クローズアップ現代+▽五輪試金石の舞台裏 内村航平ら選手の葛藤 感染予防と演技 6月から準備に取り組んできた大会。…

出典:EPGの番組情報

クローズアップ現代+▽五輪試金石の舞台裏 内村航平ら選手の葛藤 感染予防と演技[字]

新型コロナ拡大後の初の体操国際大会▽世界王者ニキータ・ナゴルニー選手が滞在中の様子を自撮り▽毎日のPCR検査や外出制限…厳しい感染対策も「偽陽性」という課題が

詳細情報
番組内容
6月から準備に取り組んできた大会。日本とアメリカ、ロシア、中国の4か国が参加。陣頭指揮をとったのは国際体操連盟の渡辺守成会長「人生でいちばん緊張」「国民に納得してもらえなければ五輪はできない」▽選手を輸送するJALも、空港で選手が一般客と接触することがないよう特別な導線を用意▽専門家は五輪が開催できるかどうかは世界の感染状況が安定していることと日本の医療がひっ迫していないことが条件だと語る。
出演者
【キャスター】武田真一,【ゲスト】東北医科薬科大学特任教授…賀来満夫

ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 定時・総合

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生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

武田≫9か月後に迫った
東京オリンピック。

感染拡大が止まらない中
本当に開催できるのか。

そのテストケースとして
東京で今月8日に開かれた

体操の国際大会。

舞台裏にカメラが入りました。

武田≫大会前から、選手たちには
連日のPCR検査が課されました。

そのさなか、内村航平選手が
いったん陽性とされ

その後の再検査で陰性だと
診断される事態が…。

武田≫選手たちは
厳しい隔離生活も強いられます。

武田≫出場した選手は僅か30人。

それでも、大会運営は
苦難の連続でした。

果たして、選手が
1万人以上に及ぶ

オリンピックではどうなるのか?

コロナ禍の大会
その舞台裏から探ります。

≫今回の大会は、IOC
=国際オリンピック委員会から

本番への試金石になると
伝えられていました。

≫大会を企画し
運営の責任者を務める

国際体操連盟の渡辺守成会長です。

≫この日は、選手団の輸送を
担当する航空会社と打ち合わせ。

選手は、一般客との接触を
避けながら

スムーズに入国できなければ
なりません。

≫空港会社や検疫と協力し
入国検査の新たなスペースを用意。

一般客は通れない

オリンピック専用の
特別なルートも活用します。

≫大会には日本を含む
4か国が参加。

選手30人が出場します。

選手団を通称バブル。

泡の中のように
外部から隔離された状態にします。

入国後、14日間の隔離は
免除されますが

行動は空港、ホテル
競技会場だけに限られます。

開催にあたり、渡辺会長みずから
ロシアなど海外の選手団を訪問。

選手に負担がかかることを説明し

それでも大会に参加したいか
問いかけました。

≫徹底した感染対策は

選手たちにどんな影響を
もたらすのか。

チャーター機で
日本に向かうロシア選手団です。

ロシア国内のPCR検査で

感染していないことが
確認されたため

マスクをつけていない
選手もいます。

撮影に協力してくれた
ニキータ・ナゴルニー選手です。

去年の世界選手権・個人総合で
金メダルを獲得した

ロシア体操界のエースです。

モクスワを出発して、10時間。

選手団専用のスペースで
入国に必要な検査を受けます。

≫PCR検査より早く結果が出る
抗原検査。

しかし、人によって
唾液を出すのは、一苦労です。

年配のメンバーは
10分近くかかっても…。

≫検査開始から、1時間半。

疲労の色が表れていました。

≫中国の選手団も到着。

日中間の便数が
制限されているため

通常の旅客便に同乗せざるを
得ませんでした。

選手団は防護服を着用。

移動中、空港や機内などで感染し
ウイルスを持ち込まないためです。

大連の空港から3時間余り。

食事に一切手をつけず
トイレにも立たないまま

着陸を待ったといいます。

≫空港を出て、ホテルに入っても

選手団には厳しい行動制限が
待ち構えています。

≫選手は全員、外出禁止。

ジムやプールなど
ホテル内の施設も利用できません。

≫食事の会場は
選手団ごとに区切られ

向かい合って会話を楽しむことも
できません。

≫大皿をみんなで分け合う
ビュッフェ形式ではなく

料理は個別の皿で提供されます。

≫練習不足などで
ベスト体重から

4キロオーバーしていた
ナゴルニー選手。

ジムが使えず
部屋でシャドーボクシング。

さらに…。

≫厳しい制約の中

本番までに何とか減量を
間に合わせました。

≫今回、選手たちはPCR検査を
毎日受けることになりました。

朝食の合間
検査会場に呼び出された選手たち。

鼻の奥まで綿棒を差し込まれ
粘膜の一部を採取されます。

≫中国の選手たちは、来日前から
PCR検査を受け続けてきました。

≫日本選手団は
ホテルに入る2週間前から

隔離生活を送ってきました。

しかし、内村航平選手に
思わぬ事態が待っていました。

≫急きょ、大阪など
2つの研究所でも

再検査が行われることに
なりました。

検体が運び込まれた
大阪市立大学の研究所です。

2種類の検査方法を用いて
結果を二重にチェックします。

(着信音)

≫東京で結果を待っていた
渡辺会長。

≫ちょっとほっとしますね。

≫しかし、この事態で
日本チームは

再検査の結果が出るまでの2日間

練習を停止せざるを
得ませんでした。

≫迎えた大会当日。

≫会場の入り口では

検温や手の消毒が
義務づけられました。

観客は2000人に絞られ
前後左右に間隔を空けて座ります。

大会スタッフのエリアも
厳格に区分けされ

選手との接触を制限。

滑り止めも共用は避け
一人一人に用意されました。

開会式、内村選手と
ロシアのナゴルニー選手が

大会への決意を語りました。

≫厳しい制約の中でも

最高のパフォーマンスを
発揮しなければならない選手たち。

しかし、調整不足の影響か
失敗も目に付きました。

ホテルの自室に籠もって
減量に臨んだナゴルニー選手。

去年の世界選手権・個人総合で
優勝した安定感を発揮します。

6種目すべて

足先まで乱れのない
正確な技を見せます。

≫偽陽性の診断に翻弄された
内村選手。

特別な思いで演技に臨みました。

≫挑むのは、東京オリンピックの
ために磨いてきた大技。

≫H難度のブレットシュナイダー。

(拍手)

≫去年の世界選手権、金メダルの
記録を上回る高得点でした。

内村≫よっしゃ!やった!

≫感染者を一人も出さず
幕を閉じた今回の大会。

内村選手は、公の場で初めて

東京オリンピックへの
思いを訴えました。

≫ナゴルニー選手は

より規模が大きいオリンピックを
実現するためには

さらなる議論が必要だと語ります。

武田≫今回の大会を通じて

オリンピック開催への課題が
数多く浮かび上がってきました。

プロ野球やJリーグの
感染対策に当たっている

賀来さんは

開催に向けて2つの条件が
あるといいます。

世界の感染状況が
安定していること

日本の医療が
ひっ迫していないこと。

今、再び感染が
拡大していますけれども

この2つは
やはり必須なんですね。

賀来≫今、非常に厳しい状況に
あると思うんですね。

世界の各地で
ロックダウンが

また行われています。
まずは世界の感染状況が安定する

ことが必要です。
もう一つは、日本でも

今また感染が
急拡大してきていますね。

日本の医療態勢がひっ迫せず

やっぱり
オリンピック選手を迎えれる

そういった状況を
作っておかないと

準備そのものにも
影響が出るんだと思います。

武田≫一般の人への
医療にも影響が出ないように

しなければいけない
ということですよね。

今回の大会に対して

東京オリンピック
どんな規模になるのかと

いいますと
まず競技数です。

そして人数ですね。
今回は体操の1競技で

選手は30人でした。
東京オリンピックはといいますと

33の競技で
およそ1万人の選手が

やってきます。
そして、PCR検査です。

今大会は、すべての選手に対して
毎日行われました。

一方、東京オリンピックは

これはやはり
検討が必要ですよね。

賀来≫まず1万人を超える方の
検体検査をどうするのか。

マンパワーも要りますね。
それから毎日検査をするのか。

潜伏期間が5日ですから
より効率的な検査の

やり方がないのか。

そういったことをしっかり考えて
いく必要があると思います。

武田≫間隔を空けて
やるかどうかですね。

賀来≫ですから
オリンピック専用の

検査センターなども
作っていく必要が

あるんじゃないかと思います。
武田≫今回、内村選手が

大会の医師団によって
偽陽性と判断されましたが

オリンピックでも
この偽陽性が

出てくるのではないか
また実際に陽性者が出たときに

どう対応していくのか
いろんな課題がまだありますね。

賀来≫偽陽性が出る可能性は
あると思うんですね。

ですから、より確実な
確定診断を

その方法を
考えていかないといけない。

もし陽性者が出たら
これ非常に大きな問題です。

プロ野球、Jリーグでも
陽性者が出たときの

濃厚接触者をどう判断するのか。
次の試合が出来るのか

出来ないのか
そういった非常に厳しい判断が

求められますので

そこもしっかりとした準備を
していかないといけないと

思います。
武田≫濃厚接触を

追跡するというのは
やっぱり国際大会になると

難しいですか。
賀来≫ことばも違いますからね。

ですから
より濃厚接触であるとか

AIを使った
機械を使った自動的なものも

あるといいと思うんですけれども
非常に難しいと思います。

武田≫今回の大会を取材した
オリンピック担当の

国武さん
PCR検査ですとか

あるいは周囲と隔離をする

このバブル環境。
これ非常に選手にとっては

負担になると思うんですけれども
そうした中で

十分に力を発揮できるのか
これも課題だと思ったんですが

どうでしょうか。
国武≫今大会では

ホテルの中であっても
ジムなどが使えずに

調整に苦しんだ選手というのは
非常にたくさんいました。

選手にとっては
極めて厳しい

条件だったのかなとは思います。

ただ、こうしたバブルを作って
感染対策に当たるというのは

海外でもあるんですね。
例えば、アメリカのNBAでは

大型リゾート施設をバブルにして

練習場だけでなく
遊具施設も取り込んで

選手をリラックスできる
仕組みというのも

作ったんです。
参考にできる事例だとは

思います。
ただ、オリンピックは

1競技じゃなくて
33競技の

総合大会ですから
その選手村には

それぞれの競技場
さまざまな競技場で

プレーをした選手たちが
一堂に集まるわけですから

バブルを
どのように運用していくのかは

まだ多くの課題が残っていると
思います。

武田≫そしてもうひとつ
気になるのが

観客を
どうするのかということです。

今回、上限を
2000人。

国内の観客のみ受け入れました。

一方東京オリンピックは
といいますと

来日したバッハ会長と
日本側との一連の会談で

観客を受け入れる方針が
確認されました。

これ、海外からの受け入れも
含めて

国武さん
どんな検討状況なんでしょうか。

国武≫バッハ会長は
きのうの記者会見で

妥当な数の観客を入れることは
可能だと考えるが

安全が最優先だと

強調しました。
海外からの観客を

想定して繰り返し強調したのが

ワクチンの開発への期待感です。

ただ、このワクチンが現時点で

大会までに間に合うか
という保証はできません。

そして、今月行われた政府や
組織委員会の会議では

こちらです。
外国人観客について

原則14日間の待機を免除する
方向で

観客の上限は
プロ野球での感染対策の検証を

踏まえて
決めるとしています。

その上で決めるタイミングは
来年の春まで

となっています。
ワクチンを含めて

具体的な対策が

来年の春までに
示せるのかというのが

ポイントになると思います。

武田≫プロ野球の結果も
参考にということでしたけれども

賀来さん、プロ野球や
Jリーグでは

観客を入れて
試合が行われていますね。

どんな考え方が
大切なんでしょうか。

賀来≫まずアスリートが優先です。
アスリートの安全を確保した上で

観客を入れると。
ただ観客を入れる場合は

やはりルール作りが必要です。
体調管理、あるいは応援のしかた

そういったことを外国の方にも
十分理解してもらう。

そういうルール作りを
しっかりと行っていかなければ

いけないと思います。
武田≫外国の方も含めて

いかに共有するかと。
賀来≫ことばも問題も

ありますけど
しっかりと文化

いろんな感染予防に関する考え方
は違うんですけども

そこはそれを超えて
しっかりとみんなで守っていく

ことが必要だと思います。
武田≫さまざまな懸念も

ある中で
IOCが

開催に向けて動いているのは
なぜなんでしょうか。

国武≫バッハ会長は
この大会を

暗いトンネルの先にある
光にしたいと

繰り返し話しています。

感染症に苦しむ
この世界の中にあっても

スポーツというのが

人々の希望になり得るという
考えからなんですね。

一方で大会を中止した場合に

4年に一度のオリンピックを
失うことになる選手だけでなくて

IOCですとか
大会を開催する日本側にとっても

損失は極めて大きいのではないか
という

危機感もあると思います。
そして

このタイミングで
バッハ会長が来日したのは

菅総理大臣ですとか

日本側のキーマンに会って

開催を必ず実現するんだという
意思を確認するためだったと

思います。
武田≫一方で

反対する声も
多く聞かれるわけですね。

このコロナ禍の中での
オリンピックのあり方

賀来さんはどんなことが
問われていると

お考えでしょうか。
賀来≫私は非常に厳しい状況

だとは思うんですけど
日本と世界の国

あるいは国民
アスリートが一体となって

連帯、協力して
対話していくということは

まさにオリンピックの

精神そのものなんですよね。

いかにウィズコロナの
時代にあって

連携、協力して

皆が一丸となって

オリンピックを
開催していけるのか

そのプロセス
その過程が非常に重要で

大きな課題なんですけども
同時にチャレンジではないかと

いうふうに思います。
武田≫私たちが

いかに海外の国や
観客や選手

みんなで連携して、連帯して
立ち向かっていけるのか

それがまさに問われる。
賀来≫感染症対策

そのものではないかと思います。
武田≫ありがとうございました。