NHK地域局発 ナビゲーション「あるスリランカ人女性の死~入管収容施設で何が」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 ナビゲーション「あるスリランカ人女性の死~入管収容施設で何が」[字]

3月、名古屋入管でスリランカ人女性が亡くなった。日本語を学び教師になるため来日。オーバーステイで収容されていた。彼女の死が何を訴えかけているのか考える。

番組内容
3月、名古屋入管で収容されていたスリランカ人女性が亡くなった。日本語を学び教師になる夢を叶えるため来日。オーバーステイで収容され年明けから体調を崩していた。いつか施設から出ることを願っていた彼女。支援者に送った手紙には「一緒にたくさん料理をつくって食べましょう」「ギターもひきながら詞を歌いましょう」などの夢が綴(つづ)られていた。彼女に何があったのか?そしてその死は私たちに何を訴えているのか考える
出演者
【キャスター】山田大樹

ジャンル :
ニュース/報道 – 報道特番
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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  14. 対応
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  17. 学校
  18. 言葉
  19. 支援
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その女性は夢を託した この国で
助けを求めながら 亡くなりました。

日本語を学びたいと留学していた…

名古屋の入管施設に収容される中

体調を崩し
今年3月に息を引き取りました。

ウィシュマさんに 一体 何があったのか。

残された日記や手紙には

苦しむ彼女の胸の内が綴られています。

彼女が施設を出られるよう
支援した人たちは

入管の対応に
憤りを感じています。

33歳 夢半ばで亡くなったウィシュマさん。

彼女の死は 何を訴えているのでしょうか。

先週 亡くなったウィシュマさんの遺族が
来日しました。

なぜ 彼女は亡くなったのか
遺族は国に対して

死亡の経緯を明らかにしてほしいと
求めています。

在留資格のない外国人を収容する
入管施設。

そこで収容されていた外国人が
亡くなるケースは

これまでも相次いできました。
こちらをご覧ください。

2014年には 東京入国管理局に
収容されていたスリランカ人が

体調不良を訴えたのに
診察を受けられないまま 死亡。

そして 同じ年に こちら。

茨城県の入管でも収容されていた外国人が
2人死亡するなど

2007年以降 17人が亡くなっています。

ウィシュマさんに
何があったんでしょうか。

ウィシュマさんが留学生として
来日したのは 4年前。

私たちは 彼女が通っていた
日本語学校を訪ねるところから

取材を始めました。

入学時に提出した書類には
彼女の夢が記されています。

子供が大好きだったという
ウィシュマさん。

地元小学生との交流会にも
積極的に参加していました。

ウィシュマさんは
3人姉妹の長女として生まれました。

貧しい子供に勉強を教える
責任感の強い人でした。

現地の学校で日本人の生徒に出会い

マナーのよさや文化に
興味を持ったといいます。

ウィシュマさんの母親は
家を担保に借金をして

日本に送り出しました。

夢を抱いて渡った日本で

彼女は どのように
入管施設に収容されたのか。

取材を進めると その生活に ある問題を
抱えていたことが分かってきました。

当時のウィシュマさんの状況を知る人が
取材に応じました。

ウィシュマさんは
当時 同居していた男性から

暴力を振るわれていたと
友人に語っています。

生活は不安定になり
学校に通うこともなくなりました。

事態が動いたのは 去年8月。

助けを求め
交番に向かった時のことでした。

学校に通えず
留学生の在留資格を失っていたため

名古屋の入管施設に
送られることになったのです。

在留資格のない外国人は審査の上で

国外退去処分が下されると

ほとんどの人が帰国します。

一方 帰国できない人が収容されるのが
入管施設です。

ウィシュマさんも
帰国を命じられていましたが

同居していた男性に脅され
その選択をとれずにいたといいます。

収容されたのは 女性専用の6人部屋。

一日のほとんどを
その部屋で過ごすことになりました。

今回 彼女の遺品から

収容中に綴られた
日記が見つかりました。

収容から4か月たった去年12月。

ウィシュマさんのもとを
一人の日本人女性が訪ねてきました。

はい こんにちは。 お疲れさまです。
すいません よろしくお願いします。

在留資格を失った外国人を支援する…

眞野さんは ウィシュマさんと

手紙や絵のやり取りを
繰り返してきました。

眞野さんが送った色とりどりの画材道具。

絵を描くことが好きだった
彼女のために選びました。

ウィシュマさんがお返しに描いた絵です。

一つ一つの模様や色に
意味が込められていました。

ウィシュマさんの体調が悪化したのは
1月下旬のことでした。

日記は ここで終わっています。

その後 体調は急激に悪化していきます。

その様子を記録し続けた人がいます。

名古屋入管の中で収容されていた…。

週に2回ほど面会に訪れていた
松井保憲さんです。

1月28日の夜 松井さんのもとに

ウィシュマさんから
助けを求める電話が入ります。

その内容を書き留めていました。

「昨夜 吐いて 血が混じっていた。

死にそうと電話入る」。

「めまい ドキドキ しびれ 下半身重い」。

出入国在留管理庁が公表した
中間報告です。

この日の入管の対応が記されています。

1月下旬 入管施設に派遣された医師が
血液や尿の検査などを実施。

2月5日 入管は
外の病院で診察を受けさせています。

ウィシュマさんに処方された
薬の記録です。

そこには 服用拒否の文字が続いています。

同じ部屋で過ごしていた女性は

薬をのみたくても のめないでいる
ウィシュマさんの姿を見ていました。

2月9日 支援する松井さんが面会した
ウィシュマさんは

バケツを抱え 車椅子に乗っていました。

「15.5キロ体重減」。

「面会中にもどした」。

松井さんたち支援者は
収容生活に耐えられる状況ではないと

入管に対して
施設の外に出すよう求めていました。

申請したのは 一時的に施設の外に出て
暮らすことのできる 仮放免。

しかし 誰に いつまで認めるか

その判断は 個々の事情に基づいた
入管の裁量とされています。

ウィシュマさんの仮放免は

亡くなるまで認められることは
ありませんでした。

報告書で入管は…

ウィシュマさんが亡くなる3日前。

手の指の動きがおかしい。

指を伸ばそうとして
痙攣しているような状況がありましたね。

耳の中で 電車が走ってるって
言いましたね。

別れ際 ウィシュマさんが絞り出すように
伝えた言葉があります。

ウィシュマさんは
外の病院で診察を受けています。

対応したのは 精神科でした。

医師の言葉が こう記されています。

「仮釈放してあげれば
よくなることが期待できる。

患者のためを思えば
それが一番よいのだろうが

どうしたものであろうか?」。

職員の呼びかけに応じなくなった
ウィシュマさん。

緊急救命措置がとられましたが
午後3時過ぎ 息を引き取りました。

日本に住む ウィシュマさんの友人です。

彼女は
なぜ亡くならなければならなかったのか。

憤りを感じています。

ウィシュマさんと
手紙のやり取りを続けてきた

眞野さんです。

眞野さんは ウィシュマさんと
ある約束をしていました。

こちらですね。

仮放免が認められた時には
一緒に暮らす。

自分の寝室を空けて 準備していたのです。

残された手紙には
ウィシュマさんの願いが綴られています。

「あなたが大好きです」。

まだ調査中で分からないこともあります。

とはいえ どうして ウィシュマさんが
命を落とさなければならなかったのか

そして どうして ウィシュマさんの声が
届かなかったのか

悔しい気持ちになります。

名古屋の入管には 医師が定期的に
派遣されているということでしたが

入管の医療体制は十分なのか
疑問が湧きます。

収容中に亡くなる外国人が
相次いでいることには

どんな課題があるのか
専門家に話を聞きました。

その上で木下さん
2つのポイントを提言しています。

1つが こちらです。
第三者機関の関与です。

入管施設の中で体調を崩した人の治療や

一時的に施設の外に出す
仮放免の判断については

入管任せにするのではなく

第三者機関のチェックが
必要だとしています。

そして もう一つが こちらです。

全件収容主義の見直しです。

在留資格のない外国人で
帰国しない人を全て収容するのではなく

オーバーステイの人や難民申請中の人
犯罪を犯した人など

個別の状況に応じた対応にすべきと
指摘しています。

今 長期収容の解消に向けて
出入国管理法などの改正案が

国会で議論されています。

外国人と共に生きていく時代です。

そんな中 ウィシュマさんは

ノートに
このような言葉を残していました。

同じような悲劇を
二度と繰り返してはいけないと

強く感じます。