NHK地域局発 ラウンドちゅうごく「核兵器禁止条約発効 ヒロシマの思いは」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 ラウンドちゅうごく「核兵器禁止条約発効 ヒロシマの思いは」[字]

1月22日に発効した核兵器禁止条約。核廃絶に向けた一歩となるこの動きの背景には、関係者の緻密な戦略がありました。独自取材から、条約発効の舞台裏に迫ります。

番組内容
去年10月に50の国と地域が批准したことで、発効が決まった核兵器禁止条約。核兵器の開発・保有・使用などを禁じる条約によって、核廃絶に向けた動きが今後どうなるのか、注目が集まっています。この条約発効の背景には何があったのか。番組では、条約を推し進めてきた国や国際NGO・ICANの中心メンバーなど、キーパーソンへのインタビューを交えながら、条約発効の舞台裏に迫るとともに、今後の課題について考えます。
出演者
【ゲスト】田中稔子,【キャスター】出山知樹

ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – ローカル・地域

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感染予防と合わせて地域の
感染対策を続けていく必要が

今日 核兵器を
法的に禁止する核兵器禁止条約が

発効されました。

原爆ドームの前では
1, 200本のキャンドルの灯がともされ

条約の力で
核なき世界を実現させようという

広島のメッセージが発信されました。

こんばんは。
「ラウンドちゅうごく」です。

核兵器禁止条約は
核兵器の使用だけでなく

開発や保有も禁止する
初めての条約です。

広島・長崎に原子爆弾が投下されてから
76年になろうとする今

核廃絶に向けて
新たな一歩を踏み出すことになります。

しかし その道のりは
簡単なものではありませんでした。

条約には アメリカ ロシアなどの

核保有国は 一貫して反対しています。

日本など アメリカの核抑止力に

依存する同盟国は 参加していません。

そんな中で 大きな原動力となったのが

国際NGO ICANでした。

条約を作ろうという機運が生まれたのは
8年前。

核兵器の
非人道性に関する国際会議でした。

そこからICANは 世界の国々に

条約への理解を求めるため

地道な活動を続け 2017年 条約が採択。

ようやく 去年10月

50の国と地域が条約を批准し

本日の発効が決まったのです。

ICANは どうやって
条約への支持を世界に広げていったのか。

今回の取材からは
3つの緻密な戦略が見えてきました。

核兵器禁止条約の採択に
貢献したとして

ノーベル平和賞を受賞した
国際NGO ICAN。

ICANの創設メンバーは
条約の成立には

世界各地にいる被ばく者の存在が

大きな役割を果たしたと語りました。

冷戦下 アメリカやソビエトなど
核保有国によって

世界中で2, 000回以上の核実験が
繰り返されました。

放射性降下物
いわゆる 死の灰が降り注ぎ

多くの人が被ばく。

彼らは グローバルヒバクシャと
呼ばれました。

ICANのセリーヌ・ナオリさんは

広島・長崎だけでなく

グローバルヒバクシャを通して

核兵器の非人道性を世界に訴えることが

条約にとって大切だったと言います。

ICANと共に活動した

グローバルヒバクシャの一人…

オーストラリアの先住民

アボリジニである
ヘーゼルダインさん。

2歳の時 およそ200km離れた村で

イギリスによる核実験に遭遇しました。

実験後
周囲では がんを患う人が相次ぎ

ヘーゼルダインさんも
甲状腺のがんに苦しみます。

核実験の影響ではないか。

声を上げることを決意します。

2017年に国連で行われた

条約成立に向けた交渉会議です。

ヘーゼルダインさんは

広島で被爆した
サーロー節子さんと共に

自らの体験を語り
核の脅威を国際社会へ訴えました。

会議の4か月後 条約が採択されました。

その後も ICANは
世界各地のグローバルヒバクシャと連携。

カザフスタンやキリバス
ツバルなど

核実験が行われた地域や

その周辺国が
条約を批准していったのです。

更に ICANは
核保有国と対抗するため

強力なパートナーとタッグを組みます。

オーストリアは
イギリスやフランス ロシアなど

核保有国に囲まれ
長年 核の脅威にさらされてきました。

オーストリアの軍縮大使を務める…

核の抑止力に頼ることでは

真の平和は得られないと主張します。

オーストリアが条約の必要性を
世界に訴えたのが

2015年のNPT再検討会議でした。

この場で アメリカは
核の保有を認めた上で

段階的に削減していくべきだと
主張します。

これに対し オーストリアの
クメントさんは

実際には
核兵器の削減は 進んでおらず

条約により
法的に禁止すべきだと訴えました。

これを機に 核兵器を
法的に禁止するという枠組みが

国際社会で本格的に動き出します。

核保有国は
今も条約に参加していませんが

クメントさんは 今後も粘り強く
交渉を続けるべきだと語ります。

今回 条約が発効する
決め手となったのが

途上国の
存在です。

ICANが アフリカや
中南米

オセアニアなどの国々に
強く働きかけたことで

批准が進んだと
いいます。

ICANは
2019年6月には カリブ諸国に

8月には 西アフリカ諸国に呼びかけ

条約に関する会議を開催しました。

外交官 一人一人に
条約を批准することこそ

自国を守ることにつながると
説得したのです。

会議に参加した
トリニダード・トバゴの外交官です。

核兵器が使用されると

海に囲まれた自国への影響は
計り知れないと

批准を決めたといいます。

アフリカ ベナンの外交官は

小さな国でも声を上げることで

現実を変えることができると
語りました。

今夜のゲストは 被爆者で

世界各地でも証言活動を行っている
田中稔子さんです。

よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。

田中さんは
条約の成立に大きな役割を果たした

グローバルヒバクシャとも交流が
あるということですが

今 どんな思いでいらっしゃいますか?

私自身 12年前より

グローバルヒバクシャの方々とは

交流がありました。
しかし 当時は全くですね…。

光が当たらなかったんですね。

しかし
ICANやピースボートなどの活動で

今は
世界に広く知られるようになりました。

彼らとの連帯をですね

これから
ますます強めていく必要を感じています。

核兵器禁止条約も その当時は
とてもね

実現するとは思われていなかったんです。

しかし 被爆者による
署名活動や多くの団体の活動でですね

今日の日を迎えたわけです。

この努力をされた先輩の方々に
深く敬意を表したいと思います。

そうですね
広島・長崎の被爆者も

ICANと共に条約の成立に

力を尽くしてきた
ということがありますからね。

さて 条約は発効されましたが

戦争被爆国である日本は
条約に参加していません。

政府の姿勢の背景には

日本を取り巻く
厳しい安全保障環境があると

専門家は 指摘しています。

田中さんは この日本の姿勢について
どう お考えでしょうか?

はい 唯一の戦争被爆国の日本が

この条約に そっぽを向いているのは
とても悲しいことだと思います。

国民の70%が… 近くがですね

条約に賛成しているという
世論調査もあります。

被爆者の一人として
国民の声に もう少し

耳を傾けてもらいたいと
思っています。

そして せめてですね
今年 開かれる

締約国会議にオブザーバーとしても

参加する勇気と決断を 政府には
持ってもらいたいと思っています。

原爆から76年たっても
実質的には 核廃絶の掛け声だけで

一向に進展してない
という実情があります。

また この条約を そのまま元のように
戻ってしまうのではないかと

とても危惧しております。

条約の成立に大きな役割を果たした
グローバルヒバクシャですが

その存在を世界に
広く伝えるきっかけとなったのは

広島の一人の女性でした。

その思いを取材しました。

条約の発効が決まった去年10月。

森瀧さんは
条約は 世界に存在する

全ての被ばく者のためのものであると
語りました。

森瀧さんと10年来の友人である

ICANのティルマン・ラフさんは

グローバルヒバクシャとの連帯に

森瀧さんの存在は
欠かせなかったと言います。

なぜ 森瀧さんは

グローバルヒバクシャに
目を向けるようになったのか。

そこには 核廃絶運動に生涯をささげた
父親の存在がありました。

父 市郎さんは 44歳の時に被爆。

戦後は 核兵器廃絶のため
世界を行脚するなど

国際的な運動の先駆者として
知られました。

森瀧さん自身は 被爆しておらず

反核運動とは 距離をとっていましたが

50代の時

それを大きく揺るがす出来事が
起こります。

父 市郎さんが

亡くなる直前まで
懸念していた

インドの核実験。

父に代わってヒロシマの思いを伝えたいと
インドを訪問した森瀧さん。

しかし そこで思いも寄らない光景を
目にします。

ウラン鉱山の
放射性廃棄物が原因と見られる

白血病や がんに苦しむ
子供たちの姿でした。

その後 劣化ウラン弾が使用された
戦争直後のイラクも訪問。

核兵器をなくすためには

世界で起きている核被害に
目を向けなければならないと

森瀧さんは 活動を始めました。

森瀧さんは ICANと連携。

2015年には
核被害者や専門家らを広島に集め

フォーラムを開催します。

3日間で18か国
延べ1, 000人以上が参加し

条約を実現させる
大きな原動力となったのです。

被爆者ではない森瀧さんが

広島と世界のヒバクシャを
結び付けたのです。

核兵器禁止条約の発効が決まった去年。

森瀧さんは 長年
闘病を続けてきた がんの症状が悪化。

起き上がるのもつらい状態に
なっていました。

しかし 活動は休止せず

この日は 条約の発効についての
オンライン会議に

参加していました。

実現は 難しいと言われながらも

グローバルヒバクシャと連帯することで
条約を成立させた森瀧さん。

諦めなければ 核廃絶という目標も
いつかは かなえられると

未来に希望を託しています。

ありがとうございます。

田中さんは
森瀧さんの活動にも

参加されたことがある
ということですけれども

今 改めて 私たちに
何ができると お考えでしょうか?

あの日 当時の食糧不足の中で

おなかをすかせて

将来の夢を断ち切られて死んだ人たち

大勢の人たちの その思いも背負って

生きている被爆者として

これからも 声をかけ続けていきたいと
思っています。

そして 亡くなった人も

それを望んでいるのではないかと
今は 思っております。

被爆者でなくても

それぞれに できることはあります。

ある大学生は 核兵器禁止条約を

政治家は どのように考えてるのかと

一人一人 聞いて歩く活動を始めた人も
います。

世界に友達… 親しい友達をつくる
という選択肢もあります。

信念を持って活動すれば

クラスター爆弾や地雷のように

国際法で禁じられ 今は使われていない
という事象も生んでいます。

戦争は すぐに起こるけれど

平和は絶えず つくり続けなければ

すぐに消えてしまうという言葉を
聞いたことがあります。

被爆者として この言葉を胸に

これからも 生きている限り
努力を続けたいと思います。

被爆者の皆さんも連帯しています。

そして 私たちも一つ一つ
自分に できることを積み重ねていって

連帯していけるといいかもしれませんね。

今日は どうもありがとうございました。

「ラウンドちゅうごく」
今日は 核兵器禁止条約発効

ヒロシマの思いについて
お伝えしました。