[字]吉田類の酒場放浪記▼光が丘「小料理屋 錦」…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[字]吉田類の酒場放浪記▼光が丘「小料理屋 錦」

住宅地にある地元密着型の酒場。刺し身をはじめ50種ほどのメニューをママさんが調理。ご常連から送られてきたという地方の名産品もあり、ママさんの人望の厚さが伺えた。

詳細情報
出演者
【出演】吉田類【ナレーター】河本邦弘
番組内容
昭和50年に「錦寿司」としてオープン。ご主人が他界したのち20年前にママさんが小料理屋として再発進した。最寄り駅から離れた住宅地にある、地元密着型の酒場だ。刺身やトンカツ、鍋、煮込み、ラーメンなどおよそ50種ほどのメニューがあるが調理はママさんが孤軍奮闘。吉田さんは、寿司店の頃から仕入れを替えていないという刺身を堪能。品書きの中には、昔のご常連から送られてきたという地方の名産品もあり、ママさんの人
番組内容2
望の厚さが伺えた。
制作
2021年

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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キーワード出現数ベスト20

  1. 野畑
  2. 吉田
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  14. 結構
  15. クジラ
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  17. 代目
  18. お客さん
  19. チョウザメ
  20. 最初

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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TBS
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エンスカイ(ENSKY)

吉田類です
今日はですね 赤塚駅

地下鉄赤塚駅に来てるんですが

ここは初めてですね

でもね すぐ隣の成増という駅というのは

来たことあります 何度か

ということで 確かね この近辺も

なかなかね 濃い おいしい
楽しいお店がありました

それを目指して今日も行こうと思います

じゃあ行ってまいります

<地下鉄2路線が乗り入れる>

<地下鉄赤塚駅>

<駅のすぐ裏側には 東武東上線 下赤塚駅がある>

Tactical Pro Shop ELITE

ほお~ あ ちょっと 今ね

新しい いいザックが欲しいなと
思ってたとこなんですが

ああ 何かリュックサックとかもあるんで…

おお~ お いいのがありますね

あ こんにちは すいません
(齋藤)いらっしゃいませ

いや 何か アウトドアというか

これサバイバルグッズなんですね

はい そうです
世界中のミリタリーやタクティカルの

丈夫な用品 アウトドアの用品を
扱っております

<世界各国のアーミーグッズを扱う専門店>

<日本国内ではなかなか手に入らない>

<本格的な装備品が買える>

<マニア垂ぜんの店>

大体 外国製が多いわけですよね?
はい

アメリカ ヨーロッパ… はい
あ~ はあ はあ

イスラエルとかもございます

(齋藤)アウトドアとかでも
使えるものもございます

キャンプや何かでも使える…
ウールの毛布とかですね

あとは 地面に敷くようなものです

米軍のタイプとかですね

キャンプ用品より
頑丈なお品物がございますので

これ 一般の人も
普通にいきなり買えるんですよね?

はい
ちょっと買って帰ろうかな

ありがとうございます

<キャンプで他との差を付けたい方には>

<うってつけらしい>

サバイバルゲームって… よくね 何かありますよね

(齋藤)本物の照準器もございます

試射できるところもございますので どうぞ
あ そうですか

へ~ 面白そうですね それは是非…

<気分はスナイパー>

<まずは照準器を付けずに…>

(齋藤)はい
あ~ なるほどね

<51秒32 う~ん>

<では光学照準器を付けて…>

<使い方は赤い点を的に合わせるだけ>

あ 9秒40ですね

何となくね
「ゴルゴ13」になった気分になりますね

すごいうまいです すばらしいです

<いい酒場を探す目線は百発百中なんだが…>

いや~ もう完全にね 住宅街なんですね

ネオンなんて全くなかったんですが

1個だけ この目の前にありました

錦さんなんですね

この小料理っていう

唯一ここが1軒だけありまして

地元の方以外は まず来れないというか

そのエリア的に
ものすごく広い住宅街ですので

お邪魔してみましょう

こんばんは~ お邪魔しま~す

ああ こんばんは お~

<住宅街をさまよい たどりついた錦>

<どの駅から歩いても15分ほどかかる>

<地元密着型の酒場だ>

飲み物 何にします?
あのね すごい冷えたので

焼酎のお湯割りが欲しいんですが

<冷えた体を芋のお湯割りで温める>

すいません ちょっとお邪魔しますね
乾杯してもらっていいですか?

はい すいません 乾杯
乾杯

乾杯 乾杯
はい どうも~ 乾杯 よろしく~

あ~ よみがえってきた

はい お通しです
あ お通しですね

これは お通しは何ですか?
あじの南蛮漬けです

あじの南蛮漬け いや~ 温か…

はいどうぞ あと煮物
あっ えっ 2つも出るの?

うわ~ すごい めちゃくちゃ豪華

え これ いつも2つ出るんですか?

(山田)そうです ええ
そのときによってね 3つある…

3つのときもあるんだ
(山田)1品ではないです

錦をまとってますね きれいだよね
(山田)そうですね ウフフフ

全部 手作りですから

もうピリ辛のお酢がよく効いてまして

なかなか 辛… 結構 辛いですね

(山田)辛いです とうがらし入れて…
お酒飲むのに…

あとから ふぁ~ってきました

<しいたけ 小松菜 高野豆腐の炊き合わせ>

うん

うん うん

何かしっとりとした
すごい味がしっかり付いてますね

うん

みんなもう お母さんということで
皆さん 頼って

ウフフ… まあね もう長いからね

前 寿司屋やってて 46年やってて
えっ ここで寿司…

で 主人が亡くなって丸19年 一人で

あ じゃあ もう 一人でずっとやっておられて
そう ええ 一応ね 19年

はあ~ じゃあもう先代からの
お客さんということなんですね

お寿司のときからのお客さん? へえ~

<御常連のおすすめは やはりお刺身>

<昔から仕入れ先は変えていないという>

はい どうぞ
はい

これは まぐろと はまちと…
(山田)ぶりと…

あ ぶりですか
(山田)あじのたたきで…

ということで ぶりをね

うん 結構 脂のってますんで 今はね
おいしいですね

<続いて あじのたたき>

うん

ショウガが効いててツーンと

結構ピリ辛が必ず入ってるんですね

お酒 進むように
ああ そういうことですね

じゃあ お酒が
どんどん飲めるようにということで

<ママさんの術中にはまって 日本酒に>

うん

え~ あのメニューは そこと…
あっちにあります ほとんどあります

あれなんですね
ええ

<およそ50種の品書きを ママさん一人でこなす>

<おすすめはホワイトボードの 日替わりメニューだ>

うなたま 結構よく出ます
えっ…

(山田)うなたま うなぎを卵でとじた
うなぎの卵…

<うなたまは卵2個を使った柳川風の鍋>

もう柳川って感じですよね

(山田)今 一番人気があります

さんしょうに限りますよね

<これで600円 懐に優しい>

うん さんしょうでグーッと
味が引き立ちます

う~ん

<ママさんを慕って毎日訪れる御常連も多い>

<ちなみにこちらの御常連は ランチもここだったとか…>

<その御常連におすすめを享受>

はい どうぞ
あ は~い

これは?
(山田)松前漬けです

あ 松前… あ 出ました

こんなに… カズノコこんなにでかいんですか

<結構 豪快なママさん>

おっきいですね

う~ん

<プチプチしたカズノコの食感を一ノ蔵で流す>

お酒がまたなくなっちゃったんで

ふぐひれ酒でいいですかね?
(山田)はい

(山田)はい お待ちどおさま~
はい

<猫舌の吉田さんは猫手でもある>

この時期 ひれ酒が何たって…

う~ん

腹の底から温まってきます

<店には生花を欠かさないというママさん>

皆さんもママさんの大ファンなんですね?
そう そう そう

≪若い頃の写真
あ 色っぽいですね~

<ちなみにこちらが旦那さん>

<御主人が作った店を守りたい という気持ちで続けてきた>

ママは だから昔 神楽坂育ちだから

小唄 端唄をちょっと習ったり

から お花 お茶は
何か結構やったみたいですよ

ああ~ あ それで何か花も…

寿司屋のときから花だけは やって ええ
飾ってる? ほ~

<実家でやっていた下宿や>

<かつてのお客さんが地方から 送ってくれるものもメニューにのぼる>

みんな こうやって面倒見てる人達が
こうやって送ってくるわけですね

へえ~ やあ もう
ここには うちの田舎には

こんなんがあるよとかっていう情報が
入るわけですね

<このイカシューマイは 佐賀の呼子から送られたもの>

これもうホントね 見た目は
何か和菓子のようですね

<いや また からし付けすぎ…>

うん

<ほ~ら 言わんこっちゃない>

こんなに からしの効いた
和菓子はありませんから

ちょっと… 気を付けた方が
いいかもしれません

<住宅街にともる暖かな光>

<今宵も春を待ちわびた 飲んべえ達が>

<錦の花に引き寄せられ 集まる>

いや~ 錦

もうほぼ住宅街のど真ん中

ちゃんとね ママさんの歴史があって

え~ そうですね
下宿屋さんをやってたっていうことで

みんな お偉くなっちゃって
田舎に帰ったりした人達が

食材を送ってくれるというね

結構ユニークなお店でした

ということでね こんなとこ

住宅街の中でも奇跡のようなお店
あるんですね

え~ もうちょっとその奇跡をね

たどって行きたいと思います

では 行ってまいります

<花から花へ>

<酒場という聖地へ>

<酒を求め 肴を求め 彷徨う>

吉田 類です 今日はですね

え~ 東武スカイツリーラインという
ところのね 牛田っていう…

実は初めてなんですが
恐らくね 地名からして

牛とか田んぼという 非常に こう

田園地帯だったんではないかと
思います

そういうふうなことを
北斎もね 描いてるようなんですね 絵に

ということで 今日はどんな
どんなとこに行くんでしょうか

見るかぎり
マンションしか見えないんですが

でも あるんでしょうね
古い街ですから

いってまいります

どうも~ は~い

<東武スカイツリー線で 北千住の隣駅となる牛田>

<実は 出てすぐ向かいが 京成関屋駅という便利なところである>

<近くを流れるは 隅田川>

いや ここね
隅田川のいわば上流というか

引き込みの運河なんですけどね

でも すごいですね やっぱり
さすが東京というか

高速道路が混んでますね

で 正面にスカイツリーですね

何かね ここに スーパーフィッシング
ってあるんですけど

スーパー銭湯には
よく行くんですけどね

スーパーフィッシング

あっ 釣堀ですね
ちょっとのぞいてみましょう

<駅から歩いて5分ほど>

<実は ここ 室内では 都内最大規模を誇るという釣堀>

ここですね
あっ こんにちは

いらっしゃいませ こんにちは
どうぞ いらっしゃいませ

あっ おっきいですね さすが
そうですね

ぜひ やらせていただきたいんですが
ありがとうございます

<チケットを購入して いざ チャレンジ>

こちら初めてですか?
初めてです

お魚のほうなんですが
この4種類います

大物鯉 緋鯉 なまず チョウザメ
いるんですが

えっ? チョウザメもいるんですか?
(小室)チョウザメもいます

これ大きいのは
1m超えてるのもいます

じゃあ チョウザメ狙おうかな
アハハッ

<自信満々の吉田さんであった が…>

これ ポイントが
全然 分からないんだけど

この辺かな?

<早速 糸を垂らす>

ぐぐっと引っ込みますから
あっ!

<チョウザメか?>

<逃した>

おっ 釣れましたね

<奥の家族連れは 大物をゲット>

すごい大物ですね あれは

あっ 鯉ですか? あれは

<デカい>

<今度こそ チョウザメ?>

ちっちゃいですね

金魚

<15cm>

<奥は 今度はチョウザメだ>

いや これ ちっちゃい

<そして 吉田さんといえば>

<また金魚>

小物… 小物しか来ない

<今宵の酒場では 必ずや大物をと 心に誓う吉田さんであった>

すごいね ここは

牛田の駅からすればですね
まあ 駅は すぐ後ろなので

30秒ぐらいあれば来てしまえる
そういうお店なんですが

これは 東菊水ですね

このね 縄のれんが…

ちょっと寒く感じますけど
でも いいじゃないですかね

ちょっとお邪魔しましょう

(店員)いらっしゃいませ~
こんばんは~ お邪魔します~

お邪魔します お邪魔します

すいません お願いします

<出迎えたのは ママさんと息子さん>

<親子が中心となり 店を切り盛りしている>

いや お店があるのかなって
最初は すごい不安だったんですけど

そうですね 飲み屋ばっかりなんですよ

ねっ そうなんですね

<東菊水は 牛田駅から歩いて1分>

<昭和30年頃の創業という 古い店である>

ママさん 飲み物は 皆さん
何をお飲みになるんですか? 最初は

そうですね
生ビールかホッピーで

あっ じゃあ すいません ホッピーを
いただいてもよろしいでしょうか

白と黒ございますけど

ハーフ&ハーフ
ハーフ&ハーフで… お願いします

ちょっと通ぶってみました

失礼します お待たせいたしました
あ~ すいません ありがとうございます

こっち黒になります
こっち白です

あっ ということはね
はいはい

ホッピー出ましたが
見て ここまで これ焼酎やと思いますが

これをハーフ&ハーフって…

これしかね 入れるとこがないという

すごい いや でも…

きっと これがね
名物だということなんで

<ハーフ&ハーフとは おしゃれだが>

<要は白と黒のホッピーで割る ということ>

すいません
ちょっと乾杯していただいて

ああ すいません お邪魔します
乾杯 お疲れさまです

お邪魔します~

あっ どうも どうも
すいません お邪魔します

いやいやいや…
あ~ すいません お邪魔します

ああ…

何か しみじみと入ってくる

こういうホッピーも
ちょっと珍しいと思います

ああ…

どういうものを
最初にお願いしたらいいんですかね

うち 一番は まぐろ刺なので
あっ まぐろ刺

<なるほど メニューのセンターである>

まぐろ刺ってきたら いきなり日本酒に
変えなきゃいけなくなっちゃいます

<初代のママさん つまり>

<お母さんから学んだという 包丁さばきが見事な 2代目ママさん>

えっ? これは

大トロと中トロじゃないですか

<おっしゃるとおり 大トロと中トロが 見事に輝いている>

<仕入れの場所に こだわりが秘められているとか>

これ もう 見ただけで ちょっと こう

何か 相当… お値段はいくらですか?

680円です
これで… いや~

もうね 皆さん やっぱり

牛田に引っ越してきたほうが
いいかもしれません これは

そうなんですか

これは 隣の駅に 「やっちゃば」って
足立市場の魚市場がありまして

毎日 息子が仕入れに行って

じゃあ これをいつも
仕入れに行ってるわけですか

そうです
なるほど

でなきゃ これ 680円
ちょっとありえないですよね これは

<まずは 大トロ>

<一番食べたいものは 真っ先にいただく>

うん

これ すごいのは
食感がちゃんとあるのに

口の中で 2~3回噛んだら
もう 全部 消えてなくなるというかね

サーッと入ります

これも 中トロが
またいい色じゃないですか

<さて 何と形容しましょうか>

牡丹色 牡丹の花びらのようですね

うん

こういうお刺身を
いきなりいただいたら

やはり日本酒を
飲まなきゃいけないなという

あっ そこですか

<お店が厳選した日本酒が メニューに並ぶ>

ということで 僕はね
せっかくやったら

一応 菊姫からいきたいと思います

菊姫は何が揃ってるんでしょうか?

本醸造ですね

<吉田さんが 今宵 最初に選んだ こだわりの日本酒>

そっからいかないといけないな
というふうに

菊姫 じゃあ お願いします
(小柳)菊姫お願いしま~す

はい すいません
お待たせしました 菊姫です

あ~ 菊姫ですね はい

<石川県は加賀の銘酒 菊姫>

<バランスのとれた味わいが 特徴である>

菊姫の若社長 元気でしょうか?

うん

やっぱ これですよね

おすそ分けです
ああ

<お隣のご常連から おすすめが>

これは?
クワイですね

クワイとギンナンですよね

何かね 最初っから… 入ったときから

このハンチングが
気になったんですけど

大ファンなんで
あっ そうなんですね

<嬉しい出会いに乾杯>

嬉しいですね

<クワイは から揚げにして塩を振り そのままいただく>

<ほくほくのカリカリである>

<さて 気になるのは 焼き場担当の3代目>

この3代目がまた
焼きが ちょっと普通と違うという

何か 焼き物が
3代目はお得意ということで

そうですね
メインでやらせてもらってます

<数あるメニューの中から おすすめをいただこう>

<とろまぐろと もつ焼きからは豚のれば>

<ればは継ぎ足しのタレに たっぷり付ける>

<焼き物に合わせて 次なる酒は お店おすすめの焼酎>

ママさん じゃあ 安田のほうも
お願いしたいんですが

はい 分かりました
はいはい

<復活させた100年昔の蔓無源氏 という芋を使った芋焼酎 安田>

こちら 新鮮なレバーと…
これは レバーですね

こちら とろまぐろ串ですね

<たっぷりタレがしみこんだ れば>

<そして 焼くことで筋が消えるという とろまぐろ>

<これが絶品である>

<芋焼酎を合わせると…>

<最高だ>

何か シメで
お願いできるもの…

はい 塩もつ鍋が

<ご常連に人気のメニュー 塩もつ鍋>

<秘伝の出汁が もつに しみこんだところでいただく>

うん

<もつに野菜 胃袋には嬉しい>

<夜な夜な 地元のご常連が集う>

<駅から至近距離の パラダイス>

<この街に 引っ越したくなった>

いや~

東菊水でした

というかね 何か この
地元感っていうのが

思いっきり強かったですね

でも こういうとこが やっぱり
あっていいんじゃないでしょうかね

もうね 普通にね 2~3軒 行きます

これがなかったら だめですよね

いってまいりま~す はい

<寒風吹きすさぶも 寒さ感じず>

<酒場という聖地へ>

<酒を求め>

<肴を求め さまよう…>

吉田類です 今日はですね

JR三鷹の駅に来てるんですが 懐かしいですね

ただね やっぱ妙なビルが
いっぱい目立つようになってきまして

相当 再開発も進んだようですね

でもね やっぱり古い土地ですから

きっとね 渋くて

ほっこりできるようなお店が
あるんではないかと思います

では いってまいります

<三鷹駅のホームの下には 玉川上水が流れている>

<江戸に飲み水を供給するために 掘削したものだが>

<この辺りでは 農業用水としても使われていた>

ちょっと歩くとですね 開けてくるんですね

おっ すごいですね これ
キウイとかあるんですね

いや すごい これ

地物ですね キャベツ キウイ

これ ハヤトウリっていうのは

僕たちの田舎では
インドウリって呼んでました 昔ね

こっちが鶏がたくさんいますが

こんにちは~
あ~こんにちは

なんか鶏が結構 集まってますね こちら
ええ

あそこで売ってる卵はここでとってるんですか
そうです

もうこれは ずっとじゃあ
農家を代々持っておられるという

私で6代目ですから

6代目っていったら江戸の末期ですよね
江戸の末期ですね うん

<キウイの木の下には 平飼いの鶏>

<雑草をついばみ 鶏ふんが肥料にもなる>

<卵も産んでくれて 一石何鳥にもなる農法>

<でも三鷹でキウイとは初耳>

なんで ここで
キウイを作るようになったんですかね?

もともと土が なんか近いみたいなんですよ

ニュージーランドの土壌と

火山灰の三鷹の辺りの土壌が
あ~

<キウイは寒い冬に収穫される果物>

<収穫して すぐに食べられないキウイは 熟成期に保管して>

<食べ頃になると出荷される>

<ちょうど今が食べ頃なのだ>

これがもう よくよく考えると

三鷹でとれるっていうのが
ちょっと不思議な気もしますが

なんかでも
すごい新鮮な感じがしますので

(崇弘)ありがとうございます
ヘイワードっていうんですけど

甘さと酸味が 結構バランスがいいんですよね
はあ はあ

お~

甘酸っぱいのが
ふわーっと こう 両ほほに広がります

でも ここは7代目を継ごうとなさった

今までの経緯というのは
どんな感じなんですか?

最初は違う仕事をしてたんですけど

両親が若いうちは
ほかの世界を ちょっと見たくて

5年前に就農して

今までは
どういう仕事なさってたんですか?

ほかのカフェを
カフェ

コーヒー屋さんをやってました
あっ そうなんですか

じゃあ 6代目 お父さんも
ものすごい安心ですね

おかげさまで
何とか 跡取りが

いやいやいやいや すばらしいことですね

<東京育ちのキウイを味わった吉田さん>

<そろそろ飲みに行きますか>

いや~ 三鷹の駅から相当外れるとですね

飲み屋さんなんかあるのかなというふうに

さみしいとこなんですが

ありました 一軒

むさしの弁慶という お店なんですけれども

大丈夫でしょうか?

じゃあ お邪魔してみましょう

こんばんは お邪魔しまーす
(野畑)いらっしゃいませ!

いらっしゃいませ
周り真っ暗なので

すみません なんか

たどり着けるかなと思って
ちょっと心配しながら来たんですが

<三鷹駅北口から徒歩15分ほど>

<吉田さんも心配するほど 離れた場所にたたずむ むさしの弁慶>

ぱっと見ると豊盃とか墨廼江とか

かなり通好みのお酒が そろってますが

これは何を お飲みですか?

私は墨廼江を飲んでます
じゃあ僕も墨廼江を いただきます

へ~ あっ すごいですね
いきなり山盛りで

<1杯目は 墨廼江 RICE IS BEAUTIFUL SoLiD>

<爽快な味わいが特徴の 宮城の酒>

というところで
この乾杯いきたいと思います

あ~ すいません お邪魔しま~す
お疲れ様でしたー

あっ どうも お邪魔します

ここは渋く2人で飲んでいらっしゃいますが

ああ どうも~

よろしくお願いしまーす

これ お通しです
そのときによって品物は違いますけど

すごいじゃないですか これでお通し

それで300円です
うわ~

<名刺代わりのお通しは お寿司>

<分厚すぎてシャリが見えない>

これ お通しで300円ということで

うん

こんな食べ応えのあるカンパチも

すごいですね やっぱ新鮮な感じだし

(野畑)これ朝生きてるやつを
締めたやつですから

これは鯛なんですか?
(野畑)あとは 鯛と赤貝です

(野畑)これが食べたくて
来る方もいらっしゃるんです

僕も お寿司 大好きですから

<立て続けに お寿司を3貫>

<お通しで分かるとおり ここの売りは魚介>

<揚げ物から鍋まで いろいろと作ってくれるのだ>

(野畑)これがお客さん 得なんですよ

3点盛り 900円?

(野畑)はい よかったら
じゃあ それをいただきます

<マスターいわく ワイングラスと吉田さんのグラス 量は同じだとか>

いやいやいや
これ寝ないでやったから間違いないです

<ワイングラスに入れたものを>

<吉田さんのグラスに移して確かめる>

<あれ?>

はいはい あっ やっぱり…
(野畑)ほとんど…変わらないでしょ?

いや ちょっと多いじゃないですか!

やっぱりね 女性には量多い!

マスターのサービスが分かりました

やっぱり女性の方が多かったですね

<2杯目は青森の銘酒 豊盃>

こちらのお店は

もう結構 常連さんなんですね?

そうですね
私ここ以外で お魚食べないんで

あっ この新鮮さを持っていなければ

もう食べられないっていうふうな
感じなんですか?

そうです そうです
なるほど

<その ご常連を魅了するお刺身が届く>

<あれ? 3点じゃなかったっけ?>

えっ! 3点ったって… これで900円?
(野畑)はい

すごいですね この厚みが!

9000円でもいいかなと思う

もう 気に入ったら
いっぱい払っていってください

はい なんかこれ余分に払いたくなります

この赤身は ひょっとしてクジラですか?

(野畑)はい クジラです
うわ~

(野畑)よくご存じだ
いやいや

クジラがだって このお値段っていうのが

<まったりとした脂の食感が口に広がる>

あっ 甘~い

おいしい

この海苔で巻いてあるやつは

中身は なんですか?
(野畑)ヒモでございます

ヒモキュウ?
(野畑)はい

赤貝のヒモ

う~ん!

たぶんこれ このためだけに
来たいと思える味ですね これね全てね

マニアックなお客さんが
ついてらっしゃるんですよね?

やってる人が減り気味なんで
そんなことなくて

あっ えっ… ええっ?
囲碁をやってらっしゃる

いつもこういうことを
やっちゃっていいわけですか? お店で

ちょっとこちら お客さんいたら 奥の宴会場で

えっ 奥にもあるんですね

(野畑)はい 今日 宴会がちょっとありまして

片付けてないんです
あ~

<1人で14人の宴会をこなしたというマスター>

<宴会での人気は天ぷらだとか>

<その天ぷらをオーダーし 次の酒へ>

これは天ぷらにぴったりでしょう

<秋田酵母を使った酒 角右衛門である>

これも辛口なんだけど 全然飲みやすい

(野畑)ごめんなさい
今日 あるもんで勘弁してください

この赤いのは ニンジンで

あとクジラと カンパチと マダイと

これカンパチの刺身が
天ぷらになるっていうところが すごいですね

<カンパチの天ぷらは白身魚のように柔らかく>

<かむほどに うま味が出て美味>

刺身の あの歯ごたえは一切ありませんね

歯ごたえは
せいぜい お豆腐ぐらいの感じでしょうかね

あっ これは分かりますね
これはクジラだってのがね

<マスターも初めて揚げたというクジラ>

クジラは普通 天ぷらに あんまりしないですよね
(野畑)そうですよね 竜田揚げとかね

お客さんが食べたことないようなもの出せれば
また おもしろいし

はい はい はい…

こんな味 初めて

<ホワイトボードにも出ていない 裏メニューがあるらしい>

(野畑)ハセガワさんが頼む
はい 常連さんが頼む…

へ~ それは何ですか?
それはできてからの お楽しみです

ということで

とんでもない おすすめがあるという…
(野畑)これでございます

<えっ お楽しみって言ってたのに>

えっ そんなごついの?

<元々 豚カツ用に仕入れていた豚肉を ご常連のリクエストでステーキに>

<超重量級のボリュームだ>

うわ~! これはまた

さっきの あの肉がそのまま!
(野畑)そうです そうです

これ半分くれっていうのも困りますから
はい そうですよね

めっちゃ柔らかいですね

これほどのコラボは
もうないでしょうねという…

ふうに思います

うん

<マスターはいつも おかえりと迎えてくれて>

<明日もやってますと送り出してくれる>

<サービス満点の料理と>

<いつでもおいでというマスターの気持ちに 癒やされた>

はい もう~

マスター ごちそうさまでした
ありがとうございます

明日もやってます
はい

ありがとうございます
また お邪魔します

ということで今日は
この むさしの弁慶

ねっ 武蔵坊弁慶という
そういうノリなんですが

なんか思いっきり自由気まま

っていうか もう 個性溢れるお店でしたね

駅からね 遠く離れて

ここまで たどり着いた甲斐がありました

ということで もっともっと
個性的なお店が あるかもしれませんね

もうちょっと のぞいて帰りたいと思います

では いってまいります

<三途の川にて 待ち参らせん>

<酒場という聖地へ>

<酒を求め>

<肴を求め さまよう…>

吉田類です 今日はですね

西武池袋線のですね
ひばりヶ丘に来てるんですが

ひばりヶ丘は
全く初めてなんですけれども

でも まあ見渡す限りね
高層マンションばっかりなんですけれど

かなりベッドタウンとしては
理想的な位置にあるんじゃないでしょうかね

土地自体はね 古い土地なので

味わい深いお店に
出会えると思います

では 行ってまいります

<西武池袋線 ひばりヶ丘駅>

<昭和34年に完成した>

<首都圏初の 大規模団地によって発展した町>

あのね 見えてるのが
ひばりが丘団地なんですね

ずーっと向こうまで
続いてるんでしょうね

と言いながら
このバラの香りが

あっ いらっしゃいますね

こんにちは!
あっ どうも

何か
すごい いい香りがしますね

そうだね ちょっともう時期的に
ちょっと終わりなんですけどね

これ何種類ぐらいあります?

えーっとですね
ウチで全部扱ってる種類だと大体

1000種類弱
そんなに あるんですか!?

世の中的には もう 3万とか5万種類とかって
いわれるんですよね バラはね

<この地で50年 バラの栽培をしている篠宮さん>

<新たに 開発しているものがあるという>

こちらは
今は閉まってるんですね

うん もうシーズンオフだね

あっ こういう感じなんですね

おお~

あっ これ盆栽なんですね
ここは ちょっと珍しいと思うんですよね

まあ ちょっと
新しい試みっていうかね

バラの盆栽は
ちょっと珍しいですね

あまり見たことないですね

これは こういう
ちっちゃい花なんですか?

マイクロミニって言ってね
ホントに小さい花なんですよね

あっ 盆栽になってますね
味があるでしょ?

これをちょっと
こういうふうに置いてね

ああ なるほど

四季咲きだからね
一年中咲いてますよね

大きくなるっていうことは
ないんですか?

いや 大きくしないんです
あ~

盆栽だから はさみを入れて

おじいちゃんの あれじゃないけど

だから 花が終わったら
こう切ってもらってね

だから こうしなくちゃいけないってことは
ないんです 自分の好みで

ああ なるほどね

これなんか ちょっと はい
適当にやってみてください

<吉田さんも剪定にチャレンジ>

まだ これは
ここから咲くかな?

<さっぱりしてきたんじゃないですか>

<えっ! まだ足りない?>

また ほら伸びるでしょ

これじゃあね この後伸びたら
大きくなりすぎちゃう

だから 逆に言えば もっともっと短く
そんな ちっちゃく切っちゃって

このぐらい してあげないと

あ~ そうか
こんなにあったのに

いや あの…

でも これぐらい
大胆に切った方がいいということなんですね

はい ジョキジョキ
はい

何か
すっごい さみしくなっちゃった

<ちょっと 大胆すぎたか>

<バラの盆栽は 切ってもすぐに>

<葉もつぼみも つくんだとか>

<春が楽しみだ>

いやあね 何かこの…

あっ 何か 非常に明るい
いい雰囲気のお豆腐屋さんがあるんですが

あっ こんばんは
こんばんは

お豆腐屋さんなのに
奥の方で飲んでる方がいらっしゃるんですが

そうなんです
よろしければ飲めますので

<飲めますのでって ホントに?>

あっ そうなんですか?
はい

じゃあ ちょっと
お邪魔してみましょう

へえ~ お豆腐屋さん

ああ すいません
あっ いらっしゃいました こんばんは~

こんばんは お邪魔します

おお~ なるほど

ここは
立ち飲みスペースになってるわけですね

<ひばりヶ丘駅から徒歩5分ほど>

<福島屋豆腐店は 昔ながらの手作り豆腐が自慢の店>

<23年前に店舗を建て直す際>

<立ち飲みカウンターを併設>

<のれんは出すが 飲み屋の看板はないため>

<知る人ぞ知るスペース>

<お豆腐屋さんを営むのは お父さん>

<修業先だった この店を継いでから47年目となる>

<そのお父さんの作ったおいしいお豆腐で>

<酔客をもてなすのは この店の名物お母さん>

一応 メニュー
そちらにありますけど

<注文の前に まずは乾杯>

かんぱーい

お邪魔します

<今日は 生ビールでスタート>

いや ビックリしましたね
こういう場所があるんですね

もう 当然…
(律子)はい すいません お通しです

ありがとうございます
15年?

いやいや 22年です
そんな たつんだ

はい どうぞ
はい はい

<日替わりのお通し 今日は 厚揚げとがんもの煮物>

じゃあ もう常連さんが
ほとんど ということなんですかね

いただきます

これ 妙においしい

というか 味が きっちりついてますね
はい

おいしい味が
はい もう豆腐屋ですので

<そりゃそうだ メニューも当然 お豆腐が中心>

<しかも オール270円>

(律子)もし よろしければ
ゆばさしとか ありますけど

あっ ゆばさし 大好きなんですが
あっ そうですか

じゃあ もし よろしければ作ります?
じゃあ すいません お願いします

<具だくさんのがんもも 酒に合う味付け>

うん いっぱい入ってますね

(律子)えっと にんじん ひじき
長いも ゴマも入ってるね 黒ゴマね

近いからさ
はい すいません

じゃあ これ
ゆばさしになります

<ゆばさしが この値段で食べられるなんて>

はい これですね
もう 僕の大好物なんですよ

これは多分
豆乳ハイの方が絶対いいです

<豆乳ハイ? ああ 右端の方のあれか>

<国産大豆の優しい甘みが 感じられる豆乳割り>

<飲みやすいが 焼酎もしっかり濃いめなので注意>

あー これ結構効くと思うな

もう完璧に
豆乳の方が勝ってますね

あっ こんばんは
すいません お邪魔します

<続々と お客さんが入ってきた>

どんどん常連さんがね
入ってくるんですね

うん

<お惣菜が回ってきたところで>

<この店のローカルルールを説明>

<料理を一品でも頼めば>

<ここにある惣菜は 全て無料で食べられる>

<でも みんなのものなので 取りすぎは厳禁>

<吉田さんも色々と取ってみる>

いや これは
すっごい いいですよ 味が

つまみを一品頼むと
出てくるんです

食う権利がある

これ
お母さんの趣味で やってんですね

いやいやいや
もう しっかり しっかり

商売
商売させていただいてるつもりなんですけど

でも これは何となく

商売っ気 感じませんもんね 全然

<その他 ホワイトボードには 日替わりメニューもある>

<どれも 350円なり>

<吉田さんは 〆サバをチョイス>

うん あっ
しっかり漬かってます

<と くれば 日本酒ですか>

おためしがありますよ
あっ そうですね

初めての方では
≪百 千 萬

<おためしといっても すごい量>

<これだけあって 1000円とは破格である>

これはね 萬寿ね
こぼしちゃいけないからね これまず

ココ ココ ココってね 水飲み鳥

<続いて 千寿>

こぼしちゃいけない
今度 百寿いきます

うん! これで もう普通に

千寿は千寿で
ちょっと辛口だなという

辛さが際立ちますが

非常に飲みやすいですね

<今日 メニューにあるヒラメは ご常連が釣り上げたものだとか>

<天然のヒラメを フライでいただく>

これが本物
本物っていうか

釣ってきた
うわ~! こんな でかいの!?

<お父さんの 半分はあろうかという特大ヒラメ>

うん これは おいしい
(律子)おいしいでしょ

<何とも 贅沢>

このヒラメ
一緒に釣りに行ったの お父さん

お父さんはね 今回は…
今回っていうか

行ってないんですか
うん 彼が釣ってきて

届けてもらったときに
大きさが分かるように

あ~ それで
撮っときました

はい どうも
ああ どうも

あの~ いやいやいや

確かに ヒラメの大きさが分かります
分かるでしょ

こういうアイデアは お父さんの
このスタイルで飲むっていうのを

いいぞという
アイデアを出されたんですよね?

うん 俺ね
やっぱり料理が好きだから

で 何かやってみたいなと思って

もう 豆腐屋だけじゃ食っていけないと思って
現実ね

結構こんなふうに 皆さんね
地元の方が ついているっていうか

嬉しいことだよね
すばらしいですよね

みんな 家族だから

<仕事が終われば ここに集まるし>

<旅行に行けば 土産もくれる>

<家族みたいな つきあいだという>

<「みんな色々 持ってきてくれるけど」>

<「一番のお土産は お客の笑顔なの」と>

<お母さんは笑っていた>

すごいですね
このお店自体は 屋号が福島屋なんですが

皆さん 常連さんは
「豆腐屋 豆腐屋」と呼ぶというね

ことなんですが

何かね いいんじゃないでしょうかね
こんなお店があって

僕は このお豆腐屋さん

今度 この町に訪れたら

必ず寄ってみたいと思います

でも 魅力的なお店
まだまだあるんでしょうね

では もう少し回って帰りたいと思います
行ってまいります

<一日一丁>