NHK地域局発 ナビゲーション「不登校の君へ“学校らしくない学校”の挑戦」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 ナビゲーション「不登校の君へ“学校らしくない学校”の挑戦」[字]

この春開校した「不登校のための中学校」。オンライン対応で、授業中教室にいなくてもOK、登校しなくてもOK…子どもにとって理想の学校のあり方とは?

番組内容
この春、岐阜市に開校した「不登校のための中学校」。オンライン対応で授業中教室にいなくてもOK、登校しなくてもOK…子どもにとって居心地のいい学校の実現を目指している。初の試みに、先生たちは試行錯誤の連続。良かれと思ってやったことがかえって生徒の負担になるなど、とまどいの毎日。今の学校に足りないものは?理想の学校のあり方について考える。ゲスト:岐阜市立草潤中学校(不登校特例校)井上博詞校長他
出演者
【ゲスト】岐阜市立草潤中学校校長…井上博詞,京都大学総合博物館准教授…塩瀬隆之,【キャスター】山田大樹

ジャンル :
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岩渕≫小澤正修解説委員でした。

≪3 4 5…。

この人たち 実は…。

みんな ある学校の
先生なんです。

ここは この春 開校したばかり。

中をのぞくと 少し変わった工夫が
たくさんありました。

一方 初めての試みに
先生たちは とまどう場面も。

生徒と どう接していけばいいのか
試行錯誤の連続です。

今の学校に足りないものは何なのか

模索する現場から考えます。

今年4月 岐阜市に
新たな公立中学校が開校しました。

在籍しているのは
不登校に悩む生徒たち。

1学年 十数人
全校合わせて 40人が学んでいます。

授業内容は
通常の学校と ほぼ同じ。

違うのは 空席が目立つこと。

生徒の姿を探してみると…。

ある生徒は
保健室にいました。

タブレット端末で
オンライン授業を受けていたようです。

廊下に張り出された
学校全体の見取り図…

生徒は名前が書かれたマグネットを
動かして 自分の居場所を伝えます。

「いま どこにいるか」さえ伝えれば
授業中でも好きな場所にいていいんです。

テントやクッションが並ぶ
この部屋は なんと…

授業中に
マンガを読んでいたってOK。

まずは 生徒にとって居心地がいい環境を
整えようという ねらいです。

この学校の時間割りです。

始業は9時半と ゆっくりめ。

一日の授業数は
一般的な学校より少ない4時間で

オンラインでも配信しています。

自宅でも
授業を受けることができるんです。

居心地の良さを優先したことで

学校に通いやすくなった
という生徒もいます。

小学校高学年の頃
人間関係で学校を休むようになり

中学入学後も
登校できない日々が続きました。

しかし この中学校に転入してからは
ほぼ毎日 登校するようになりました。

教室に居づらい時は

音楽室で好きなピアノを弾いて
過ごしています。

もう一つ この学校の特色は

生徒一人一人が自分に合った
カリキュラムを組めることです。

裁縫が得意な…

生徒が自分で学習計画を立てる
「セルフデザイン」という授業で

刺しゅう作品を作っています。

洋服をイチから作ってみたいという
あやねさんのために

地域の洋品店の人を招いての
特別授業も行われました。

生徒の皆さんの生き生きとした表情
特に笑顔が とても印象的でした。

今日 スタジオには
この方を お呼びしています。

VTRで ご紹介しました
岐阜市立草潤中学校の校長…

井上さん よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

井上さん この春 開校してですから
およそ3か月たちましたけども

どうですか
学校は順調に進んでいるんでしょうか?

本校の生徒40名は 昨年度まで
全員が不登校の生徒です。

中には 1日も学校に
登校していない生徒もいます。

別室登校であったり

放課後登校であったっていう
子たちも たくさんいます。

そんな子たちが今
来てくれているわけですが

毎日 今 少ない日で6割
多い日だと8割

今日も 40人のうち
30人が登校してくれました。

こういう話をさせて頂くと
登校することがいいことなのか

登校することを求めているのかと
いうふうに思われるかと思うんですが

決して登校することを
求めているわけではありません。

ただ 去年まで学校に
足を向けることが苦手だった子たちが

今 学校に行ってもいいかなと
思ってくれている子たちが

増えているということは
ある意味 この学校が

求めている方向は間違って
いなかったのかなと思ってます。

ただ 今も数人は学校に
足が向かない子もいます。

誰一人 取り残さないで
受け入れるという点では

課題も たくさんあります。

全校生徒が 40人ということで

実際には これよりも はるかに多い数の
応募があったということなんですね。

反響の多さを示すデータ
というのがあります。

こちらを ご覧下さい。

こちらですね 文部科学省によりますと

全国の不登校の小中学生の数は 18万人
およそ 18万人なんですが

そのうち中学生は
12万8, 000人に上るということなんです。

新型コロナをきっかけに
オンライン授業が広がったこともあって

学校に行かなくても学べると思う人や
逆に 学校の大切さを感じた人もいて

改めて学校の役割が
問われるようになったわけなんですが

そんな中で
この草潤中学校が出来たんですね。

この開校にあたって
アドバイザーを務めた

京都大学の 塩瀬隆之さんにも
来て頂いています。

よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

今回 この学校の設計にあたっては
何を大切にされました?

そうですね 今回は 不登校特例校
という制度を利用することによって

授業時間が 750時間程度に
抑えられるということがありまして

その数割 抑えられることによって
余裕が生まれますので

生徒にとっても先生にとっても
その余裕を使って自分自身で

授業時間とかをデザインできる
というのが重要だと思っています。

授業を 必ずしも対面ではなくて
どこで受けてもいいと

どこでも受けてもいいということにした
この理由は何なんでしょうか?

本来 義務教育というのは
お子さんたちが学びたいと思った時に

それを大人が支えるというのが
義務であって

学校に行きなさいということでは
本来 なかったはずなんですね。

そういう意味で 人間関係や
ちょっとしたボタンの かけ違いで

通えなくなった子どもたちに勉強させない
というのは 実は間違ったことでして

そういう意味でいうと
学校の教室でなくても

例えば図書室であっても
音楽室であっても そして家であっても

学べるようにするっていう
その選択肢が子どもたちにあることが

一番重要であろうというのが
この理想の学校づくりの

第一歩になります。
なるほどねえ。

文部科学省指定の不登校特例校は

公立 私立 合わせてですね
全国に 17校あるんです。

教育方針は さまざまでして
特徴的な学校というのがあるんです。

例えば こちら…

全国から不登校を経験した生徒が
集まって 多くは寮生活を送っている。

集団生活を通して 基本的な
生活習慣・社会性を身につけることに

重点を置いているということです。

そして もう一つ…

さまざまな理由で義務教育を学べなかった
大人や外国籍の人が通う 夜間部を併設。

特例校に通う中学生との
合同授業を通して

年齢の離れた集団での人間関係など
学ぶということなんですが

いろんな特色がありますが
その中で草潤中

井上さん 何が特色でしょうか?

これまでの学校は 学校のルールに
子どもたちが合わせてきたと。

本校は こういった 学校らしくない学校を
コンセプトにして

学校が 一人一人の子どもたちの思いに
精いっぱい寄り添い 合わせていく。

そこで 「ありのままの君を
受け入れる新たな形」

といったキャッチフレーズを
掲げているところが

最高の特色だというふうに感じてます。

生徒の居心地の良さを
実現するために

新たな試みを始めた中学校ですけども

その裏には
先生たちの葛藤 悩みがありました。

2列目8人 立ってもらって 3列目…。

4月 草潤中学校に
26人の教員が着任しました。

いずれも不登校支援に
関心がある先生ばかり。

皆 志願して やって来ました。

その一人…

生徒たちへの授業が始まる前。

先生向けの研修が行われました。

講師は 不登校の子どもたちから
相談を受ける医師。

意外な言葉を投げかけました。

聞いても分かんないです。

子どもたちのために
何でもしてあげたい。

そう思って やって来た先生たち。

「何もしない方がいい」と言われ
とまどいを隠せませんでした。

授業が始まっても
毎日 試行錯誤の連続です。

授業中 席を立つ生徒たち。

そのまま…

何ごともなかったかのように
授業を再開しました。

開校から3か月近く。

校内のルールは生徒に合わせて
どんどん変えています。

生徒の居場所を知らせる イマここボード。

これを見て先生たちは
生徒のもとを回って声をかけています。

しかし この声かけがプレッシャーになる
という生徒が何人かいました。

頑張ってね。

そこで加えた工夫が こちら。

担任のあり方も 少し変わっています。

いわゆるクラス担任ではなく 入学後に…

一日の終わりには 個別担任による

「クールダウン」と呼ばれる
短い面談の時間が設けられています。

微妙な変化をつかんで 生徒のことを
知るために大切な時間だといいます。

授業と同じで
どこで面談を受けるかは生徒の自由。

そのため先生は
校内を回らなければなりません。

更に 登校していない生徒に対しても
ケアを忘れません。

しかし…。

生徒と話したくても話せない。

もどかしさを覚えながら
新しい学びの あり方を

日々 模索しています。

はい。 先生の皆さん
本当に悩んでいらっしゃいましたよね。

そんな中でも実情に合わせて
新たなルールを

次々と生み出していっているようにも
見えました。

その中の一つ
このようなものもあるんです。

これ 校長室と空き教室なんですが

いずれも これ ごはんを食べる所
という意味なんですね。

お昼ごはんを
先生と食べたい子がいたので

この校長室を開放した
ということなんです。

井上さんも よく生徒の皆さんと
食べるということなんですね。

そして もう一つ 逆に
一人で食べたいという子には

この4階の空き教室を
開放しているということで

このように
窓際に 一つずつ椅子があって

外を見ながら のんびりと
食べることができるということなんです。

授業においても さまざまな工夫は
あると思うんですが 塩瀬さん

自由はいいと思います

ただ 公立中学校ということも
ありますので

達成すべきカリキュラムというのは
あるわけで そこのバランス 整合性

どう取っていくのかなというのは
あるんですが どう考えますか?

そうですね 公立中学校なので

学ばないといけないことは
決まってるんですけれども

その量を少し減らすことによって
融通ができます。

その融通を使って その道筋と
タイミングを変えるようなものですかね。

だから場所と時間は自分で選ぶことが
できるんだけれども 自分のペースで

結果的として そこに たどりつけば
いいことになると思いますので

学びをしなくていいという
意味ではありませんので

その手順を自分で選べると。
そこが大切だと思います。

なるほど 選択肢がある
ということですよね。

高校進学が当然 中学校のあとには
井上さん あると思うんですが

生徒の評価っていうのは
これ どうしていくんですか?

評価についても
子どもたちや保護者の願いを聞いて

1から5の評定による評価を
求める子もいると思いますし

頑張ったことを記述式で
記載してほしいっていう声もあります。

また それらを教科ごとに
組み合わせるといったように

40人の生徒がいますので
恐らく 40通りの通知表

教育通信が出来る
というふうに思っています。

ただ この中学校3年間は 塩瀬さん

皆さん 自由に授業を受けることもできる
過ごせることもできると思うんですが

いざ この子たちが
社会に出て行くと考えると

大丈夫かなっていうふうには
思ってしまうんですよね。

このところは どう考えますか?

確かに この自由に選べる
っていうところを

世間からは 一部 甘やかせてる
っていうような表現が

ないこともないと思うんですけれども
それは やっぱ違っていて

大人であれば 自分の今の居場所が
苦しかったら

違う場所を選べばいいとかって
違う候補を知ってるんですけれども

子どもたちにとっては 例えば最初の
小学校や最初の中学校っていうのが

世界の全てや地球全体のように
思ってしまっているので

そこで うまくいかなかった時に

自分を責める以外の方法が
ないんだと思うんですね。

そういう意味で
今回 この草潤中学校が

本人を認めてくれるっていう場所が
あることを知れば

大丈夫な場所があるって知ることだけが
もう既に 力になってると思うんですね。

そういう意味で この先 大人として
社会に進んでいく時にも

場所さえ選べば 自分を守ってくれたり

自分を見てくれる人がいるってことに
気付けるので

そういうことを知る時間に
なるんではないかなと思います。

今後は どう見ていますか?

一番大事なのは この 「不登校特例校」
という名前がなくなるのが

理想ではないかなと思っていまして

例えば この学校の制度が
51%ぐらい市内で占めてくれれば

ここに来ることが当たり前で 自由に
選べるって みんな思ってしまえるので

それが 本当の当たり前になった時に

この 不登校特例校って名前が
なくなってしまって

「全部が草潤中学校みたいですね」
って言われるのが

理想的だなというふうには思ってます。
なるほどねえ。

井上さんは今後は
どういうビジョンを描いてますか?

本校の職員は全員が 本校で勤務を
希望した最高のスタッフをそろえました。

しかし毎日 今 失敗の繰り返しです。

昨日も私が 自習をしていたクラスで

授業らしきものを ちょっと
やってみたんですが

最後に子どもに 先生の授業 難しくて

頭が痛くなりましたと言われました。
あっ そうですか。

でも 自分にとって苦しいことや
言いにくいことを 正直に話してくれた。

私たちに また新たなチャンスを
くれたのかなというふうに思っています。

もう一つは 草潤中学校は
たった40人ですので

この学校のノウハウを
他の学校に示すということも

私たちの責務だというふうに
思っています。

是非ね 広がっていってほしいな
と思いますね。

子どもと どう向き合うのか

どう距離感をとるのか
どう つながっていくのか

これ 簡単に答えが
出せるものではないと思うんですよね。

ただ この学校が そのことについて
いろいろ教えてくれていると思います。

今回の この草潤中学校が今後
世の中に発していくメッセージを

私たちも しっかりと
受け止めていきたいなと思います。

「ナビゲーション」今日はこれで失礼します
お二人 ありがとうございました。

学校のマドンナなのにキンチョーシィ。