インタビュー ここから「料理研究家 大原千鶴」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

インタビュー ここから「料理研究家 大原千鶴」[字]

『きょうの料理』などで活躍する料理研究家の大原千鶴さん。旬の素材を生かして気軽に作れるレシピに込められたその思いとは…?ふるさと京都を訪ねて、たっぷりと聞く

詳細情報
番組内容
『きょうの料理』などで活躍する料理研究家の大原千鶴さん。京都郊外の自然豊かなふるさとを訪ね、料理と関わるようになる原点を聞く。旬の京野菜が並ぶ八百屋さんでの買い出しや、創作の場であるキッチンも取材。素材の良さを生かしつつ手軽に作れる独自のレシピには、主婦として過ごした日々のある思いが込められていた。聞き手は、料理番組で何度も共演した岩槻里子アナウンサー。すぐできる夏野菜の絶品レシピもご紹介!
出演者
【ゲスト】料理研究家…大原千鶴,【きき手】岩槻里子,【語り】森田洋平

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

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さあ! きょうのお相手は
料理研究家の大原千鶴さんです。

6年前に
「きょうの料理」でご一緒して以来

私も本当に毎日のように

大原さんのレシピには
お世話になっています。

ありがとうございます。
うれしいお言葉を。

本当にありがとうございます。
ということで

きょうの主役は 大原さんご自身です。
たっぷり お話伺います。

よろしくお願いします。

優しい京ことばで

家庭料理のよさを伝える
大原千鶴さん。

てきぱきとした動きに
手順が少なく

シンプルなレシピ。

手軽でおいしいと
人気の料理研究家です。

…って すごく思ってます。

食べる人だけではなく
作る人も幸せにしたい。

大原流レシピの原点に迫ります。

京都市北部
山あいにある花背の里が

大原さんのふるさとです。

すっごく気持ちいいですね。

すごいきれいよ~。

子供のころも
よくここで遊んだんですか?

わあ 冷たい。

この辺で 好きなとこで遊んで 川で。

なんと夏らしい…。

好奇心旺盛な大原さん。

遊びの延長で
さまざまな食材を知ったといいます。

嗅いで嗅いで嗅いで。

あ!

大きくなった
葉っぱは すごい いい匂いがするの。

強いですね 香り。

そうそうそう。
すご~い。

これ 見てよ。
これ 赤い実なってるでしょ。

グミの木?
そうそう 赤くなったやつ。

すごいきれいな…。
きれいでしょう?

それ食べてみて。
食べていいんですか? どうぞ どうぞ。

頂きます!

ん~!
アハハハハ!

おいしい?

えっ これいいですね!

大原さんは この里で
120年余り続く料理旅館の

次女として生まれました。

従業員を入れて 20人ほどの大所帯。

ここでの暮らしに 大原さんの

料理の原点があるといいます。

父はね あの~ すごく
センスがよくて

そして う~ん…

おおらかな部分もあったけれども
日々の暮らしの中では

細かいことに
すごく厳しかったですね。

あ そうですか。
うん。

お~!
しっかりしてる。

しんが あるし。

いつも 私たちのことを
受け入れてくれるし

話も聞いてくれるし
すごく面白くて優しくて

いい人だけれども
怒られる時に必ず言われたのが

「魂が入らん」って言うのよ。

魂が入らん?
魂が入ってないっていう。

「うわの空よ」っていうこと?
そうです。

だから例えば 机を拭きなさいって言って
こう テーブル拭いたりする時でも

きちっと洗った布巾を きちっと絞って

きゅっきゅっきゅっきゅっと
拭きなさいということ。

いい加減に絞って
ちょっと水滴が残ってたり

それを ゆら~っと拭いたりすると
怒られる感じでした。

おちゃめで食いしん坊!

でも 両親の教えを受け
お手伝いも ちゃんとする子供でした。

友達と遊ぶっていうよりは
帰ってきたら

あの~ 家に いくらでも用事があるから

おわん 拭いたり あと おしぼり巻いたり
それこそ 山菜の掃除もそうだし

いろんな作業があるので
家帰って手伝っているのが

遊びみたいな感じ。
えっ お手伝いが もう当たり前?

そうです そうです。
自分の食べるもんは

もう小学1年生ぐらいから
自分で ちょっと卵を焼いたり

お魚焼いたり そういうふうにして 自分で
自分のものを作って食べるのは

当たり前のことでした。 で
小学校4年生ぐらいになったら もう

賄いのお手伝いを
するようになりますし…。

卵焼きからの飛躍がすごいんですけど…。
いやいや でも

そんなん簡単なものですよ。
普通にカレーとかチャーハンとか

あと 何か 煮炊きもんするとか
そんな程度ですけど。

料理旅館だからね ちゃんと
板長さんに こう包丁の握り方から…。

そんなん全然…。
仕込まれたとか。 そんなことはないです。

一番最初に皆さんのために
その賄いとして作ったものって

覚えていらっしゃいますか?
あ それはね やっぱり お握りです。

お握り…?
そうそうそう。

たくさん作って のり巻いて
虫養いですって言うて出すのが

始まりですね。 ちっちゃい俵だったり

でも 少し大きい時は
三角にしたりですけど。

だから 今でも お握りを握るのを
ほぼ同じ形に全部作れる。

すごい! 私 全部いびつになる。
そろうんですか?

同じ三角で
きれいなお握りを結構できます。

そっか 作った数なんだ やっぱり。
作った数 料理は作った数ですよ。

私は あの~ ここにいてて

従業員の人たちのお誕生日って
あるじゃないですか。

そういう時に ここでは
ケーキ買いに行くわけにもいかないし

何もお祝いらしいことが できない。

(笑い声)

でもね よく考えましたね ろうそく。

ろうそく ちっちゃいろうそく
あっ あったあった~ これ 仏さんの…

まあ ええかって。

大事なのは気持ち。
やっぱり喜ばれる

喜ばせてあげたいっていう…。

何か 自分のためであっても
料理は そこを作るため…

作って食べるっていうことって
その 手ぇ動かしたり

ちょっと工夫したり
何か 時間を使ったり

そういうことをするっていうのは
大事なことですよね やっぱり。

岩槻さん こっちが
私が いつもお世話になってる

八百屋さんなんですよ。

かわいいね~。
かわいいワンちゃんですね。

レシピ作りには何と言っても食材
という大原さん。

新鮮な野菜を見て
テンションが上がります。

ねえ 見て見て。
きゅうりとか めっちゃ安いでしょ。

どうするの?

何か おいしそうな こう…

私を買ってオーラみたいなのが
出てくるじゃないですか。

すてきでしょって ぷりぷりってね
聞こえてくる感じ?

それが 何か楽しいかな。

大原さんにとって 食材選びって
料理における どういうものですか?

それはね ほぼ7割。
食材が大切 やっぱり。

値引きされた野菜
いわゆる おつとめ品も見逃しません。

では 買った食材を
大原流のシンプルなレシピで

調理してみましょう。

岩槻さんは
その目の前にいる きゅうりちゃんね。

きゅうりちゃんね。
それを塩きゅうりという

私が いつもやってる
簡単なお料理をやっていただきます。

分かりました。

アハハハハ!
「つ」ですね。 こうかな?

きゅうりは皮をむくことで
見た目がきれいになり

あとの調理も楽になります。

切りそろえて 保存容器に入れ

塩をかけて 振るだけ。

このままストックもできますが…

盛りつければ 上品な一品に。

もう1袋 買っとけば…。

トマト料理に マンネリを感じたら
皮ごと すりおろすだけ。

これは よくやるんですか? 大原さん。
しょっちゅう。

毎日って言っていいぐらい。
朝にね。

口当たりが変わり
トマトの甘みや うまみを楽しめます。

そうそう いくらおいしいトマトでもね。

大原さんが作るのは 鶏肉と野菜を
油としょうゆで焼くだけの一品。

丁寧に盛りつければ ご覧のとおり。

フライパン1つ
お皿も1枚しか使いません。

大原千鶴さんは
初めから 料理研究家を

目指していたわけではありませんでした。

短大卒業後 アパレル勤務などを経て結婚。

3人の子供を持つ主婦でした。

長男の育児に追われるさなか

腎臓病を患う義理の母の介護も
抱えることになります。

お義母さんが
私は千鶴さんがええって…。

ご指名を受けちゃったんですね。
えっ 私? みたいな…。

(笑い声)

そんなん
「え~っ」とか言うて そんなんねえ

無視できひんじゃないですか。
でも それを まあ 何か

主人とお義兄さんたちが
私に聞かずにね 意見を聞かずに

ほんなら
そうしようって決めはったのね。

その時 ちょうど たまたま
新鮮なイワシのお刺身食べて

おいしいなっていう時に
がが~んって一大発表があって

えっ! 私に相談なしに決めたのか
とか思って

すごい腹が立って…

何か もう だから
イワシの刺身を食べる度に

そのことを思い出す。
アハハハハ!

えっ 文句は言ったんですか
ご主人に。

文句言わずに食べてたの?
そう。

「うん… 分かったけど」みたいな感じで。
アハハハ!

大原さんの場合は
おばあちゃまのお食事と

子供たちの離乳食 子供向けと

あと ご主人やご自分の 3種類
やってたんですよね? そうですね。

義母は やっぱり透析してると
あの~ 水分調整と

カリウムの調整が すごく難しくて
一日にね 500ミリリットルしか

食べ物の水分も入れて全部
そんだけしか飲んだらあかんのですよ。

500ミリリットル!? 厳しいですね。
おつゆも煮炊きものも

全部含めての水分量なんです。

だから すごく それが…
でも 水分の好きな人だったから

やっぱり ちょっとでもね
お汁をあげたいしと思ったり

何か そんなこととか
あと 塩分とかもそうですしね。

で カリウムって ほら あの…
果物とか野菜に入ってるんですけども

子供たちには あげなきゃいけない。 でも
おばあちゃんは とったらあかんから

おばあちゃんの野菜だけ別に
水につけといてとかね…。

やっぱ自分は その
命 預かってると思うから

それを ちゃんとしなきゃって
思うじゃないですか。

当事者であった時は
じゃあ 相当 自分としては

どうですか。 息苦しい時期だったですか?
そうね。

それで まあ 認知症が始まると
最初のうちは ほら

よくドラマであるように お嫁さんが
ごはん食べさせてくれへんとか

お金がなくなったとか
言わはるわけですよ。

あったんですね。 あった あった。
そういうこと。 もう…

だから それは 何か あの~
最初のうちは すごい つらくてね。

育児と介護に忙しい 37歳の時

料理研究家の道を歩みだします。

家事の合間に書いたレシピを
雑誌に載せることから始め

5年後には「きょうの料理」に出演。

いいんでしょうか 大丈夫でしょうか。

ちょっとドキドキしておりますが。

大原さんなら大丈夫だと思います。

ミツバを入れまして…。

明るく 飾らない話しぶりと
分かりやすいレシピで人気を集めます。

最後まで
涼しげなお顔で作ってらっしゃる

大原さんが印象的でした。
内心は もうドキドキで。

ありがとうございます。

数ある仕事の中で
どうして料理研究家っていうものを

選んだんですか?
結局 自分で何ができるかも

ちょっと 人よりも得意なもんって
何やろうって思った時に

やっぱり 料理が出てきたので。
人よりも少しだけ優れてるっていうか

ちょっとできるみたいな
そんなんでいいと思うんですよ。

私のちょっとできるなんていう
家庭料理なんて

実は すごいできる人は ものすごく
たくさんいると思うんだけれども

それを仕事にしようと思って
その場所にやりますって

足を踏み出すのが やっぱり大事。

その一歩があったから…。 大事!
今がある?

今がある。 やっぱり
社会とつながって生きていきたい。

社会の評価を受けて生きていきたいって
思ったことが一つと

少し やっぱりお金のこともありますよね。

自分で使えるお金を
自分の手で作らないといけないって。

やっぱり 仕事してきた
人間だからと思うんですけども

自分のものを
旦那さんが稼いだお金の中から使うのが

すごく抵抗があったんです。

ちょっと気が引けるっていう感じですか?
うん すごく気が引ける。

外の空気が吸いたいっていう
気持ちもあったんですか?

はい そうですね。
仕事っていうものを通して

世の中に問いかけるというか
自分が世の中の役に立ったり

誰かのためになったり
そういうつながり…

家の中だけじゃなくて
外とのつながりもあってこそ

何か こう 健全に自分の立ち位置が
分かるじゃないですか。

家の中に ずっといると
何か こう そこに埋もれていく感じ。

家の仕事っていうのは評価がないから。

誰もね よくやったとか
言ってくれないですよね。 そうそうそう。

今では テレビとか雑誌とか
いろんなところで

レシピをご紹介していますけど そういう
レシピを教えるようになってから

大原さんの中で 料理に対する考え方って
変化はありましたか?

わかりやすく
親切でないといけないと思ってる。

だから 私の料理は
割と調味料でも 大さじ1 1 1とか

分かります? 1カップと大さじ1とか。

もう 自分自身が覚えられないのよ。

ぱっと見て 材料表に
いっぱい書いてある…

レシピに いっぱい書いてあると
嫌になるのね。

うん 嫌。 だから なるべく

シンプルに見えるように
書き方も そうなんですよ。

前 あの~ 「きょうの料理」で
いっぺん…

それ見た時は 自分ながら おかしくて
もう笑ってしまいました。

材料表 「柿」やってとか…。
柿だけ…。

でも きょうのトマトもね
トマト1個とか 3つとか。 そうそう。

トマトだけ。
だけですもんね 調味料も要らないし。

大原さんのね レシピに こう
いろんな反響があると思うんですけど

どういう人が一番多いですか?

一旦 ご自分が
主婦やったりとかしはった方が

すごく共感を持って
見てくださってるみたいで

一旦 ご自分が苦労なさってるから
大変さもご存じだから

もう本当に こう…
あっ これは 料理をやってきた人が

作ってる料理やっていうふうに
言ってくださる。

あ~ やっぱり そこ。

これでよかったんやとか
この程度でええんやとかいう

そういう 何か こう…
安心感みたいなもの。

それも 何か こう 皆さんへの
愛みたいな部分で それで みんなが

ちょっと気楽になったり
あっ これでよかったんやとか

思えたりしてくれることで
毎日の生活に ちょっと弾みがついて

うれしくなるっていうの。
そういうことが大事かなと思ってますね。

あの~ 今 コロナでね
せっかく こうして 手料理を

みんなで食べてワイワイという機会が
今 できなくなってるじゃないですか。

そういう機会もないし。 大原さんとして
何か こう 今だからこそ

こうしたらいいんじゃないかっていう…
何か ありますか?

何となく私たち ほら 手作りしなあかんて
思い込んでるじゃないですか。

親としてとか…。 親としてとか。
家で ごはんをちゃんと…。

それは確かに大事なことなんだけども
絶対しなあかんとか思うこともないし

しんどい時は
もう デリバリーも頼んで

そうすると 要らん買いもんも
しなくていい スーパーに行って。

手作りのおいしさもあるけれども
外食のおいしさもあるからね。

デリバリーはデリバリーで
多分ね。

だから そこも
うまいこと組み合わせて

ストレスなく…。 それは
精神的にも作業的にも経済的にも

ストレスのない状況が 自分にとって
どれが一番いいのかを

もっと自分たちが選べる世界に 何か
なってきたなっていうのは思いますね。

コロナの今だからこそ おすすめしたい
こういう料理とかね…

例えば ストック料理とか増えましたか?
レシピで。

ストック料理っていうか
冷凍をね やるようになった。

おっ!
きゅうりもね 丸のまま冷凍するのよ。

そしたら 半解凍になって

わ~ってスライスしたら
塩もみしたみたいな状態になるわけ。

絞って使うポテサラとか
きゅうりもみ みたいなもんだと

塩分がないのに塩もみしたみたいな
感じになるの。

パリパリするんですよ。
それは… しかも すぐ使えるし。

すぐ使える。
いや~ そういうアイデアが

私たちを救うんですよね。
是非また 本当に教えてほしいですし

世の人々を幸せにするお手伝いを

是非お願いいたします。
はい ありがとうございます。

じゃ 食べていただきましょう~。
はい 頂きま~す。

じゃあ 早速 この搾りたての。
そうよ 岩槻さんの 搾りたての…。

う~ん!
どう? トマト おいしいでしょ?

濃い 味が! おいしい!

今夜?
うん。