NHK地域局発 ラウンドちゅうごく「広島まつたけラプソディ」[字] …の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 ラウンドちゅうごく「広島まつたけラプソディ」[字]

1本1万円を超えることもある秋の味覚マツタケ。かつて広島は全国一の生産量を誇ったが、松枯れや里山環境の変化で激減している。広島マツタケをめぐる物語をつむぐ。

番組内容
1本1万円を超えることもあるキノコの王様マツタケ。秋、独特の香りを求めてマツタケ専門店に人々が押し寄せる。昭和30年代、広島の生産量は年間2千トンを超え、日本一を誇っていた。しかし、マツタケに欠かせない松が枯れる病気や里山環境の変化によってその量は激減している。マツタケ山を復活させることはできるのか。病気に強い松の品種「スーパー松」を植林する試みや、マツタケ名人が開発した驚きの手法を紹介する。
出演者
【ゲスト】東京大学助教…黒河内寛之,マツタケ生産者…板橋文夫,【キャスター】出山知樹,【語り】水野貴絵

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般

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NHK
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早く治療が進歩すればいいなと
思います。

<今年3月末 ディレクターの私は
東京から転勤となり

広島県三次市に
引っ越してきました。

新たに住むことになったのは

妻の祖母が一人で暮らす この家です>

<家には 古い納屋があります>

<ここにあった竹カゴが
今回の番組の出発点です>

あ~。

<秋の何よりの楽しみが
家族総出のマツタケ狩り。

実は 広島は日本一の
マツタケ産地だったらしい>

ああ うれしい うれしい。
はははは…。

<しかし 20年ほど前から
マツタケは激減し

祖母も山に入らなくなりました。

今や 超高級食材の広島マツタケ。

デパ地下で売られているものは

この値段です。

簡単には 手が届きません>

<広島のマツタケに
一体 何が起きているのか

調べてみることにしました>

<広島県世羅町にある三川ダム。

祖母のマツタケ山は
このダム湖の対岸にありました。

気温が ぐっと下がる10月が
マツタケシーズンの始まりです>

<私たちは 近くに住む
知人の木村さんと共に

山に入ることにしました>

<山への道路は 豪雨による落石で
寸断されているとのことで

ボートで向かいます>

<山の麓に到着>

<かつて マツタケが採れた場所は

急な斜面を 30分ほど
登ったところにあります>

ここ 眺めいいや。

あっ そうなんですね。

ここからか 本番は。

あっ これが昔 出たところ。

<早速 マツタケ探しを
開始しましたが…。

落ち葉が厚く積もり
簡単には見つかりません>

うわっ でっか。

ムカデみたいな…。

う~わ…。

<しかし すぐに発見が>

これは 何だろ。

<形は崩れていますが
色は まさにマツタケ>

マツタケじゃない? マツタケじゃない?

マツタケかも分からん?

マツタケじゃないの?
うん 違う。

シロッコか何かしら。

<残念ながら 違うキノコでした>

<気を取り直して もう一度 捜索開始。

山が長期間放置されていたためか
枯れ木が行く手を阻みます>

<探し始めて4時間。

諦めかけていた その時…>

おお!

<最初に見つけたキノコと似ていますが
果たして…>

何か マツタケくさいでこれ 握ったら。

本当?
うん。

おっ…。

マツタケ? おお~! 第1号。

本当だ。 マツタケだ。

あっ…。

マツタケだ。

<ようやく見つけた この一本。

本当に大変でした>

<実は 広島は
日本一のマツタケ産地でした。

1950年代のピーク時の生産量は

年間2, 000トンを超えていました。

農家が出荷した 大量のマツタケを運ぶ

専用列車も走っていました>

(汽笛)

<中でも 世羅町は
県内一のマツタケ産地でした>

(犬の鳴き声)
こんにちは~。

<マツタケ生産者の板橋文夫さんです。

父は 世羅一の名人と呼ばれていました。

採れたマツタケの量と金額について

60年間の記録が残っていました>

<バブルの頃には
1, 000万円を超えた年もありました>

<しかし 最近は
100万円にも届いていません>

(鈴の音)

<なぜ マツタケは
採れなくなってしまったのか>

<最大の原因は
いわゆる 松枯れだといいます。

白く立ち枯れた松。

根元から折れてしまった松もあります>

<マツタケは 菌類の一種です。

その名のとおり
アカマツの根っこから

栄養をもらうことで成長します。

生きた松の根が必要なため

松が枯れると マツタケも
生きていくことができなくなるのです>

おっ。

あった。

おお でかい。

<かつては すぐに
いっぱいになっていた竹カゴ。

しかし この日採れたマツタケは
僅か5本でした>

<広島のマツタケ生産量の
推移です。

1950年代をピークに
下がり続け

去年は 僅か0.2トン。

200キロにとどまっています>

<激減する広島のマツタケ。

しかし 世羅町では秋になると

今も マツタケ専門の店が
オープンします。

その一つを訪ねました>

いらっしゃいませ~。
ありがとうございま~す。

消毒の方 お願いしま~す。
いらっしゃいませ~ 毎度~。

こちらにされます?
はい ありがとうございます。

<1万円以上のマツタケが
飛ぶように売れていました>

ちょっと… ちょっと待ってね!

いくら?

30万円?
はい ぐらいだと思います。

<なぜ これだけの量を
扱うことができるのでしょうか>

岩手?
岩手。

お~ いい いい いい いい!
すばらしいわ こりゃ。

<仕入れ先は 遠く岩手や長野など。

その割合は 年々
増えているといいます。

2代目社長の金光浩二さんです。

かつては広島産を中心に
扱っていましたが

今は1割にも届きません>

<そんな中 うれしい連絡が入りました。

今シーズン初めて 地元 広島で
マツタケが採れたというのです。

早速 担当者が取次店に向かいます>

おっ…。

ありがとうございます!
は~い。 どうも。

<翌朝 入荷を知ったお客さんが
長蛇の列を作っていました>

はい いらっしゃいませ~!
いらっしゃいませ~!

どうぞ ご覧ください。

<岩手産に比べ 価格はかなり高め。

それでも 広島産から売れていきます>

はい そうなんです。

はい ありがとうございます。

なるほどね。

広島県世羅町のマツタケ山に来ています。

VTRでもご紹介した
マツタケ生産者の板橋文夫さん

そして 全国で
マツタケの生態の調査をされている

東京大学大学院の黒河内寛之さんに
お話を伺います。

どうぞよろしくお願いします。

ちょっと こちらを
ご覧いただきたいんですけれども

この20年のですね
マツタケの生産量なんですけれども

赤の広島はですね もう急激に

この2000年を過ぎた頃から減ってる。

一方でですね 長野ですとか岩手は

広島よりも かなり多いという

状況ではあるんですね。

北に移動してるっていうのは何か
原因っていうのは考えられるでしょうか。

松が いなくなってしまったことが
一つ 大きいこととしてあると思います。

松枯れっていうことでしょうか?
はい。

北の方が残っているのは
マツノザイセンチュウ

松食い虫が
入り込めるのに 温度っていうのが

ある程度
影響してるかもって言われてるそうで

今後 それが もし環境が変わって

温度が高くなるようであれば

上に動いたり
北に動いたりっていうのは

心配だなとは思ってるんですが。

<山に人が入らなくなったことも

マツタケの減少に
大きく影響しているといいます。

木が密になることで
日光が地面に届きにくくなります。

更に 落ち葉が厚く積もると

マツタケ菌が
育ちにくい環境になるのです>

子供の頃はね 農閑期には 山 行って

炭 焼く 落ち葉のしばをかいて
畑に入れる 田んぼに入れる。

そういうことが多いかったんで

そのころは
山に行かれる方が非常に多いかったです。

最近は しばは
まあ 化成肥料をまきゃ終わりだし

それから
風呂をたくにしても電気で沸かしたり

ごはん炊くには まあ ガスでしょ?

そういうことで
山の木は必要なくなって…

ということで
山へ入る人 ほとんどいなくなりました。

昔も 松枯れ自体はある。

そういうのに対しては
山を管理されている方々が

枯れた松は
持ち帰って利用するみたいな形で

広がらないような
文化みたいなのがあった。

でも 最近は そういうのもないんで

枯れたら枯れっ放しで

枯れっ放しの木には たくさん
そういう病原菌がついたものが

放出されてしまう
っていう悪循環なのかなって。

では どうすれば
マツタケ山は復活できるのか。

そのヒントを探りました。

現在 マツタケ生産量
トップクラスの長野県。

その南部 伊那市に

毎年 大量のマツタケを出荷する人が
いると聞いて 訪ねました。

床に所狭しと並べられたマツタケを
選別しているのが…

すごいですね。

藤原さんのマツタケ狩りに
同行させてもらいました。

山に入ると
すぐにマツタケが見つかります。

大きなものが次々と。

どのぐらい採れたか ちょっと
カゴを見せてもらっていいですか?

アハハ… どうぞ どうぞ。

僅か1時間で4キロ分を収穫。

豊作の理由は 藤原さんの
徹底した山の手入れにあります。

なるほど。
ええ ええ。

マツタケ菌は痩せた土地を好むため

養分となる落ち葉を適度に取り除きます。

松以外の木の手入れにも
余念がありません。

山は明るいですよ ええ。

更に こんなテクニックも編み出しました。

深いほどいいんですよ 根がね。

その名も根切り法。

松の根を はさみで切り…。

土をかぶせます。

そこに かさの開いたマツタケを置くと…。

傷ついた松の根が
勢いよく伸びるところに

マツタケの胞子が付着。

すると マツタケ菌の成長が早まるのです。

見事に生えてくる 藤原さんのマツタケ。

その秘密は 時間と手間をかけ

マツタケが育ちやすい環境を
整えることにあったのです。

一方
深刻な松枯れの被害に苦しむ広島県。

松そのものを再生させることで

マツタケ山を復活させようという
試みが行われています。

切り札は このスーパー松です。

松枯れを生き延びた松を全国から収集。

それらを掛け合わせることで
病気に極めて強い品種が出来ました。

このスーパー松を植林している
地区の一つが東広島市にあります。

上へ上がってください! こっちへ。

かつて ここは
マツタケの名産地でした。

多くの観光客が マツタケ狩りを楽しみ

地域の貴重な収入源とも
なっていました。

松枯れした山を再生し 当時のにぎわいを
取り戻そうと始めたのが

スーパー松の植林です。

その面積は
およそ130ヘクタールに及んでいます。

最初の植林から22年。

今年こそ スーパー松の根元に
マツタケが生えていてほしい。

松林の管理者と専門家による
調査が行われました。

まず
植林したスーパー松の状況を確認します。

松自体は。

松枯れもなく 一安心。

一方 肝心のマツタケは…。

3人掛かりで探すこと半日。

しかし今年も スーパー松からの
マツタケ第1号は見つかりませんでした。

実は この場所も スーパー松が…。

はい この松もスーパー松です。
はあ~。

やっぱり マツタケが また そこから
生えてくるようになるといいな

という思いをお持ち…。
そうですね。 そうなりゃ幸せだな

うれしいな 思えるんですが。

マツタケ山の管理っていうのは
そんなに大変なんでしょうか。

はい。 まず面積が広いんでね

一部なら できるんですけど

面積が広いんで
到底1人や2人ではできません。

そうした中で 長野の藤原さんですね。
はい。

黒河内さんも よく
ご存じだということなんですけれども。

完成形として
すごいいいものがあるっていうのは

参考には なるんですけれども

あれを 一般の人がやるには

ちょっと厳しいなっていうくらい

きれいな山になってます。

30年先でもいいから生えるんが
分かっていればね

もう少し 一生懸命になるんじゃけど

30年たっても
50年たっても分からんようなものに

なかなか 一生懸命になれんのですよね。

そうなんですよね そこなんですよね。

やっても出ないじゃんっていうとか
そうならないようにするには

やっぱり ある程度は 科学が

助けてくれるんじゃないかなって
期待してて。

<最後に マツタケを復活させることの
意味について聞きました>

今 やっぱり
人が住んでる場所と森林っていうのが

こういう感じだと思うんです。

昔は そこが
少しだけ重なり合う部分が

あったと思うんですけれども。

例えば マツタケみたいなのが
採れるってなると

人間が 山に ちょっとでも接したいなって
思うきっかけになってくるのが…

マツタケに期待してることの
一つではあります。

やっぱり みんなが山へ親しむというか
みんな 山へ入ってくる

行動範囲が広がるというか…。

山も… みんな入ってくれば
山も まあ

山も喜ぶんじゃないですか
みんな入ってくりゃ。

こんにちは 長濱ねるです。