ガイアの夜明け【「百貨店サバイバル」髙島屋・三越伊勢丹の新戦略】[字] …の番組内容解析まとめ
出典:EPGの番組情報
ガイアの夜明け【「百貨店サバイバル」髙島屋・三越伊勢丹の新戦略】[字]
苦境の百貨店…新時代の勝利の方程式を探せ!髙島屋の社員が生み出す新ビジネス!靴磨きに介護まで!?三越伊勢丹が挑む(秘)接客術。コロナ禍でも元気な売り場の秘密とは
詳細情報
番組内容
コロナ禍で大打撃を受けた小売業界。特に店舗での接客を武器にしてきた「百貨店」はダメージが大きく、2020年の売上高は45年ぶりの低水準となった。この状況下でどう生き残っていくのか…。そのキーワードは“原点回帰”。ネット通販や他の小売ではできない、百貨店ならではの“目に見える客との接点づくり”だ。
続き
日本を代表する百貨店「髙島屋」と「三越伊勢丹」に密着。超・老舗が改めて“原点”を見つめ直し、生き残ろうとする苦闘の現場にカメラが迫った。
出演者
【案内人】松下奈緒【ナレーター】眞島秀和
音楽
【音楽】
新井誠志
【テーマ曲】
◆オープニング曲
「鼓動~ガイアの夜明け」(作曲/岸利至)
◆エンディング曲
「夜明けのうた」(宮本浩次)
「ガイア」とは
ギリシャ神話に登場する「大地の女神」を意味し、後にノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディングが「地球」を指して“ガイア”と呼んだことから「ガイア=地球」という解釈が定着している。「ガイアの夜明け」という番組タイトルには、地球規模で経済事象を捉えることで21世紀の新たな日本像を模索すること、そして低迷する経済状況からの再生=「夜明け」を目指す現在の日本を描くという意味合いが込められている。
関連情報
◆ホームページ
www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
◆公式Twitter
@gaia_no_yoakeジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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行列ができていました。
皆さんのお目当ては
三越。
長年 愛されていた店舗でしたが
この日 26年の歴史に
幕を下ろすことになったのです。
本当に長い間
ありがとうございました。
(拍手)
逆境の百貨店。
店舗の数は 去年
50年ぶりに 200を割り込みました。
ここは 三越伊勢丹グループの旗艦店
伊勢丹新宿店。
売り場をのぞいてみると
コロナの影響もあって
お客さんの数は まばらです。
でも…。
婦人服担当の宮本愛子さん。
何やら忙しそうです。
コーディネートを相談していたのは
同じ売り場のスタッフ。
いったい
何をしているのでしょうか?
すると今度は パソコンに向かって
話しかけはじめました。
お客さんを オンラインで接客する
リモートショッピング。
これが
三越伊勢丹の新しい武器です。
そのお相手は…。
えっ? 松下さんじゃないですか。
新時代のショッピングを
松下さんに試してもらいます。
今回は母に服をプレゼントしようと
考えているんですが
事前に母の
お気に入りのニットに合うものを
お願いしたいとオーダーしました。
母にないしょで
そのニットの写真を撮って
合わせて
年齢と身長も送りました。
松下さんの依頼を受け取ったのが
先ほどの宮本さん。
どんなコーディネートを
用意してくれたのでしょうか。
いよいよ担当者さんと
リモートでつながります。
松下です。 今日は
よろしくお願いいたします。
宮本です。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
早速なんですけども
今日 用意していただいた
お洋服のほうを
ちょっと見せていただいても
よろしいでしょうか?
今日は
少し肌寒いときなどですね
このように
カーディガン等を着ていただきまして
合わせることができますので
このように
フードが付いておりまして
後ろも このように
リボンが付いているタイプでございます。
カジュアルでも なんかきちんと感も
ちゃんとありますね。
そうですね。 シャツを入れることで
少し きちんと感も
出てくるかなと思います。
あっ もう1つ。 あっ すごい!
別のコーディネートで。
また全然違った雰囲気で。
華やかなカラーで
コーディネートしております。
こちらなんですけれども
パンツと合わせたときにも
ちょっとポイントで このように
上に持ってくることで
すごくスタイルアップして見えるかな
と思いますので。
すてき。 かわいいですね。
もし違うものを
また見せてくださいっていう
オーダーをお願いした場合
どういうふうに
していただけるんですか?
なるほど じゃあ そこから
走っていただける
ということですか?
基本的には
追加の費用なんていうのは
かかるんでしょうか?
三越伊勢丹は 2月から
本格的にリモートショッピングを導入。
こちらは子ども服売り場です。
こちら かわいいですよね。
現在
お客さんはスマホにアプリを入れるだけ。
すでに およそ1万人が登録し
その数は 日に日に増えています。
こちらは フランスの名門ブランドの
ネクタイ売り場。
ビデオだけではなく チャットでも対応。
文字と写真で やり取りします。
その相手は…。
名古屋のお客さんでした。
こちらの担当者は
地下 食品売り場のワインコーナーへ。
客の代わりに ソムリエから
オススメのワインを提案してもらいます。
創業300年の
最古のメゾンでございまして。
その足で 5階の売り場へ移動。
合わせて ワイングラスも欲しい
というオーダーでした。
こういうボトルの形状のものと…。
予算に合わせて 2万円ほどの
オリジナルセットが完成。
こうした
ありがとうございます。
百貨店の原点
接客が満足にできない このコロナ禍。
ハイテクと接客を組み合わせた
新たな挑戦に踏み出していました。
その仕掛け人の1人が この人。
樋口雅希さん。
自身も婦人服売り場の出身です。
老舗百貨店が今
生き残りをかけて
新たな戦いを続けていました。
東京 日本橋にある三越本店。
日本で最も歴史のある百貨店です。
リモートショッピングを仕掛ける 樋口さん。
この日
まだ導入していない売り場へ
説明にやってきました。
その売り場とは
いったい どこかというと…。
そう 呉服売り場です。
高齢のお客さんも多く
パソコンやスマホと
一番 縁が遠そうな売り場です。
ありがとうございました。
和服で接客する
齋藤健司さん 53歳。
危機感を感じていました。
その呉服売り場でも
ついに リモートショッピングを
導入することになったのです。
齋藤さん自身も不安そう。
まずは特訓です。
はい 返信をしてください。
人差し指だけで
キーボードを打っていきます。
ああ そうですね。
齋藤さんのもとに
最初の相談が入りました。
リモートでつながる
初めてのお客さん。
着物の下に着る
肌着の問い合わせです。
すぐに売り場に戻り
提案する商品を選んでいきます。
齋藤さんは
呉服ひと筋30年のベテラン。
商品知識は 誰にも負けません。
(シャッター音)
そして 返信。
はい。 で 紙飛行機。
わあっ。
オッケー オッケー オッケー。
「ご用命ありがとうございます!」。
店頭と変わらず
丁寧に接客します。
すると 何度かやりとりした後
売れたのです。
うれしい。
自信をつけた齋藤さん。
新たな接客に
可能性を感じていました。
一方 こちらも
日本橋に店を構える高島屋。
老舗の百貨店です。
熱烈なファンに会いました。
シンボルは バラ。
すてきよね。 ウフフ…。
そんな 高島屋を
誰よりも知る人物が飯田新吉さん。
高島屋の
もしかして 飯田さん…。
そう! 創業家の一族です。
高島屋で
バイヤーなどを務めてきました。
その飯田さんが
代々伝わるお宝を
見せてくれました。
これは
『晋翁雑記』と申しまして…。
そこには
高島屋の原点ともいえる言葉が。
例えば 呉服商の時代から
いち早く
ショーウィンドーを取り入れたり
終戦直後には
屋上で象を飼育して展示。
大きな話題になりました。
そして 現代。
本館の横に
新しく造った建物は…。
どうぞ。
(拍手)
都心の超一等地に
食品からアパレルなど
さまざまな専門店を集めた
ショッピングセンターをオープン。
原点である進取の気象を
実践してきました。
そんな高島屋の遺伝子を
受け継ぐ社員たちが
ここにもいます。
実は この人たちは
社内で新たな事業を始めたいと
名乗りを上げた人たちです。
高島屋が始めた
フューチャープランニングという社内起業制度。
チラシには 「あなたが
高島屋を変える!」とあります。
今までにない新しい事業を
年に一度
社員から募集しているのです。
これまでに
95件の応募がありました。
一次審査を通ると
詳細な事業計画を作成。
そして 本審査で経営陣にプレゼン。
OKが出れば
新事業として認められるのです。
去年 5つの事業がスタート。
どんなものが選ばれたのか。
応募者たちに向けて
熱く語りかける人がいました。
中里さん すでに事業をスタートさせた
5人のうちの1人です。
その舞台が
群馬県最大の都市 高崎市。
駅チカの一等地にあるのが
高崎高島屋です。
その売り場に
中里さんがいました。
新しい事業とは いったい?
実は この売り場こそ
中里さんの提案した新事業です。
例えば…。
井清織物さんっていう…。
群馬 桐生にある
老舗の織物工場が作る…。
このあたりとかも
おもしろくて…。
東京の下町の工房が手がける…。
こうした 全国の町工場が作る
オリジナルブランドの商品を
目利きして 販売しています。
高島屋の中に いわば
自分のセレクトショップを作ったのです。
中里さんは もともと
銀座の百貨店 松屋の出身。
おもに
紳士服を担当していました。
紳士服売り場に
配属されたのですが
すぐに 地方百貨店の壁に
ぶつかります。
売り場を見ると
東京にもあるブランドを中心にした
店づくり。
しかも 品揃えは
東京にかないません。
そこで 中里さんが提案したのは
高崎店にしかない売り場です。
この事業が採用された理由が
まさに これ。
百貨店バイヤーの原点です。
高崎と同じ 群馬県の桐生市。
かつて 繊維で栄えた町です。
中里さんがやってきました。
コロナ禍の今 地元で よいものを
見つけようというのです。
この日 訪ねたのは
帽子を作る工房。
へぇ~ すごい。
桐生には近年
若い職人や クリエーターが集まり
繊維産業に
再び 活気が出始めていました。
中里さんは こうして
自ら 現場に足を運び
自らの責任で
仕入れていくのです。
早速 桐生で仕入れた
手作りの帽子が
店頭に並びました。
お客さんが足を止めました。
桐生に…。
自分で仕入れたからこそ
自信を持って
勧めることができます。
売れました。
ありがとうございました。
厳しい地方の百貨店にあって
中里さんの店は
開店以来 毎月
売り上げ目標を上回っています。
この棚の一角から始まった
中里さんの店は
今や 4倍の広さになりました。
そんな 中里さんが見ていたのは
事業計画書です。
責任者として
数年先まで見据えた戦略を
練らなければいけません。
経営者としての手腕を
問われるのです。
再び 桐生を訪ねた 中里さん。
新しい取り組みを
始めようとしていました。
狙いは この町工場。
布を籠に入れて染める
籠染めの工房です。
籠への詰め方で
一つひとつ 柄が違ってきます。
この工房を取り仕切るのは
平本友里さん。
東京で デザイナーを経験した後
3年前に実家を継ぎました。
中里さん 平本さんにぜひ
お願いしたいことがありました。
そこで取り出したのが…。
無地のTシャツ。
中里さんが 大阪の縫製工場で
見つけだしたものです。
このブランド 希少なコットンにこだわり
職人が 1枚1枚 縫い上げるのが
特徴です。
いいものをコラボさせ
更にいいものを作りたい。
ご協力をお願いしたいな と
思っております。
職人魂に火がついた 平本さん。
どんなものが
できあがるのでしょうか?
中里さん自ら 売り場の
いちばん目立つスペースを空けました。
そこに 平本さんが。
よろしくお願いします。
持ちます 持ちます。
すみません
ありがとうございます。
ダンボールから出てきたのは…。
平本さん こんなデザインも
用意してくれていました。
迷彩柄です。
その出来に 中里さん うれしそう。
そして グレーも。
3種類が揃いました。
更に…。
2色ですね。
襟つきのシャツ。
Tシャツと同じ大阪のブランドの商品を
染めたものです。
こうして 売り場が完成しました。
値段は 1枚13, 200円。
勝負をかける中里さん。
このあと 思わぬ展開が
待っていました。
社内起業制度で 自分だけの
売り場を作った中里さん。
この日 着ていたのは
自ら企画したシャツです。
地元 桐生の籠染めと
大阪の極上シャツを結びつけた
オリジナルの商品です。
1枚 13, 200円。
果たして 売れるのか?
早速
お客さんの目にとまりました。
いきなり売れました。
さい先のいいスタートです。
今度は 女性のお客さんが
やってきました。
手には取るのですが…。
ここで すかさず。
Tシャツを企画している方。
画面の先には シャツを縫製した
大阪の三木さんが…。
客と作り手をダイレクトに
結ぼうと考えたのです。
すると試着。
なんと家族の分まで
合わせて4枚お買い上げ。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
こうして 百貨店にとって
特に売り上げが厳しいといわれる
2月も
目標を達成したのです。
東京駅。
中里さんがやってきました。
向かったのは…。
紳士服のフロアの
いちばん目立つところに…。
あのシャツのコーナーが できていました。
高崎で評判となり
日本橋でも特設売り場が
できたのです。
うれしいですね。
バイヤーの原点にこだわって
取りそろえた
どこにもまねできない品ぞろえ。
きっと東京でも
受け入れられるはずです。
その日本橋高島屋。
ここにも社内起業をして
自分だけの事業を
始めた人がいます。
55歳のベテランが磨き上げる
新たなビジネスとは…。
高島屋のベテラン社員の方が
立ち上げた新しい事業
いったい 何なんでしょうか。
今日は
よろしくお願いいたします。
松下です。
こんにちは いらっしゃいませ。
征矢でございます。
よろしくお願いします。
早速なんですけれども
征矢さんが
新しく立ち上げられた
事業というものは
いったい どういう?
はい こちらでございます。
シューシャインカウンター
靴磨きの事業でございます はい。
お靴を磨かせていただければと
思うんですけれど。
うれしいです。
はい お預かりいたします。
お預かりいたします。
ここで?
こちらで はい。
こちらで
磨かせていただきます。
私も靴磨きが
大好きなんですけれども。
今日だから すごい見てて
おもしろいなと思って。
ありがとうございます。
まず 今これは
ちょっと 汚れを
落としたみたいな感じですか?
そうです はい。
今 汚れを落としてですね
これから ちょっとクリームのほうを
塗布させていただきます。
手でやるんですか?
えぇ そうです。
手でやりますとね
指の体温。
感覚 体温で
ちょっと溶かす?
ちょっと 私もこれから
手で塗ってみようかな。
実はこちら。
すごい気になったんですけど。
ピカピカですね。
はい。
何年?
10年くらい?
10年でございますか はい。
私ですね 平成元年に
会社に入社しております。
その
えっ ということは…。
え~っ!
はい 32年間。
すごいきれいですね。
はい そうなんですよ。
32年前に入社した征矢さん。
高島屋全店の紳士靴の
品ぞろえを決める
セントラルバイヤーまで務めた
靴のスペシャリストです。
はい 磨いていただきました。
ツヤツヤ すごいきれいです。
いかがでございますか。
いや うれしい。 これはでも。
ちょっと 足元がきれいだと
なんか気持ちも ちょっと
晴れやかになりますよね。
征矢さんは 社内起業制度という
それの第1期生でも
あられるということ…。
さようでございます。
これが当時
征矢さんが出した企画書です。
選考の大きな
決め手となったのがこれ。
人対人。
どういうことなんでしょうか。
この
通りすがりに ちょっと
やってほしいかもという。
そうなんです。
そういう場に
していきたいんですね。
実際に こちらに
いらっしゃっていただいた方が…。
場合によっては…。
そういったことが 実現できればな
という思いも込めて
止まり木というふうに えぇ。
征矢さんが
事業を立ち上げて半年。
今日も自分だけの店を開きます。
どうも…
いつも ありがとうございます。
いつも ありがとうございます。
ありがとうございます。
また 今日も
よろしくお願いします。
常連客が 何人も出来ていました。
この方は この1か月で
4回目の来店だといいます。
よろしいですか?
はい。
この日は 40分コース。
しぜんと会話が。
私が行く
征矢さんに ファンがつけば
高島屋ファンも増えていくのです。
仕上がりを見てみると
小さな時計の秒針が
靴に映るほど。
ありがとうございます。
今年2月。
二度目の緊急事態宣言が
出されて 1か月。
征矢さんを訪ねると
売り場は この状況。
事業計画書で立てた
しかし スマホのメモを見せてもらうと。
「久々のZERO」。
ZEROって書いてますよね。
昼休み 缶コーヒーで一服します。
せっかく立ち上げた事業も
赤字続きなら
撤退しなければなりません。
征矢さん どう巻き返すのか。
<時を選ばず 場所を選ばず>
<その手に宿り 撮る意志に応える>
<一人ひとりの物語を描く>
<新たなる 5がここに>
<5は 5が超えてきた>
<「EOS R5」>
≪(シャッター音)
<完成させるのは あなただ>
高島屋で社内起業し
靴磨き事業を始めた 征矢さん。
しかし コロナの影響もあり
苦戦していました。
外へ飛び出した 征矢さん。
この日は 高島屋の
法人を担当する部署と
東京ガスを訪ねました。
従業員7, 000人のマンモス企業です。
法人事業部が抱える
得意先企業で
出張靴磨きを
させてもらえないかと
考えたのです。
企業様に お勤めの方が
しかし 話を聞いた皆さん
ピンときていない様子。
すると 征矢さん
自分で作った
出張用の台を組み立てて
靴磨きを始めました。
みるみる
きれいになっていく靴に
東京ガスの人たちの
表情も変わります。
思わず 身を乗り出す人も。
ありがとうございます。
今後 定期的に利用するか
検討してくれることになりました。
法人事業部の取引先は 数千社。
チャンスが広がります。
今度は 都内の住宅街へ。
ここは 高島屋の外商客のツテで
紹介してもらった お宅。
え~ ウソ こんなに
きれいになっちゃうの? って
ビックリされる方 結構多いですね。
個人宅にも
出張サービスしようというのです。
一方 ここにも
新たに事業を始める
女性がいました。
それは 百貨店の枠を超えた
驚きのサービスでした。
♬~
(医師)だいぶ良くなってると思いますよ。
<キヤノンのヘルスケアITでは
病院をまたいだ治療の経過も
時系列で一元管理>
<AIを活用しながら
的確な診断をサポートします>
<生きるを支える
もっと優しく もっと確かに>
18年にわたって放送してきた
経済ドキュメンタリー
『ガイアの夜明け』の放送日が
変わりました。
開店から 50年以上がたつ
いまや
そこに着目した 社員がいました。
社内起業制度に応募し
もうすぐ
事業を立ち上げるのが
ここは 玉川高島屋に程近い場所。
4月の開業に向け
準備が着々と進んでいました。
看板が出来上がっていました。
身体の機能を 維持したり
改善したりできるよう
トレーニングする介護施設です。
元気になって また 高島屋で
買い物を楽しんでもらいたい。
それが 福田さんの狙いです。
高島屋は この事業のために
会社の定款まで変更しました。
百貨店の原点
客との つながりを深め
生涯つきあっていく。
そんなビジネスが
まもなく生まれます。
高島屋として 小売業が
主体ではあるけれども
いろんなことが
できるんじゃないか。
なんとか役に立ちたい。
いまだ 逆境にある百貨店。
生き残りをかけた
熱い戦いは続きます。