魚が食べたい! 「三重で地魚捜索!珍魚続々!豪華イセエビ&謎のションベンタレ」イガミ?アラハダ?オニゴナ…

出典:EPGの番組情報

[字]魚が食べたい! 「三重で地魚捜索!珍魚続々!豪華イセエビ&謎のションベンタレ」

「魚が食べたい!」日本全国の港を突撃取材!今回の行先は三重県御座漁港▽豪華イセエビ&謎のションベンタレ?▽珍魚続々!イガミ?アラハダ?オニゴナ…?【MC】山口智充

詳細情報
番組内容
「魚が食べたい!」そんな思いで日本全国の漁港を突撃取材!向かった先は三重県御座漁港!都会では見られない珍しい魚と郷土料理が目白押し!出合う魚は、豪華イセエビの漁師鍋&絶品!ウツボの唐揚げ▽珍魚続々!ションベンタレ?イガミ?アラハダ…?▽一度食べると、その後何を食べても甘く感じる謎の食材「オニゴナ」とは?
出演者
【MC】山口智充
初回放送日
2020/11/18
番組概要
「魚が食べたい!」そんな思いで、日本全国に約3000ある漁港を突撃訪問。その地元でしか食べられない「美味しい地魚」を大捜索!!日本全国の漁港や市場、鮮魚店、飲食店、漁師、民家など、地元の人の情報だけを頼りに取材を敢行!さらに、漁港や市場の人に教えてもらうだけでなく、時には漁に同行も!果たして、見たことのない&口にしたことがない地魚に出合えるのか!?地元の魚、そして地元の人が主役の捜索バラエティー。
番組ホームページ
<番組ホームページはこちら!>
www.bs-asahi.co.jp/fish_eat/
制作
BS朝日、ABCリブラ

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
福祉 – 文字(字幕)

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  11. 今日
  12. 本当
  13. アワビ
  14. スタッフ
  15. 一同
  16. 御座漁港
  17. 寿司
  18. イガミ
  19. ウニ
  20. バス

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ちょっと待ってください。
耳 遠いて…。

ああ ごめんなさい。

はい。
何漁ですか?

しかし 東京に入荷されるのは

わずか400種ほど。

そこで
東京では出会えない魚を求め

日本全国 アポなし取材。

見た事ない。
(男性)ヒダリマキ。

ヒダリマキ?

(女性)これね
サブロウっていう魚なんだって。

サブロウ?

時には
極寒の海に潜む魚を求め…。

時には 深海に潜む魚を求め…。

日本全国の漁港を突撃調査!

さらに…。

民家を突撃訪問!

地魚を使った郷土料理を求める!

ええ!? でっか!

ええ~! うわあ!

これぞ お魚ドキュメント番組。

漁港番号…。

(津野)御座漁港ですか。

御座漁港…。

人の声 聞こえますよね?

漁師さんかな?

あそこが 多分…
市場的なとこですよね。

市場的なとこ…。

もう 漁に…。 バス?

(山口)んっ!? どういう状況?

えっ… 今 5時15分。

あっ 回送か。

調査に向かったのは
魚釣りの経験はゼロ

わけあって
最近 歯を全部抜いた

津野ディレクター。

番組冒頭ですが

いったん ちょっと
VTR止めさせて頂きます。

まず 釣りの経験ゼロ…。

まあ それはいいですよ
魚好きやったらね。

釣りした事ない…
魚好きですよね?

で わけあって歯もゼロ
っていうのは これは…。

前歯をぶつけまして 6本ぐらい
ちょっと失ったんです。

歯医者さんに行ったら
上も下も入れ歯にした方が

かみ合わせが良くなるって
言われて

抜きました。
全部を?

はい。
えーっ!

じゃあ 入れ歯ですか?

入れ歯を作ってるんですけど
まだ できてないので…。

ええ~ 飯は?

でもね 工夫すれば
食べられるようになる。

あっ 回送か。

(バスのドアの開く音)
ああっ…。

おはようございます。

はい これ 一番。

これ 一番ですか?
ええ。

あっ そうなんですよ。

あの…

美味しい魚が食べたくて
来たんですけど。

ああ…。
今って 何が美味しいですか?

解禁?

要するに
10月1日からなんですけど

今年は 月の日で
月が よくカンカンしてると…。

月がカンカン?
月がカンカンしていると

伊勢えびが かからないもんで…
網が見える 伊勢えびに。

だから ちょっと
今年は 10月の5日からかな。

正式的には 10月1日解禁の
4月いっぱいまで。

この辺の方ですか?

ここ 地元ですか?
ええ。

漁師さんをやってはったわけでは
ないんですか?

まあ ちょっと かじっとったけど。
ちょっと かじっとった?

へえ~。
今日は もう ずっとバスですか?

今日は 半日 バスですね。

朝が これだけ早いので
僕らは 半日で終わるんです。

お父さんは 昼から何してはる…?

ん~ まあ 色々ですけどね。

うちで ちょっと…
朝が早い分 のんびりしたり

あと まあ 友達が漁師なんで
浜… ボロボロと出てって

もう… 浜でしゃべっとったり。

ああ そうですか。

何時頃に?
何時だったらいいですか?

僕は 一応ね…
1時半頃やったら ええかな。

僕の名前はどれですか?

それで できたら…。

「これ どうぞ」?

阿部さんですか?
ええ。

秀人さんですか。
ええ。

ほな また お昼に
秀人さんに電話しますね。

ああ そうですね。
えっと 番号がね 090…。

ええねん ええねん…。
どこまで個人情報…。

急に 友達ができた。

そんな簡単に 携帯の番号って

ゲットできるもんなんや。

ホンマに テレビかも
わかれへんしな これ。

この状態 まだ。

なんか やってはる。

あっ…。

あっ 行っちゃうのか。

ああ… ああ あっちも。

ああ みんな 出発だ これ。

恐らく 出港したのは
伊勢えび漁の船。

せっかくのチャンスを
逃してしまいました。

御座漁港は
三重県 志摩半島の一番端。

真珠やアワビの養殖が盛んな
英虞湾に面した漁港です。

ああ ええとこや…。

ちなみに 志摩市は
伊勢えびの漁獲量が日本一。

さすが 伊勢えびの本場です。

帰ってきたな 誰かが。

おはようございます。

あの…。

来たんですけど…。

この辺… 御座はないんな。

「ないんな」?
うん。 御座 もう やっとらん…。

人気がない… 人が来んの。
はい?

人がおらん。
人が来んわ。

お父さんは 漁師さん?
うん。

お父さん
何 取ってきはったんです?

今から行くんや。
今から 仕掛けに行くんや これを。

あっ それを仕掛けに行くの?

タコ。

エビじゃないんですか?
うん。

それは? 餌って事?
ああ これ 餌じゃ。 タコの餌。

なんですか? これ。

カツオと いとこぐらい…。
ちょっと 待って…。 スボタ?

うん スボタ…。
ここら辺でスボタって言う。

カツオのいとこですか?
うん。

ソマー?
ソマー… ソマガツオ。

ソウダガツオ。
あっ ソウダガツオ。

わしらは この辺では
ソマーって言うんや。

なんの いとこでしたっけ?
カツオといとこ。

カツオのいとこ?

いや 食べられん事も
ないねんけどなあ…。

ちょっと この…
血合いがあるやろ。 この 赤い…。

ハハハハ…。
味わって 食うた事ないんだ。

それは 食べん方がいいですわ。

所によって
食うとこもあるやんか

紀州行くと。
和歌山?

和歌山じゃない
三重県の尾鷲… 尾鷲の方面。

あの 料理の下出汁なら…。
そのまま食べたら…。

ああ そのまま食べたら…。
危ないとこでした。

今日は カゴを
海に入れてくるだけとの事で

タコ漁師さんとは お別れ。

いいですね。
タコも取れるんですね。

すると 入れ違いに

たくさんの鳥を引き連れた
1隻の漁船が帰ってきました。

これは なんやろ? 伊勢えび?

今 これって…。

定置網ですか。 ふ~ん…。

帰ってきたのは 定置網の船。

どんな魚が
取れているのでしょう?

いや 美味しい…。

あんまり
大阪とか東京で食べられへん…。

(男性)ああ そういうやつ…。
これは… こんなもん 小せえわな。

これ なんですか?

(男性)これが…。

(男性)この辺で アラハダ言う…。
うわあ~!

カマスの仲間 アラハダ。

肌がザラザラしている事から
アラハダと呼ばれ

カマスよりも高級なんだとか。

御座で取れた新鮮な魚は

お隣の和具漁港に運ばれて
競りにかけられます。

地名がね 変わってるんですよね。

しばらくすると 先ほど見送った
伊勢えび漁の船が帰ってきました。

あっ… 忙しそうやんな。

あららら…。

あっ 大丈夫ですか?
ハハハハハ!

あっ…! いけます? いけます?
よいしょっ!

エビですか?

伊勢えびの網?
(女性)はい。

こう…。 ハハハハハ!
さすがですね。

元気やな~ お母ちゃん。

港にある ハサ場と呼ばれる場所。

伊勢えび漁に使う網を
ここで木の棒にかけ

手入れなどをします。

この時期 漁師たちは
「仲間」と呼ばれるグループごとに

共同で網を仕掛け 手入れも分担。

取れた伊勢えびや魚は
みんなで分け合うのが

この地方のルールなんだそうです。

こんにちは。
はい こんにちは。

エビですか?
エビです。

伊勢えびですか?

えっ? 船の上で抜くんですか?

上げもて もう抜いてって…。

あっ? もう 今 これは
何をしてるんですか?

ゴミ取っとるだけですか?
そう そう そう。

もう 船の上から… パーッと
上がった時に全部抜いてくるの。

結構 絡まるんじゃないですか?
伊勢えびって…。

なるほど。

腕のいい人は外してくるの。

外れてるって事は
腕がいいって事…。

そういう事。
へえ~。

あのね 美味しい魚が食べたくて
来たんですよ。

それは?
(山下さん)これか?

なんて?

どんな魚? ションベンタレ…。

(山下さん)これは…。

ションベンタレ…。

(山下さん)そやけど
海から シュッと揚げると

シュッとおしっこたれるの
この魚。

あっ 本当に?
(山下さん)それで ションベンタレ言う…。

へえ~。 それ どうするんですか?

ぞんざいやな~。

ションベンタレには
なりたくないな。

美味しいんですか?
ションベンタレは…。

(山下さん)ションベンタレか…。
金にならん魚。

ああ… なるほど。
(山下さん)雑魚。

味は?
(山下さん)味は…。

あっ そうなんですか?

食べたいな~。

なんか…
これが個人のもんやったら…。

あっ そっか!
みんなのもんやから…。

(男性)共同作業やもんで…。
なるほどね。

仲間やでな。

今も… 今は時期ですか?

今はいい。 この間も行ってきた。
へえ~!

実は その道45年
御座漁港の名物海女 真千代さん。

潜って取った
アワビや伊勢えびなど

新鮮な魚介類が食べられる

海女小屋も
経営しているんだそうです。

もう なんか
陸上の写真みたいですもんね。

したらんわさ… したらんわさ…。

(一同の笑い声)

それは なんですか?

アハハハ!

あれ? ごめんなさい。
そういうタイプの人ですか?

(山下さん)ここは
まともに受けたらいかんのや。

これ
ビーですか?

お父さん
ションベンタレ好きですか?

(男性)ああ 好きやで。
お父さんの所 持って行ったら

料理してくれるって事ですか?

なんで? なんで? なんで?

見ていいですか?

見るだけですか?
(女性)それ するとね。

どれ? これですか?
これ なんですか?

(男性)はい?
これは?

(男性)それはイガミです。

イ…?
(男性)イガミ。

すごいな! 歯 もう…。

このおばさんの顔みたいなって…。

そんな事ないですよね。

(一同の笑い声)

仲間やからね。

イガミって
どんな魚ですか? これ。

(女性)ブサイク…。
ブサイク。

これ 美味しいんですか?
(女性)そう。

旅館の奥さん?

ちょっと 失礼な!
5L?

毒舌だらけですね これ。

(男性)うん そうです。
違う 違う 違う…。

ちょっと 名前がわからないので
あれですけど

膨らましたらアカンよ そこ。

大女将?

御座の民宿 松栄荘の大女将が
こちら。

なんと 今年で満100歳!

今も 網仕事を続ける
元気な大女将です。

そして 現在の女将さんが

こちらの眞智子さん。

お刺身が上手な
漁師のご主人と一緒に

民宿を切り盛りしています。

ションベンタレですか?
うん。

えっ?
てこね寿司。

なんか 聞いた事あるな
てこね寿司。

ションベンタレを?
うん。

「ションベンタレのてこね寿司」
って

なんか ちょっと
ことわざみたいな感じ…。

うちは 胴を刺身にしておいて
てこねをして

頭をみそ汁にします。
白菜とか入れて。

脂のりのり 今は。

この辺 持って行ったら 料理って
してもらえたりするんですか?

ああ そうだねえ。
そりゃそうですよね…。

いえいえ いえいえ!
明日でもいいよ。

明日やったらいいですか?
うん。

急なお願いにもかかわらず

明日
てこね寿司を作ってくれる

約束をしてくれました。

楽しみですね。

そして 港も
少し落ち着いた頃

近くにある 「小売」と書かれた
お店へ。

これ 売ってるんですか?

もちろん。 それが商売です。

僕でも買えるんですか?
はい。

カゴの中には

生きたままの伊勢えびが!

この辺りの伊勢えびは
黒潮の影響を受け

特に 色や形も良いそうで

もちろん 全国漁業協同組合が選ぶ
本当に美味しい魚

プライドフィッシュにも
登録されています。

立派な伊勢えびやなあ。

美味しい魚が食べたくて
来たんですけど

ここでしか
食べられへんようなものが

食べたいなと思って。

まあ この頃はね…。

昔は 例えば…。

ウツボ…。

まあ 刺身なんかは
伊豆の方で 今やってるけど

伊豆の辺りがやる前に
こっち… この辺が一番早かった。

それは珍しい。 あと…。

夏にやったやつは
塩漬けするんですよ。

開いて ちゃんとしたやつを
めちゃくちゃ塩濃くして

塩漬けにして 冷凍庫入れて。

で 冬に出して
塩抜きして 干すという。

えっ?
ここの冷凍庫が

保管庫が壊れてしもて…。

そんな事あります?

もう
ウツボは みんな放ったやろ?

ゼロやろ?

シンジ君もゼロよね?

うん わかったよ。 はいはい。

やっぱり…。
放ったんですか?

あきませんか。

残念ながら ウツボは全部
捨ててしまったようなので

代わりに伊勢えびを買う事に。

おっきいですね。

おっきないですか?
大きいよ。

おっきいですよね それ。
みんなで食べないと…。

見せてもらっていいですか?
でっかいですね。

うわあ~! おっきい。

大きさは およそ750グラム。

ご厚意で
少し安くしてもらいました。

頭 どうする?

頭も食べれるんですか?
うん。

そこは もう すごい。

おお~。

ただ これ 3700円って すごいな。

ここでしか食べられない

取れたばかりの
新鮮な本場の伊勢えびを

お刺身で!

このまま いっていい…?
(男性)そのまま いっていい。

まあ なんも つけんでも
大丈夫やと思う…。

あっ 美味しい!
(男性)せやろ?

あっ そうなの?
あえて そのまま いく。

美味しい! これは?

これも そのまま?
(男性)そのまま食べていい…。

あっ 美味しい。
(男性)美味しいでしょ?

どれを?
これ。

これ 湯がいて
どうするんですか?

(男性)みそ汁の出汁。
あっ 出汁をとるって事?

そうそうそうそう…。
えっ 持って帰っていいんですか?

ああ 持って帰って…
もちろん もちろん。

ほな 持って帰る。

お昼になったので

今朝 お友達になったバスの運転手
阿部さんを訪ねて

お隣の和具漁港へ。

電話番号
教えてくれたもんやから…。

海老網?
(阿部さん)この海老網。

伊勢えび 取る…。

(阿部さん)ここ ちょっと
椅子も用意した…。

椅子?
椅子を用意されたんですか?

おおーっ いいじゃないですか。
ああ ええ感じの場所!

紹介されたのは
ちょっと こわもて

和具の伊勢えび漁師
田辺さん。

見た目は怖そうですが
笑うとかわいい漁師さんです。

ええ感じやなあ。

美味しい魚が食べたくて
来たんですよ。

会長に教えてもらえたら…。

あっ ウツボ?
ウツボ 聞きました なんか。

なんと 御座で
見る事ができなかったウツボが

ここ
和具漁港の船にあるというので

案内してもらうと…。

(田辺さん)ウツボです。
おおーっ!

これ 美味しい…?
(田辺さん)精力剤とかね

そんなんにもなるし…。
あら そうなんですね。

(田辺さん)
ものすごく… 強いんですよ。

へえ~。

あっ 和具では
これをウナギって言う…?

本当は 川のウナギやけど
これも ウナギ ウナギって言う。

ウナギみたいに これも開いて

そんで 塩をあてて

その塩加減を
また絶妙にしておいて

正月には これをね
煮付けるんですわ。

おーい!

(田辺さん)あの作業服の人…。

コメントも
入るなら 入れな。

死に土産に 一つ。

こんにちは。

どんな仲間なん? 関係性が…。

(作動音)

絶対 止めません。
作業中ですから 今…。

(作動音)

何を作ってはるんやろう?

(作動音)

な… 何? 何と何が
繋がってんのやろうな これ。

(スタッフの笑い声)

(作動音)

おおっ… おお~っ…。

今 船のウツボを
見せてもらってきたんですよ。

で めちゃくちゃ美味しい
って言うんですけど…。

唐揚げ?

(小川さん)味が ぴったり。
これ どういう状態ですか?

(小川さん)これは 焼いてもいいし
こっちは唐揚げでもいい。

それを きつく揚げるんや。
せんべい状態に…。

色が変わるまで。
きつね色になるまで…。

あっ そんなに揚げる…?
(小川さん)そうそう。

ちょうど ビールのアテに最高!

酒のつまみにな うちら その…

色んなもん 積んでもな
全然食べない。

こればっかり食べてる。
へえ~。

松栄 持ってけ。
うん 松栄 持ってけ。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

優しい漁師さんに出会え

珍しいウツボも
手に入れる事ができました。

再び 御座漁港へ。

漁が終わり
静かな港を歩いていると

まだ作業をしている
漁師さんの姿が。

いや 鎖 切ってるより長いやん。

(スタッフの笑い)
なんや? この間。

何が?
漁は。

今日は じゃあ もう船は出ない?

まあ そうか…。

なんて… はい?

ガモジいうのな 拾いに行くの。

ガモジ?

魚ですか? ガモジ。
いやいや…。

ウニの一種?

へえ~。 それって
僕 ついていってもいいですか?

この船で行く…。
僕 乗ってもいい?

乗れるかいな。 カゴ これ
みんな積んでいくもん。

1人ぐらいやったら?

1人やったらええかもわからん…。
ホンマ?

ここから降りるん?

このハシゴから降りるん?
おう。

このハシゴ?
めちゃめちゃ揺れますよ。

どこに行くの? このハシゴ。

ここからは?

そこから 船に乗る。
ここから 船に乗る…。

船に乗せてくれたのは

この辺りで 長老と呼ばれている
漁師の作弘さん。

使い慣れた帽子に かぶり替え
いざ ガモジ漁へ。

ここですか?
ここらの浅いとこを…。

ああ~ これで 岩場を…。

見てるんだ 水の中を。
のぞいとる。

ガモジは ウニ漁と同じように

ガラスの水中メガネを使って
海の中をのぞき

タモで捕まえるそうなのですが…。

これも 大きいのを
捕らないかんもんでな

小さいのはいかんっていう事では
ないねん。

大きいやつを捕るんすか。
ああ。

それは食べるんですか?

餌?
餌。

食べれない…。

しぶくる?

そうなんですか…。

どうやら ガモジは
釣りの餌に使われるようで

人が食べると
舌がしびれてしまうそうです。

その魚は
食べても大丈夫なのか…?

このタモで すくう。
タモで すくう?

うん ツノが大きいもんで
長いもんで…。

長い…。
大きくないと入らへん。

あんまり大きいないけどな…。

ああ~! かんでるんですか。

津野D 絶対できひんやん。
(スタッフの笑い声)

あっ でも そうか。
歯茎で かむんか。

これ ゴルフ球…

大きいのじゃなきゃいかんってな
言われとんねんな。

これ ガモジ… ガゼ言うてな。
ガゼ。

ガモジ… ガモジやな。
ガゼとは また違う。

ウニとは違うんですか?
これ 違うねん。

しびれるん?
しびれる。

1回 割ってみとくか? これ1つ。
うん。

これ 手に刺したら…。
すごい長い。

うわっ…。

これ ウニみたいやろ?
ウニみたい。

体験実習 どう?

ちょっと しびれるぐらい?
ちょっと ねぶってみたらええ。

ちょっとぐらいやったら
ええけど。

これ。
えっ? そんな食べたらアカン…。

ちょっと ねぶるだけやもん。
ねぶるだけ?

まあまあ コンプライアンス的に
ギリギリな感じの事…。

(一同の笑い声)

どうや?

いや まあ
ねぶっただけでは わからんね。

舌しびれた?
ピリピリしたやろ?

するやろ?
うん。

それは…。 わかって
やってるからね これ。

わいとんねん これがな。

これが 磯の苔を
みんな食うたるんさな。

ウニの餌も みんな食うたるの。

こうやって
本当は 駆除せないかんわけ。

捕った方がいいんですね。

捕った方がええんやけど
なかなか… 繁殖率が高いのう。

繁殖しすぎたんすよね。

どう?

ほな 帰ります。

帰っていいですか?
おう。

ありがとうございました。
ああ はい。

明日 朝来たら
船乗せてくれるんですか?

船乗せてもらうなら
このおじさんに言わな。

大きい船で行く…。

えっ 6時?

おう 5時50分ぐらいまでに
ここにおったら

乗せてくれる。
ここに来たら。

ねえちゃん?
おう。

あの おったねえちゃん
連れてこな。

ねえちゃん
連れてきたら大丈夫っすか?

うん ねえちゃん 連れてきたら…。

あそこは ねえちゃんがおらんと
ダメやで。

むいて 伊勢えび 入れといたるわ。

また 明日来ます。

はーい。
ありがとうございました。

結局 この日 食べられたのは

伊勢えびのお刺身… だけでした。

ちょっと待ってくださいね。
情報量 多すぎるな。

(スタッフの笑い声)

まず あの… 登場人物のキャラが
濃いですね。 全員。

ドラマでいうと すごいですね。

大ベテランの役者さんが

グワ~
勢ぞろいみたいな感じの…。

バスの… 阿部さん。

会って 本当に… 1分足らずで
友達になれたという。

で その阿部さんが
紹介してくれたのが

会長と… ねっ。

そして… ずっと 鎖を切ってた…。

なんの鎖を
切ってはったんですかね?

何本か切ってはりました。
ずっと切ってはる…。

何と繋がってたか
知りたかったですけどね。

もう 魚関係ないけど…。

結局 だから
伊勢えびだけですもんね?

頂いたのね。
ちょっと だから…

ウニで ちょっと
しびれたぐらいですか。

あれは しびれました。
ちょっと しびれてましたよね。

絶対ダメですよ 皆さん。

絶対 ダメですよ。

翌日は あいにくの土砂降り。

ひとまず
約束した時間に港へ行くと

すでに
明かりが ともっていました。

おはようございます。

ハハハハ…。 「おおっ」って…。
今日 やるんですか?

えっ? 今から揚げに行く。
今から揚げに行くんですか?

雨でもやるよ。

なんで 知ってるんですか?

ああ そうです そうです。
その番組です。

で…。

本人は…。

ハハハハ…。 何? それ。

いやいや…。 会議室みたいな所で
ぬくぬく見とるみたいな…。

そういう言い方したら アカン。

ほいで なんや ホンマに
おねえさん 連れて来たんか。

かわいそうに。

だって… ねえちゃん
連れて来いって言うから…。

このお兄さんな…。

(笹本)えっ?
(小川さん)寒くないですか?

大丈夫です。
ありがとうございます。

女性スタッフも来た事で

なんだか
漁師さんたち 楽しそうです。

魚が大好きな
笹本ディレクターを

漁師の中で唯一の独身 浩司さんが
エスコートしてくれます。

完全 狙ってる目ですもん。
(スタッフの笑い声)

そして いよいよ 伊勢えび漁へ。

伊勢えびを狙う漁法は 刺し網漁。

海の中で見えにくいという
赤い網を

伊勢えびの通り道に仕掛けます。

そして
脚やトゲが絡まったところを

引き揚げるのです。

あっ…。
網揚げの上手とかもあるんですね。

(男性)
あるある。 コツがあってな…。

(男性)口は動くんやけどな。

口は動くんやけど…。
完全に座ってますもんね。

そうやろ。
「そうやろ」?

センス。

下手な人やったら
あんなふうにはできない…?

(男性)どうしたら
網を破らないように

揚げられるか…。
ああ… 破れちゃうんですね 網が。

相手が地球。

それは?
食べたら?

「食べたら」? これ なんですか?
シャコですか?

これ なんていう あれ…。

オニゴナ。
オニゴナ?

なんでも 食べてみ 言うけど…。

そんな事 あります?

(男性)どのエキスか
ちょっと わからないけど…。

あとで やってみていいですか?
やってみたら…。

ポケット? オニゴナを?

オニゴナ… ポケット入れといて。
で 家で食べて。

はい。
ほな ポケット入れときますわ。

タバコ吸うんやろ?
タバコ吸います。

タバコ… 甘く感じるわ。

1時間足らずで
伊勢えび漁は終了。

港に戻り
仲間で 網の手入れをし

夕方になったら また みんなで
網を仕掛けに行きます。

これ 走るんですよね。 ここね。

さっきもらった オニゴナ
どうしたらいい…?

そうや。 バーナーであぶったれ。

バーナーであぶる…?
ここであぶるんですか?

へえ~。

尻尾だけ食べるんですか?
熱いですよ。

熱いですよね?
はい。

尻尾 そのまま食べたらいい…?
(男性)おお 食え。

熱くないですか?
(男性)熱い… 我慢せな。

(男性)フーフーせな。

あっ 美味しい!

だって くれたから…。

これ 食べて…?

(男性)食べてからタバコ吸ってみ。

タバコ吸ったら甘い…。

(男性)どうや?

甘いですね。
えっ… なんで? これ。

これ なんで甘いん?

昔から甘い…。
昔から そういう…。

やっぱ…
タバコ吸うとうまいんや。

うまいですね。

漁師の皆さんも
確かな事はわからないようですが

オニゴナを食べると
そのあと しばらく

何を食べても
甘くなるんだそうです。

これ 割ってみな
身があるかないか わからん。

(男性)入ってない そんな…。
入ってない…。

(男性)時期が…。
そうなんだ。

(男性)こんな感じやわ。
こんな感じなんや 今は…。

あっ 美味しい。

これは美味しい。

あっ でも さっきの…。

あれ?

あれ?
さっきので全部甘く感じるな…。

いつまで持つんやろうな?
オニゴナ効果…。

仕事が一段落したところで

漁師の奥様が
伊勢えびをふんだんに使った

ここでしか食べられない

漁師町ならではのおみそ汁を
作っていました。

うわっ すっごいな!

これって… ただの
普通のみそ汁って事ですか?

みそは 普通のみそですか?
(男性)ミックスみそや。

ミックスみそ… 合わせみそ。

伊勢えび一緒に炊いたら
こうなるのか。

(男性)脚も食べる。

いや~ 脚!

脚食うのは

なかなか難しい。

ここの関節取るやろ?

この根っこから
この関節取って…。

この関節…。
歯で…。

歯で?
歯でかじったら…。

ここを… そこを折るんよ。
ここから…。

(三橋さん)それで ほら
ヒューッて抜いてみ?

これ?
(三橋さん)うん。

(三橋さん)脚も ものすごい
歯応えがあってうまい。

歯応え感じへんでしょ?

なんで 歯ない人間が
「歯応え」言うてんねん。

(一同の笑い声)

兄貴の命令やでな? 聞かなな?

はい。 聞いとくっすね。
携帯あります? LINE…。

本気やん。

追加して…。

これですか?
はい。

(一同の笑い声)

笹本ディレクターのおかげか
大漁だったからか

今日も
御座漁港は笑い声が絶えません。

昨日 約束した

女将の眞智子さんがいる民宿へ。

こんにちは。

あっ! すいません。
はい。

今… もう 作るところですか?
うん。

見てもいいですか?
うん。

タカノハダイは
脂が多い魚やもんで…。

もう えーっと…。

漬けて… ほんで35分ぐらい。

そっちは何してはるんですか?

はい。
こんなふうに焼いてます。

素焼き。

これ すごい いいにおいしてます。

これは…。
どうなってるんですか?

この辺では
田作みたいにチンカラにして。

チンカラ?

田作みたいな。
カリッカリにするって事ですか?

うん。 こうやって…。

歯 ないんですもん。
うん あなたは無理。

カリカリになるまで油で揚げ
甘辛いタレと絡めたら

ここでしか食べられない
ウツボの唐揚げの出来上がり!

(一同の笑い声)

僕…。
あなた いいから。

おねえさん。

ああ~ すごい美味しい!

すごいです。

料理が得意な眞智子さん。

他にも 御座ならではのお料理を
たくさん作ってくれました。

そして 気になるのが てこね寿司。

えっとね…。

しょう油は もう 私らは
常備に作っておくんです。

しょう油も酢も。

食べたなってくるもんなんですね。

あっ そうなんですか?
うん。

私らは 伊勢えびでもするし

アワビでもするし
トコブシでもします。

元々は カツオ漁師が船の上で

ご飯と 漬けにした魚を
手で混ぜて食べた事が始まり

といわれる てこね寿司。

一般的には
ご飯をよく冷ましてから

お魚をのせるのですが…。

私はね このご飯の
ほっこらと温まっとる時のを

これをのせて食べるのが好き。

じゃあ 僕も それ食べますよ…。

ちょっと ぬくい。

いただきます。

ああ うまそう。

あっ!
わかるやん?

うん わかる。

ご飯が ほっこらしとる時が
一番美味しいんやって。

美味しいなあ これ。
でしょ?

仕上げに 生姜や大葉をのせて
出来上がり。

特別な日のお料理というよりも
毎日でも食べたい

御座の家庭料理。

ここでしか食べられない
できたての味は格別です。

これは?

えっと… イガミ。
イガミ。

ああ 出た!

イガミって何なんですか?

ブダイとも言うけどな。

鮮度がいいと こんなように
こう 身が外れていく。

ああ 骨から。
骨から。

あっ これ 好きです。
これ 美味しい。

ああ そう。 ウフフフッ…。
ちょっと硬め…。

今 歯ないですけど
食べれます。

だから 歯なくても
食べれるぐらいの…。

おばあさんでも食べれる…。

おばあさんでも
食べれるやつですね。

美味しいお料理を頂いて
2日目が終了。

アハハハッ!

これ

「作栄丸」って書いてある。

名前で?

作栄丸は
作弘さんの船なんですよ。

少しずつ御座の町に
なじんできたところで…。

初日に断られてしまった
海女の真千代さんのもとを

訪ねてみました。

今日は あれですか? 稚貝を…。

なんの稚貝?
アワビ。 アワビの子供を。

アワビの稚貝。
うん アワビの子供をな。

えっ これは?
ついでに取ってきたって事…?

そうそうそう。
放流が終わってからな。

これが偽の硬いホラ。

それで これが本当のホラ。

これが本当のホラ。
これ 違うやろ? 格好が。

それで これがエグボラ。

それで これが
オニの一番いいやつ。

そうそうそう。
甘いやつ…?

甘いやつ。

お尻を食べるんですか?
これって。

そうそう ここを食べる。

これが美味しいの。
この この この これが…。

やわらかいやつ?
そうそう…。

伊勢えびより美味しい?
美味しい。 甘い 甘い これが…。

それ 生で食べる感じですか?
もちろん。

生か…。
これ 生きたままが美味しいの。

おおーっ…!

これが 伊勢えびしか…。

食べてみな これ…。
そのままで?

そこが一番美味しい。
あっ 美味しい。

美味しいやろ?
うん。

ほいで これのみそ汁は?
食べてない。

ものすごく美味しい。
えっ いいですか?

日 改めて
なんや… 来たんや?

最後 もう帰ろう思っとって
今日…。

これ… これがホラガイ。
ああ ホラガイ。

これはな…。

これは
歯応えが結構あるやつですか?

あるな。

白いとこしか食べられない…。
(スタッフの笑い声)

このな 白いところが

めちゃくちゃ甘くて 美味しいの。
甘くて…。

これからが硬くなるの。
ああ そうなんだ…。

それなもんで…。

はい。 歯がなくても上等…。

あっ ホンマや。
なっ?

歯 なくても これはいけます。
そうやろ?

それはね 白いのがね 甘いんです。
甘い!

甘いやろ。
甘い! あっ オニゴナ…。

この先 白いの食べてみな。
甘い 白いの。

そう それを食べて
で 赤いところがコリコリ…。

あっ ああ~ うん…。
美味しいやろ?

美味しいやろ?
こっちが コリコリ?

そうそう そっちがコリコリ…。

あっ… ああ うん…! 違う!

違うやろ? 美味しいやろ?

♬~

(山下さん)なんにも
あんまり 手を加えんと…。

これで…

一番豪華な食べ方。
はい これを こう取って…。

それで これで
おい 食べるぞ! 言うて…。

はいはい… はい どうぞ。

えっ
もう 全部いっていいやつ…?

はい いって いって。 ほらほら。
いただきます。

めっちゃ美味しい。

他で食うしか
これが一番うまいやろ?

うまい…。
そうやろ。

それで こちらは
身まで食べられるけど

これはね ここの毛を
チュンチュン吸うてみて。

ものすごい甘い。
甘い?

あっ 美味しい。
美味しいやろ?

美味しい。

3日間 お世話になった
御座の漁港に

お別れのごあいさつを…。

すみません。
ありがとうございました!

(男性)また お待ちしてます!
お世話になりました。

ありがとうございました。
ありがとうございました!

(男性)気ぃつけてね。

漁協さんに送ったらいいですか?
送ります。

連絡しました?
(小川さん)はい。

また LINE…
おはようございます。

(三橋さん)LINEしてええ言うと
いかんぞ しつこいぞ これ!

(一同の笑い声)

気ぃつけて。

三重県 御座漁港で出会えたのは

食べられない魚も
合わせて 13種類。

合計12品のお料理を
頂く事ができました。

初めてですよね
ディレクターさんが

僕 歯 ないんですっていうのを
売りにして回るというね。

だんだん 御座の方も

歯がないっていうのは
わかってきたから

あなたは無理やって この…。

食べれるものと
食べられへんものをね

皆さんが
こう 分けて頂けるという…。

オニゴナを食べたら
全部 甘くなると。

全部 甘くなる…。
どれぐらいまで 持つんですか?

あのオニゴナのあとの甘さは…。

小一時間 甘い…。
あっ 何食べても?

それは 別に
なんでかっていうのは

理由は いまだに
わからないという事なんですよね。

で あの
ションベンタレのてこね寿司。

うまそうでしたね~。
やっぱ 漬けるんですね。

漬けてましたね。
ねえ。

タカノハダイって
呼んであげたらいいのにね。

ションベンタレと そんなに
字数は変わらないですからね。

だって これ
ションベンタレのみそ汁って…。

(スタッフの笑い声)

絶対 お店で メニューにはね
出せないでしょ。

突撃の取材にもかかわらず 快く
ご協力頂いた志摩町の皆さん

本当にありがとうございました!