お笑い実力刃[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

お笑い実力刃[字]

MCアンタッチャブルとサンドウィッチマンのもとに、実力派芸人たちが集結!珠玉のネタを披露し、MCたちとネタや笑いについて熱くトークする硬派ネタバラエティ!

◇番組内容
アンタッチャブル&サンドウィッチマンがそれぞれ、その才能に“嫉妬”を覚えたという“実力刃”芸人が1組ずつ登場し珠玉の2ネタを披露!
さらにMC陣と熱いお笑いトークを繰り広げる!
◇番組内容2
▽アンタッチャブル・柴田が嫉妬したと明かすのは、ピン芸人・佐久間一行!「独自の世界観を貫き通している」と大絶賛!また佐久間を知る芸人たちからも、そのスゴさが語られる!
▽サンドウィッチマンが挙げたのは、U字工事。U字工事の『M-1グランプリ』決勝進出時の思い、地元の栃木ネタに特化した方言漫才をはじめたきっかけなどを深掘りしていく!
◇出演者
【MC】アンタッチャブル、サンドウィッチマン
【ゲスト】佐久間一行、U字工事、徳井健太(平成ノブシコブシ)
◇出演者2
【VTR出演】おぼん・こぼん、川島明(麒麟)、塙宣之(ナイツ)、又吉直樹(ピース)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/owaraijitsuryokuha/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)

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  1. 佐久間
  2. 本当
  3. 井戸
  4. 無理
  5. U字工事
  6. 柴田
  7. ネタ
  8. 徳井
  9. 今日
  10. 漫才
  11. 自分
  12. 栃木
  13. お願い
  14. お前
  15. 芸人
  16. 茶色
  17. 漫才協会
  18. 井戸自体
  19. 格好
  20. 嫉妬

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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〈今夜は アンタッチャブル
サンドウィッチマンが

若き日 その才能に嫉妬した芸人
スペシャル〉

♬~「井戸の中からじゃなくて」

♬~「井戸自体のお化けなんです」

(一同 笑い)

お願いします。

まあ 僕らですね 出身地が
栃木県っていうとこなんですね。

なんで謝ってるんですか。

俺 これ 本当
初めて話すんですけど

僕の方こそ すごい嫉妬してて。
えっ?

えっ!
ええー!

〈更に…〉

すごいうまいですよね やっぱり。

〈佐久間とU字工事を愛する
実力刃芸人が

熱い思いを語る〉

〈今夜は アンタッチャブル
サンドウィッチマンが

若き日 その才能に嫉妬した芸人
スペシャル〉

(山崎)そうよね。
(柴田)まあ ライバル関係でも…。

そうです。

方言漫才のパイオニアと言っても
過言ではないです。

まあ そして 我々
アンタッチャブルが さくちゃん。

まあ これは アンタッチャブルが
っていうよりかは

私が結構…。
あっ 柴田さんなんですか?

嫉妬をしてるっていう。
できないじゃん。

俺は フリップで ちょっと こう
動物しゃべりみたいなのを

ちょっと やったりとか
させてもらってたけど

さくちゃんみたいなのは
できないじゃん。

まあ こうやってやるぐらい…
そんなにじゃない。

〈更に 今夜は 佐久間一行の
事務所の後輩でもあり

U字工事とは
同期でライバルだという

平成ノブシコブシ徳井も参戦〉

〈M-1チャンピオンの
アンタ サンドが嫉妬するほどの

その才能とは?〉

〈彼らのすごさを
深掘りしていきますよ〉

〈まずは…〉

〈芸人

〈1997年
デビュー〉

〈今年で芸歴25年目の
彼は…〉

NSC
2期なのね。

〈デビューしてから
ずっと

〈1人コント フリップ芸などで
活躍〉

〈そのネタや実力には
かねてから…〉

常に 鋭さとか新しさを
なんていうんですかね

こっちに
提示してくる人ですよね。

〈今回 佐久間を昔からよく知る
芸人仲間に

そのすごさを聞いてみた〉

まず…。

なんか まあ…。

日常で 「うわっ これ
割り込まれたな」とか

「うわっ あれ なくしたな」とかを
なんか 本当に

「実は これの仕業ですよ」とか
なんか そういう感じで…。

やっぱ 佐久間さんって
芸人の中で

俺は 一番心がキレイだと
思ってるんですよ。

俺 唯一 筋斗雲に乗れる芸人って

佐久間さんやと思ったりしてて。

筋斗雲 乗れるんだ。
悟空だ 悟空。

♬~「井戸の中からじゃなくて」

♬~「井戸自体が 俺さ!」

〈2011年
ピン芸人ナンバーワンを決める

R-1ぐらんぷりで優勝〉

〈毎年行っている単独ライブは
お笑いファンからの支持もすごく

チケットは即完〉

〈そんな佐久間の
ネタについて…〉

ここ 人食い植物がいるんだけど
全然 大丈夫。

例えば…。

ギャグやっても
大喜利やっても

ショートコントやっても
ネタやっても 全部ウケるんで。

言い訳できないんですよね
なんか。

「今日は
しょうがない」とか

「この環境じゃ仕方がない」とか。

佐久間さん いなければ…。

うちの ルミネtheよしもとの
劇場の廊下には

佐久間専用の棚があるんですよ。

そこから 佐久間さんが ホンマに

ビデオを借りるぐらいの
テンションで

ああ じゃあ これでいきます
みたいな感じで

持っていくっていう。
本当 神棚みたいな扱いなんで。

すごいです あれは。

へえー! いや すごい。 何? 何?

(佐久間)
ありがたすぎますね 本当に。

うれしいですよね
あんな言われたら。

あんなたくさん…。

大絶賛ですよ だって。
いや なんか…。

本当よ。
三番煎じみたいになっちゃって。

可哀想 なんか。
めちゃめちゃ可哀想なんだけど。

そう。

やめろ バカ野郎。
さすがですね 先生。 本当に。

「絵本の紙のめくるところが
手が切れそう」なんて。

いや すげえな。
(柴田)思い付きもしないよ。

近くで 徳井君とかも
見てたでしょ? 佐久間君をね。

いや だから もう 今…。

めちゃくちゃうれしいし…
そうね。

このテレビ朝日で 佐久間さんを
俺みたいな者が

紹介できてるっていうのが
本当 もう…。

そっちが泣きそうなの?
(徳井)本当に。

佐久間君じゃなくて?
(徳井)ずっと言ってきたんですよ。

佐久間さん自身のお金への欲とか
モテたいとかがないから…。

もう本当 うれしくて。
こんな事ないから。

(徳井)そうなんです。
だから いい画商と

巡り会ってほしいなって
俺は ずっと言ってたんです。

よかったなって思います。
いやいや 涙…。

泣けば泣くほど なんか 逆にさ…。
そうそう。

それで…。

そう 柴田さんだから。

「俺みたいな者が紹介して
うれしい」って…。

可哀想。

〈更に 佐久間熱が
熱い徳井は

佐久間ワールド全開の
イベントとライブが

忘れられないのだそう〉

何? それ。
(徳井)やってるんですよ ずっと。

ザリガニ釣るんですよね。

えっ?
なんすか? それ。

人 集まるの?
何? 食べるとかじゃないの?

(佐久間)違います。 もともと
ザリガニが すごい好きで

ザリガニが
そんなに好きなら

ザリガニ釣りツアー どうですか?
っていう 吉本と…。

ファンの人と一緒に行く
って事でしょ?

(佐久間)バスで みんなで。
バスで?

(柴田)だから それだけの人が
来たって事なんだ。

(佐久間)はい。 バス
いつも ありがたい事に

2台ぐらいになったりして。

どこに釣りに行くんですか?
それは その時…。

今年は じゃあ 茨城だ
今年は 群馬だとか

毎回 違うんですよ。
ほんで ひと晩 旅館で泊まり

次の日は 割かし 普通の観光して
帰ってくるっていう。

普通の観光なんだ そのあとは。
(徳井)これが いわゆる

NON STYLEとか
うちの相方がいたりしたら

付き合いたいとか
ワーキャー人気で

バス2台は まあ あるんですよ。
でも 別に…。

(柴田)そうね 違うね。

すごいね。

それが楽しいんだろ だから。

ハハハハ…!
面白いじゃん。

確かに 楽しいですよね。
ザリガニも釣りたいし…。

(柴田)ザリガニは
間に合わないかもしれないけど…。

ネタを見に。

〈2つ目の佐久間ワールドは
のちほど〉

〈それでは
佐久間一行のコント

1本目「帰り際」〉

〈このネタの
見どころは?〉

〈川島が言うように

共感できる あるあるを
笑いで浄化した

佐久間らしいコント〉

♬~

(佐久間)コント「帰り際」。

いやあ… よかったね。
やっぱり 映画は楽しい!

いや 家で こう
DVDで見るのもいいけど

結局 映画館の あの迫力
いや 最高だったよね うん。

じゃあ 俺は帰るわ。

うん? あっ!
みんな どこか行くの? これから。

あっ! 確かにね
喫茶店で こう 感想を言うのね

いいよね いい いい うん。
俺は帰るわ。

うん? いや 特に用事はない。

用事はないけど
今日は なんか 帰るわ。

えっ? 違う 違う 怪しくない!
違う 怪しくない…。

なんかさ なんにもないけど
今日は帰りたいなって日

あるじゃん。
いや なんもないって 本当に…。

いや 自分らで行けばいいじゃん。
いや いいよ 俺 帰る。

違う 違う…
どんだけ怪しんでくるの。

ないよ ない! 帰る。
違う 何… ちょっと…。

全身茶色じゃない?

失敗したの!

調子が悪い時の服で
長い時間 外にいたくないんだよ。

失敗したんだよ!
イヤなんだ。

自分が… 自分が失敗してるの
わかってるのに

長い時間 外にいたくないんだよ。
帰りたいんだよ。 わかってるのよ。

なんかさ 全身 同じ色で統一
ってあるじゃん。

…にしても
茶色じゃない? って事。

でもさ
1回は やってみたかったの。

だから 今日 朝 出掛ける時は
違う格好だったのよ。

でも 1回 これ やってみたいな。
でも いつかは始めないと

きりがないって事で
じゃあ 今日は これでいこう。

で スタート。
映画館に向かうまでの間

歩いてたよ。
途中さ こう ビルに反射して

自分が映ったりするじゃん。
すごい茶色って思ったよ。

でも もう 時間もあるから
行くしかないじゃん。 行ったよ。

映画館の中はよかったよ。
まだ暗がりだから。

全身茶色が明るみにならないから。

でも これからはさ 全身茶色がさ
明るみにさらされるわけよ。

なんかさ 街なか歩いてて
一見さんがさ…

いや 一見さんって
まあ 初めて見た人がさ

すごい茶色って思うわけじゃん。
いやいや 意外と見てるから。

意外と見てるんだから。
なんなら 今の時代

勝手に写真撮られて
SNSにアップされるよ。

「すごい茶色い人 いたんだけど」。

「#茶 #茶 #茶」。

あっ 丁寧に
3回もありがとうって…。

無理だ 無理だ 本当に。
絶対 こうなるから。

えっ? あっ 原宿とか渋谷に

みんなで
服を買いに行けばいいって事?

違う 違う!
原宿とか渋谷に行くまでの服が

欲しいんだっつってんの だから。
無理なんだよ。 無理なの。

えっ? あっ 公園? みんなで
公園でしゃべればいいって事?

その公園がさ 芝生じゃなくてさ
土だったらどうするの?

茶色いよ。 遠目から見たらさ
なんか あそこの地面だけ

盛り上がってない? って
こうなるよ!

うわっ 写真撮られて
「地面人間がいたんだけど」とか

なるよ! 無理 無理 無理。

えっ? あっ 開けても?
いや 開けても変わらないよ。

いい いい。
寒いから閉めてるんだから。

いい いい いい いい!
違う 違う 寒いから閉めてるの。

開けても変わんないって! いや
パッと見 茶色 変わんないから。

いや 開けても… どんだけ…
ちょっと ちょっと ちょっと!

中は中で これなんだよ。
これしかなかったの。

いろいろ洗っちゃって
これしかなかったのよ。

無理なんだよ。 拒んでるって事は

それだけ なんか
理由があるんだから

追い詰めて…
追い詰めてこないで。

えっ? あっ これ着て
みんなで天下一品 行って

ラーメン食べながら
しゃべればいいって事?

じゃあさ これ着て行ったらさ
どんだけ好きな人…。

っていうか そもそもさ
天下一品のラーメンのスープって

こういう色だよ。 はたから見たら

えっ?
スープから誕生したんですか?

スープ人間ですか? ってなるよ。
無理 無理 無理。

えっ? いやいや
家に上がってまでは申し訳ない。

いや そんな 家に上がってまで
映画の感想 言う事じゃないよ。

いや わざわざ そんな
上がるのは申し訳ない。

行けない。 家には行けない。
行けない 上がれない。

ちょ ちょ ちょ ちょ…
指が… 指がいっちゃったのよ。

そうなのよ。
拒んでるって事はそうなのよ。

いや 1本は… ねっ? 1本なら
なんとかカバーできるよ。

2本は なかなかないよ これ。
違うのよ 1本だったんだけど

ここに向かう最中
なんか ピキッて…

あっ 2本いっちゃったなって
わかったのよ。

無理なの。 ねっ?
とにかく 無理 無理。

えっ? あっ 俺が
いったん 家に帰って

着替えてくるのを
待ってくれるの?

どんだけ 俺と感想を言いたいの?
映画の。

いや それはうれしいけど
もう 無理だよ。

こんだけ言っちゃったあとに 俺が
どんな格好で帰ってこようが

だって あなたの
ベストパフォーマンスでしょって

なってるでしょ?
俺がどんな格好で帰ってこようが

なんか あんま変わんなくない?
ってなるんだから 絶対。

とにかく 今日は無理!

(拍手)

ああー さすが!
面白いね。

(柴田)センス いいよね。
本当に。

多少

まあ 確かにね。
そういう事を見てるわけだからね

他の人に。
(徳井)それが ちゃんと

佐久間さんにもあるんだ
っていうのが 俺 すげえ…。

ああー ピュアの…
ピュアじゃないっていう。

ちゃんと
同じコーディネートしてるじゃん

こいつっていう目でも
見れてるんだっていうのが。

善人じゃないんだっていうのが
よかった。

あの空気の中 1人帰るはねえだろ
こいつっていうところも

ちゃんと見えてるって事だもんね
だからね。

結構 そういう

実際 だから ほら そういう
ぶっ飛んだ人なんだろうなって。

なんか ネタで考えるとね。
そしたら…。

そうなんですよね。
あれは…。

(佐久間)あれは服が先です。
服が先で

まさに その 調子が悪い時の服で
長い時間 街にいたくないなって

すごい 自分が思ったんですよ。
自分が思うんだね。

って事で
あれになったっていう。

知らなくて
楽屋にあいさつしに来た時に

俺 茶色だなと思ったの すげえ。
すごい茶色だな…。

あのまんま行ったから。

(柴田)…って あの時 思ったの。
知らなかったから。

〈絶妙なあるあるを突く
佐久間の世界観〉

〈その才能は
単独ライブの

演出でも〉

が バーッて
貼られてるんですよ。

センスのいいやつ… 天竺鼠とか
センスのいいやつだったり

これ なんか ポップだなみたいな。

結構 みんなで
ワーワー言ったりするんですよ。

(徳井)キャンプ行きそうな格好で
ワーってやってるのが…。

やっぱ これ ベタだし
ポップだけど

佐久間さんっぽくていいよね
って話だけをしてたんですよ。

そしたら

(徳井)…ってなって。
あのキャンプ行った時の

いかにもベージュだった格好
白黒になってたんですけど それ

(徳井)人間って 僕みたいな人間が
こういう格好してたら…。

っていうPVから
始まったらしくて。

ええー!
ええー!

ついに 俺
そこまでいったんだと思って。

なんか ゾッとしないですか?

恥ずかしい。
すごい視点です。

(佐久間)なんか 探検隊の格好って
みんな ベージュって思うけど

全部ピンクでお願いします
って言って

ポスターは白黒。
お客さんは 2カ月間 ずっと

探検隊のベージュだなって
思っててっていう。

(徳井)ピンクで出てくるんですよね。
なんか ちょっと怖いね なんかね。

怖いと 俺も思いました。
なんか そういう…。

〈2本目のネタは

R-1ぐらんぷり
優勝ネタ「井戸」〉

〈実は このネタ

ある大物アーティストの
ライブを見て

作られたのだそう〉

〈その真相は
ネタのあとに〉

♬~

♬~

(佐久間)「人里離れたこの村に

中から お化けが出てくる
という噂の井戸があった」

(猫の鳴き声)

♬~

♬~

皆さん こんにちは!

♬~

♬~「井戸の中からじゃなくて」

♬~「井戸自体が」

♬~「俺さ!」

♬~「井戸の中から
とかじゃなくて」

♬~「井戸自体が」

♬~「井戸の中から
とかじゃなくて」

♬~「井戸自体の」

♬~「お化けなんです」

♬~

♬~「ここまでは出れるけど」

♬~「これ以上は出ないシステム」

♬~「ここまでは出れるけど」

♬~「これ以上は出ない」

♬~「俺さ!」

♬~「でも ふとした拍子などに」

♬~「出れる事あるよね」

♬~「そんな時は 羽を伸ばして」

♬~「この辺まで来てしまおう」

♬~「調子がいい日は ここまで」

♬~「10秒以内に戻らないと」

♬~「体調悪くなるシステム」

♬~「10秒以内に戻らないと」

♬~「体調悪くなる」

♬~「嘘!」

♬~「嘘だから 平気なんだよ
元気だよね」

♬~「どちらかといえば
こっちの状態で」

♬~「いる時の方が多い」

♬~「衝撃」

♬~「ここから何が出るのかな?」

♬~「何かが出てくるシステム」

♬~「ここから何が出るのかな?」

♬~「何が出るかな?」

♬~「井戸!」

♬~「ちっちゃい井戸が
出てきたんだよ」

♬~「生まれたんだよね」

♬~「生まれたという事は
当然 こういう事」

♬~「ついてきて」

♬~「雄とか雌とかじゃなくて」

♬~「ここから生まれるシステム」

♬~「初めて覚えた言葉は」

♬~「一体 何かな?」

♬~「俺さ!」

♬~「これから ここの持ち場は
この子に任せる」

♬~「俺は 他の現場へ行って
また誰かを驚かす」

ここは任せたぞ。

♬~「終わりそうな気配見せて」

♬~「もうちょい続けるシステム」

♬~「終わりそうな気配見せて」

♬~「もうちょい続くのが 俺さ!」

♬~「でも せっかく
戻ってきたところで」

♬~「やる事ないよね」

♬~「だから さっきのところで
帰っておけばと」

♬~「90パーセント後悔」

それでは 最後にいきましょう。

♬~「井戸の中から」

♬~「とかじゃなく」

♬~「井戸自体の」
♬~「お化けです」

♬~(2人)
「井戸の中からじゃなくて」

♬~(2人)「井戸自体が 俺さ!」

どうもありがとう!

(拍手)

「ある意味 怖い」

すごいな。
すごいね。

ずっと聞いていたいね なんかね。
そうなのよ。

帰らないでほしかった。
(富澤)そもそも

(佐久間)あれはですね…。

っていう歌を歌ってて。

その間奏で

「だれにも言えねぇ井戸」
っていうのが出てくるんですよ。

1番 2番歌って
間奏が入った時に

井戸がスーッて出てきて
いったん 曲止まって…。

そんな演出があるの?
『だれにも言えねぇ』っていう

歌なんで 井戸の中を
稲葉さんが のぞき込むと…。

ああ 稲葉さんがね。
(佐久間)実は こんな事してます

みたいな感じで。 そしたら まあ
お客さんが盛り上がるみたいな。

コンサート見て
なんで急に井戸なんだとか

なんか そういうのが
やたらおかしくて。

これを パロディでできないかなと
思ったんです 最初。

はあ!
えっ?

すごい。
(佐久間)いや それで そこから

単独がある時に
あれをやりたいから

とにかく
井戸を まず発注したんですよ。

で だんだん… あれ? でも
パロディって難しいよな

っていう そもそも。
あの映像を流さないと

まずわかんないし 何やってるか。
振りがわからないからね。

(富澤)ものが先に。
もう出来上がっちゃった?

はい。 それで 「あのコント
なくなりました」って言えなくて。

(柴田)言えないね。
(佐久間)井戸といえばお化けだな。

で お笑いだから緩急で
怖いのから明るいの。

できるだけ明るい人が
出てきた方がいいな。

じゃあ ピンクだ。 で…。

ええー!
えっ?

曲流して なんとか 「井戸の…」
とかいって やってたんですよ。

ええー!
はあー…。

それが やってる事に… ウケて
で R-1優勝に。

はい。
(柴田)すごいな。

〈ところで
この急遽できたネタ 「井戸」〉

〈どうやって
R-1優勝につながったのか?〉

じゃあ 自分の中で そんなでも
なかったんですか? もともと。

(佐久間)最初… いや 面白いとは
思ってたんですけど

賞レース向きじゃないって
思ったんですよ。

さんざん… もう 本当に
R-1 やってもやっても落ちて。

その時は もう
R-1 どうでもいいと

思っちゃってたんですよ。
うん。

もう 1回 悩みすぎて。
(佐久間)悩みすぎて

あれ 待てよと。
もともと R-1始まる前から

芸人は始めてるし R-1の方が
後輩だと思ったんです まず。

なるほど ビビるなと。
「後輩」…。

俺がやりたい笑いで
こうやって さっきも単独の…

単独ライブに来るお客さんは
来てくれる。

…と思って
好き勝手やると思ったら

逆にR-1が選んでくれて
通ったんですよ。

へえー!
いいよな! いい話だよ。

すごいお話だ。
すごいね。

近寄ろうとしたら離れてって
もういいですってなったら

なんか 引っ張ってくれた
みたいな感じなんですよ。

はあ…!
へえ…。

いや いい話だね。
本当 素晴らしいお話。

チャンピオン チャンピオン
チャンピオンの間に 俺 いれて

超幸せ! 本当に。
なんか こんな…

なんで 俺 いるんだろう?
なんで 俺 いるんですか?

〈続いては サンドウィッチマンが
嫉妬した芸人…〉

(福田)恐れ多いです。
(益子)恐れ多いです 本当に。

やった やった!

僕らは 本当に 昔から一緒に…

ちょっと後輩なんですよ
U字工事 年齢も。

一緒に4人で
トークライブなんかもしてたり。

「R4」っつって
国道4号線ですよ 要するに。

(柴田)ああー 4号線。
栃木から宮城まで つながって…。

トークライブを
やっていたんですが…。

まあ まあ そうだったね。
ああー…。

うらやましいな…。
でも 憧れましたね それは。

ああー! U字工事みたいに?

…みたいに頑張んなくちゃ
俺たちもって。

へえー!
はい。

〈サンドが嫉妬するほど
先に売れていたU字工事〉

〈実は 高校生の頃 すでに

漫才師として
活動していたんです〉

(拍手)

(2人)どうも U字工事です。
(福田)僕ら 今日ね

新幹線乗って 栃木の山奥の方から
来たんですけどもね。

そう。 もう だから
長旅で疲れちゃったよね。

僕らが新幹線乗って
東京都心を往復するって

軽く1万超えますからね。
だから お金

なくなっちゃってさ 欲しいものが
買えなくなっちゃうんだよ。

そういう事 言うんだったら
松尾嘉代の写真集買うのやめろ!

言うなよ! お前 それはよ。

恥ずかしいですね これ…。

締めようと思うけど
俺の憧れのさ

アントニオ猪木のやり方でな
締めたいと思う。

よっしゃ いくぞ! 1 2…

サンガリア!
いいかげんにしろ。

ありがとうございました。

いや すごい恥ずかしい。
いやあ すごいですね。

すげえ人だかんな
おめえよ! おめえ。

〈そんな彼らは 2008年
このフレーズで大ブレイク〉

もう いいよ。 俺が悪いんや。

ごめんね ごめんね~。

〈当時 『爆笑レッドカーペット』で
共にブレイクした

ナイツ塙によると…〉

ナイツ オードリー U字工事は
ほぼ全員 同期なんですけど

同じような感じで出たので。

やっぱり なんか あの…
名刺代わりになるものが

オードリーだったら
トゥースとか

僕らだったら ヤホーとか
U字工事だったら なんか

栃木と
ごめんね ごめんね~ みたいな。

それが ブレイクした時に
なんか できたって感じですかね。

〈そして この年
M-1グランプリ決勝に進出〉

〈これは その前年

盟友 サンドウィッチマンが
優勝した事が

かなり刺激になったのだそう〉

ああ そうね。
(柴田)そういう事か。

俺 悔しくて
その日の夜 泣いたんですよ。

電話 あまりにも鳴りすぎて。

止まらないぐらいに。

何かなと思って 電話出たら

関係者とかから 全部

サンド 優勝したねって
サンドの連絡先 知ってる? とか

全部 その電話が
俺にいっぱいきたんですよ。

ああー! 福ちゃんなら
サンドウィッチマン

知ってるんじゃない?
みたいなので。

俺らは もう 準決で負けてたんで
敗者復活戦も。

悔しくて ちょっと なんか
ちょっとでも

俺の話とかしてくれるのかな? と
思ったんですよね。

惜しかったねとか 一切なくて
全部サンドさんの事 聞かれて。

電話 あまりにも鳴りすぎて。
恥ずかしいから 恥ずかしいから

これ 今まで
1回も言った事なかったんですよ。

初めて聞きました。
俺 悔しくて泣いたんですよね。

いやいや つらいって…。

〈ところで U字工事の漫才は

どうしても
栃木弁に目がいきがちだが

同業者の芸人の目には

違った魅力が
映っているようで…〉

田舎もんのくせに
背伸びしやがって おめえよ。

してねえべよ 別に。

すごいうまいですよね やっぱり。

あんまり そんな 多分 感じで

世間の人は
見てないんでしょうけど。

ちゃんと なんか お客さんに

丁寧に呼び掛けて
やるじゃないですか。

…みたいな。

結局 あれが 一番…
お客さんが 一番

聞きやすくなるんじゃないかな
って思ってるので。

それで まあ
入ってもらいたいなと思って。

漫才協会の もう

大戦力ですね
U字工事が。

〈お客さんを巻き込む漫才が
評価され

2011年に漫才協会に入った
U字工事〉

壁ドンしてんじゃん。

〈今 2人の主戦場は
浅草の劇場 東洋館〉

(柴田)東洋館。
いいね! 昨日もにぎわってたよ。

〈2人は とにかく真摯に
漫才に向き合っているそう〉

卓ちゃんは やっぱ
真面目なんですよ。

いつも 舞台の袖に

ちっちゃいメモ帳みたいなのが
置いてあるんですよ 卓ちゃんが。

15分だとしたら なんか
道場六三郎みたいな感じで

献立みたいに もう
ナントカ 1

栃木ナントカ 2
かんぴょう 1とか。

それ 全部 多分
配分考えてやってるから。

たまに 薫ちゃんが
訳わかんない事 言ったりすると

もう それ 書いてるやつを
やりたくなっちゃって…。

みたいなとこも
また含めて面白いから。

薫ちゃんは

だから 「ごめんね ごめんね~」
って言う時に

最後 「いいかげんにしろ!」
って言う時もあるし

「目 見て謝れ!」って
ツッコミの時もあるんですよ。

もう
意味わかんないじゃないですか。

別に 目を見て謝れって
誰も思ってないじゃないですか。

だから 意外に 薫ちゃんも…。

それがね だんだん…。

だから 飽きないというか。

そこが面白いのかなと思いますね。

何度もね 見れる漫才。

〈更に 漫才協会の大先輩

おぼん・こぼん師匠にも
聞いてみた〉

仲良しコンビ。

俺 初めて U字工事 見たの
テレビで見たんよ。

ほんで 普通 若い人っつったら

格好付けたり
いろんな事するじゃない。

言葉も「そうだっぺ」とかさ。

…と初めて見た時にね。

舞台の袖… 出番 なんか あって。

いやいや…。
みんなしとる みんなしとる。

特に 小さいメモ用紙…。
そうそう そうそう。

大学ノートの小さいやつに
もう…。

これ これ これ つまんで
これ 言ってって…。

あれは やっぱ 益子君が
すごいのやろうなと思うね。

あの坊主の方がね。
「坊主の方がね」って…。

いやあ すごい。
師匠 ありがとうございます…。

本当 うれしいね。

うれしいですね。
なかなか VTRでね…。

仲直りしたからね ええ。

〈それでは U字工事の漫才
1本目「熊と遭遇」〉

♬~

どうも よろしくお願いします!
お願いします。

まあ 僕らですね 出身地が

栃木県っていうとこなんですね。
2人ともね。

ええ。 まあ 栃木県はね 最近ね
アウトドアがはやってまして。

確かに。 ソロキャンプとか
ブームだもんね。

いやいや 山菜採りだよ おめえ。
渋いな。

木の芽 ワラビ タラの芽
おめえ おい…。

確かに うまいけどよ。
奥の方 入っていくと

熊に出くわした時 怖えべや。

熊ね。
熊と出くわしても 撃退してよ

下りてくるじいさん いっぺ
たまに。

それは なんか
ヒーロー扱いになるな。

俺 好きだから やってくれよ。
わかった。

先日 山に入って 熊と遭遇し

その熊と戦い
無事に下山してきたという

益子さんに
お話を聞いてみたいと思います。

どうも よろしくお願いします。
はい どうも こんにちは。

だいぶ 体が痛々しいですね。

今ね 先生に
診てもらったんですけど

左足の小指はね 今 もう
折れてるっつってましたね。

あっ そうなんですか。
骨折。 相手が熊だから。

しょうがないね これはね うん。

じゃあ 無理をなさらない程度に
お話を聞かせてください。

ああ そうですか はい。
じゃあ まず 最初にですね

熊と遭遇した時の状況というのを
教えていただけますか?

状況はね
昨日の朝の… 早朝の5時かな?

まあ 私が
山で仕事があったもんですから

朝 山に入りました 私。
山のお仕事というのは

山菜を採ったりだとか
そういった?

じゃなくて
いらなくなった冷蔵庫を

山に捨てるっていう仕事を…。
ダメですよ。

不法投棄じゃないですか。
いや 俺に言わせたら

山の山菜 勝手に採る方が
不法なんだよ。

何言ってるんですか?
俺は お客さんから

正式にお金を預かって プロとして
捨てに行ってるんだからよ。

その 預かった
大事な冷蔵庫を

道路っぷちの山の手前に
捨てるわけには いかねえんだよ。

その変なプロ意識
捨ててくださいよ。

なるたけ奥へ奥へ捨てに行こう。

この… この考えがね 今回の
事故の始まりやったんだよね。

お話聞くと 自分が悪いような
感じもするんですけど。

さあ この辺まで来れば
もういいかなと思った時だよね。

後ろから
ガサガサガサっていう音がね

聞こえてきたんだよ。
うわっ! イヤな予感しますね。

パッと振り返ったら
もう そこにはよ

ツキノワグマがいたんだよ。
うわっ! 怖い!

俺はね
ホッと胸をなで下ろしたよね。

えっ?
なんでホッとしたんですか?

なんでって 俺 お巡りが
来たんかと思ったんだから…。

熊の方が怖いじゃないですか。
危ねえ…。

おお 危ねえ…。
熊の方が怖いですって。

まあ 確かにね
見慣れないもの見たから

俺もビックリしちゃって
持ってた冷蔵庫を

左足に落としちゃったの
こうやって…。

それで けがしたんですか?
おう おう。

熊と戦って
けがしたわけじゃないんですか?

硬いんだよ。
そうですか。 それはわかったんで

その時の大きさっていうのを
教えてくださいよ。

大きさはね まあ 一人暮らし
ワンドアだから 120ぐらい…。

冷蔵庫の大きさじゃないです。
熊の大きさですよ。

熊もね まあ
私と同じくらいはあったよね。

熊で それだけあったらば
相当 大きく感じますよね。

だけどね 街の人間っつうのは
熊 イコール 凶暴だ 襲ってくる。

すぐ そういうイメージばっかり
言うけど

我々 山の人間っつうのはね

熊っつうのは
山の神様なんだよね。

あっ あがめてるんですね。
山の神。

はい。
山を汚してるのは人間なんだよ!

お前 ゴミ捨ててたろ!
よく言えるな。

まあ そうこうしてるうちにね
熊が一歩一歩 私に

こう 近付いてきたんだよね。
そういう時って 結局

どういう風に対応するのが
一番いいんですか?

これはね まあ
いろんな事 言う人いるよ。

死んだふりしろとかよ
目 見て 一歩一歩 下がれとか。

だけど
我々 山の人間っつうのは

熊と出くわしたら
熊を威嚇しろっつうのがね

教えなんだよね。
威嚇しちゃっていいんですか?

いいんだよ。
向こうも怖いんだから。

肩幅に こう 足開いてよ。
下っ腹に こう 力入れて。

熊に言うんだよ。
はい。

ごめんね ごめんね~!
なんで謝ってるんですか。

言葉のチョイス
おかしくないですか?

その瞬間ね あっという間に
熊が私に飛び掛かってきたよ。

威嚇
効いてないじゃないですか。

ああ… いくら抵抗しても
びくともしない。

俺は もうダメだ。
ここで死ぬんだ。 諦めかけた時

パッと俺の頭にね
孫の顔が浮かんできたんだよ。

そういう時って
思い浮かぶもんなんですね。

じいちゃん 死なないでって
言ってくるのよ。

応援してくれるんですか?
更に 次の瞬間

普段 けんかばっかりしている
母ちゃんの顔も

頭に浮かんできたの。
お母さんも。

お父さん 無事に帰ってきてねって
言ってくんだよ。

そういう時に
普段 出ないような力が

ガッと出るんですか?
一番力が出たのはね

スナックのママ ケイコの顔が
頭に浮かんだ瞬間だよ。

そこでかよ!
ケイコー!

家族の時 頑張ってくださいよ。
ケイコが言ってくるのよ。

何をですか?
益子さん 飲みかけのボトルが

まだ残ってるよって
言ってくるんだよ。

どうでもいいじゃないですか
そんなもん。

ケイコ ケイコ!
俺は 山からケイコに誓ったよ。

何をですか?
たとえ 俺が ここで

熊にやられようとも
お前に頼まれた冷蔵庫は

しっかりと山に置いていくって…。
その人に頼まれてたんですか?

なんなんですか? その関係性。
そしたら 次の瞬間よ。

俺のポケットに入っていた携帯が
プルルと鳴り出して。

その聞き慣れない音に
ビックリした熊が

立ち上がって
山に消えていったんだよ。

これが
俺が熊を撃退した一部始終だよ。

まあ 熊とは
一切 格闘してないですけどね。

大事な事はね 正拳突き3本より
アンテナ3本なんだよ。

いや 何 うまい事 言ってやった
みたいな顔してるんですか。

ちなみにね
この命の恩人ともいえる着信

これ 誰からだと思う? これ。

あっ なんか
すごい自慢げに言ってるから

そのスナックのケイコさん
っていう人じゃないんですか?

違うの。 ササモリさんからで

電子レンジ捨ててくれっていう…。
捨てんじゃねえよ。

いいかげんにしろ。
(2人)ありがとうございました。

すごい。
ねえー!

いやあ さすが。

存分に出してきてるね
今回はね やっぱね。

デビュー当時より もう 本当に

地元感が出てきてる
漫才になってきてるね。

そうですかね?
おかしな話ですけどね。

東京にずっと住んでるのにね。
(柴田)ちなみに

方言は やっぱり
最初は あんまり

もう 東京来て
オーディションとか行ってっと

まあ 「方言なんだ」って言われて

「それだけが売りか~」って
よく言われてたんですよ。

その時も。
だけど 言われちゃうんですよ。

あれも標準語のつもりだったの?
さっきの高校生の時の。

そこまで
なんも意識してないです 全く。

で いろいろやってる時に
浅草キッドさんが 当時

「浅草お兄さん会」っていうライブ
やってたんですけど

そこに行ったら
キッドさんが…。

そこで 君たちは もっと
栃木なまりを

出した方がいいぞって
アドバイスくれて。

若かったんで
作家さんとかに言われてたら

俺ら そんなんじゃねえよっつって
やってなかったんですけど

尊敬してたキッドさんに
アドバイスいただいたんで

すんなり もう 言う事 聞いて。
それじゃ

なまり出していこうっつって…。
(柴田)そうか そうか。 へえー!

〈続いては 栃木の名産を使った
漫才を披露〉

〈実は このネタ

M-1王者
サンドの前で

どうしても
やりたかったネタ〉

〈その真相は
漫才のあとに〉

♬~

どうも よろしくお願いします。
お願いします。

ええ… 僕らはですね

栃木県の高校の同級生から
やってるんですね。

出会いがね。
だから 20年以上 ずっといるとね

やっぱり 仲悪くなっちゃうコンビ
っていうのも

中には いるんですけどね。
結構いますね。

漫才中な
こう 目が合わないとかな。

そうそう。 触んのなんか
もってのほかとかね。

イヤなんだろうね。
でも その点 我々は

まだ 仲いいっつうか…
触るぐらいはね。

今日も頑張っぺぐらい できるんで
安心して見ていただいて これは。

同級生コンビですからね。
お願いします 本当に…。

今日はね やっぱり
『実力刃』っていう事なんでね

漫才を… お前 すげえ
手 拭いてるじゃねえかよ!

めちゃくちゃ
手 拭いてるじゃねえか! お前。

取れねえよ。
何が取れねえんだよ。

まあ なんつってね。

ハハハハ…!
「なんつってね」。

でも 今日ね 皆さんに
ちょっと 残念なね お知らせが

皆さん あるんですけども。
えっ? なんか

そんな暗いニュースあったっけ?
あの… 毎年1月に行われている

栃木かんぴょう祭りの開催の
中止が決定いたしました。

なんだよ! そのニュース。

世間的には
全然 関心ねえだろ お前。

「なんだよ! そのニュース」って
なんだ? おめえ。

水戸納豆の藁みたいな
ヘアしやがって この野郎 おめえ。

頭 関係ねえだろ。
ああ?

いいですか?
日本で作られてる かんぴょう

あれの9割8分 実は これ
栃木で作ってるんですよ。

(観客)へえー。
「へえー」って言いながら

お客さんも それがどうしたんだろ
って思うだろ。

長さにすると 年間
地球2周半分の長さ かんぴょう。

確かに すごい量 作ってるけどな。

ちょっと聞くけどさ おめえよ
あの かんぴょう巻き

1日 何本食ってる?
ちょっと 教えて。

はあ? なんだ? その質問。

いやいや おめえ
あの かんぴょう巻き

1日 何本 食ってる?
ちょっと教えて ちょっと教えて。

大体でいいよ。
いやいやいや…。

普通に考えて 1日 1本も
かんぴょう巻きって食わねえべ。

1本も!?
うん。

おめえみてえのが いっから
栃木の若者の かんぴょう離れが

深刻になってんだろ
おめえ こら。

なんだ? かんぴょう離れって。
落ち着け!

ちゃんとさ おめえ かんぴょうの
いいところ わかってる?

いや 知んないけど。
あっ これだ。 いいですか?

かんぴょうさ 実は ああ見えて
栄養価が非常に高いんですね。

それは でも
本当に いい事だよね。

例えばね かんぴょう
100グラム当たりにつき

大体ね 250ミリグラムの

カルシウムが入ってるとか
いわれてるんですよ。

あっ すげえべや!
そう。 要するに

牛乳瓶1本分の
カルシウムをとるのに

かんぴょう巻き
15本 食べればいいんですけども。

腹いっぱいになっちゃうじゃん。
たったのね。

15本も食えっか?
かんぴょう巻き。

かんぴょうに対する熱量が
ちょっと ありすぎだろ。

そりゃそうだろ かんぴょうだって
頑張ってんだよ おめえ。

何 頑張ってんだよ?
かんぴょうが なかったらな

世の中の餅巾着の餅が全て
こぼれ落ちんだからな おめえ。

確かに 縛ってるけど 大げさだろ。

ロールキャベツだって
かんぴょう なかったら

キャベツが
ロールできねえんだよ おめえ。

確かに 使われてるけど…
かんぴょうがいろいろ使われてる

っていうのはわかったよ。
コロナ禍においてもね

すごく かんぴょうってのは
重要な役割を果たしてるんですよ。

えっ? かんぴょうがコロナ禍で?
そう… そうだよ!

皆さん着けてるマスクの耳のとこ
あれ全部 そのかんぴょう…。

いや あれ違うだろ!
ゴムだろ ゴム。

そうそう… そうだよ!

でも 世間的には やっぱ
かんぴょうって

そこまでの人気は ないでしょ?

人気あっぺな!
ねえべや。

だって 回転寿司 行ったら
たくさん かんぴょう巻き

グルグル グルグル回ってっぺな
いっぱい おめえよ。

あれは 誰も手 付けねえから
ずーっと回ってんだろ おめえ。

なんだ その言い方 おめえ。

手 付けねえから あれは
もう 乾燥しちゃってんだよ。

乾燥?
うん。

収穫された時に
一度 天日干しにされた

あの かんぴょうが
お客さんの目の前で

もう1回 乾燥させられる。

おめえ それ かんぴょうに対する
冒とくだろうが おめえ こら。

かんぴょう あがめすぎだろ。
おおー!

神様みたいに言うなよ お前。

おめえな
栃木のかんぴょう農家が

かんぴょう作るのやめたら
どうなると思ってんだ。

考えた事あんのか? こら おめえ。
そんなの考えた事ないよ。

ねえ。 日本から かんぴょう
なくなるんだからな おめえ。

日本から かんぴょう
なくなったら

どうなると思ってんだ! こら。

聞いてるんか? 日本からの

大事な大事な おいしいおいしい
かんぴょうが なくなったら

どうなると思ってんだ?
っつってんだ! こら。

俺はね あの かっぱ巻きの需要が
上がると思います 6割…。

何が言いたいんだよ! お前。

散々引っ張って 大きい声 出して
なんだ? 最後の答え。

「なんだ? それ」って なんだ?
おかしいだろ! お前。

頭おかしいんじゃねえか?
本当に。

確かにな… かんぴょうで

俺 こんな変な事 言って
頭おかしいよな。

そうだよ。
どうも すみません。

そこまでしなくていいよ。
にしても お前 ちょっとさ

なんか イライラしすぎだろ。
イライラ… そうか?

カルシウムが
足んないんじゃないの?

カルシウム? 足んなくないよ。
俺 毎日 牛乳飲んでっから 俺。

そこ かんぴょう食えよ!
いいかげんにしろ。

(2人)
どうも ありがとうございました。

(拍手)

いやあ すごいね。

いや 久々に これ見ましたね。
すごいの…。

卓ちゃんハンマー。
迫力がすごかったね 今日ね。

あんまり イメージ
皆さん ないんですけど

M-1で 1回 決勝 行ってる
って事があるんですよ。

その時 2本目でやる予定だった
ネタっていう事で

ちょっと 「かんぴょう」ネタ
やったんですけど。

あれなんだ。
そうだったんだ。

だから すごい なんか
大会仕様というか

テンポも良く…。
確かにね。

だからか。
賞レースみたいだなって思ったの。

(福田)今 あれだけ絶叫するのは
ちょっと減ってると思います。

減ってるんで…
やってないんで あんまり。

あと 卓ちゃんハンマーも…。
いや すごいの入ったんじゃない?

(益子)卓ちゃんハンマーは
M-1の時は

やる予定では なかったですけど
なんか 今日 2本やるから

1回 「ごめんね ごめんね~」って
ネタやって

もう1個
「ごめんね ごめんね~」やったら

2回目 し~んとするなとか
いろいろ考えて。

いろいろと?
確かにな…。

いや 言ったんじゃん ご自身で。
自分で言ったじゃん。

「なんだ おめえ」。
卓郎が言うからじゃん。

(富澤)お前が言ったんじゃねえか。
ねえ。

俺 さっき 漫才見てて…。

なるほど。
腕じゃない? やっぱり。

速いじゃないですか?
漫才のペースも。

だから 置いてかれる時も
結構あったんですよ。

でも 何 言ってるかわからない
っていう感じじゃなくて

面白えなって感じで
ずっと見れたのって

腕と年齢なんだなって
すげえ思ったんですよ。

説得力がね。
(福田)本当は 俺が多分

訂正しなきゃ
いけないんでしょうけど

俺だけ 耳が慣れてるから
普通に聞こえちゃって。

(徳井)でも いいと思うんだよな。
わかるからね。

(徳井)そう。 怒ってるんだろうな
っていうのがわかれば

十分っていうか。

〈ネタ以外にも活躍の場を広げた
U字工事の2人〉

U字工事は 本当すごい。
やってるよな~!

いや~ すごいよ。

(ナレーション)出たー!
これが U字工事のターゲット

(ナレーション)だが そんな暴れダコに
ヘッドロック。

全身を使い 一気に引き揚げた。

(福田)これも きつかったな。

あったな これ。 これ怖かった。

(ナレーション)そして…。

マジで これ ガチですからね。
怖いっすよ。

♬~「井戸の中から」

〈この番組を
もう一度 見たい方は

TVer TELASAで配信中〉

〈更に 過去の放送を見逃した方は
テラサで配信中〉

〈ぜひ
チェックしてみてください〉

これは もう…。
よく行ったよな。

(銃声)

銃よ? 銃。

銃で撃たれると みんな 頭 本当に
下げるんだなと思いました。

〈過酷ロケ芸人として
活躍の場を広げた一方で

2011年から所属している
漫才協会では

所属から わずか7年目で
ある偉業を成し遂げた〉

〈それが…〉

すごいじゃん。

漫才協会は 入って
漫才協会に貢献して…。

いや もう 実力的にも 人気的にも
もう十分よ。

だから もう…。

いやいや 東京…。

近郊か。
近郊漫才をひとつよろしく。

だから もう ぜひね…。

無理だよ。
えっ? ん?

漫才協会… 聞こえてっぺよ!

(一同 笑い)

漫才協会。

〈このあと…〉

こ~んに~ちは~!!

〈長谷川…〉

〈来週の『実力刃』は…〉

〈M-1歴代最年長チャンピオン

錦鯉の…〉

〈爆笑芸人人生を
深掘る

新企画 「タメ伝」〉