NHK地域局発 金とく「そして、音が生まれる」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 金とく「そして、音が生まれる」[字]

一斉休校から1年。名門「愛工大名電吹奏楽部」の高校3年生、卒業までの物語▼18歳が考案、音を守る感染対策▼第2、第3波の感染に翻弄▼引退演奏会での涙▼語り玉木宏

番組内容
名電サウンドの名で知られる名門、愛工大名電高校・吹奏楽部。しかし新型コロナウイルスを前に休部、大会や演奏会は中止され、再開後の練習も個人練習のみに。それでも3年生は諦めず、感染対策を講じながら1月の引退公演を目指す。しかし開催直前、1都3県に緊急事態宣言が発出、愛知県も検討へ…。一斉休校から1年。コロナに翻弄されながらも、ひたむきに夢を追った18歳から「コロナ時代の1年」を描く(語り・玉木宏)
出演者
【出演】愛工大名電高校吹奏楽部顧問・教師…伊藤宏樹,【語り】玉木宏

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
音楽 – クラシック・オペラ
ニュース/報道 – ローカル・地域

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  11. マスク
  12. 伊藤
  13. 拍手
  14. 惑星
  15. ディープ
  16. パープル
  17. メドレー
  18. 楽器
  19. 合奏
  20. 再開

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NHK
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♬~(「ディープ・パープル・メドレー」)

ある特別な演奏会が
行われていました。

吹奏楽部の名門
愛知工業大学名電高校。

今月卒業した3年生の最後の演奏会です。

実は 直前まで
開催が危ぶまれていました。

新型コロナウイルスが
猛威を振るった この1年。

3年生は さまざまな機会を
奪われてきました。

それでも諦めず

自分たちで感染対策を練りながら
音楽活動を続けます。

お~。

そんな中で最後の演奏会の実現は
3年生の切実な願いでした。

しかし そこに 再びコロナの影が…。

ひゃ~ 怖いよ。

未知の感染症に翻弄されながらも

ただ ひたすらに
音楽の夢を追いかけた18歳。

1年の記録です。

♬「大空に」

♬~

(拍手)

取材を始めたのは
休校が明けて 10日目のこと。

楽器を手にすらしていない
風変わりな練習。

思わずスマホで
撮影させてもらいました。

指示を出しているのは
休校中に進級したばかりの3年生です。

192人もいる部員たちが

ソーシャルディスタンスをとって
移動できるよう

練習させていました。

5日後。

楽器練習が始まったのは
部活再開から2週間後でした。

練習は 部員同士2メートルの
間隔を空けた上

対面にならないよう
壁を向いて 一人で行います。

更に先生から
個人レッスンを受ける時には…

飛まつ対策として
譜面台に透明な袋を留めています。

こうした感染対策を考えたのは
3年生の部員たちです。

どうすれば 安全に練習ができるのか。

資料を調べ 先生の意見も聞きながら

20ページに上る
対策マニュアルを作りました。

しかし これまで
必死に努力をしてきた 3年生52人は

急な変化に戸惑ってもいました。

♬~

先輩たちは
有名なウィーンのコンサートホールで

演奏を披露しています。

また 全国コンクールで

常に金賞や銀賞を受賞する名門校。

名電サウンドは常に憧れであり

高校生活の目標でした。

しかし 3年生になったやさき

コンクールや
年に60回もあった演奏会が全て中止に。

夢の舞台は 失われました。

練習を再開したとはいえ 個人練習ばかり。

音を合わせることすら できません。

3年生の人数が多い
フルートの部員たちに聞いてみると…。

部長の川口さんは
そんな 3年生の思いに向き合いつつ

どうにか 部をまとめようとしていました。

小学4年生から
トロンボーンを始めた川口さん。

中学時代に名電の音に触れ
その音に強く憧れて入学しました。

合奏できない悔しさは
彼女の中にもあります。

そんな3年生たちが 唯一
励みにしているものがありました。

何 書いてあるの?

それは 200日後に控えた
引退前の定期演奏会です。

マスクの形をしたお守りは
その実現を祈って 3年生が作りました。

しかし 7月末
感染拡大の第2波が。

再び休部となりました。

1か月後。

8月末に
愛知県独自の緊急事態宣言が解除に。

活動を一歩進めた名電吹奏楽部です。

この日 合奏室に楽器を運び込む
部員たちの姿が…。

3 4! ファ~ ドドミファファ~。

ファファファファファファ~。

実は この場にいるのは
3年生の部員たちだけ。

まずは少人数で
合奏を再開することにしました。

飛まつ対策として使っていたのは

配管パイプに透明なシートを貼り合わせた
お手製のシールドです。

ワン ツー スリー。

♬~(「ディープ・パープル・メドレー」)

およそ半年ぶり
3年生になって初めて行う合奏。

曲は「ディープ・パープル・メドレー」。

華やかな振り付けとともに
演奏される この曲は

名電の十八番です。

♬~

入部してから 3年間
ずっと演奏してきた曲ですが…。

♬~

なかなか音がそろいません。

♬~

そういう時に 後ろのビートが…
ダ~ッ バ~ッバッ パ~。

それでも 3年生たち
落ち込んではいないみたい。

ようやく再開した合奏練習。

保護者も我が子のため
何かできないかと集まりました。

作っていたのは 演奏会でつけるための
学校名が入ったマスクです。

応援メッセージを添えて マスクを包み

演奏会の実現へ祈りを込めます。

12月。

定期演奏会が 1か月後に迫り

顧問の伊藤さんは
プログラムの内容を決めていました。

そこに…。

この日のテレビでは
愛知県の一日の感染者数が

過去最多の245人になったと
報じていました。

3 4… うん。

♬~

今年の定期演奏会で演奏するのは
全部で10曲。

メインに据えているのは
クラシックの名曲 組曲「惑星」です。

♬~

演奏するのは 「火星」「金星」「木星」の3曲。

コロナと向き合った
1年を描こうとしています。

♬~

また 伊藤さんの中には
もう一つの思いが…。

3… うん!

成功の鍵を握るのは
フルートの3年生8人。

人数が多いため 出番が少なく
これまで全員で吹いたことはありません。

そのため
最後に花を持たせてあげたいと

伊藤さんは考えていました。

大役を任されたフルートパート。

時間を見つけては 3年生全員で
音を合わせる練習をしています。

♬~

しかし そこに コロナの影が
再び忍び寄っていました。

残り少ない3年生の命をしっかり…。
(チャイム)

ひゃ~ 怖いよ。

定期演奏会まで 残り5日。

顧問の伊藤さんは
もう技術的な話はしなくなっていました。

どうぞ。

♬~

この1年の思いを
どう 曲に込めていくのか。

表現上の解釈を伝えます。

曲順も決まり
定期演奏会が目前に迫る中…。

3年生たちは
コロナ禍でも練習をし続けた

成果を感じ始めていました。

フルートのメンバーたちも

かつて抱いていた複雑な気持ちは
なくなっていました。

部長の川口さんも
全員で乗り越えてきた日々を振り返り

「惑星」に思いを込めて
演奏したいと考えています。

いくぞ~!
(一同)オ~ッ!

(拍手)

1月11日 定期演奏会本番。

4日前に
1都3県に緊急事態宣言が発出。

愛知県に出たのは この2日後。

ギリギリの実現でした。

客席を1席ずつ空け
消毒と検温を全員に行うなどの

感染症対策を行っています。

楽器ごとに控え室に分かれ

実現をずっと願ってきた
演奏会の準備を始めます。

3年間 演奏会や大会がある度に着てきた
ステージ衣装。

そして… あのマスクをつけて
最後のステージに臨みます。

部員たちは公演直前まで
演奏の完成度を高めようと

練習しています。

「惑星」で重要な役目を担っている
3年生のフルートパート。

本番に向け 気持ちを高めます。

そして 本番へ。

♬~

3年間の思いを込めて 演奏する最後の日。

♬~

その演奏会が 思い出に残るようにと

3年生のソロも 多く入っています。

♬~

最後の「惑星」へ。

♬~

第1次世界大戦中に作曲された「火星」。

♬~

この曲で 突如始まった
コロナの脅威を表現しています。

♬~

そして いよいよ フルートの見せ場へ。

♬~

感染が落ち着いた
穏やかな平和のひとときを描きます。

♬~

音が きれいにそろい
見事 やり切ることができました。

そして…。

♬~

コロナ禍で
演奏できた喜びを表現する「木星」。

思いがあふれます。

♬~

(拍手)

ありがとうございました!
(一同)ありがとうございました!

(拍手)

♬~

♬~