[字]吉田類の酒場放浪記▼牛込柳町「つず久」…の番組内容解析まとめ
出典:EPGの番組情報
[字]吉田類の酒場放浪記▼牛込柳町「つず久」
祭りとダジャレを愛する名物大将が店を守る。名物は「わさびめし」。北海道産の山わさびを使った釜飯で、なんとも言えない刺激と旨味がヤミツキになる逸品だ。
詳細情報
出演者
【出演】吉田類【ナレーター】河本邦弘
番組内容
牛込柳町駅のすぐ裏。この地で37年目を迎える「つず久」。店を守るのは、祭りとダジャレを愛するこの店の名物大将。明るい大将に会いに来る客も多い。大将の祭り好きは、好きが高じて自前で神輿を買ってしまうほど。誰でも担げる神輿として福祉に役立てたりしているという。この店の一番の名物はつず久の代名詞とも云える「わさびめし」。北海道産の山わさびを使った釜飯で、なんとも言えない刺激と旨味がヤミツキになる逸品だ。
番組内容2
吉田さんも涙を流しながら「癖になる味だ」と感激した。
制作
2021年ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
テキストマイニング結果
ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20
- 法子
- 今日
- マスター
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- 乾杯
- 吉田
- 結構
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- 酒場
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- 非常
- ソース
- 煮込
- 赤澤
- 船尾灯
- 大将
- 男性客
- 鍋島
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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吉田類です
今日はですね え~
牛込柳町に来てるんですがね
実は この辺り
結構 古い飲み屋さん 集まってるというか
町自体が古いので 歴史があって
そういう意味ではね
どこも面白いとこだと思います
その中の ねっ 今日もユニークなお店
出会えるんではないかと思っております
では 行ってまいります
<ビルに囲まれた大都会>
<しかし この辺りは 江戸から続く町人の町>
<今も多くの人々が暮らす 庶民的なエリアでもある>
え~ この辺りはですね
結構 昔から あの
町工場といいますかね
ねっ 頑張ってるとこですね
ここにもありますね あっ
あっ
これ 何なんですかね
ああ こんにちは~
あっ こんにちは
ここは何の会社なんですか?
えっと うちは あの メダルとか
あとコインとかバッジを
つくる製作所なんですけど
主に 最初の型となるものを
ここで つくってる
ああ はあはあ… へえ~
<オリジナルコインや>
<記念メダルなどの 製作を行う>
<東京マイスターに認定された>
<高い技術力を持つ会社だ>
実際 こういった品物になってですね
これ 今 例えば猫ちゃんのコインみたいなの
今 つくってるんですけど
ああ~
あっ これは レーザーとは違うんですね
じゃ このコインの形…
もう金型になるわけですね これで
そうですね 仕上げると一応 完成品として
こういう形になるんですね キレイですよね
ああ キレイですね
これが だから材質によって金貨になったり
まあ 銀になったり
ああ はあはあ… なるほど
<坂本さんが 最近 新たに開発したのが>
<非接触ドアオープナー>
<直接 手が触れないようにするための>
<便利グッズだ>
使い方は単純です
ドア開ける時も
こういうふうに開けたり
こういうふうにして
触らないようにして開けたりしてですね
あとは閉める時も
こういうふうにして 閉めて
鍵をかけると
まあ そういうふうにして
まあ あとは
つり革に ぶら下がる時ですね
電車のつり革とか
こういうとこに ちょっと掛けたりとか
あとはエレベーターのボタン
気にされてる方 多いんで
そういうところ ボタン押したりして…
はあはあ…
だから 押したりとか掛けたり
うちが銅とかでメダルつくるんですけど
この銅が
抗菌性が強いということで
注目されているので
もうね 今 もうね コロナ禍
この状況の中で街歩くのには
これ結構 便利じゃないでしょうかね
<これで 鬼に金棒>
<…とまでは いかないだろうが>
<早く大腕を振って 飲みに行きたいものだ>
牛込柳町のですね もう真裏になります
こういうとこに ユニークなね
お店がね やっぱり残ってるんですよ
おおっ
何か…
こう雰囲気からして そうですね
ああ お邪魔してみましょう
あっ お邪魔しま~す
(大将)はい どうぞ~ いらっしゃい!
いやいやいやいや
うわ~ なかなか
ハハハハ
へえ~
<この地で 37年目を迎える>
<この店の名物は これ>
<吉田さん こんなに大きく書かれているのに>
<目に入らなかったようだ>
<そして もう一つの名物が>
<祭りとダジャレを愛する この店の大将>
<明るい大将に会いに来る客も多い>
うわ~ 何か
嬉しくなりますね これ
いきなり目の前に
ブワーッと おいしそうな
何か お飲み物 何にしましょうか?
え~っとね 目の前に
こんだけ おいしい魚があるとですね
やっぱり日本酒いきたいんです
日本酒いきますか はい
<1杯目は ぬる燗>
<定番酒は 京都・伏見の神聖>
<竹筒にさしたチロリが粋である>
さて 乾杯! という感じで
はい
じゃ いただきま~す いただきま~す
分かりました 乾杯 やってください
はい
ちょっと外は寒いから 温まってください
じゃ ちょこっと
お刺身でも いきましょうか
は~い お願いします
はい
<中学卒業後 料理の道に入った大将>
<親方の特技を覚えたら 次の親方へ>
<そして また次へと>
<独立するまでに 16もの店で修業を積んだという>
年齢関係なく おとーしです
お通しは おからです 今日は
あっ はい 年齢関係なく
あの お通しをいただきます
はいはい…
僕 今 お年を聞いたんです
ああ そういう いや あの…
<大将は腕も達者ながら 口も達者>
何か凝ってますね 色々
37年 同じです 味付けも
へえ~
あっ そうなんですか
はい
うん うわっ 何かいい味
いや~ 素晴らしいですね
ありがとうございます
え~ お刺身の方 できあがりました
うわ~ すごい!
これ 1人前です
えっ?
37年間 同じ盛り合わせです
これは これで1人前
はい
すいません これって
1万円ぐらい とるんですか?
いえ お二人さんで注文いただくと2000円
お一人でみえた時は 同じ量なんですけども
1500円
うわ~ すいません
今日は1500円で お安い
これを いただけます
<実はこれ ネタケースにあるもの全て>
<一切れずつ 盛ったもの>
これはミズダコですか
そうです ミズダコです
は~い
う~ん
う~ん
これは もう最高ですね
何か これだけのお刺身 見たら
お酒をどんどんと いきたいんですが
いきますか 鍋島か何かいきますか
ええ ええ じゃ 鍋島を
<佐賀の 銘酒・鍋島>
<今度は片口に入れて供される>
鍋島を
ああ…
<脂の乗った寒ブリ>
うんっ 絶妙ですね
これは やっぱり
全部 計算してんでしょうね
これ ほんのちょっと こう
甘みが湧いてくる熟成のされ方なんですよね
嬉しいですね もう
<このトロ 今年 初競りを落とした マグロ問屋から仕入れたもの>
うんっ
トロは また特別ですね
まあ
マグロ屋さんに勉強させてもらってます ええ
ああ…
へえ~ 何か
中 のぞきたくなりますね
僕の まあ セオリーなんですけど
まずは お客さんの場所よりも
あの 厨房の方が明るく
ああ はあはあ…
するということが僕の前提なんですよ
つまり お客さんから こう見えちゃうと…
見せるっていう立場の方で
明るくしてあるという
あとは表にね
発泡スチロール 置くっていうことは
ポイントかなと思ってんですよ
そうですよね はいはい…
鮮度のいいものがね
入ってるということですよね
今日も入りましたっていうアピールですね
へえ~
<もう一つ いい店をつくる条件として>
<守っているのが この短冊>
<でも 謎のメニューが多い>
「えくぼめん」っていうのは何なんですか?
あっ えくぼっていうのは
まあ えっと 北海道の野菜で
丸いんですけど 何でしょうかね
ジャガイモですか?
正解ですね
<えくぼめんは ジャガイモを細長く麺状に切り>
<一度 揚げたものを炭火であぶったもの>
<パリパリとした>
<タタミイワシのような つまみである>
ジャガイモが
「めん」になってます
ごめんなさい
うんっ 絶妙な箸休めですね
お酒の途中に
これが入るって結構いいんですね
ああ… マスター 何か
はい
お祭りの神輿 担いでる
写真が いっぱいありますが
そうですね
<好きが高じて 自前で神輿を買ったんだとか>
マンション 買わないで
神輿を買っちゃったという 個人で
へえ~ これ 個人的に買っちゃった?
はい
1000万以下の神輿って見たことがないよね
はい もうちょっと いきますね
あの 福祉に使おうということで
はあ~
あの 障害者の子供達にも
はい
お神輿を楽しませるために 参加させて
へえ~ いや
でも すごいですね
<祭り仲間も よく頼むという玉子焼>
<中身に 意外なものが入っている>
申し訳ないっすね ホントに
いくらも入ってないんで
あっ
いくらか入ってますね いくらが
いくらか入ってます
<何だ この不毛なやりとり>
<つまり いくらが中に入っているらしい>
おおっ ほふほふほふ
<玉子焼で鍋島を飲み干し>
<次は 石川の酒・宗玄>
<まろやかな 口当たりと>
<米のふくよかな 旨みが口に広がる>
鬼滅のわさび… わさびめしという
はい
えっ どんな すごいんだろうという
はい これ うちのこれです
目を叩く?
めーぶつです
あっ ああ なるほどね
どうぞ
ハハハハ…
そういうことなんだ
ご飯に北海道のエゾワサビを
上にバラバラッと かけてください
うわ~ こんなに たくさん
そしたら 相当 汗かきますね これは
ええ よろしいですよ いっぱいかけてください
はい
じゃ いきます
はい
はい ありがとうございます
はい
上にバッと かけてください
このホースラディッシュ
大好きなんですよ
<吉田さんも北海道で 山わさびは経験済みだとか>
<それでは 呼吸を整え 全集中>
<わさびの呼吸 壱ノ型 鼻ツンツン>
うん うんうん うん
ちょっと涙 出ますけど
これはね 嬉し涙でしたよ おいしくて
でも これね 癖になりますよ
ありがとうございます
<笑いあり 涙あり>
<うまい肴に 酒もある>
<実に 癖になる酒場であった>
いや~ ビックリしましたね
その味といい 酒のね セレクトといい
やっぱり ねっ あるじが
ただの修業人ではなかったというね
まだまだ 名店がね
ここと同じように
続く なんですね
え~
もうちょっと続けて 帰ろうと思います
では 行ってまいります
<次の酒場へ 全集中>
<酒場という聖地へ>
<酒を求め 肴を求め 彷徨う>
吉田 類です 今日はですね
東急東横線の
白楽駅というとこに来ております
ただね 僕
ここに降りたのは初めてなんですが
う~ん そうですね…
非常に何か 古い由緒のある商店街が
もう すぐ前にね あります
何となくね
親しみを持てる街ではないかなと
勝手に想像しております
では いってまいります
<渋谷と横浜を結ぶ 東急東横線の白楽>
<駅前にある六角橋商店街には>
<昭和の面影を残す店舗が多く レトロな町並みが続いている>
ここが…
<仲見世通りを歩いてみると…>
何か いきなり猫のね…
なかなかいいですね
<猫が指すほうに行ってみる>
あっ ここですね 何かね その…
天井のね その風景が
夜空になっちゃったりするんですね 茜色から
ちょっとお邪魔してみましょう
<ちょっとレトロな 六角橋アーケード街にある>
<コーヒー専門店>
天井が変わるんですか?
何か 夜空に変わったりとか
そうですね
天井が 照明の色で変えてるんですね
一面青空なんですが
照明の色で変えてってますね
あ~ はあはあ…
(赤澤)夜空の時間は2階が…
じゃあ 2階席 移ってもいいでしょうか?
(赤澤)はい どうぞどうぞ
いいですか じゃあ
なるほど
あっ きっと変わるんでしょうね
これがね 色々と へえ~
<サイフォンで入れる 店主オリジナルのブレンドコーヒー>
<手間がかかる分 香りも引き立つ>
はい お待たせしました
それでは まずこちらがコーヒー
文明ブレンドです
今でいえば エルサルバドルという
中米の豆がベースとなってますね
シーズンごとに変わりますね
うんうん…
<定番の文明ブレンドに チーズケーキをセットにすると 100円お得>
<深いりコーヒーを味わうまもなく…>
あっ!
(赤澤)今これが 夜空になっていきますね
ホントだ 変わってきましたですね へえ~
(赤澤)で こうなると
4分間ほど この状態が続きますね
ほ~ ほうほう…
(赤澤)はい
<今のうちに 大好物のチーズケーキを食べておく>
大人のムードにね
浸ることができますね
<26分の癒やし>
夜は ちょっと雰囲気が違いますが
この世界長というとこなんですが
お酒の銘柄にね…
あるような… あっ なるほど
名前なんですけどね
「酒くんで 気も晴々と世界長」
というね
僕も晴々とね いただきたいと思います
では お邪魔してみましょう
はい すいません お邪魔しま~す
≪はい いらっしゃいませ
お邪魔しま~す 何かもう
この辺は 常連さんの もう あれですね
ということは…
ここまで来ちゃっていいですか?
(法子)はい どうぞどうぞ はい
はい じゃあ
じゃあ お邪魔します
はい いらっしゃいませ
店の造り
このカウンターと この小上がりと…
あと 奥が少し
奥があって
(法子)今日は寒いのでね
そうですよね
おかんは世界長だけなんです
これって ぬるかんとかできますか?
(法子)できますよ
じゃあ ぬるかんで
(法子)はい
<六角橋商店街で半世紀>
<灘にあった酒蔵の 看板銘柄を屋号にした世界長>
<阪神淡路大震災で その酒蔵は崩壊したが>
<灘の老舗蔵元が 世界長ブランドを継承している>
<六角橋育ちの二代目が 先代亡き後>
<半世紀に及ぶ店の味と伝統を 先代女将と共に守っている>
おつぎして よろしいですか?
あっ はあ いやいやいや
<世界長は 伝統の酒造りの技で磨き上げた>
<飲み飽きしない灘本流の酒>
<昭和32年 日本初の南極観測船 宗谷に積まれた>
<誉れ高い酒とか>
このね 辛口なのに 甘く感じます
<お通しは ねぎぬた>
何か 新鮮な魚が並んでますが
これ 刺盛りとか…
少し お作りしましょうか?
ええ
<よか色合いの中トロ 期待は高まる>
はい どうぞ
ほお~ はいはい… あ~
食材そのものの風味を
そのまま残しちゃってる
というとこがね
このバチマグロからいきます
このほんのりとした甘みが
世界長のぬるかんには
ぴったり合うんですね
山口産のブリということで
シメサバは どうでしょうか?
色合いがいいですね
<房総沖のシメサバ>
しっかりしたシメ方なんですが
口に含むと 非常にまろやかな味わい
どうも 皆さん
皆さんは 当然
先代からのおつきあいのある…?
40年 50年
40年 50年のおつきあいということなんですね
俺達… 俺 学生のときですけど
貧乏してたときでも
まあ いいよいいよ 飲んでいけみたいな
そういう感じですかね
<その初代がこだわったのが 串揚げ>
<まだ 関東では串揚げが珍しいときに>
<何度も大阪まで足を運んで 取得した技とか>
これは じゃあ もう
ご主人の味を受け継いでるというね
はい 今 おソースをお持ちします
はい
これは ほんのりと きつね色なんですね
<自家製のソースが決め手>
まず キスをいってみたいと思います
自家製のソースということで
うわっ
このソースがですね
思いっきり キリッとしてます
恐らく これが味を
りんと引き締めるんでしょうね
今度は ツブ貝をいってみたいと思います
<何度つけても食べたい味>
このソース 酸味もあって
鼻にプーンと抜けるんですが…
結構 これが快感
<世界長とも相性がいい>
(法子)玉ねぎを いきますか?
玉ねぎ… あれ 丸ごと焼きっていうのは?
(法子)はい お召し上がりになりますか?
じゃあ それぜひ じゃあ お願いします
(法子)はい 分かりました はい
玉ねぎ いきま~す
(博昭)はい
冷酒というのは何が?
冷酒ですか? 冷酒 色々ありますけど
もし あれでしたら 気仙沼の
船尾灯っていうお酒があるんです
じゃあ ぜひ それを
はい
<被災地 気仙沼に灯りをともして 復興への思いを込めた 船尾灯>
<米の旨味がありながら>
<後味は すっきりとした純米酒>
船尾灯だから
おいしいというとこがありますね
<煮込んだ玉ねぎに 焼き目をつける>
<吉田さん 仕上がりまで目を閉じて待つ>
はい どうぞ お待ちどおさまです
あっ 目開けていいですか?
はい どうぞ
うわっ 美しい
渦巻きが そのまま
模様となって
出てくるところが
すばらしいですね
何か すごく縁起のいい玉ねぎだと
思います
それでは いただきます
ほっくほくの甘さ
この甘い玉ねぎ焼きのところに…
<船尾灯>
辛口で でも まろやかな口当たりの
これもう絶妙じゃないでしょうかね
最後に シメとしたら
どういうのがありますでしょうかね?
さっぱりするのでしたら
生そばがいいと思うんですよ
忍野八海のそばにあるんですけども
そこから取り寄せてるんです
はいはい…
<船尾灯に続いていただくのは 同じく東北の酒>
<秋田最古の酒蔵 飛良泉は 手作りが心情の小さな蔵>
<山廃純米は こしが強く>
<快い酸味と濃醇な味わいが特徴>
うわ~
飲みやすすぎますね
(男性客)吉田さん これいかがですか?
えっ? えっ えっ それ何ですか?
これね チーズが入った鳥のハム
えっ ハム!
(男性客)よかったら おひとつ…
これ ちょっと珍しいですね
色も形もというか 入ってるものも
(男性客)予約しないと いただけないらしくて
(法子)下のせがれが
近くで鳥専門の料理をやってるんですよ
お客様の注文を受けて 取り寄せて
それで皆さんに
召し上がっていただいてるんです
<なるほど 運よく手作りハムがいただけた>
もう 食感も全然違うんですね
(法子)違いますでしょ はい
またね うちとは全然違ったね
あれなもんですから
<ご常連に感謝>
(法子)はい お待たせいたしました
これが あれなんですね
(法子)はい 生そばです
あ~ はいはい
<富士山の伏流水を水源とする>
<山梨 忍野八海にある 製麺所から取り寄せたという 生そば>
いいですね このおそばの香りも
(法子)そうですか
それと のどごしも最高ですね
(法子)飲んだ後は
特にいいと思うんですよね
(法子)ありがとうございます
<いつでもどこでも 酒の縁は生まれる>
いや~
すばらしいですね
世界長さん
「酒くんで 気も晴々と世界長」
そのとおりでしたね
よどんだところのない酔い方なので
できたら あと1軒ぐらいね…
寄ってもバチ当たらないかなというね
いいでしょうか?
じゃあ あと1軒だけ寄って帰ります
<気も晴々と飲み直す>
<酒場という聖地へ>
<酒を求め>
<肴を求め さまよう…>
吉田 類です
今日はですね
一橋学園駅というとこに来てるんですが
別に 学園はないようなんですが
元々 学園都市にしたかったという
それの名残らしいですね
ただですね 僕は国立という
ここから意外と近いとこに
住んでいたこともあったんですが 昔
全然 ここら辺 初めてなんですね
東京 広いっていうのがよく分かります
でもね 結構 ちらっとのぞくとですね
この駅の周辺 おもしろそうなとこが
たくさんあります
ちょっと楽しみですね
じゃあ いってまいります
<一橋学園は 国分寺駅から 西武多摩湖線に乗って1つ目の駅>
<駅東側には 自衛隊の小平駐屯地がある>
今日は この通りにですね
梅乃里という ここですね
すごいですね この
梅干しのお店というね ことなんですが
うわっ あっ もう
店構えからして
全然 イメージが違いましたね
ええ~ ちょっとお邪魔しましょう
こんにちは
(研司)あっ どうもいらっしゃい
何か 梅干しというよりも
スイーツのお店かと思いましたが これ
どうして この梅のお店を
始められたんですか?
和歌山に 梅干し屋の息子と
僕は友達やったもんで
だから 何となく
梅干しを扱うようになって
まあ 僕は 前から
梅干しが好きだったもんでね はい
<梅干し一筋 30年以上という 梅乃里>
<おいしい梅干しに魅せられたご主人が>
<日本中の梅干しから 厳選して売っている>
<店の評判は口コミで広がり 今や顧客は全国に>
<その中には こんな大御所も>
ん? 何か 「渡る世間に鬼はなし」とか
書いてありますけど
はい ひいきにしていただいてます
橋田さん
ああ そうなんですか
この野だての梅が橋田先生は もう
これオンリーで
船の旅なんかなさると こう
もう 何たるも持って行かれますね
へえ~ じゃあ 1日に
何個も食べるんでしょうね
大勢のお供の方とね
よろしかったら
食べていただくといいんですけども
実は もう 梅干し大好きなんです
(研司)ああ そうですか
どうぞどうぞ 召し上がってください
いいですか?
(研司)甘口ですけども…
はい
<野だての梅は 程よい甘さと 優雅な風味が特徴の>
<まろやかな梅干し>
うわ これも甘いですね
はい
<珍しいものでは こんなものも>
<梅のお菓子?>
どうぞ
これ 山形のひがしね梅っていう
日本一大きな梅なんです
召し上がってください
何となく もう こういうふうにすると
お菓子のような感じがしますけど
これ甘いですね
もうほとんど 梅のお菓子をいただいてる
そんな感じですね
<新感覚の 甘いあま~い梅>
<梅といえば やはり焼酎が恋しくなる>
商店街 結構 元気じゃないでしょうかね
ここ
あっ 赤ちょうちんもありますし
ええ~ 何か…
これ 行きがかり上
のぞいていかないとっていうか
ああ こんにちは
中? いいみたいですね
じゃあ ちょっとお邪魔しましょう
ああ こんばんは お邪魔します
<おお~ なかなかのご盛況>
ああ すいません
<一橋学園駅北口の商店街に 店を構えて54年>
<淡路島出身の主が営む まっちゃん>
何いたしましょうか?
ええ 皆さん 何か飲んでるものが
バラバラだという感じなんですが
≪お湯割りです
ああ じゃあ 僕もお湯割りを
(照治)お湯割りですか はい
普通の焼酎と芋焼酎とか
色々 あるんですけど
芋焼酎をお願いします
芋焼酎ですか はい
<まずは 黒霧のお湯割りからスタート>
皆さん すいません
お邪魔しますので ちょっと
乾杯してもらってよろしいでしょうか
(客達)は~い
は~い どうも お邪魔します
どうも ご苦労さまです
ありがとうございます
乾杯~ はい 乾杯
はい 乾杯
はい
あっ 香りが… おお~ 熱つ
この辺が すごい熱いんですけど
下が冷たいので
冷たいっていうかね ぬるいので
持てるんですね
うん あっ もうね
あったまってきました
お父さん 早速いいですか?
はい
これ煮込ですか?
はい そうです
じゃあ まず それいただけます?
はい
<店の真ん中に鎮座する大鍋>
<吉田さんも 乾杯の間に気になっていた>
すごいですね
煮込 こんないっぱいっていうのは
初めてかもしれませんね これ
<店の歴史と共に継ぎ足された煮込には>
<牛すじと大根が たっぷり>
大根に おいしいもつの肉汁が
しみこんでまして これ
これ おいしいですね これね
ああ ありがとうございます
これ 牛のすじなんですよ
非常に こう マッチしてますね
甘い肉の汁なので
<女将さんに何か焼いてもらいますか>
じゃあ お父さん 何か あの
とんびとか
何か混ぜて お母さんのほうに…
じゃあ 4本ぐらい
ああ じゃあ お願いします
はい 分かりました
<商店街に向けて設置された焼き台には>
<半世紀 まっちゃんに連れ添う 女将さんの姿>
昔 この町っていうのは
どんな感じだったんですか?
土日は ここね かき分けて
「すいませ~ん」って
そこまで行くのに大変
そんなに人がいっぱい
人が
今 四方にマーケットができたから
うん こっちまで来なくても…
ああ~
<秘伝のタレにはファンも多く 持ち帰りも人気ゆえ>
<女将さんの手が止まることはない>
はい これは?
とんびと つくねと…
とんび つくね せせりと しろ
ということですね
<とんびとは イカのくちばしのこと>
<弾力があり イカの旨味が一番味わえる>
すごい歯ごたえがよくてですね
じわじわと甘みが
ほんのりと広がってきます
うん
<続いて 自家製のつくね>
<かんきつ系の香りが ほんのりとする逸品>
おお~
このつくね
すごいおしゃれな味なんですけど
これ 何が入ってるんですか?
ユズが ちょっと
ユズでこの爽やかさが
そうそう…
<ユズ入りつくねの爽やかな味わいを 黒霧で流す>
大丈夫ですか? お父さん
(男性客)はい
もうね お母さんが
待ってるらしいんですよ
すごいですね
今日ね 2人でこれなんですよ
あっ へえ~
(男性客)2人で 1人がこんだけ
参考のために
ああ いやいやいや 参考のためにね
いや~ ねえ
素敵なアドバイス いただきました
<それじゃあ 豪勢に お刺身でもいきますか>
<おお 大きなアジ>
おっ いい それいい型ですね
じゃあ アジをお願いします
<お刺身ときたら日本酒>
淡路のお酒って書いてあったんですが
私は淡路島出身なもんで
あっ そうなんですね へえ~
じゃあ その淡路のお酒を
ああ そうですか
ええ いただきます
はい 分かりました
<天然の生きた乳酸菌を培養し>
<旨味と芳じゅんなコクを引き出した>
<都美人の山廃仕込み>
うん ああ~
じゃあ すいません
はい お待ちどおさま
これは
いや~ ありがたいですね
いや これ
タイじゃないですよ
これね アジなんですね
うん
うわ もう アジの新鮮さ
これがもう 直接舌に伝わってきますね
うん
ああ~
非常に爽やかな感じです
うわ… う~ん
<吉田さんの目の前から 焼き魚のいい香りが漂う>
えっ マスター これって 何か
これね お茶漬用なんですよ
お茶漬用に
あっ 鮭茶漬なんですね
そうなんです
ああ じゃあ僕も 鮭茶漬 最後に
(照治)ああ そうですか
シメにお願いします
(照治)はい
<今日 2人をサポートしているのは アルバイトの由季ちゃん>
えっ じゃあ もう
ある意味 皆さんの顔も
ああ 飲む酒も分かってます
でも 一番いい勉強になりますね
社会勉強にね
なりますね おしゃべりしながら
いや それほど仕事してないけどね
うわ
はいどうぞ
<えっ? 丸ごとのってる?>
<なんて豪快なお茶漬だ>
ひょっとしたら こういうお茶漬
初めてですね
ノリのいい香りがします
これ 鮭に混じって
うん
見た目よりも ずっと繊細な味
やっぱりね よそは こう
フレークみたいな やるもんだけど
よそと同じものじゃ だめだと思ってね
ひと切れ ボーンって入れようと思って
何か これ だんだんっていうかね
マスターの性格
分かってきましたね これね
<まっちゃんで働くアルバイトは>
<代々 近くの大学の 学生さん達が引き継いでいる>
<まっちゃんいわく 常連もアルバイトも みんな>
<家族みたいなものだとか>
<この店が ひときわ にぎわっている理由が分かった>
いや~
すさまじく下町っぽい
元気なお店でした
あの お茶漬で 鮭茶漬でね
あれ 何か さくがそのままボーンと
さくというか 切り身がのっかった
鮭茶漬は初めていただきました
結構 こう ワイルドな気分になりますね
ということで そういうね
ワイルドな そうですね
親しみやすさといいますか
そういうお店
まだまだ あるんでしょうね
もう少し のぞいていきたいと思います
では いってまいります
<家族のようなぬくもりに触れた>
<酒場という聖地へ>
<酒を求め>
<肴を求め さまよう…>
吉田類です 今日はですね
羽村に来てるんですがね
羽村はね これ 初めてなんですね
奥多摩の方のね
においもね 実はもう漂ってます
そういう意味で
結構ディープな酒場に
出会うんではないかなと思っております
では 行ってまいります
<東京都 羽村市の中央にある羽村駅>
<高度経済成長期以降>
<製造業への工場誘致により発展した町>
これ いすゞじゃないですかね?
いやー 懐かしいですかね
ベレットなんかね
こんにちは
こんにちは
何かすごいのが並んでんですけど
ここ 修理やってるんですか?
いすゞ車専門の
販売と修理を
<ここ イスズスポーツは>
<日本で唯一 いすゞの旧車を専門に扱う店>
<修理 メンテナンスのほか>
<自社でレストアした 車の販売も行っている>
<これは ジウジアーロデザインの117クーペ>
<丸目の前期型に 四角いライトの後期型>
<そして これは 超希少なハンドメイドモデル>
(岡根)117クーペって言いましてね
これは手作りモデルなんですよ
当時やっぱり まだ
オートメーション化が そんなに始まってないんで
一つ一つパネルをつなぎながら
手作りで作ったモデルなんですね
懐かしいです これは
そうですね
40年 50年前の車ですから
でも もう普通に走っちゃう?
そうですね
メンテナンスして
手入れをすれば
<メンテナンスが済んでいる車を 見せてもらう>
(エンジンがかかる)
これが ベレットGTRっていいまして
当時やっぱり若い人達に
非常に人気のあったモデルなんですね
で 特に このエンジン
ツインカムモデルでして
このエンジンがスポーツタイプの
レースで使われたエンジンなんで
それに この
スポーツキャブレター 組まれて
で まあ非常にこう
スポーツマインドが
心をくすぐられるモデルでしたね
大人の楽しみですから
楽しいですよね ここ
結構 ワクワクしてきますね
<青春時代を思い起こす エンジンサウンド>
<ハンドルを握れば あの頃に すぐ戻れるんだとか>
住宅街の中っちゃ
住宅街の中なんですけれども ここに
でも 海の幸ということで
ちょうちん
ちょっとモダンですよね
ちょっと お邪魔しましょう
こんばんは~ お邪魔します
(神山)いらっしゃいませ
あれ 海の幸ということなんですね
はい
へえ~
海側じゃないのに というか
ここ いいですか?
はい どうぞ どうぞ お座りください
<確かに 海よりも山の方が近い羽村市で>
<鮮魚がウリだという かみ山>
<店内を見れば おのずと答えは見えてくる>
<海釣りも川釣りも 名人級のマスターは>
<魚を知り尽くした人>
<埼玉や町田の市場へと飛び回り>
<納得がいく品だけを提供している>
何か いきなり
きき酒セットってあるんですけど
これから いただいていいですか?
はい
<まずは お得な 澤乃井のきき酒セットから>
ちょっとだけ上をね
少なくしてから 飲みます
あっ いけますね~ これは
っていうことで 皆さん
乾杯してもらってもよろしいでしょうか?
かんぱーい
お疲れさまです
えっ 飲んでらっしゃるんだ!
はーい どうもどうも かんぱーい
乾杯でーす
ああ どうもどうも
いや~ いいですね ご夫婦で
すいません はい かんぱーい!
かんぱーい!
これは大辛口
やっぱり辛口の方が
飲みやすいんですね
何か こう 粋なマスターという感じで
いえ
もう でも ウチ40年
えっ 40年も!?
はい
じゃあ 二代目…
二代目 そうですね
親父の代からですから
じゃあ もう二代目 奥様と
お二人でやってらっしゃるという
そうです
<日替わりのお通しは ママさんの担当>
レモンも効いてまして
オシャレな味です
ぎんから いきます
あ~ スッキリとして 結構フルーティー
これは
これね
奥多摩の湧水仕込みということで
やっぱ こう 来たら
ご主人 さし盛りを お願いします
はい 分かりました
<鮮度を見極めるため>
<仕入れる魚は丸のまま>
<今日は 月曜日ゆえ>
<日曜日に マスターが釣り上げた釣果も 盛り合わせに入る>
はい お待ちどおさまです
おお~
<クジラに 高級魚のアカハタも入って480円!?>
<確かに そう書いてある>
(神山)
ちょっと色 白っぽいですけど
ハガツオって
あっ そうなんですか
メチャクチャ こう 品のいい
上品なカツオの味ですね これ
そうですね
ぎんからに ピッタリ!
(神山)
昨日釣ってきたイトヨリです
色合いが
<イトヨリも 上品な味わいの高級魚である>
この イトヨリの方が
カツオより濃く感じるっていうのは
ちょっとね 驚きですね
どの魚だって 全部この ぎんからさえ
合わしとけば OKという感じですね
<これも マスターの釣り上げたアカハタ>
<この値段で食べられるとは ラッキーとしか言いようがない>
歯ごたえは ちゃんとあるんだけど
すごい淡泊なんですよ
そうすると
やっぱ 大辛口かな
さし盛りが これで480円だったんですが
これ 天ぷらの盛り合わせも
430円という
このお値段で OKなんですか?
大丈夫です
じゃあ すいません
じゃあ 天ぷらの盛り合わせを
天ぷらね 分かりました
何かね にごりのおいしそうなの
飲んでらっしゃいましたよね
じゃあ 僕もちょっと にごりを
<澤乃井のにごり酒は 数量限定の酒>
<発酵中の状態のまま瓶詰めした>
<甘くない にごりなのだ>
フルーティー
はい すいません
天ぷら お待ちどおさまでーす
うわあ これですね
<ナイスタイミングで 天ぷらのご到着>
<抹茶塩をつけて いただく>
衣がまた あれですね
あっさりしてまして
粋な薄着という感じですね これはね
普通よりは緩めに溶いて
で ちょっと高温の油で
揚げてるんですけどね
薄衣のような衣に
揚がるということですね
うん
亀口酒ですか? あれは
(神山)はい
…は 何なんですか?
造ったお酒のたるから
そこから 一番最初に開けて出した
熱処理も何もしていない
そのまんまの原酒のお酒なんですよ
<澤乃井の亀口酒は 酒蔵に並ばないと買えない 超限定酒>
<実家が青梅だという マスターならではの品揃えなのだ>
これは
実は知りませんでした 僕は
へえ~ 澤乃井
こういうお酒があったんですね マスター
そうなんですよ
マスター この 羽村野菜グランプリって
これは何なんですか? 優勝店
これはね 羽村の産業祭っていう
お祭りがあって
<羽村の野菜を使った料理コンテストに 地元の有志と参加>
<マスターが考案したメニューが 見事 優勝した>
<そのときのメニューがこれ>
<コンテストの際は 焼きそばに この牛すじ煮込みをのせたんだとか>
これ もう
ダシを全部吸い込んでますから
大根の味というよりも
ダシの味ですね
<純米吟醸の亀口酒が グイグイ進む>
<実は この亀口酒 ラベルが同じでも 数種類ある>
ボトルデザイン 同じなんですが
<見分け方は 裏に書いてある品種名>
ここが違いますね
う~ん 旨みがありますね
<最後に もうひと品 何かを>
このね にぎり五カンって書いてあるの
これは ひょっとしてお寿司ですか?
お寿司です
おにぎりじゃなくて にぎりです
これも480円!?
一カンが480円じゃなくて
じゃなくて
一皿480円 はい 大丈夫ですよ
<羽村市民 うらやまし>
<吉田さんも大満足>
亀口 飲むしかないでしょうというね
<海のない町で出会った 絶品の魚介とうまい酒>
<まだまだ 知らない町があり>
<まだまだ 知らない酒場がある>
<だから 酒場めぐりは やめられないのだ>
え~っと
かみ山さんでした
ビックリしましたね
この辺 内陸部なのに
魚が また抜群にうまい
マスターが 釣り好きなんですね
そういうこともあって
魚がうまいのを知ってるお店でした
ということで このマニアックなお店
最高でしたが
ひょっとしたら
もっとすごいのが あるかもしれません
もうちょっと
探って帰りたいと思います
では 行ってまいります
<澄み渡る夜空に 消えてゆく>