やまと尼寺 精進日記「霜月 あれこれ漬けて 冬支度」ハヤトウリ、ショウガ、富有柿と、秋の恵みが台所に大集合、漬け物づくり…

出典:EPGの番組情報

やまと尼寺 精進日記「霜月 あれこれ漬けて 冬支度」[解][字]

ハヤトウリ、ショウガ、富有柿と、秋の恵みが台所に大集合、漬け物づくりがはじまる。シンプルな塩漬け、手作り味噌に漬けたり、柿をベースに漬けたり。常備菜が次々に。

詳細情報
番組内容
お寺のギンナン、今年はどっさり。里の潤子さんの畑のハヤトウリとショウガ、西吉野の岡本さんの名物・富有柿と、秋の恵みが台所に大集合し、始まるのが漬け物づくり。シンプルな塩漬け、手作り味噌に漬けたり、そこにヨーグルトを加えて漬けたり、熟しすぎた柿をベースにして大根を漬けたり。にぎやかに冬支度が進む。この季節、境内にある九十余社神社では恒例の収穫祭。里の人々が装束をつけ、おごそかに今年の豊作を感謝する。
出演者
【出演】音羽山観音寺住職…後藤密榮,副住職…佐々木慈瞳,【声】柄本佑

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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  17. サラダ
  18. 塩漬
  19. 甘柿
  20. 間引

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秋深まる 音羽山。

この時期 気になるのは
やっぱり あれですよね~。

今年 よう落ちてるよね。
ねえ~。 なり年。

今年は豊作や。

お寺名物の ギンナン。

去年 あんまりやったもんね。
それに台風にも負けなかったしね。

葉っぱが ここまで大きいのって
あんまり…。

実も大きいよ これ。
実も大きいのよ。

種をまいてくれって。
すご~い!
まっちゃん すごい よう見つけるね。

今年は お休みの年にするか
それとも 頑張るぞって

気合いを見せる年になるかと思ってたけど
復活してるんじゃないですかね。

あ~ よかった。
今年は どうやら豊作の秋。

ほかにも
きっと おいしいものがあるぞ…。

お邪魔しま~す。

♬~

潤子さんの畑。 上の方から声がするな。

ここにもある。
そうそう…。

おっ やってる やってる。 こんにちは~。

(3人)こんにちは。

おそろいのマフラー 今年も登場ですね。

ちょっと寒くなったので。
朝晩ちょっと冷え込んで。

もう火が欲しくなりました。

今日は 何の収穫ですか?

潤子さんがね 奈良漬に
ハヤトウリ 作ってくれはったん。

ハヤトウリ!

潤子さん 毎年 作ってるんですか?

あのね 今年ね 初めて作った。
(笑い声)

何でかっていったら
シロウリが出来の悪い年があるから

住職 奈良漬 漬けんのにね やっぱり
ちょっと違うウリも作ったら…

責任感じてさ。
(笑い声)

責任ですか ありがとうございます!

あ~あ 泥ついた。
あ~あ 泥ついちゃった。

ちょっと かわいい かわいいしよ。
(笑い声)

大丈夫やで。
かたければ やっぱり 奈良漬がいいかな。

やわらかいのは…。 一夜漬けとかね。
そやね。

漬物のアイデア いろいろありますね。

うわ すご~い。 どっさり。

こんだけ もらったら
おいしくして返さなくちゃ。

楽しみに待っております。

ショウガは もうちょっと下。
ショウガ!

ちょうど掘るのに ちょうどいいかな。
ちょうどいい頃? うわ~ うれしい。

楽しみやね。

あっ これ? へえ~。

へえ~ これがショウガの葉っぱですか。

出来てるわ。
え~!

うわ~! うわ~!
砂落とす そこで。 ガサガサと。

うわ~ なんと巨大な。

うわっ 立派~!

あ~ きれい! うわっ いや…。

ん~ ショウガのいい香り。

めちゃめちゃ大きいよ。
これかてさ あかん年もあるねん。

でも 今年は この矢がさ
大きかったから…。

みんな掘っちゃうで。
(笑い声)

何か泥棒みたい。 ハハハハ!

まさに 根こそぎ頂きました。

おいしそう。

潤子さんも いつも たくさん
おいしいお漬物 作るやん。

作るけどさ。
また作りに来て。

作ろうか。

おっ 潤子さん 上でお待ちしています。

さあ お寺へ。

登るには 季節はいいですよね。 いいね。
そんなに暑くないし。

秋が一番 いい時よ。
確かに。

クジャクの羽みたい。 クジャク?
うん。

ハハハハハハ!

まっちゃん どうして そんなに元気なの?

疲れ過ぎて。
疲れ過ぎて
ちょっと おかしくなったみたい?

(笑い声)
ちょっとだけね。

ああ… あ~ もうすぐだ~。

よっこいしょと。
よっこらどっこいしょ。

着きました~!
観音様 またお世話になります。

♬~

今年も干しておられますね。

豊作 豊作。 おっとっとっと
おっとっとっと おっとっとっと…。

ご住職さん。
はい。 のりちゃんから おいしい話が。

あっ 本当? え~。
もしもし お電話代わりました。

こんにちは。
こないだ ありがとうございました。

えっ… もう色づいて
おいしそうになったって?

うわ~ じゃあ もらいに行きま~す。

行く~。
行く行く~。

収穫のお誘いですね。

西吉野の岡本さんの畑。

9月に 柿の間引きを
お手伝いしましたよね。

柿 色ついたでしょ。
すごい 青かったのに。 そうそう。

へえ~。
すごいね。

本当 見事に色づきましたね。

こっちが間引いたから 大きいの?
大きいね。

この でっかいのが
間引いてもらったおかげで

栄養が その人たちに行ってるから。

それ ええのばっかりやわ。
べっぴんさんばっかりやわ そこ。

これ いいでしょ。
間引きの成果や いかに?

一枝一個や これ。 一枝一個。 すごい。

一枝に一つの実だと
大きくて甘くなるんですよね。

もちろん 早速 お味見。 えっ ハサミで!

上手。

¼。
うわ~ うれしい。 頂きます。

やっぱ おいしい。
おいしいね。 甘い。

お手伝いしたかいがありましたね~。

あっ これ… 富有柿の味やわ。
うん 大好き。

おいしい。
おいしい。

枝の所に びゅっと差し込んでもらって
くるんって回したら 落ちてくる。

こう回すんやったっけ?
そうそうそう。

柿とりの秘密兵器ですか?

くるっと。
赤いの とってよ 赤いの。

青いの駄目よ。
ぎゅっと押して。 もっと ぎゅっと。

根元の… そうそう
奥へ ぎゅっと差し込んで。

やった~。
とれた とれた。 上手 上手。

そうそうそう。 そうやったら
高い所のも とれるんで。

いや 立派~! でかい!
立派。 おいしそう。

えいっ。 あっ… とれた。

楽しいわ これ。

あっ それ ちょっと青いやん。
あれ?

見てみ。 ほら。
おいしそうなのは これやで。 本当だね。

まっちゃんのは ちょっと早いかな?

ちょっと 青いの置いといてよ。
えっ 道具がうれしくて

高い所の青いの とっちゃった。
分かる 道具うれしいやろ。

それは ちょっといいですね。
これ いいね。

あっ はちけてます。

うわ~ 熟れ熟れですね。

もう すぐ食べておくれって。
あっ ここにもあるわ。

ええ感じ。
熟してます。

真っ赤! トマトみたい。
ジュクジュク。

こういうのがお好きなんですか?

私しか食べないもん 熟し柿。
そうですね~。

まっちゃんは?

かたいのが好きでございます。

ガシガシッと食べるのが好きなのよ
富有柿。

ガシガシ。
はい。 富有柿 好き。

その現場でないとね 食べられへんから。
そうそう そうだね。

出荷は 絶対 こんなに熟したやつは
引き取ってくれへんから。

うわ~ すごいね。
うわ~ これは おいしいよ。

悪いね 食べてばっかりで。

いいじゃないですか。

甘い?
おいしい。

これぞ もぎたての醍醐味。

たくさん頂きました。

食べ頃の若い柿も…

ちょっと熟し過ぎた柿も。

熟し切ってるのは 早く食べなきゃ。

もうね 20年ぐらい前から作ってるの
甘柿の干し柿。

干し柿にするのは
渋柿だけじゃないんですね。

甘柿。
たくさん もらったらね。

そう たくさん もらうと。
食べきれないですもんね。

あの… このストーブの感じさえよければ
3日ぐらいで干せちゃう。

干しておけば長もちするしね。

で 干し上がれば 冷蔵庫入れておけば
いつでも使えるでしょ。

ず~っと楽しめるんですね。

え~! 載せるの?
そうだよ。

えいっ。 こっからじゃ こっからじゃ。

いいかい?
はい。

薪ストーブが
活躍する季節になりましたね。

出た出た 熟し柿。

熟柿も もらってきたのは…。
おいしい食べ方があるんです。

半分にして… そうそう。

まずは大根… ですか?

ちょっと薄いとこあった。
これをつけるの?

そう。 別に この¼でもいいよ。

これ どうするの? 皮は?

あのね ヘタと皮と
できたら とっちゃう方がきれい。

何てったって 初です。
何か覚えてる子がいる。

ここで 熟し柿が入ります。

最終的に 皮入っても 皮食べないけどね。
これ ブチュ~ッてするの?

ブチュ~ッてして。
そう ブチュ~ッてするの? うん。

ブチュ~。
ブチュ~。

中身を潰しちゃう。

これは 何か 初めてだな。 琥珀。

うん きれいだね。
琥珀色。 おいしそう。

これで 塩入れるんですか? そうそう。
どれぐらい? どれぐらい?

その倍ぐらい入っても大丈夫。
倍ぐらい入って大丈夫。 これぐらい?

うん そんぐらい入っても大丈夫。
はあ~。

不思議。
そして…。

それで大根を入れるんですか?
そう 大根。

はあ~。

熟し柿で もしや漬物ですか?

何か すごいな 熟し。

漬物にするとは思いませんでした~。

食べようと思わへんもんね。 活用ですね。

もみ もみ もみ。
うん もみもみして。

すごい。 これ初めてだ。

どれぐらいで漬かるんですか?

一晩置けば 十分 食べれたよ。
そっか。

あとは 寝て待つばかり。

(にぎやかな声)

ん? にぎやかな声。
本堂の隣にある神社からだ。

あっ 今日は門が開いてる。

あら 里の皆さん
随分 雰囲気が違いますね。

あっ お米作りの松田さん。

こんにちは。
何があるんですか?

立派なご装束ですね。

ええ そうです。
100年余り使ってるのか

だいぶ古い着物だいうことなんですけど。

今日は 一年に一度の収穫祭。

お寺のギンナン
豊作の今年は 惜しみなくお供え。

いろいろありますね。

海のもんやったら 魚 鯛。

で 今回は ギンナン 供えてもろてますね。

とれたものを あれこれ集めるんですね。

そうそう そうですね。

(祝詞)

観音寺と同じくらいの歴史がある
この神社。

明治の頃から
里の人たちの氏神様になったんだって。

(祝詞)

だから 今日のご住職は見守り役。

♬~

今年の収穫への感謝を込めて
お供えを1つずつ手渡しで運んでいく。

♬~

山の上の神社も 観音寺と同じように

里の人たちが
大切に守り続けてきたんですね。

♬~

(鳴き声)
はい。

いい天気。 ご住職 今日も
ギンナンを拾ってらっしゃる。

住職 こんにちは~。
あっ こんにちは。

アハハハハッ よいしょ。

ありがとう この間。
ううん どういたしまして。

約束。 フフフフッ。
作りに来てくれた?

そうそう ハヤトウリ。
わ~ うれしいな。 作りに来た。

おみそも持ってきたよ。
わっ 本当? わっ うれしい。

楽しみ楽しみ。

今年 ギンナン豊作。
あっ ほんまや。

お葉つきイチョウも こんなに大きい。
あ~ 開いてんな。

こんなに大きいから
種をまいてみようかな思て。

お約束の漬物作りだな。

それから甘酒。 もう作ったんだね。
作った。

これ あの…。 例の。
怪しいみそね。 怪しい。

あっ きれいな色だ。 すごい きれいな色。

おいしそう! どこが怪しいんだろ?
怪しないやんな。

あの~ 何が怪しいんですか?

大豆をね もらったんだけど

これ 豆腐にしようか何にしようかって
考えてるうちに年数たって

3年 4年たっちゃった大豆。

で 潤子さんが みそ造るっていうから
年寄りも連れてってって言うて。

ハハハハハッ。
そう。

なるほど 古い大豆を使ったおみそですか。

熟成進んでるかな? この間から。
おいしいよ。

うん まあ おみそにはなってきてる。
おいしいね。

怪しい?
ううん 怪しくないで。

怪しない?
うん。 ハハハハハッ。

ハヤトウリの若い子で みそ漬け?
みそ漬け おいしいね。

若い子選別 若い子。
ハッハッハッハッ。

あのさ お寺のヨーグルト?
うん ヨーグルト。

これと おみそと混ぜて漬けても
おいしいかも分からん。

それ おいしいかもね。
ヨーグルトで漬物ですか?

両方やってみる?
うん 食べ比べやな。

ねっ 食べ比べ。
はい。

あっ やわらか。

リンゴみたい。 あっ ラフランスやな。
そうなのよ。

本当 果物みたいな みずみずしさ。

このまま食べたら
ハヤトウリって どんな味なん?

食べていい?
食べてみ。

何でも食べる。

どんな味?
何かね ナシとリンゴの間みたい。

これ端っこ?
おいしい。 何これ おいしい。

それなりに おいしいな。
おいしいですよね これ。

サラダ… サラダで食べれそうですよ。
サラダいいで。

いや サラダ食べれるんだよ これ。

ありゃ サラダに変更ですか?

いけるやんな。
いけます。

いえいえ 初志貫徹。

みそ漬けと…。
みそ漬けとみそヨーグルト漬け。

うん そうそうそう 両方やる。

手作りのヨーグルトと怪しいみそで。

何か発酵と発酵でええんかな。
体にいいのかな。

何か不思議やね。
本当だ。 何だろうって感じだ。

味見。

うん おいしい。
おいしい? どうですか?

おいしくちゃいかんのか?
いや いい。

おいしい。 あっ おいしい。
ねっ おいしいね。

おいしい これ。 おいしいの。
おいしい。 こっち完成。

ヨーグルトみそ床。

その上に キッチンペーパー。

そして ハヤトウリ… の順に
重ねていくんですね。

これ キッチンペーパーは
何のためですか?

直接おみそがつかへん。

開けた時にね もう そのまま
おみそ洗わないで使えるから

きれいなまま。

なるほど。 さすがの一工夫。

満遍なく漬かったら 並べて。
そうそうそうそう うん。

次は 普通のみそ漬けです。

おっ おなじみの おいしいやつですね。

みそ漬け 割とよく作る。

すぐ漬かるもんな。
うん すぐ漬かる。

あの 簡単なみそ漬けね。

これで すくうね。
うん うん。

おっ まっちゃん きれいに並べますね。

少々 多くてもいいや。

入った。 収まった?
ぴったり。 ぴったりです。

こだわり こだわり。
わ~ きれいに並べはった。

こだわりの並べ方?
はい。

ん? ん?
ん? ん?

おみその上に ペーパー ひかんかった。
本当だね。

本当だね。 まあいいやん。
今の説明が全てパアだよね。

あ~ まっちゃん 頑張ったのに~。

ちょっと間違えた。
みそついたままも おいしいよって。

ハハハハハッ!
ちょっとさ… ちょっと…。

漬物作りは止まりません。

大きいのは 千枚漬。

かぶらは…。
はい カブね。 皮むく?

うわ~ これまた 立派なカブですね。

これは 私が
やっちゃんから頂いてきました。

どれほど薄く切ったらいい?

それぐらい それぐらいで。

千枚漬 冬の風物詩ですね。

薄いのがおいしそうと思って
薄くしてみてる。

まずは 塩でもんで カブの水分を出す。

いろんな漬け方をご存じなんですね。

ただの塩漬けだって おいしいもんね。

そうやな 昔なんか そんな
お塩ばっかりやったな。

塩漬けが多かったね。
塩漬けして 昆布入れたりとか。

お漬物なかったら
何か ごはん食べたような気がしない。

そう 絶対に要るね。

だって 家で 先にお漬物食べると
怒られたことあった。

ごはんの一番最初に漬物食べると
怒られたことある。

うち 姉がね ごはん食べたあとで

お茶を飲みながら
お漬物 バリバリバリバリ食べたら

父に叱られてたわ。

そやけど また それがおいしいねんなぁ。
おいしいねんね。

お漬物は
ず~っと暮らしの中にあったんですね。

カブと昆布 刻んだユズと唐辛子を重ねて
甘酢をかける。

こん棒 こうすんの?

あとは キュキュッと おもしをするだけ。

もう 赤い きれいな…。
赤い。 きれいな色になってきた。

あっ すごい赤い。
出来ました。

うわ~!
おいしく漬かって下さいね。

すごい楽しみね こういう待つ時間って。

本当はね ここって みんな
すぐ捨ててしまうとこなんだけど

だけど 青いとこも
ちょっと やっぱり食べたいし。

赤カブの端っこまで。

赤いのが ほんのちょっとだけだけど

入るだけでね 全然 色が違うと
何か 味も違うような気ぃする。

切り昆布入れて
唐辛子 こんな入れたら辛いかな。

半分ぐらい?
そやな。

あ~ 痛い言うてるわ。
アハハハッ! いった~いって言うてるね。

茎や皮まで漬け切っちゃう。

できたね いろいろ。 これも。
全部使い切った。

すご~い。
使い切りました。

目にも鮮やかな 漬物膳。

いろんな味を少~しずつ。

干した甘柿は 柿なますに。

甘くて酸っぱい 秋の味。

甘さ極まる熟し柿。

淡泊な大根と 相性抜群。

今年のギンナンは
こんなに大粒ですよ~!

ごはんのお供は もちろん漬物。

食材は 3つ。
でも 漬け方 なんと6通り!

やっちゃんのカブは 千枚漬に。

ユズと甘酢で すっきり爽やか。

小さめのカブは 甘酒漬け。

こっちは ほんのり優しい甘み。

カブの茎は塩漬けに。

ショウガを添えて ピリッとシャキッと!
目が覚める~!

ハヤトウリは こっちが みそで
こっちが ヨーグルトやね。

みそヨーグルトと。
そうだね。 色の濃い方がみそ漬け。

でも このヨーグルトみそ

これって すごく ハヤトウリの味するね。

あっ そうやんな。
おみその方は おみそが勝ってるからね。

おいしいわ。
すごいシャキシャキして。

食感いいですよね ハヤトウリ。
食感いい。

ハヤトウリは 煮物にもなりました。

味も染みてて おいしいですよ。
大根みたい。

あっ そう。

大根やな。
大根ですね。 ハハハハッ。

ハヤトウリ 煮つけるんやな。
漬物ばっかり思ってた。

常備菜やんね お漬物って。
そう。

浅漬けは
そんなに日もちせえへんけどさ

みそ漬けとか そんなんやったら
日もちするしね。

そう 千枚漬だってね。

甘酒初めてですよ。
甘酒。 ねえ。 甘酒もおいしいわ。

ご住職 そろそろ帰ります~。

って あら また何か作ってらっしゃる。

ういろうを甘くし過ぎると
この甘さが 何か消えちゃうね。

う… ういろう?

牛乳パックで?

ちょっと切ってみ。
切る。

見えた?
や! めっちゃ きれい。

隠した。 隠さんといて。

すごいよ すごいよ ちょっと。

あ~!
きれいな色~!

すごい。
すごい きれいな色。

(2人)紫芋。
ハモったわ~。

牛乳パックで ういろうですか!
今日のおやつかな?

お参りに来て
ちょっと山へ登るっていう人があるので

下りてきた時のお茶菓子に
しようかなと思って 作ってるの。

簡単なの。

山盛り1杯。

抹茶味のういろうは 間違いないですよね。

お抹茶おいしいね。

あれ 干し柿も?

そう これ 甘柿の干し柿。

これ 抹茶の上に これ載せるの?

抹茶は抹茶だけで作るのかと思った。

一服どうぞ。
そう 一服どうぞ。

小豆とかだったら合いそうだけどね。

あ~ それは想像ができる。
抹茶小豆。

抹茶柿っていうのは初。

抹茶の生地に 干し柿。

へえ~。
へえ~ 色は きれいよ すごい。

この組み合わせ 未知ですなぁ。

抹茶だったら小豆っちゅうのは
当たり前やで。

そうや。
ちょっと違うものをする。

あとは レンジでチンするだけらしい。

お~ あっという間だ。

あっ 皆さん 下りてこられました。

お疲れさまでした~!

もう 脚笑ってる みんな。

分かります~。

ちょっと 頂上まで行った人 手挙げて。
何人行ったかな?

は~い。
は~い。

1 2 3 4 5!

はあ~ お疲れでした~!

お帰りなさい。
ありがとうございます。

お接待です。 ご褒美。

頂上まで行ったもんだけで結構ですよ。

あ~! えっ みんな行ったんじゃないの?

途中まで。 7名は途中まで。
そうなん。

どうぞ。 はい。

これ? これね 手作りのういろう。

疲れた体には
やっぱり甘いおやつですよね。

ありがとうございます。
お茶どうぞ。

う~ん おいしい。

もう一回 山でも登れそうな感じ?

(笑い声)

今日なんか 一年で多分
一番山歩きするのに

気持ちのいい日ですよ。
すごくいい日。

登山シーズンも そろそろ終わりかな。

「やまと尼寺 精進日記」。

寒い冬への 備えは着々。

♬~