というには
珍しい内容の番組だったわけです。

そして この番組 本当に
『YOUめい』になりました。

なんせ 僕が初めて 『YOU』に出た時は
バッグが とても大きかった。

それが 今は小さくなってしまって…。
でも いいのです。

一人でも多くの人が見て 自分も参加して
みたいと思っている証しだと思うのです」。

今年は 時計になったんですよね
バッグがね。

はい では次いきます。 え~と
広島県の スミダ ノリコさんです。

「私は 田舎町の駄菓子屋のおばさんです。
そして サラリーマンの妻であり

高2と小6の息子の母であり
67歳の姑を持つ嫁なのです。

したがって テレビのチャンネル権は
全くありません。

しかし 土曜の夜 10時30分
『YOU』だけは 私の意志で見る番組です。

別に若い人たちの気持ちが
知りたいからではありません。

ユニークなゲストのお話が
楽しみだからです」。 なるほど。

もう一通は じゃあ
外から 金瀬さん 読んで下さい。

は~い。 え~ こういう かわいらしい
カードが来てるんですけれども 読みます。

「『YOU』100回記念 おめでとう。 糸井さん
アシスタントの皆さんに スタッフの皆さん

おめでとうございます。 これからも
頑張って下さい。 見ています」。

とのことで 熊谷市の
オオノ ジュンコさんから頂きました。

はい どうもありがとう。 どっかに
行ってるってことだけは分かりますね。

100回になって
是非 呼びたい人といえば

まず関係者を呼びたいというのが
私たちの内輪の発想でございまして

関係者2人 来て下さい。
(拍手)

荻野目慶子ちゃんと
マリアンちゃんですね。

何だかね ちょっとしか
会わない期間は ないんだけれども

随分 大人になっちゃって。
そうかしら。

君たち。 そうかしら。
どうだった? 1年やって。

どうだった?
私…。

漫才みたい。
(笑い)

一番ね 強烈に思い出として
残ってるのは キャンプの時。

あれ 何にもしなかったもんね。
何にもしなかった! だけど

後で思い出すと ああ 「YOU」やったんだな
っていう感じが すごくする番組だった。

マリアンは? 私はね 例えば ロケとか
行ってたじゃない?

泊まるじゃない?
夜の夕御飯がね 楽しみだった。

アハハッ。
魚 食ったりな。 アハハハッ!

ねっ 楽しかったでしょ。 だって お昼から
あっ 夜のおかず 何 食べようかなと

いつも言ってたじゃない。
言ってましたね。 ねっ。 それが楽しみ。

それで一転して
まじめなこと聞くんだけれども

やめてさ もうちょっと こうなれば
よかったな とかっていうこと あった?

何ていうのかな…
キャンプの時とかのね

ああいうイベント性が
もっともっと たくさんあると

すごく楽しかったかな~って。
言えるね。

それは何ですか
異性の友達ですか 同性ですか?
両方。

両方ですか。 ぜいたくですね。
そうですか?

(男性)斜めに入っちゃってんだよ。

いや この肉が
味付けは できてるみたい。 そうなの?

≪糸井さん おいしい?
うまい! 本当~。

マリアンは?
ちょっと堅かったね。

もっと 自由にやれば
よかったなって思った。

何か あの時ってね 何か別に
しなくても よかったでしょ。

ただ とにかく みんなで なんか
鉄板の上で焼きそばみたいなの作って

暑い中でね ただ 絵描いてた。

なんかさ 教えようとか何とか
っていうのは 全然ない番組だったから

ああいうの どんどん
増やしたいね。 そうね。

君たちが やめてから
増えるかもしれない もしかしたら。

私たち やった時
やればよかったじゃないね~。
そうだね。

ごめんね。 いいえ。
まあ とりあえずね そうは言わないで。

そういえばですね
後ろで 何やら やっているというか

ラジオの準備をしてる坂本君もですね

この番組の音楽を作ってくれてる
関係者であります。

坂本龍一さん ちょっと
番組始まる前に来て下さい。

(拍手)

じゃあ ちょっと
ちょっと寄りませんか。
はい。

これは 誰かに渡すつもりなんでしょ?

100回記念ということで
渡せと言われました。 偉いですねえ。

じゃあ 糸井さんですか?

僕んとこだと 邪魔だから。
じゃあ 河合さんに。

ありがとうございます。
(拍手)

どこに置けばいいんだろう。
(拍手)

冗談から ほんとになっちゃって
ついに 「サウンドストリート」と「YOU」が

ドッキングを
してしまったんですけれども。

随分さ いろんな番組 坂本君の関係した
「YOU」って作ったけども

覚えてるのは 特に印象深いのは?
やっぱり 「音楽講座」かな。

あっ あれは反響大きくてね
なぜかですね

音楽の時間に この番組の
ビデオを流した なんていう学校が。

とんでもないですね。
とんでもないね ことがあったんです。

(坂本)行き詰まりを覚えますね。
はい。

先生も悩んでるんだなって
思いましたけどね。
行き詰まってますね。

このテーマソング まあ メロディーは
同じだけども 2度作って。
そうです。

どういうつもりで 一応…。
これは 何年目ですか 今。

3年目なんだよ もう。
じゃあ 2年目になる時に

番組も新しくする ということで
テーマも新しくしましょう。

イラストも新しくなりますから
音楽もして下さい。

だけど テーマを変えるのは
まあ あれ 顔ですからね 番組の。

ということで まあ 何ていうか…。
あの音楽をね 文化祭の時なんかに

ピアノで やってるやつが
随分 多いらしいんだけども

弾きいいんでしょ? あれ。
やさしいですよ。

やさしい音楽なんでしょ。
エンディングテーマの方が好評なんですけどね。

それは言える。 で あそこで チャンネル
変えちゃう人は聴けないんですよね。

坂本君も まあ ラジオのことなどもあって
忙しいでしょうから といって

追い出しますが。
どうもありがとう。 後でね。

もういいんですか?
もういいです。 さようなら。

(拍手)

電報が来ております。
今のはですね 頭の音楽担当の坂本君。

で 絵を描いてくれてる
イラストレーション 描いてくれてる

大友克洋さんから電報です。

「100回放送おめでとうございます。
一句 詠みます。

『おめでとう やあよかった おめでとう
おそまつ』」。

(笑い)

絵を描く時以外は 手を抜く方です。

え~ 視聴者の意見というか 若い人たち

手紙くれたり いろいろ
見てくれてる人が多いんで

ちょっと聞いてみたいと思います。
はい。 こちらにいるのは

「YOU」と「サンスト」が始まってから
一回も欠かさず見ているという

シミズ マキさんです。
「YOU」って この4月で

荻野目さんや マリアンさんから
私なんかに替わったんですけど

どう… どうですか?

えっ いい… いいと思います。

私なんか まだ全然こういうこと
やったことなくて 素人なんで

すごく見苦しい点とか
あると思うんですけど

いや それはでも やっぱり選ばれただけ
あって すばらしいと思います。

随分 当たり障りのないこと言って。
(笑い)

この言葉を期待しての
質問でしたけども。

「YOU」 毎週見てて
おかしくなりませんか?

いろいろ なんか
ためになることが あって

好きで見てます。

たまにくだらない… 私が こういうこと
言っちゃいけないんですけど

たまに
くだらないテーマなんかあって

ゲストで カバーしてたりする点が
あるんですけども

そういうのを見て
どう思いますか?

別に そういうこと思いませんけど。

ありがとうございます。
優良視聴者を集めたっていう感じ。

(高橋)いつも どういう感じで
「YOU」 見てますか?

そうですね 自分の活力っていうんですか
そういうものに。

たまに落ち込むことが
あるんですけれども

そういう時 こう パッと見て
パッと こう 気を晴らすというか

そういうふうになってます。
(高橋)「YOU」見て 明るくなれますか?

(笑い)
なる時ありますね。

それは分かるよ。 あのね みんな
大したことないんだってことは

よく分かるんだよ この番組見てると。

じゃあ 「YOU」に
なんか注文ありませんか?

注文ですか。 う~ん…。

天ぷらそば1丁。
(笑い)

いいんじゃないですか 今のままで。

えっ 僕もありません。

電話が かかってきております。
打ち合わせどおり。

高樹 澪さんのはずです。 もしもし。
☎(高樹)もしもし。

お~っす!
☎お久しぶりです!

お久しぶりです!
☎どうも。 100回記念
おめでとうございます。

ありがとうございます… と 私が言って
いいのかどうか 分からないんですが。

☎いや いいんじゃないでしょうか。
そうですか。

100回になっちゃったんですよ。
☎ねえ。 糸井さん 頑張ってるんだもん。

あなたも あの… 何ですか あの

OBじゃなくて… OLじゃ…
OGとして

何か かっこいいこと言って下さい。

☎そうですか? 「YOU」に関して。
うん。

☎私はね すごく やっぱり

自分が終わっちゃったあとから
なんですけどね

何回か やっぱ チョコチョコ見てますけれど。
ああ ありがとうございます。

☎やっぱり 何ていうのかな

若い人にとっての番組ってね
こういうのってないでしょう?

まあ 他にはないわな。
☎うん 全然ないから

だから そういう意味では
私は面白いし

もう ず~っと
続けてほしいと思うんですよね。

100回と言わず 何百回でも。
何千回でもですね。

あの 一視聴者としては 何か その

もうちょっと こうした方がいいとか
という… ことありますか?

☎そうですね う~ん…
あんまりないですけれど

ただ みんなで作る番組だから

今 若い人たちの話を
ちょっと ちらっと聞いてましたけど

もっとバンバン 発言して下さいよ。
地味でしょ? 割に。

☎えっ?
地味でしょ? 割に。

☎そう おとなしいんだもの。
びっくりしてしまいました。

NHK特有の臭みがありましたね。
☎アハハハハハッ。

じゃあ そんなわけで あなたの期待にも
応えたいと思いますが。

☎分かりました。
頑張って下さいね。

ありがとうございます。 またゲストに来て。
☎はい 行きます。

どうもありがとう。
☎はい どうも失礼いたしました。

え~ 更に 大阪の4週間に1回は

大阪から 「YOU」が
放送されてるわけですけども

この方 VTRでご挨拶です。

糸井さん お元気でございますか?

なんか 忙しぶって申し訳ございません。

どうしても 生がありましてね。

そして また 大阪で
4本ぐらい仕事が…

忙しぶって申し訳ございません。

この一年見て 自分がどうなんのか

まあ また この「YOU」が
どうなんのかは

まだ手探りの状態で
分からないんですけども

まあ ほんとに 何か
「YOU」という番組自身を

大事に育てていきたいなっていう
気持ちはあります。

だから 1年先 2年先は
全く分からないけども

1か月先の1回
2か月先の1回をですね

大切にしていきたいと

それが 僕にとっての
100回になるんやないかなと思います。

今後とも 糸井さん また 特番で
お会いする時あると思いますが

よろしくお願いしたいと思います。

え~ 鶴瓶さんというのは
非常に こう 真面目でね

優しい… 根の優しい人でね
非常にすてきな人です。

私 一回も会ったこと
なかったんですよ。
あっ そうか。

そうなの。 ビデオで
見てたぐらいかな。
あ そうか。

大阪で一緒にやってた時に。
だから 残念だったなあ。

残念でしたね。 今 じゃあ また
おじぎをしなさい あの人にね。 はい。

今度 よろしくお願いします。
何をやって… 明るい方ですね。

荻野目さん マリアンさん
ありがとうございました。

ありがとうございました。
何だか もうね…。

(拍手)

今日は もう ほんとに台本がないと
分かりゃしないんだよ。
(笑い)

さて 今日は
「気分は21世紀人」ということで

若い新しい人に いっぱい
スタジオに来て頂いております。

「今 面白いこと」

「これから面白くなるんじゃないか
というようなこと」

「今 面白い人」 そんなような人を
気にしながらですね

番組を作っていきたいんですけども

坂本君の方は 「サンスト」で それをやる。
「サウンドストリート」で それをやる。

僕の方は 「YOU」で やると。

これは 行ったり来たり
行ったり来たりしながら

注目株の若い人たちが
さまざまな発言をしていくという。

難しいですね だけどね。
ということなんですけれども。

あ いけね! さっき 坂本君
追い出しちゃったけど

ここまで いるはずだったんだ。
(笑い)

(笑い)

ごめん。 どうなるか楽しみです。

(笑い)

本当に 彼は気立てのいいやつです。
(笑い)

ちょっと聞いてみましょう。

はい このテープは 6月5日
「サウンドストリート」 坂本龍一のテープです。

これ 「YOU」の方は
6月9日に放送ですからね。

ちょっと ずれがありますから。
2度楽しめます。

フフフフッ。 時間差攻撃。
時間差…。

♬~

(坂本)こんばんは 坂本龍一です。

え~っとね 今日は 変な雰囲気だな。
(笑い)

(坂本)みんな見てるな。

あの… え~ 「YOU」との

前言ってた 「YOU」との
ドッキング番組をやっております。

それで 今日の
メインゲストはですね

ニュー・アカデミズムA級ランクの

中沢新一先生です。

(坂本)こんばんは。
こんばんは。

(坂本)どうですか? 最近の。
ニュー・アカデミズム?

頑張ってます。 (坂本)学会は。
行き詰まってます。

(坂本)行き詰まってますか? 十分に。
十分に行き詰まってます。

(坂本)行き詰まってるでしょうね。

というわけで 楽しくやっていきます。

え~ というようなことで

あっちはあっちでやり こっちはこっちで
やる ということなんで

こっちはこっちで
やっていきましょう。
(2人)はい。

ところで 「YOU」と「サンスト」の他にも

今 放送しているところが
あるんですけど

さっきから チラチラ映ってて
分かってるかなと思うんですけど

金瀬さんが そちらの方に行ってるので
そっちの方も聞いてみましょう。

これ 生なんだよね。
(高橋)これは生です。

今日 やってるんですね。

お~い! もしもし。
(金瀬)あっ はい。

え~っと こちらは
東京都世田谷区烏山の2チャンネル

「オールナイトあさまやま」です。

VHFで 半径1キロメートルぐらいの人々に

聞いてもらっている
テレビ放送なんですけれども

え~ 毎週土曜日の深夜…

ちょっと… ちょっと
静かにして下さい。

毎週土曜日 深夜1時から…
午前1時から放送しています。

え~っと もちろん生放送です。

それで この「YOU」の

6月9日放送のあとも
もちろん やってますので

お近くの方は チャンネルを
回してみては いかがでしょうか。

「YOU」でも民放でも できないことを

自分たちで やってしまおうという
新しい放送局です。

分かりました。

え~ 100回記念を
やるということでですね

とりあえず 誰をゲストに
呼ぼうかなあと考えまして

若手で注目してる人

どんな人がいますかっていう
アンケートをとりました 「YOU」で。
はい。

そのアンケートというのはですね
「YOU」と「サンスト」の投書と

今まで 「YOU」に参加してくれた人
500人への

電話アンケートの結果です。
なるほど。

各ジャンルごとにですね
ベストテンなどを作ろうと思ったんですが

あんまり票が割れたんで

2票と1票と3票と2票と
なんていう感じなんで

ちょっと 順位がつきませんでした。
ちょっと見て頂きましょう。

どんな人が出てるでしょう。
若い注目株。

え~ 「芝居」の世界
こんな人が名前が挙がりました。

はい 「映画」では
こんな人が挙がっています。

ジャガジャガジャン。
チャランチャンチャンチャン。

はい 続いて次のページ。 はい。

「音楽」では こんな人の名前を
みんなが挙げてくれました。

(笑い)
何で笑うんでしょう? はい はい。

あっ 清水さんは前に出てくれたね。

はい 「活字」の世界。

はいはい ざ~ん。

知ってる人がいた。
いた 糸井さんがいた。

続いて はい 「テレビ」の世界。

これ ダブってる人が
相当いるんだけどね。

戸川 純ちゃん
あらゆるとこに出てたね。

この消えてる… 消えてるのが

僕は 河合美智子と共に注目してんの
あの 消した跡ね。

え~ 続いて 「漫画」。
これはね いっぱい出てきたね。

こんな人が出てます。 はい。

続いて 「面白い事」。
「面白い事」というアンケート。

え~ こんなふうな こんなふうな
こんなふうな。

あっ 河合が 今 連れていかれます。
(河合)連れていかれます。

「サウンドストリート」に。 さようなら。

「ちょっとユニークなもの」。
今 注目してるユニークなもの。

「新入生いびり」なんて
あんまり はやってほしくないですね。

「犬と遊ぶ」 「考古学」。
はい どうもありがとう。

こんなふうなもんです。

一応 一番上の星印が

得票の多かったものなんですが

みんなが いろんなことに
こんなふうに

注目してるってことが
よく分かったと思います。

この人たちの中から
「YOU」が勝手に

ほとんどディレクターが 自分の都合で
人選した人たちが 今日のゲストです。

まず この人たちに
登場して頂きましょう。

前半のゲスト。 拍手お願いします。

♬~
(拍手)

漫画界
一番投書の多かった漫画界では

なんきんさん。 一人ですね。

え~ 泉 昌之さん。
これは2人で 泉 昌之さんです。

はい… あっ 違います。
映し方が違います。

ちょっと この2人を… こうです。

これが 泉 昌之さんでございます。

どうも。
はい。

続いて こちら 映画界でございます。

こちら お願いします。 原田知世さん。

続いて 芝居の世界から 鴻上尚史さん。

あっ なおしさんでいいの? 読み方。

あっ しょうじです。
あっ ごめんなさい。

続いて シナリオライターの藤田一朗さん。

こんばんは。
(拍手)

…というような人たちが

若手注目株ということに
なっておりまして

さて 今日のですね
タイトルが 何だっけ?

え~ 「気分はもう21世紀人」なんて
まあ

実に 景気のいいタイトル
付けちゃってるんですけど

21世紀 確かに
地続きだっていう気はするんですよね。

で そういう実感みたいなのは
ありますか?

もう あの… なんか
流行がなくなったっていうか

ものすごく新しくて びっくりして

驚くようなものはないっていう感じが
すごくしてるんですよね。

それは あの 僕の知ってる女の子がね
洋服の話で言ってたんだけど

あの 昔は ファッションの… 「an・an」でも
何でもいいけど こう見ると

ものすごい びっくりするような

見たこともないデザインの服があったって
言うんですよね。

でも 今見ると そういう見たこともない
服はないっていうふうに。

あっ センスがいいなとか
あっ いいなとか思うけど

ものすごく新しいっていうものは
ないっていうような。

で そういう認識って
なんきんさんの中にもあるわけですね。

今までにないものを作るっていうのは
逆に難しいですね。

そうですね。

でも 僕なんかは 今までにないものを
作ろうとなんてしてませんから。

してませんか?
ええ。 なるほどね。

泉さんたちの場合は
今までにないものっていう意識はない?

全然ないですね。
ないです。 全くないですね。

ということは どういう基準というか
何ていうかな

自分たちのやりたいことっていうのは
なんか あるわけでしょ?

う~ん 面白いことを
やりたいっていうのが そうなんです。

2人で やっててね
あっ これは おかしいとかね。

雑談の中から出てくるわけ?
雑談もしないんじゃないかな。

あんまりね 2人では
しゃべんないんですよ。

お話作ったり 一緒に こう
やっていくようなの ないんですよね。

じゃ 藤子不二雄さんみたいな感じでも
ないわけだ。

全然違いますね。
ちょっと違います。

ふ~ん… ということはさ まあ

ちょっと打ち合わせで
しゃべったんだけど

個人的な時代っていうような言葉がね
ちょっと出たんだけど

その個人の趣味だけで 今もう 作品が
どんどん生まれてんじゃないか

特に漫画なんか
そういう気がするんですけど。

そうですね。
うん。

あの 写真漫画みたいなの
始めたでしょ?

えっと…。
あっちのカメラに向けて下さい。

え~っと 映るかな?
あ~ ちょっと…。 はい。

光っちゃうかな?
ちょっと下向けると光んないよ。

あ 大丈夫だ。 はい。
分かんないか。

(久住)要するに写真が こう…
分かんないですね。

このずさんさは 好きですね。
(笑い)

これ 写真でやろうっていうのはさ

その絵を描くことが
漫画家になる近道だ

近道っていうか絶対の条件だったじゃん
昔だったら。

それ 写真撮れれば… ねえ

漫画家になれちゃうよね
こういう方法だったらね。

でも これも飽きてるって
話だけど。
そうなんですよ。

こう 4つ並べてるのがね
飽きてきちゃったっていうか。

要するに 泉漫画で
時代を創るなんていう意識は

もう全然ないわけね。
(泉)さらさらないですね。

なんきんさんも ない?

新しいものを創ろうという気は
ないですけれども

今まで できなかったことが

できる時代になってきたんじゃ
ないかなと思うんですよね。

今まで 表現しては まずかったものが
多少タブーが なくなってきた。

そういう意味での新しさは
あるんですけれども。

例えば 本宮ひろ志さんが
わ~っと人気が出た時代とかね

山上たつひこさんが わ~っと出たとか
そういう それは今はないんですかね。

すごく細分化しちゃってるんじゃ
ないかと思うんですよね。

あの 「ドラえもん」みたいな
ず~っと続いていくものもあるし

あの~ こう パッと出てきたり

沈んだりするものもあるし
という感じで。

なるほどね。 ということは もう

読者の方が
受け手一本やりじゃなくて

すぐに 明日にでも送り手に
かわれるっていうような時代でもある?

それは完全にそうだと思います。

送り手と受け手っていうのが こう
盛んに修業した送り手がいて

それから それを楽しむ受け手がいて
という時代では

もう既になくなっちゃってる
ということもいえる。

いえるかもしれませんね。
はあ~。

素人の時代ですね。 完全に。

え~ ありがとうございます。
で シナリオを書く側の藤田さん

受け手 送り手のひっくり返りが
いつでも行われた。

すごく簡単に行われてます。

藤田さん ところで おいくつですか?

19です 僕は。
19ですか。 はい。

(スタジオのざわめき)
これですよ これ。

これは やらせじゃないですよ。
今 聞いただけですよ。

え~ 19で シナリオライターで…。
はい。

ああ シナリオライター…
まあ まだプロではないですけど。
うん。

だから 入選したシナリオが
1週間で書いたもんなんで

まあ 1週間あれば
シナリオライターになれるという

非常に バラ色の時代が
やって来てると。
はあ~。

で ずっと続けてく気は あるんですか?

そうですね… う~ん…。

飽きちゃうかもしんない。
飽きちゃうかもしんないです。

ただ あの 続けて持続して
なんかをやっていこうっていうよりは

とりあえず 次の ものにしてしまおうと。
うんうん。

これを 自分のものにしてしまう
というふうに

目標を持った方が やりやすいんです
僕なんかは。

…ってことは 目先の目的はあると。
(藤田)そうです。

これを やり遂げなくちゃいけない
っていうか。 そうです。 はい。

さて 原田さん。 はい。
え~ おいくつでしたっけ?

16です。
16。 はい。

16といえば
遊びたい盛りじゃあございませんか。

それが こんなに仕事しちゃって。

誰かのファンだとかっていうことは
ないの?

受け手としての立場。
そうですね あの

真田広之さんとか 坂本龍一さんとか。

あっ 坂本君のファンですか?

(原田)ドキドキしちゃう。
あっ そうですか。 はい。

普通だったらさ 「坂本さ~ん」とか
言ってるだけで… ねえ

その 原田知世さんっていう
名前がなければ

坂本君を取り巻くファンの一人。

で 同時に原田知世さんを取り巻く
ファンがいるよね。 はい。

両方 使い分けてんのかな?

…というか そうですね あの

学校なんか行ったら もう普通の
あの 学校に行けば たくさん

誰々さんが好きっていう子が
いっぱいいますからね。

そういう子に交じって
ああ あの人は

あそこが かっこいいだの
何だのってね

もうミーハー的なことね
よくやってますし。

で 逆に お仕事に戻って

地方に コンサートなんか行くと
たくさんの方がいて

で たくさんの方の前で
歌を歌ったりしてね

割と そういうのは
あんまり意識しないで

自然に何か
できてることってありますね。

例えば コンサートをやってね
原田知世さんとして

送り手になって
やってるとするじゃない。 ええ。

客席の一番前に
坂本龍一がいたら どうする?

それは もう…。
あがる? 緊張します。 はい。

あの~ これから その送り手として
やってみたいこととね

受け手としてやってみたいこと
っていうの 両方あると思うんですけど

例えば その誰々のファンの

16歳の ただの女の子としては
どんなこと やってみたい?

やっぱり これからも
まあ そうですね

いろんな 私が好きな人の
映画が出来たら 映画とか

まあ テレビとか
レコード聴いたりとか

そういうことを普通の女の子として
やっていきたいっていうか。

それが まあ 受け手側としてですよね。

で 送り手側としては そうですね

あの まあ
趣味っていう感じだったんですけどね

長崎にいた頃から
ずっと バレエとかやってて

で あの… そうですね

長崎にいる頃って
あんまりミュージカルとか

そういうのを見る機会って
少なかったんですよね。

見たいと思いながら
見れなかったことが多くて。

で 東京に来たら やっぱり

そういう見るチャンスとか
かなり ありますからね

そういうのを見て これから いろいろ
勉強していきたいなって思います。

16だったら
何でも全て可能性だもんね。

ありがとうございます。 鴻上さんに
話を聞きたかったんですが

すいませんね あっち行っちゃいましたよ
待ってる間に。

(鴻上)私も来たくて
来たわけじゃないんですよ。

そちらで ワーッと笑うと もう…。

(鴻上)私 来たくて来たわけじゃ
ないんですよ ここに。

分かりました。

僕は 鴻上さんが好きですね。
はっきり言って。

だから なんか しゃべって下さい。

ラジオ飽きたんです 僕は。
いいっすよ。 暗いですね ここ。

(笑い)
暑いでしょ?

だって 僕 25ですけど
こっちの人間なんですけどね。

これは どういう時間なのかな?
今 何ページですか?

今ね 30ページ。
(坂本)30ページですか。

そう。
ここ嫌なんだもん 俺。

(鴻上)僕は 「YOU」だって
来たんだもん。

鴻上さんさ その鴻上さんの場合には
学生は まだ続けてんの?

卒業しましたですよ。
卒業しちゃったの?

ええ 去年の9月に。
でさ よその芝居なんか

よく見に行ってたの?
あ~ 見に行きますね。

だけどね 面白い芝居
なかったですけどね。 ああ。

うん つまんないのばっかりですからね。
それで 自分で書いてやろうと思ったの?

(鴻上)それは ありますね。
それは ただ正しいと思う。

自分で書くのが一番 面白かったから
やったら

いつの間にか評判になっちゃったと。
それでボロクソに言われたらどうなんの?

言われたことないですからね。

坂本君。 行って いびる? ちょっと。
年寄りとして。

(中沢)ちょっと 若い者いびりする?

俺 まだ そっち行っちゃ駄目なんだよ。
まだ いけないの?

うん。
(鴻上)これがNHKなんですよ。

そうですか。
いいよ。 そんな…。

(笑い)
いいよ 別に。

だからさ あの 送り手受け手の話は
まだ続くような気がするんで

続けようかなと思ったんだけどさ。
あの 3年くらいだと

まだ受け手感覚じゃない?
普通だったら。

いや それはね ず~っと受け手感覚で
やっとかないと 終わりますね。

いつの間にか 自分がね
送り手に回っちゃうと駄目ですね。

だってね 40 50の編集者とか
ディレクターの人とか

いつの間にか
作る立場になっちゃうと

つまんないものしか
できなくなるっていうね。

音楽家は どう?
(坂本)音楽 どうでしょうね?

よく分かりませんね 客観的には。
(鴻上)このやろ。 逃げちゃって。

例えばさ 坂本君なんか
パッと こう 手を挙げると

キャーとか言われるじゃない。
あれになっちゃうと

送り手だって意識せざるをえないじゃん。
(坂本)そうだね。

一緒になって キャーッて言わないと
いけないじゃん。

僕 この前 でも トシちゃんの
ファンの周りに入って

キャーッて言いましたよ。
「トシちゃ~ん!」とか言って。

あれ楽しいんですよ あれ。
それは違う。

あ 違うの?
この人 誰が呼んだの?

変わった方だ。 俺また戻ろ。

こんばんは。 あさまやまの

看板アナウンサーの 米俵幸太郎さんです。

このテレビ局のね
開局の目的といいますか。

目的。 目的は そうですね。

まあ いわゆる まあ そうですね
目的ってのは そんな ないですけど

まあ 好きだから やろうじゃないかと。

それから 何でも言えるでしょ
僕らが やってると。

(金瀬)え~と 例えばね さっきも
電話なんかが かかってきましたね。

それで 面白い
視聴者の方から電話がかかってきて

いろいろ あの 反応というか
ファンレターというかね

そういうのが来たりして。
これはね 簡単なんですけど

ファンレターってのは
まず来ないんですよ。

というのは 決められた範囲でしょ。
100mのとこから

わざわざ ポストに入れて葉書出すやつって
なかなか いないですけども。

電話ではね 結構かかってきますよね。
でも 面白いですよ 皆さん。

烏山に来て下さい。
どうもありがとうございました。

僕は 「サウンドストリート」を
のぞいてきますんで

河合さん1人で頑張って下さい。
(河合)はい はい。

(高橋)戻ってきたぜ。
(河合)あ うれしいよ。

うれしいよ 1人じゃ心細かったよ。
(高橋)疲れた。

(河合)え~ まあ 休憩します。

今 楽しいことってね あのね

原始性に触れることですね。
ひと言で言うと。

虫に異常な興味を示すとかね。

昔から示してましたけど。

大嫌いなんですよ 虫って。

だけども 異常に執着するとかね。

ゴキブリが サーッとか走った時にね
ものすごいインパクトを感じるとかね。

すごい ほら 理性とか知性とかのね
かけらもないものにね

ドーンとか会った時にね なんかこう
崩壊していくもんがあるとかね。

そういうもんが
最近 面白くて しょうがない。

だから 例えば こう お皿があるでしょ。
洗ってたりしますでしょ。

まあ 私は全然 家事とかやりませんけど
それで ほら

「あっ!」とか言って
パリンとか割れたとかね。

そういう ほら まあ 普通の人が
びっくりするようなことってあるでしょ。

そういうものに すごくね
私 最近 興味を示してるの。

もっとね いっぱい例を挙げると
分かってもらえると思う。

ちょっとね あの また
自然回帰とかいうのとも

ちょっと違うから。

あの… 自然に戻って ホッとしよう
っていうのとは ちょっと違うのね。

もっと一瞬の緊迫感なのよ。
なんかさ ゾゾけだすとかさ。

で 最近ね 自分が あんまり
こんなことばっかり考えてるんでね

夜中 眠れないの。 何でかっていうと
すごい お化けが怖いのね。

でも 自分の こういう願望によってね
お化けを見てしまうんじゃないかとかね。

確かに そのお化けを見た瞬間
っていうのも それに含まれるのよ。

だから私 最近
お化けを見るんじゃないかと思って

怖くて眠れないんですよ。 ただでさえ
睡眠時間がないっていうのに。

あ~ 戸川 純って 無責任なんだなって
思った人へ。

どうもすいません。
でも 女の子だから 許して下さい。

終わり。

僕 もう 行きたかったんです 「YOU」に。

せっかくね 行きたくて
僕は行きたかった。

なぜ行けないんだ。
もう しょうがない。

今は 特に 割とリバイバルが
はやっちゃってるでしょ。

もう ビデオとかも出てくると。

やっぱ そっちの方が なんか
どんどん受け入れられちゃって。

なんか 俺たちの作る新しいもの
っつうのは どんどん なんか

昔の方が良かったなっていうような
感じになるのが多くてね。

だから なんか 俺たちのね
やっぱ 時代で

すごいもの作んなきゃ
いけないわけですよね。

だから 何つうのかな。
とにかく 今の俺たちには 俺にはね

グループが必要なような気が
するんですよね。

なんか 表現してくためには。
俺一人っていうだけじゃなくて

なんか 一つのものを
みんなで作っていく というようなね

なんか そういう塊みたいなのが 一つに
なって なんか作っていけるようなね。

そういうものが あった方が
いいんじゃないかなと思うんだよな。

なんか 時代の怖さを感じますね。

21世紀になったら 大変なことに
なっちゃうんじゃないですか。

なんか すごく怖いですからね。
だから 今できることは やっとかないと。

とにかく もっと恐ろしいことが
俺たちの裏でね

いろんなこと動いてるような
気がしますしね。

だから ちょっと
ヤバいなって気がしますからね。

ヤバいからこそ 今 なんか
いろんなこと やっとかないと うん。

気をつけろよ。
女も最近ヤバいぞ 女も。

女だってな 刺すような毒がなけりゃ
駄目なんだから。

変な女子大生の
変な番組に乗せられてな

そんな女子大生ばっかりじゃ
ないんだから。 男たちも

女子大生 あんなふうに 軽薄なやつら
ばっかりだと思っちゃいけないぞ。

どんどん どんどん お前らは
テレビに洗脳されてくんだから。

気をつけろよ まったく。 な~んつってね。
んなこと思ったりもしてるわけだ。

あいた~! なんちって。

フフフフッ!

あっ 台本落ちた!
あっ 落とした。

まあいいや。 すいません。

え~とですね 糸井さんが
「サンスト」の方へ行っちゃったんで

代わりに坂本龍一さんが
来てくれました。

坂本さん。
うん。

(拍手)
ああ すごい。

今のVTR見て どうですか?

さすがですね やっぱり。
(河合)さすがですね。

さすがだと思います。
(河合)はい 坂本さんも来たことだし

後半は音楽からいきます。 どうぞ。

完全に読んでるというね。
VTRです。

♬~

あのバンドは
どうして作ったんですか?

メンバーは自然発生で
7人集まってしまったんですが

ちょっと やってみようかなと思って。

(高橋)キャッキャ キャッキャ
言ってたような感じなんですけど

楽譜とか あるわけなんですか?
え~ 楽譜は ありません。

で その時によって 自然に出てくる声を
やってるだけなんですけど。

(高橋)やっぱり みんな 楽器とか
ずっと やってた人なんですか?

全然やってない。
(坂本)練習する?

あんまりしない。
(坂本)したことない。

じゃあ 全く思いつき? その場の。
そう 大体そうです。

でも リズムとかさ
テンポとか そういうのは誰かが出すの?

うん。 メンバーみんなで何となく。
(坂本)うん?

何となく出ちゃうんです あれが。
(坂本)あ ほんと。 へえ~。

あの~ 今 面白いものは 何か
面白い人は 何かとかね

それから こう 21世紀に向けて

どうなっていくのかとかっていうことを
話してるらしいんですけど

今日のテーマはね。
はい。

え~と そんなことを
もう一人 聞いてみましょうか。

マリアンの隣にいる…。

あっ こんばんは~。

(坂本)ちょっとご紹介下さい。
はい。 ミスター オーズボーンですね。

Yes. Hello.
こんばんは。

Do you speak Japanese?

まあまあ 少しけど…。
(マリアン)もう 日本に来て

どのぐらい たつんですか?
え~と 3年半 もう 今まで。

(マリアン)3年半ですか。

(坂本)あの 日本のね まあ 若い人
いっぱい いるけども

日本人の若い人と
アメリカ人の若い人っていうかな

違いとか 似てるところとか ある?

(マリアンの英語)

(オーズボーンの英語)

(英語)

昔は 日本は日本式だったんですけど
今は ヨーロッパとかアメリカとか

もう ごちゃ混ぜになってるから
あんまり変わらないんですよね。

(坂本)変わらない感じ?
はい。

まあ あの~ ニューメディアとかね
いろんなメディアが複雑化して

コンピューターが導入されてね
どんどん変わっていくんだけど

コミュニケーションも変わっていくと
思いますか? 変わっていますか?

(マリアンの英語)

(英語)

OK。 これから だんだん だんだん
変わってきたと思いますけども

自分は やっぱし日本語を
そんなに しゃべらないから

写真で 何ていうかな 自分の気持ちを
出したりしてるんですよね。

それが コミュニケーションっていうのかな。
また 定時番組の方で…。

混線してますね。 糸井さんの声が
入ってますよ こちらに。

行くよ。

来たよ。

いい?
(坂本)じゃ 戻って。

戻ってくる? じゃ またおいで。
いってらっしゃ~い。

マリアンも役に立つね。
(マリアン)そうでしょう? ウフフフッ。

(坂本)なんか ほんとに分かりにくい
「サンスト」でありましたが

え~と 要するにね 「YOU」を見ると
この状態が分かると。

放送日が早いんだ こっちの方がね。

(中沢)混乱の日に
ゲストに来ちゃった僕って かわいそう。

だまして連れてきて ごめんね。
(中沢)ううん いいの。

だから テレビで見たい人は6月9日
「YOU」を見ると分かります。

というわけで え~と
ここに 「なんか言え」って書いてある。

ちなみに 明日の「サウンドストリート」
明日なんか知らないよ 僕。

「水曜日 甲斐さんのゲストは
吉永小百合です」だって。

というわけで 混乱のうちに
終わりました。 終わります。

拍手してあげようか たまには。

(拍手)

あの番組は拍手っていうものと
無縁の番組ですからね。

ひっそりと密室で
いつも やってますけども。

じゃあ そっちのゲストの方々
こっちに来て下さいな。

中沢君と坂本君と こっちに。
もう一人のゲスト 中沢新一さんです。

(拍手)

え~ で そっちでは
どんな話だったの? 主に。

要するに 何ていうの

展望と称するようなね

明るい 何ていうか こう

太い道なんてのは
ないんじゃないかっていう

そういう心境ですよね。
細い細い道しかない。

細いね それぞれの 細~い こういう…。
それは こっちのゲストの人たちも

同じようなことを
どうも思ってるみたいでしたね。

細い道しかない。
細い道しかない。 それから 何ていうの

太い道があったっていうような認識も
もう ない人も…。

いるでしょうね。
既に 作り手になってるね。

そうかもしれないね。 僕の感じだとね
この やっぱ3年ぐらいかな。

80年代に おおまかに言っちゃうと
80年代に入って

いわゆる 過去から未来に続く
こう 一直線のね 太い道なんかは

だんだん… だんだんっていうか

見えなくなったっていう感じが
多いけど どうですか?

いろんな意味で
メジャーっていうのがさ

なくなってきてるでしょ。 うん だからさ。

物差しっていう意味でも
メジャーはないね。

ないんだよ。
(坂本)ルールもないし。

だから 昔だったらさ

アバンギャルドみたいなこと
やっちゃうのってのはさ

なんか ちょっと あったじゃない。
でも 今 普通の人でしょ。

それが すごくいいね。
(坂本)なんか 水先案内が出にくい

できにくいから
水先案内っていうのはプロの仕事でしょ。

だからさ そこで やっぱり
さっきも話したみたいに

プロとアマの差が
なくなっちゃうんだよね。

一直線のね 時間のレールがあるからね
これは AはBよりナウいとかね

そういうことは ありうるんだけども
もう 音楽でも そういう状況はなくてね

これをやったから新しいとかね

これやったから古いとかっていうの
全くないのね。

だから それぞれ勝手な時間をね
生きてて

それ全体で なんかね こう 時間のね
時間を風呂敷で包んでるようなね

状況だと思うんだよね。

あの 学問も そういうとこ あんの?
そう あると思う。

あの~ やっぱりさ こう 僕なんか
ことに そうなのかもしんないけど

間の過程を今までの人って
順々に積み重ねていかないと

こっち飛躍しちゃいけないみたいな
決まりがあったじゃない。

(坂本)学問は特にそうだね。
そうだね。 だから しんどくて

僕なんか あんま好きじゃないんだけど
でも 割と今はさ

そういう間の過程 すっ飛ばしちゃって
いろんなものを同居させて

風呂敷 包んじゃうっていうことが
可能になってんじゃないのかな。

(坂本)だから 行き詰まりって言ってもさ
こう 約束された未来

そういう展望がね
ないっていうだけでさ

窒息しそうな行き詰まりとかって
いうんじゃないんだよね 全然。

もっと 空疎なっていうかさ。
(中沢)スカスカになってきて。

軽いさ 行き詰まりっていうかな。

空気の薄さは何となくあるけどね。
それね。

いや でも 薄くしなきゃいけない
っていう時代なんだと思うよ。

だから 坂本さんだって
もう 先に行こうとか

そういう意識って ないでしょ?
(坂本)全然考えてない。 ないのね。

となると 何が支えてんの?

あの 泉 昌之先生などは 先ほど
やっぱり自分の楽しみ。

要するに 自分が面白いかどうかだって
言ってたけど。

(坂本)どうなんだろうね。
音楽は どうなんだろう?

漫画だからね 面白いって言葉は
そのまま ほら 仕事になるじゃない。

音楽ってさ 面白い 笑っちゃう
っていうわけに いかないでしょ?

「坂本の いいんだよ今度
もう 5回ぐらい笑ったよ」なんて

そういうことないでしょ。
(笑い)

「今度の新曲は爆笑したよ」なんて。
(笑い)

(中沢)ドンキーカルテット。

そうはいかないもんね。
(坂本)そういうのが あってもいいね。

(中沢)坂本龍一のドンキーカルテット。
(笑い)

笑わないよ ちょっと これ。

「爆笑 村上春樹」とかね。
笑える。

笑えない…。
無理だよ。
無理だよ。

何が支えというか…
仕事だからやってるって感じ?

どうなんでしょうね。
あまりにもラジカルになっちゃうけどさ。

ラジカルねえ…。

何なんだろうな?
何か言えよ。

例えば昨日ね スタジオで
ある音 入れたでしょ。

今日またスタジオに行ってやってるとさ
また新しいやり方 見つかってね

新しい音ができちゃうから
替えたくなっちゃうのね。

延々やってるわけよね。
取っ替えちゃうの? 今まで作ったものを。

もう捨てちゃうわけ。
もったいないね~。

やっぱり 今の時点で
最高のもの やりたいから

やってると全然終わんないんだよね。
去年の1月から やってる…。

(中沢)みんな レコード会社とか
やめろっつったわけじゃない。

予算とかね。
(中沢)予算。 スタジオそんな長い…。

(坂本)だから 無根拠にさ
糸井さんが ある日 来てさ

坂本 もういいから やめろよとかって
言ってくれるとさ 僕やめられるんだよね。

はは… じゃあ次のコーナーに
ちょいと移りたいんですけども。

いわゆる素人と言われてた人たちの

マスコミを使わないコミュニケーションの
話をちょっとしたんですけども

そういう人たちは まだいまして

新しいコミュニケーションを意識してる
人たちを紹介したいんですけども。

これは 全国の大学のサークル活動だけの
情報が書かれております。

連絡先もあるし これを編集してくれた
人たちも来てるんですけど

要するに 何ていうかな
よそのクラブがいいなと思ったら

そっちに移っちゃえるっていう情報が
書いてあるわけですね。

ちょっと聞いてみて下さい 高橋さん。

どうして こういう本を
まとめようと思ったんですか?

え~っとですね 受け手と送り手

そもそも本来
イコールなんじゃないかなということで

ちょっと考えてみたんですよ。

今のメディアっていうのは すごい
カラーとか なんかつけちゃうでしょ。

なんか 1+1は2なんだよとかね
赤色はきれいだよとかね。

このメディアっていうのは
そうじゃなくて

赤色はきれいだとかね
1+1は2だなっていうのは

行ってみて自分で確かめてもらう。

だから電話帳になってるんですよね これ。

で… そういうふうなものが
今まで なんかすごい なくて

特にね そういう大学なんかの周辺に
全然なかったっていうか

そういうふうなあれで ちょっと
作ってみたかったんですね。

いわゆるマスコミのネットワークから
外れちゃった

小道みたいなものが たくさんあって
そん中で やっぱり その道を利用して

いろんな 次に面白いことは何だろうと
思ってる人たちは たくさんいる

ということになるのでしょうかね
おじさんが まとめると。

タイトルの 「気分はもう21世紀人」に
ちなみましてというか

21世紀に向けての話を
また後半のゲストを交えて

楽しくやりたいと思います。

では ゲストの皆さん お願いします。

♬~ (拍手)

♬~

では 紹介いたしましょう。

今 座らんとしているのが
画家 イラストレーターの

日比野克彦さん。 こんにちは。
(拍手)

続いて こっち側にとびます。

作家で まだ学生も…。

いえ もう卒業しました。
川西 蘭さん。

こんばんは。
(拍手)

(拍手)

こんばんは。
(拍手)

どうも
こんばんは。
(拍手)

続きまして
コンピュータープログラムの遠藤さん。

(拍手)

続いて宮路さん。
(拍手)

さて その
行き詰まり 行き詰まりって言葉が

ラジオと こっち側を
行き交っておりまして

もう口を開けば 行き詰まりと言ってる
この番組なんですけれども

コンピューター関係者は どうも そんな
雰囲気はないんじゃないかっていう。

(坂本)行き詰まってない?
顔が元気そうなんだよね。

ちょっと その辺から聞いてみようと
思うんですけども。 遠藤さん 宮路さん

コンピューターは 大丈夫ですか?
元気ですか? 行き詰まってないですか?

若い連中
っていうのは すごいんですよね。

まず そうですね
小学生

中学生ぐらいの
年代だと

2割ぐらいの人が コンピューターを
自分で持ってるわけですね。

で それは まだいいんですけども

子供の頃から
コンピューター いじってると

だから私ら もう僕も おじさんの部類に
入りかけてますけれども

おじさんたちが 洗濯機やテレビをね
何にも分からずに使えるのと同じように

連中は コンピューターがどうなってるか
知らなくても使えるんですよね。

つまり もうコンピューターが
僕らの電子レンジのように

生活の一部になってるというかね
そういう世代になってきちゃってて

しかも恐ろしいことに
プログラムっていうのがね

供給される場っていうのが
どんどん広くなってるんですよね。

今 パソコンだけですけれども

パソコンに今度
データベースっていいまして

もっと大きなね
セクションみたいなのが付きますと

どんどん大きなことができるわけですね。

アメリカの映画で「ウォー・ゲーム」
っていうのがありますけども

あれは アメリカの軍事機密に
パソコンからね 侵入しちゃって

それを動かしちゃうなんていうね
大きな話でしたけども

ああいうのが実際に
日本でも起こるっていうかね

そういうことは もう
できるような状態なんですよね。

僕より宮路君の方が詳しいんで。
宮路さん。

えっと… INSっていうものは
電電公社で今やってるんですけど。

何ですか? それは。
えっと それは

コンピューター 今 マイコンなんかは

互いにコミュニケ―ション
できませんよね。 一個一個 もう別々で。

それが えっと そういう通信システムが

コンピューター コンピューター同士が
各家庭で つながっちゃうわけです。

それで どんなことができるかというと

例えば 今の葉書とか郵便ありますよね。
ああいう代わりに使って

手紙の交換とかね それを
コンピューター同士でやっちゃうと。

だからネットワークみたいなね
システムが出来上がると

テレビとか 今までの郵便とか
そういう… 英語の辞書の代わりとかね

あらゆる機能に使えちゃうわけですよ。
それ1台で何でもできちゃうと。

っていうことは 部屋があって 人がいて
コンピューターまわりのものがあれば

あと何にもない… なくていい。
全部できちゃう。

洗濯はしてくんないだろうな。
あっ 洗濯もできますよ。 例えばね…。

冗談で言ったら
すぐ答えちゃうからやだね。

洗濯機にね コンピューターの
その 処理を任せちゃうわけですよ。

電話でこうやって 「何時何時までに
洗濯しとくように」とか言ったら

してくれるとか できます。
(遠藤)実際あります。

それ 全部あわせて日常生活を賄うのに
そんなに大きなものは いらないわけ?

(遠藤 宮路)いりませんね。
当然 はやりますか? それは。

一家に一台になりますか?
一家に一台 当然ですね。

もう使えない人は
機械の奴隷になってもらうしかない。

そのぐらいまで多分
普及すると思いますよ。

中沢君 こういうこと言ってますよ 隣で。

(中沢)奴隷になります。
奴隷になります? (笑い)

邱さんですけれども ビデオの世界は

今日のはやり言葉で言うと
行き詰まってないですか?

え~っと まあ 僕自身… 僕自身は結構
行き詰まってるところあるんですけど。

ハハハ 個人的に?

これは まだまだ
可能性のある分野ですね やっぱり。

そうですね。 結局 ニーズがですね番組の
もっと細かくなってって

とにかく一日中
例えば「YOU」だったら

「YOU」しか見たくない
という人のために…。

細分化されていく…。
(邱)細分化されて

やっぱり その テレビ局が
全体のデータバンク的になって

それを コンピューターで引き出して
見てくっていう方式に

なるとは思います
これから先 どんどん。

それで 番組がもっと多様化されると。

それに従ってビデオのニーズも
当然 増えてくだろうということは

一応 予想してます。

さて 隣の李君なんですけども

ずっとコマーシャル界も
停滞しつつあるところで

突然 すい星のように現れた
新人などと言われていますが

そういうふうに言われて どうですか?

てれます。
てれますか。
正直 言ったら。

今までの人と違うものを作ってやろうって
意識あったんですか?

えっと 別段ないんですけど

だけどやっぱり自分で面白くなきゃ
やってて自信がないんですね まだ。

だから せめて自分がやってて
面白いものだけは やろうと。

僕自身は 視聴者の人のことを
あんまり考えてないっつった方が

当たりかもしれないですね。

だから… 何ていうんだろうな

こんなことやりゃあ
面白いんじゃないだろうかっていう

勘めいたものだけで
やっちゃってるっていう。

さっきから ちょっと遠藤さん
宮路さんのあたりから言われてる

コンピューター中心。
その端末が全部の家庭にあって

そういうものを中心とするメディア社会が
来るだろうっていうことについて

コマーシャルを作る立場としては
随分 変わると思うんですけどね。

何か考えますか? それ。
え~っと 具体的に言うと

さっきおっしゃってた データバンク
みたいなことですか。 うん そうそう。

銭がかかることには全て
銭がかかるというかね。

だから…。
ああ ああ… お金のこと。

だから1つの番組を作るにも
絶対 銭がかかってるわけで

その銭の出どころは
どこかってことを考えれば

コマーシャルは 形は変わってくことは
ありえると思うんですよね。

だけど コマーシャルがなくなることは
今のところ ないんじゃないかと。

コマーシャルなくならないけど
受け手の意識がね

例えば さっき邱さん 言ってたけども
好きな番組の好きな種類のところだけを

何回も見るような受け手が
どんどん増えてくると

作り方 悩むよね。
困りますね。

もう既にちょっと僕らは悩んでるね。
そうですね。

悩んでますか やっぱり。
悩んでます。

だって 日本全国を… 何ていうの
ヒットさせるようなものってないもんね。

そうなんですよね。 だから今 普遍で
面白いもん作ろうなんて思っちゃうと

かえって墓穴を掘るんじゃないかなって
気がするんですよ。

さて その 新井さん
どうですか? 今まで聞いてて。

次の時代の予感と展望と。

えっと あんまり深く考えないんですが

活字は コンピューターどんな発達しても
残るんじゃないかなと思ってるんで

比較的そういう意味では
安心して聞いてました。

どうして残ると思うんですか?

活字の方が安いんですよね
単価が今んとこ。 少なくとも。

今 ワープロ使って
原稿書いたりするんですけど

小説1本書くとね フロッピーディスク
4~5枚 使うんですよね。

空のフロッピーディスクって
今 1枚いくらぐらいします?

≪1, 500円ぐらいですね。

(新井)それ 4~5枚
使っちゃうんですよね。 小説 あれで。

そうするとね 本買った方が
ずっと安いじゃん。

もう 10分の1くらい安いじゃない。

だから活字は残るんじゃないかなと
思うんです。

本そのものは じゃあ残るとしても

小説に書いてあることとかは どんどん
なんか行き詰まり感が出てるんですけど。

その問題は SFの方はどう考えますか?
え~っと…

私は あんまし行き詰まるの
好きじゃないんで

行き詰まらないことにしてるんです。

じ~っと なんか考えるから
行き詰まるんで。 正解っぽいね。

あんま考えなかったら
行き詰まんないんじゃないですか。

あっ… 明るいです。 この言い方は
すごい好きですね 僕も。

正解ですね。
なるほどね。 隣に あの… 川西さん

どちらかというと
SFじゃない分野の活字の方として…。

行き詰まりの純文学。

どうですか? 川西さん自身は。

僕… 僕も ちょっと前まで
行き詰まってたんですが

新作を書きましてね。 それでまあ 最後は
非常に絶望感で終わるんですけど

それをもう過ぎちゃって 非常に今は

明るくなろうとしてる
というところですね。

もう純文は ずっと前からね

行き詰まってる 行き詰まってると
言われてまして

いろんなメディアが行き詰まる前から
言われてましてね。 で 出口がないと。

でね いろいろ考えたんですけどね

今までの文学というか 小説というのはね
文語体で書かれてて

それで 今 若い人たちが使ってる言葉と
明らかに違うんですよね。

僕ら… 新井さんもそうですけど
使う文章というのは

非常に自然な みんなが使ってるような
言葉で書かれてるから

これ 口語体なんですよね。
だから口語体に展開するということでね

テーマとかね 意味性を
求めるんじゃなくって

そこの言葉の響きとかね イメージとかを
展開していくということでね

行き詰まりから出れるんじゃないかと
考えてますけどね。

そういう試みを今している最中であると。
していますね。

なるほどね。 え~ 全員…。

さあ 日比野君の声 ちょっと。
日比野君 絵の方 どうですか?

イラストレーション 好きだから
やってるっていう感じですか?

そうそう。 だから 今 新井さんも
言ったようにね そんなに悩みたくないし。

だけど全然… ほんとのこと言ってさ
全然悩まないってことはないじゃない。

あ~ なんか今日も同じようなのが
できちゃったよっていうのあるじゃない。

絵なんかだと特に。
それは どういう時かっていうと

マスコミに深く関わった時。
はあ はあ はあ なるほど。

こういう 僕 違うこと
やりたいんだけどね

マスコミは…。
こういうのを頼んでくるんだよ。

靴でちょっと膨らませて下さい みたいな。

「糸井さんの詩かなんかに
絵 描いて下さい」って。

悩んじゃう。
ごめん。

頼まれるっていう関係で悩むわけだ。
そうそう そうそう。

自分がやるにはね個展とかなんかやるには
別にその悩みも悩みじゃなくってね

マゾでも何でもないんだけど
いいわけですよ。 貯蓄になるから。

けど 排出のとこで悩んでるとね
なんかもう つらくなるんですよね。

そういう悩みは やっぱりありますけどね。

貯蓄するんだと思って悩んでても
楽観的に考えられますよね。

ということは 多くの人に向けて
ものを作る場合と

ただ作りたいから作るという場合とは
はっきり分かれてるってことですかね。

日比野君が言ったのは 要するに
作りたいもん作ってる時は悩まない。

で 多くの人に
受けなきゃいけない時は悩む。

≪同じ。
みんな そうみたい…。

なんか大いにうなずいてますね。

わがままにやってるとね
やっぱり自由でいいですね。

行き詰まりなんて全然感じない。

後ろにね グリーンの服着て おそろいの
女の子たちがいるんですけど

この子たちは…
「子」なんて言っちゃって ごめんね。

映画を作った…
どの人が代表の人かな?

≪はい。
あ そこですか。

なんか 雑誌社主催の映画のコンクールで
ビデオですか 映画ですか?

8ミリです。
8ミリですか。

なんか いい成績を収めた人たち
らしいんですけども

作り手 受け手なんて話をしてますが

受けようと思って作ったり
するんですか? やっぱり。

あの~ してません。
してません?

ほんとですか?
(女性)ほんとです。

でも 友達も笑ってくんなかったりさ。

はい 友達も笑ってくれませんでした。
ああ そう。 はっきりしてる。

で それが評価されたことについて
どう思いますか?

不思議だと思います。
でも よかったと思いました。

この次に作ってるものについては
受けようと思う? 思わない?

いえ 思いません。

ほんとに受けないと 作る予算も
なくなっちゃうんですけど どうでしょう。

もうそんな… ありますっていうか
最初から ないから そんなのは。

はあ… 分かりました。

(笑い)

ずっと続けていこうなんて思うと
大変なんですけどねえ。

新井さん もう何年やってますか? 小説。

(新井)え~ 7年目だと思います。

やめたりしたくなんなかったですか?
(新井)全然。

受けようと思わないからいいんですか?
いや 受けようと思ってますよ。

新井さん 受けようと思ってますよね。
だって受けないと つまんないもん。

そうすると 今の人たちみたいにね
「受けなくてもいいです」っていう

あの気持ちよさは 味わったことない?

っていうか もう全然
目的が違うもん。 そもそも

最初に受けたいっていうのがあって
それで小説を書き始めたんだから。

受けたいっていうか 面白い…
人を楽しませたいというか 面白い。

楽しんでくんない… 私 面白くない
っていう人が増えたら やめちゃう?

やめない。 その場合は何とかして

でも やっぱり 私 面白いって人を
探すと思う。

全国行脚したりして 小説の。
(笑い) ≪行商?

何ていうんだろう 昔からずっと
つきあってるような人で

すっかり私の文体に なじんじゃって

どんな駄作だろうが私が書くと面白いって
言ってくれる人が 現在2人いんのね。

これを何とか もう少し増やしていって。

2人… いいね~! 2人いる。

川西さん どうですか? 純文学。

僕もね 受けようと思ってますよ。

やるかぎり受けたいと思うし

分かんなきゃ
分かんないでいいやっていう

この強気の態度を
これから取ることに決めました。

迎合してたらね
しょうがないと思うから。

鴻上さん 受けようとか ありますか?
(鴻上)最近 思うのは

これ受けるかどうか
分かりますね やる前に。

するとね すごいつまんなくなるんですね。

芝居は3年やったら
もう分かってしまいました。

映像の世界の人たちの方が
ぶっきらぼうだと思わない?

受ける 受けないに関して。

(中沢)目に入ってくるだけで
すごくサービスあるでしょう。

多分 文字っていうのは サービスするの
すごい大変なんだよね。
そうかそうか。

私も それはやっぱり
自分に一番受けたいですよ それは。

だから 私と同じような考え方をする人を
増やしたいという…

考えてみれば むちゃくちゃな話…。
でも それだったらさ

小説書かないで 街歩いててさ
「よう 彼女」っていうのと

あんまり違わないんじゃない?
そうでもないか。

宗教なんかだって そうじゃない。
(笑い)

(新井)そこまでいっちゃうと違う…。

(川西)新井さんのファンには
新井教というような感じある…。

あっ あるな。 そういえば…。
(川西)教祖。

(新井)えっ でも それは…。
素子さま おねげえでございます。

それはやっぱ違うっていうか…
それはないですよ。

相手が勝手に だけどさ
宗教にしちゃうんだもん。

私の場合ね 私と似たようなもんを
受ける人を増やすっていう場合

私と性格が似ちゃうと 少なくても
「素子さま」っていうんじゃなくて…

私の だから 読者の人って
そういう感じになんないで

なんか 大変なれなれしくというか
親しみをもってというか やって来て

「素子ちゃん こんにちは。
私 あなたが…」っていうんで

「お友達になりましょうね。 それでは」
っていう感じの…。

それが宗教なんですよ。 (笑い)
あがめ奉られる感じじゃないんですよね。

宗教って こういうもんでしょう?
(新井)そういうもんですか?

宗教学者に聞いてみましょうか。
こういうもんですか?

(中沢)それが宗教です。
ほら!

(笑い)

え~ こんなことやってるうちに時間が
やっぱり終わっちゃうものでございます。

言い足りないことは…
あえて ないでしょう。

そういう人たちが
集まってるような気がする…。

自己主張のない時代でございます。
(笑い)

僕もゲストなら
きっと黙ってると思います。

ということで ありがとうございました。
ゲストの皆さん ありがとうございました。

終わっちゃいます。 (拍手)

あ そうだ いけね。
金瀬を呼ばなくちゃ。 (拍手)

金瀬さ~ん。
(金瀬)はい!

そちら…。
終わっちゃいました こっち 何となく。

そうですか。 こちらは まだまだ
放送を続けておりまして

もう生番組が この前の「YOU」の放送も
ありまして 癖になりそうです 私。

慶子ちゃん マリアン
どうもありがとうございました。

こっち側半分 去年で こっち側半分
今年みたいになってますけど。

じゃあ 今日は
「プレイバック」もありませんので

このまま 投書募集をして
終わりに飛び込みたいと思います。

投書募集あった…? ないか?

ないですね。
書いてある 台本に。

台本に書いてあるけど…。
ない。

じゃあ
終わりです。 どうも おやすみなさい。

おやすみなさい。
(拍手)

(拍手)

♬~

テレビが まだ…
もっと信じられてる時代だし

娯楽として その
大きな意味を持ってる時代だったんで

あるいは その… 周りを囲んでる
若い人たちが いたもんですから

その反応も見てるんですよね。

そうすると こいつら面白がってるな
っていうのが こう感じられたら

それは もっと言っちゃいたいわけで。

だから 全部の制作のプロセスに対して

なんか 全方向でやってたって
気がしますね。

時間の系列と関係ないところで
何かが生まれてくるっていう

面白さの時代だなっていうふうに
僕は思ってて。

で そのことは何回か
文章にも書いた覚えがあります。

それを ブラウン運動の時代
っていう言い方をしてて

風も何もない水の上に
小さい花粉を落とすと

それが 動くっていう。
分子のいたずらで。

ただ どっから何が出るのも
OKだっていう

その… 可能性ばっかりに こう満ちてた
そんな気がしてましたね。

♬~

僕が こう いろいろ制作活動し始めたのが
82年なんですよ。

広告の仕事 舞台美術の仕事

あと 商品開発とか
コマーシャルとか アパレルとか

本当に初めてやることばかり。

けれども それが あの…
楽しくてしょうがない。

社会的にも やっぱりちょうど
その82年 3年 4年のころっていうのは

いろんな さまざまな表現のメディア
アート 演劇 音楽 文学

いろんなところに やっぱり
次の世代を担う 20代の

いろんな人が どんどんどんどん
出てきた時代なんですよね。

好奇心とか… の力の方が

多少の当然 不安とか 「大丈夫かなあ」
っていうのは当然あったと思うけども

それをこう 増す力の方が

全然強かった時代だと
思いますね そのころは。

なんか みんなが探し合ってた
気がしますよね。

何なんだろう。 何がしたいんだろう。
何が面白いんだろう。

で やっぱり 70年代から80年代になって
大きく変わったのは

やっぱり 背中に背負うものとか

様式とかルールとか
そういうもので こう

自分を縛ってたものに対して

違うかもしれないっていう
答えになるものが 次々に現れるんで

これも認めたいな
これも認めたいなっていう

受ける側だとしても
自由になってった。

だから 俺はジャズしか聴かないんだよ
っていう人がいたとしたら

70年代までって それが
かっこよかったんですよね。

でも 楽しむにせよ
学ぶにせよ 働くにせよ

前からあるものの上に乗っかって
やんないと できなかったのが

80年代になったら 全然違うところから
別の刺激が やって来て

それはそれで 一本立ちできる
可能性があるみたいな。

だから 急に選択肢がワーッと広がって

で 俺はそれは何もいらないって
言ってると なんか朽ちてくみたいな。

何でもこう 食べたい!
って言って食べて

消化吸収して いつの間にか自分が
そっちに行ってた みたいな。

変化することに対して なんか
新しい開放され方っていうか

そういうものが なんかこう
送信側も受信側も得てた。

う~ん 大勢見てる番組とか
ゴールデンだったら

できなかったのかもしんないですねえ。

若い人が見るっていうことで
11時とかの番組だったんで。

♬~

あの… 流行がなくなったっていうか

ものすごく新しくて びっくりして
驚くようなものはないっていう感じが

すごくしてるんですよね。

新しいものを作ろうという気は
ないですけれども

今まで できなかったことが

できる時代になってきたんじゃ
ないかなと思うんですよね。

僕の感じだとね
この… やっぱ3年ぐらいかな

80年代に… おおまかに言っちゃうと
80年代に入って

いわゆる過去から未来に続く
一直線のね 太い道なんかは

だんだん… だんだんっていうか
見えなくなったっていう感じが。

さっきも話したみたいにプロとアマの差が
なくなっちゃうんだよね。

音楽でも そういう状況じゃなくてね
なに これをやったから新しいとかね

これをやったから古いとかっていうの
全くないのね。

だから それぞれ勝手な時間をね 生きてて
それ全体で なんかね こう時間のね

時間を風呂敷で包んでるようなね
状況だと思うんだよね。

いいことですよね。 だから

今 取り返したくて
しょうがないんじゃないかな その気分を。

みんなが それを言っちゃいけないとか
こういう時は こうするべきだとか

それこそ 空気を読むとか 建て前だとか。

一度 「えっ そんなんなくていいじゃない」
って言ったはずのものが

また復活しちゃった気がするんで。

敬意は払うけれども
歴史や伝統に敬意は払うけれども

あなたが選ぶのは自由ですよっていうのは
もう一回 今 必要なイメージですねえ。

そのころの流行っていうのは きっと

世の中がつくる。 で それに
消費者が乗っかっていくみたいな。

世間に同調することによって
流行に乗っかるっていうことは

嫌だったんですよね。

それよりか 自分のやりたいことを
やってれば いつか世の中

生きてるうちに1回ぐらいは
自分と波長が合う時が来るだろう。

だったら 自分のやりたいことを
やり続けるぞ みたいな。

逆に 自分のやりたくないことをやって
流行に乗っかったとしても

そのあとずっと 流行ばっかり気にして
自分のやりたいことができないっていう。

そんなのは嫌だっていうのは
まあ 思ってたので。

なので 自分のやりたいことをやる。

逆に言えば 自分のやりたいことが
できる社会になってきたし

そういうものを ちゃんと こう周りが

あ こいつ面白いことやってるなって
見つける

周りの目も こう
出てきたっていう状況だからこそ

言えたことだとも思いますけどね。

まあ ちょっと知り合いのところに
絵を持ってったりして

いくつか チャレンジするんだけども
そういう時に

「好きなことばっかり描いててもね~」
っていうようなことを言われると

う~ん… この人のために

自分のやりたいことを曲げてまでも
なんか… 合わせるのかと思うと

違うと思って もういいっていう。

自分のやりたいこと…
まあ さっきの話で

自分のやりたいことだけ
やり続けていけば

1回ぐらいは 世間と波長が合う時が
生きてる間に来るだろうって

思った瞬間はありましたね。

それで コンペティションに もう出して

で… それでまあ 賞をもらっていくので

だから一生に一回ぐらいは
やりたいこと やり続ければ

来るだろうと思って やってたら

割と早く来たっていうところは
あったのかな うん。

「YOU」のフレームで こう考えると
あのころは 土曜の夜の 若者の番組で

やっぱ 「YOU」を見て

自分と共感できる人を見つけたりとかね
当時の同世代の子たちが。

逆に言えば… 主に高校生 大学生たちが
来てたんだけども

今でこそ SNSとかの
情報網があるけれども

当時は 若者が共感できる
メディアっていうので

「YOU」っていう番組が すごくやはり
その存在の意味があったと思うし。

例えば 僕 今
大学の教員やってるけれども

教育の場としても 「YOU」の番組が
あったと思うんですよね。

同世代たちの 共に…

まあ大概が悩みであったり
共通のテーマであったりっていうのが

課題 話題になってて やってたから。

ほんと それによって学んだことも
たくさん 僕もあるし

当然 それ 番組見てた
出演した人たちの中にもあったし。

けれども今は その役割が

ほんと もっと手軽に
手のひらの中に行われる。

みんなが 自分の流行は自分で発信してる。
まあ YouTuberのように。

っていう状態には もう今
究極の 個人個人の流行が

自分でつくって発信できるように
なってるっていうところの

大きな大きな 違いではあるけれども

でも そのころ言ってたとおりには
なってるっちゃあ

今しゃべりながら気が付いたけど
なってるのかもしれないですよね。

でもきっと 悩みはね
10代の悩みっていうのは

やはり いつも ある部分
変わらないところもあるのかなとは。

そうなったとしても
やっぱり悩むわけですから。

でも その悩みが 必ずやっぱり
人間を鍛え上げるところはあるし

まあ やはり
前の世代よりか次の世代

次の世代よりか
その次の世代が必ず

成長している…
っていくのは やっぱり

その悩みを持ち続けるから
だからこそだと思いますね。

いいやつなんですよ やっぱり!

日比野は いいやつなんですよね。

だから そういう目で
若い時から育ってきた人だから

やっぱり うれしいものを見つけて
そっちにバーンと飛び込むっていう…。

こう… 彼 サッカーも好きだけど

ゴールに向かって こう
走ってく感じっていうのは

気分いいですよね やっぱりね。

あと 今しゃべってて
あ これは特徴だなと思ったんだけど

「自分が しゃべってて
思ったんですけどね」って言ってんのね。

学校の先生とか 悪い癖がつくと

言うべきことが分かってて
しゃべるんですよね。

でも 日比野君は
学校の先生やってるって言いながら

やっぱり そうじゃないところが…。

「自分が今しゃべってて思ったんだけど」
っていう

それを混ぜられるかどうかっていうのは
ものすごく大事な部分だと思いますねえ。

いいな。

(拍手)

♬~

♬「ダンスはうまく踊れない」

♬「あまり夢中になれなくて」

♬「ネコは足もとで踊り」

♬「私それをながめている」

♬「夏の夜はすでに暗く蒼く」

♬「窓にみえる星の光近く」

♬「誰も来ないし 誰も知らない」

♬「ひとりきりでは」

♬「ダンスはうまく踊れない」

♬「遠いなつかしいあの歌」

♬「私夢色のドレス」

♬「あなた限りない笑顔で」

♬「足を前に 右に 後 左」

♬「風のように水のようにふたり」

♬「時をわすれて 時の間を」

♬「ラララ ララララ」

♬~

♬~

子供の頃から
コンピューター いじってると

だから私ら もう僕も おじさんの部類に
入りかけてますけれども

おじさんたちが 洗濯機やテレビをね
何にも分からずに使えるのと同じように

連中は コンピューターがどうなってるか
知らなくても使えるんですよね。

もう使えない人は
機械の奴隷になってもらうしかない。

いや 率直に 36年前のを見て

髪の毛いっぱいあったなっていうのが
一番なんですけども

まあそれより 若いなっていうのと
あと すごい意見が とんがってますよね。

今は 随分まるくなってしまって

いろいろ優しい考え方も
できるんですけども

やっぱり コンピューター 当時は

攻めていた時代なのかな
っていう感じがしますね。

一番 想像外だったのは ネットワークが
ここまで普及するかっていうのは

ちょっと想像できなかったですね。

今 だって ほとんど
地下鉄の中が通じちゃったら

なんかもうみんな どこでもいけるような
感じになってるじゃないですか。

そういう意味では もう最初から

ネットワークにつながって
当たり前っていう

もう そこ意識しないレベルまで
今 来てると思いますね。

♬~

全然ないですね。

今 結構 人工知能とか機械学習とか
っていうの言われてますけども

そういったもので
人間の働き自体っていうものは

どんどんどんどん
分析されてくと思うんですよ。

そういった中では
人間の代わりをしてくれる考え方だとか

逆に言うと 人間には
思いもつかないような考え方

みたいなものが そこから出てきたりする。

例えば 将棋の藤井聡太さんが

将棋ソフトみたいなのを研究してるうちに
新しい手を思いついたりみたいなのを

よく言われてますけども
ああいったものっていうのは

ヒューマンエラーがない
コンピューターでしか実験ができないし

例えば人間だと
1時間かけて1回できることが

コンピューターだと1分の間に
何万回もできるわけじゃないですか。

そういった シミュレーションの結果から
出てきたもの みたいなものを

どんどん使えるあたりがコンピューターの
強さであり それが人間の中に

質的な変化と量的な変化っていうのが
あるんですけども

質的な変化が起こったあとに
量的に それが大量にあることによって

新しいものが見えてくる
っていうのがあって。

新型コロナが出てきてから
すごい急激に進化したのは

リモートワークとか ネットワークの
使い方だと思うんですよね。

これに関しても
もし この災害がなければ

結局 リモートっていうのは それほど
はやってなかったと思うんですね。

これは一気にリモート化されてしまって

働き方改革っていうのは もうちょっと
ゆっくり行われるものかと思ったのが

一気に ここで進んでしまっていて

それが どうなっていくかっていうのは
ちょっと予想できない範囲ですね。

♬~

私は あんまし行き詰まるの
好きじゃないんで

行き詰まんないことにしてるんです。

じ~っと なんか考えるから
行き詰まるんで。 正解っぽいね。

あんま考えなかったら
行き詰まんないんじゃないですか。

どんな駄作だろうが私が書くと面白いって
言ってくれる人が現在2人いんのね。

これを何とか
もう少し増やしていって。

2人… いいね~! 2人いる。

彼女はね デビュー作の頃に
取材したことがあるんだけど

まだね その…
ちっちゃい子だったんですよね。

だから これから いろんなことが
起こるんだろうなっていうので

なんか きょうだいの多い家族の
下の娘を見てる みたいなくらい

開いて感じてたんで 僕としては

何やっても
ふ~ん そうかい そうかい みたいに。

そのくらい開いてたんですね
当時の気持ちとしてはね。

でも 面白いものですよね。

それが 並行に年取ってくと
両方が大人になるわけで。

終わっちゃえば
あの 終わってしまったな。

終わってしまうと
いろいろ行き詰まって それこそ

600枚の小説 書くのに
500枚以上 破いたとかっていうのも

終わればいい思い出。

割と何ていうんだろう 能天気というか
前向きなタイプなので

大抵のことは 終わってしまえば全部
それでよかったって思ってしまうので

いまだに行き詰まっておりません。

仕事が仕事なんで 何をやっても

それ書けばいいじゃんって
思ってしまいますので。

私 自分で
すごい情けないなと思ったのは

生まれて初めて…
あれは「YOU」に出る前ですけど

失恋した時に 悲しかったんですよ。
ものすごい悲しくって

電車 乗ったあと
涙がずっと止まんなくって

ずっと窓の方 向いてたんだけど
その時 最初に思ったのが

これで失恋した女の子が書けるって
思っちゃったんで。

まあ… まあ いい仕事だと思います。
何やってもOKっていう。

これは 昔からそうなんですけど

子供の時に 本当に虫歯が痛くて
たまんなくて

その日は ちょうど連休の初日かなんかで
歯医者さんが ず~っとやってなくて

痛み止めを飲んで 祖母が梅干しをね

何ていうんだろう この辺に
バーッて はり付けてくれて。

梅干しで結構 痛みって取れるんだけど。
冷えてるから。

で 痛み止めが効くまで

1時間か2時間 頑張れば
痛み止めが効くはず と思って

その時にちょうど
星 新一さんの本 読んでて

面白かったんで うっかりのめり込んで
気が付いたら2時間たってて

痛み止めが効いてたんですよ。

以来やっぱり痛み止めが効くまでの2時間
意識をどっか持っていく本っていうのが

私にとっての ずっと理想で
夢なんですね。

そこまでは なかなか…
あそこの境地にはまだ達していないので

頑張りたいと思います。

いや いいインタビューですね。

あの… 女子高生みたいじゃないですか。

僕 新井さんの今の発言を
これから見るっていう直前に

言いかけたことがあって

新井素子から覚えた言葉が
1つあるんですよ。

それは 「能天気」って言葉なんですよ。

能力の「能」に 天気の「天」に「気」ですよね。

へえ~ こんな言葉を この少女が使ってて
なんかいいなあと思ったんですよね。

そしたら 言ってるもんね 今も!

驚いた!

ず~っと だから能天気で
生きてきたのかなあ。 ハハハ…。

すごいねえ 人って。

ってことは 俺も同じなのかもなあ。

人って同じなのかもね。

すごいな! ハハ。

ああいうこと言ってましたよ 若い時も。

ファンというか 絶対読んでくれる人が

とりあえず2人いるよなって
思ってたんですけど。

その2人は いまだに多分
健在で読んで…。

1人は うちの夫なので。
夫になってしまいましたので。

あれは だから
読んでくれてるんじゃなくて

私が今 最終的に原稿が出来上がった時に
音読するんですよ 毎回。

で 音読する時に
1人で音読してるとバカみたいなんで

夫に座ってもらって
音読してるんですよね。

で 耳で聴いて分かんないとこあったら
手 挙げてって。

なので あの人は今
私の本を読んでくれてはいないが

毎回リアルタイムで聴かされているので。

そのあとも読んでくれてる人 少しは…
増えてくれないと食ってゆけないので

増えてくれてると
うれしいなあと思ってます。

う~ん…。 やっぱり 何だろう

いろんなところで こう

大したもんだなあっていうところに
いる人は いい人多いね。

それがやっぱり なんか

生きる秘訣 何ですかって言ったら
いい人であることだよね きっとね。

へえ~!

夫にも会いたくなるしね。

はあ~!

♬~

21世紀になって この20年

例えば その「気分はもう21世紀」って
言っていた 84年っていうのは

やはり未来は
自分たちが つくってやるとか

次の時代は俺たちが担うんだとかっていう
こう 夢にあふれる意味での

「気分はもう21世紀!」っていう
熱いものだと思うんだよね。

でも 今 二十歳の子は もうミレニアム
もう 2000年生まれじゃないですか。

その世代は やはりこう

例えば 2001年に
ニューヨークの同時多発テロがある

2011年に東日本大震災がある

そしてコロナになったっていうことで

やっぱり次から次へと 何かこう
災害 苦難… それも地球規模の。

21世紀って こういうもんなんだって

そういうことを悩み続ける 20・10代だと
思うんですよね 今の子たちは。

けれども その中からこそ
次のものは絶対生まれてくるって。

人間っていうものを
10年スパンじゃなくって

20年 30年…
それ 100年スパンで見ていくと

やっぱり大きな地球とか人類の
うねりっていうのは 必ずあるんでね。

で その今 大きなこう
うねりの時だと思うので

そこから やっぱり次の
全く新しい様式であったり

価値観であったりっていうのが
生まれてくる時だと思うんですよ 今が。

10代 20代前半で経験した
体験したっていうことは

次の新しい時代の ほんと
担い手になっていくっていう

そのビジョンで思っていけば

悩みはないって
言い切れるのかもしれない。

いわゆる 「やってやるぞ」っていうね。

まあ やってやるぞっていうのは
みんな やっぱり持ってる。

もう若者 絶対持ってる。

それを大きな声に出して言うような
状況っていうか社会ではないし

でも それは 逆に大きな声が力強い
っていう時代でもないし。

小さな力をやり続けるっていうのも
立派な力だしっていうのは

もう みんな知ってるからね。

それを しっかり…

意識するっていうのは…。

人間 意識の動物だから
意識すれば うん 強く生きていけれる。

まあ強くって…
強くって言い方も ちょっと違うなあ。

何だろう 自分に対して
素直に生きていけれるかなと。

ハハハハ…。

思うことも似てます 僕も。

ある材料 一人ずつの人間が誰でも
渡された材料っていうのが

小さいように見えるんだけど
ものすごく大きいんですよね。

これ以上もっとくれっていうには

今もらったものが 実はものすごく
大きいんだと思うんですよ。

で すばらしく大きくて

小さくコンパクトに 一人ずつの中に
埋め込まれてる みたいな

そういうものをなんか
ちゃんと なでたり 勘定したり

積み上げたり 人と組み合わせたり
っていうことを やってくと

本当は すごく大きいことなんだって。

その 大きい 小さいを超えた

すばらしさみたいなものっていうのが

なんか 今になると 期待できますね。

期待… だってあるんだものっていうね。

たまたま
日比野君も学校の先生の場所にいて

僕自身も学校っていうのを
やろうとしてるとかっていう…。

その… 心のところで
丁寧に こう育てれば

みんなが お互いに幸せになるんじゃ
ないかなあっていう期待を。

そこを なんか 大事にしたうえで

いっぱい いろんなものを
のせていくみたいな

こんなことができるといいですねえ。

いい機会になりました。

糸井さんからは
ちょっと 日比野 一緒に

相談したいことがあるんだけどって
言われてるけども

あれ いつだっけ?
ちょっとコロナが はやり始めたから

コロナ落ち着いてから会おうかって言って
コロナが延びてるので

いまだ会えずじまいなので 是非

ちゃんと こう会って お会いできるのを
楽しみにしておりますので はい。

よろしくお願いします。

ハハハ…。

僕も同じこと考えて 1年前ぐらいに
会おうって言ってたんで

で 1年たっちゃったんですよね。

会いましょう。
とっても重なったところがあるんで

両方おじいさんに
なっちゃったけど

元気でやれることはありそうなんで
是非会いましょう。

これ 僕にとって
すごくいい手紙になりました。 うん。

あの… 何だろう

整理できた みたいな思いと
それからやっぱり… 何だろう

変わんないものってあるなっていうか。

自分の中でも この時にやりたかった
ことって 今もやりたいことですね。

変な縛られ方しないで
自分が変わることを恐れずに

なんか いいなあと思ったところに
飛び込んでくみたいなのは

当時 その 何だろうなあ

サブカルチャーとしてやってたことが
今は メインになれるんですよね。

すごく なんか勇気づけられましたね。

♬~

プレーバックよ。