ニッポンぶらり鉄道旅「東急目黒線 ~ひと味違う~」目黒で立ち寄った青果店には、全国の農家から仕入れた珍しい野菜…
出典:EPGの番組情報
ニッポンぶらり鉄道旅「東急目黒線 ~ひと味違う~」[解][字]
深沢邦之さんが、東急目黒線に乗って目黒から日吉までぶらり旅。出会った「ひと味違う」人たち。通勤や通学で乗り慣れた路線の沿線で、深沢さんが感じたピュアな人生とは?
詳細情報
番組内容
目黒で立ち寄った青果店には、全国の農家から仕入れた珍しい野菜の数々。西小山ではリニューアルした銭湯へ。中には巨大な本棚が。大岡山でお邪魔した音楽家。自ら廃材で作った20以上の打楽器で、一人で奏でる音楽とは。多摩川を渡って新丸子では、消しゴムハンコの作家の店へ。武蔵小杉では、おかゆが評判の広東料理の店で、人の情を感じ…。最後のお楽しみ「鉄道グルメ」は、かつて栽培が盛んだった「多摩川桃」にちなんで。
出演者
【リポーター】深沢邦之,【語り】TARAKOジャンル :
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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旅の始まりは 東急目黒線の起点 目黒。
目黒川周辺は いいですね~。
都心でもな~
目黒川 一個あるだけで全然 違う。
どんな出会いがあるのかな~。
目黒川周辺は住宅街。
珍しい野菜を扱う店があると聞き
訪ねてみました。
失礼しま~す。
(香月)こんにちは。
お邪魔します。
珍しい野菜を売っていると
聞いたんですけど…。
はい そうなんです。
ちょっと見させてもらって…。
はい どうぞ どうぞ。
うわ! ホントだ~。
(香月)そうなんです。
ちょこちょこ いろんなお野菜が。
面白い これ ナス。
しま模様が美しい
デガンディアと呼ばれるナス。
果肉は やわらかく
あっさり味。
フェンネルは
個性的な甘い香りのハーブ。
茎は セロリのような食感。
なんと農家から
直接 仕入れているそうです。
店は 2019年にオープン。
立ち上げに携わった香月佳奈さんは26歳。
え~! そんなにあるんですか。
オーナーの片山由隆さんです。
以前 IT関連から食の流通会社に転職。
その時 さまざまな農家と出会い
今のビジネスを ひらめきました。
最近ですと道の駅だったりですとか
まあ そういう…
実は 香月さんは
学生時代 公務員を目指していました。
しかし 京都大学に在学中
フランスの地方都市に留学。
農村の豊かさに気付きます。
(香月)ちょっと行くと周りの…
(香月)そういうのも見てると…。
その後 片山さんと出会い 事業に参加。
いらっしゃいませ。
お客さんです!
何か気になるものあったら言って下さい。
生産者は 香月さんたちが探した
新しい野菜作りに挑む農家。
若い世代の女性農家。
メールには 加熱すると
緑色に戻ってしまうため
生で黒を楽しむレシピが
書かれていました。
あ すご~い。
ナムルの写真も
後日 送られてきました。
多くの農家が料理を研究。
野菜を育てる新たな工夫に
つながるそうです。
そういう方たちの…
「ニッポンぶらり鉄道旅」。
今日は 東急目黒線に乗って
「ひと味違う」を探します。
♬~
♬~
今回は 目黒から多摩川を通り
横浜市の日吉まで11.9キロ。
沿線には 人気の住宅地が続きます。
目黒を出発!
品川区 西小山で途中下車。
あら まあ!
ユニークな銭湯があると聞き
訪ねてみました。
何でも 古い銭湯を
2019年 リニューアルしたそうです。
お邪魔します。
深沢さん 銭湯が大好き。
銭湯 何代目ですか?
店長の相良政之さんは銭湯好きが高じて
銭湯を再生する企業に転職。
改装にも携わり ロビーを
相良さんのアイデアで作り替えました。
ここ 何? ここ。
本棚の中に読書する空間。
銭湯ですよね?
再生する企業の代表 真神友太郎さん。
銭湯を手がけて10年以上。
銭湯は赤字にならない事業だと
豪語します。
改装費を徹底的に切り詰めるため
相良さんたちが浴場のタイルを貼り
配管も直しました。
(相良)うちのボイラー室なんですけど…
うわ! こういうものなんですか? これ。
さまざまな温度のお湯が通る配管。
修理を行う前に どれが どの配管か
見分けるだけで一苦労。
配管とボイラーの修理で
4か月 毎日 汗だく。
サウナと一緒に楽しむ水風呂も手作り。
これには半年かかりました。
西小山で見つけた
ひと味違う 銭湯。
あ~ 気持ちいい!
あ~… 気持ちいい。
昔からある銭湯なんですけどね~。
でも 感覚だったり 好奇心だったり
何か そういうものが集まってくると
ひと味違うものになるんだな~。
朝風呂が ご近所のお年寄りに人気です。
西小山を出発!
大田区の大岡山で途中下車。
何でも世界に一人だけという
演奏家がいると聞き
訪ねました。
おっとっとっと…。
すいません 深沢と申します。
(山口)どうも どうも こんにちは。
発泡スチロールと竹!
(山口)ちょっと音 出してみますね。
はい。
♬~
うわ~ すげえ!
今度は金属。 全部 廃材!
♬~
これは音楽ですよね?
(山口)そうですね。
私の場合は…
演奏しやすくなりますよね?
いや… しにくくなるでしょ。
しにくくなるの?
だって そうじゃないですか。
不思議な方。
音楽一家に
育ったそうです。
祖父は作曲家。
父は
ティンパニー奏者。
ともさんも
パーカッショニストとして
活動していました。
ところが37歳の時
「銀河鉄道の夜」という音楽劇を担当。
既存の楽器では 宇宙をイメージする音が
どうしても出せず
楽器を手作りします。
♬~
すごい 何だろう…
深~い感じの 遠~い感じの。
♬~
すごい。
映像が残されていました。
「僕たちも おりてみようか」。
「うん 銀河の河原に行ってみようか」。
♬~
(山口)でも このお芝居に
ぶち当たった時に…
それからは廃材で楽器を作っては演奏。
このドラムセットには
20以上の廃材が使われています。
ホントだ!
一番大きな太鼓は… ゴミ箱。
演奏を お願いしました。
「コロナに負けるな」と題した即興曲。
♬~
♬~
♬~
(笑い声)
♬~
♬~
(山口)バッ!
す… すごいです。 すごいです!
音って楽しいんだって。
音の一つ一つに
何かが こもっていました。
ひと味じゃ済まないな。
(山口)そうですか。
スケールが すごくて。
やっぱ
宇宙の音を作り出せる人のスケールは
でかかったです。
♬~
♬~
♬~
「ひと味違う」を探す目黒線の旅。
大岡山を出発~!
多摩川を越え 神奈川県に入ります。
川崎市中原区にある新丸子で途中下車。
不思議な作家がいると聞きました。
こちらかな? すいませ~ん。
(牧野)は~い。
不思議な作家さんがいると…。
私が消しゴムはんこ作家です。
この お店は?
(牧野)消しゴムはんこの材料とか
こんな感じで
消しゴムを彫って作ったものです。
商品の試し押しができます。
これだな。
(牧野)あ~! お目が高い。
かわいいですね。
でも 何か ライバルは
多くなりそうじゃないですか?
かわいい!
(笑い声)
更に!
え~!
「空想の海」と題した作品。
家族で出かけた水族館がヒント。
あ いた! ホントだ 子どもがいた!
左が はんこ 右が紙に刷った作品。
使ったインクは3色。
紺色と水色と白。
コンクールで賞に輝いた作品です。
でも どうしてプロの作家に?
牧野さんが
消しゴムはんこと出会ったのは34歳の時。
イベントで体験。 ハマってしまいます。
当時は会社員をしながら
3歳と7歳の子育て。
猛烈な忙しさでした。
でも毎朝 早起きして はんこ作り。
なぜか 疲れやイライラが消えていきます。
消しゴムはんこと出会って4年
会社を退職。
その後 作家デビュー!
お店まで持ちました。
家族に支えられた激動の人生です。
(牧野)よいしょ… はい できました~。
早い!
犬の はんこ。
お願いします!
(牧野)はい。
お~!
毛が生きてますね。
ひと味違う生き方を見つけた
2児の母。
気持ちを伝える はんこ作りを
目指しています。
新丸子を出発!
武蔵小杉で途中下車。 ここも中原区。
キンモクセイの香りが。
日本では珍しい
中国の郷土料理を出す店があると
聞きました。
ここですね。
すいませ~ん。 よろしいですか? 入って。
(山本)どうぞ どうぞ どうぞ。
こちらで日本では珍しい中国の…。
調理するのは広東省生まれ 妻の杏明さん。
広東料理には格別な思いがあります。
これは腸粉。
米粉を水で溶き
肉などを加え 蒸します。
何でも料理の腕は
いやおうもなく鍛え上げられたとか。
実は幼いころ始まった
中国の下放政策により
7歳の杏明さんは父と2人
都市から農村へと移住。
家族と離れ 村民150人分の食事作りを
命じられます。
下放政策は 10年続きました。
重労働でも
父は 食べる人が喜んでくれればいいと
娘に伝えます。
人生をどう生きるか 教えてくれた父。
(杏明)お待たせしました 腸粉です。
これが腸粉。
見た目はね ホントに
トゥルトゥルした感じです。
食感が楽しいですね。
食べる人を幸せにするのが
杏明さんの料理です。
1998年 会計士をしていた山本さんと結婚。
数年後 店をオープン。
やがて 山本さんは
妻の食事作りの すさまじさを
目の当たりにします。
東日本大震災から1か月。
福島や宮城を回り始めます。
500人規模の食事を1人で作りました。
そして 半年が過ぎ…。
それで やっぱり あの…。
被災地で食べてもらった朝鮮人参のお粥。
優しいな~… ホントに優しい。
結婚して22年。
夫と2人 元気で過ごし
おいしい広東料理を作っていくのが
生きがい。
はい 旦那様 どうぞ。
♬~
武蔵小杉を出発。
日吉に到着しました。
♬~
今回 出会った方々は
ものすごく前向きに あしたを見つめて
自分にピュアに生きてる。
それが やっぱり
周りから見て ひと味違う。
今 必要な空気かもしれませんね。
今日の「鉄道グルメ」は
川崎市中原区の桃の和菓子。
青い桃が入った お餅。
桃入りの焼き菓子。
実は 中原区は
明治から昭和初期まで
桃の一大産地。
桃の和菓子で
街の誇りを伝えています。
織田裕二さん。
はい。
突然ですが…