NHK地域局発 えぇトコ「海の京 魚づくし知恵づくし~京都 宮津市~」[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 えぇトコ「海の京 魚づくし知恵づくし~京都 宮津市~」[字]

京都府宮津市。風光明美な天橋立で知られる宮津湾には、おだやかな海ならではの豊かな幸や、それを生かすための知恵があふれる。魚舞う京都の海辺の魅力を味わい尽くす旅。

番組内容
京都府宮津市。風光明美な天橋立で知られる宮津湾には、おだやかな海ならではの豊かな幸や、それを生かすための知恵があふれる。船を木の棒でたたいてとる「シノハ」とは?おかずは目の前の海、「もんどり漁」とは?魚のプロがすすめる高級魚ノドグロの食べ方とは?… ともに山生まれで海へ来るとワクワクするという藤岡弘、さんとゆりやんレトリィバァさんが、魚舞う京都の海辺の魅力を味わい尽くす旅。
出演者
【出演】藤岡弘、,ゆりやんレトリィバァ,【語り】子守康範,橋本のりこ

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 知恵
  2. 宮津
  3. 旨味
  4. 干物
  5. シノハ
  6. ノドグロ
  7. 最高
  8. ウゴ
  9. 海辺
  10. 舟屋
  11. サバ
  12. 高級魚
  13. コノシロ
  14. 阿蘇海
  15. 一番
  16. 家族
  17. 凝縮
  18. 祖父
  19. 大好
  20. 伝統

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。



NHK
created by Rinker
エンスカイ(ENSKY)

うお~ これは すばらしい!
すご~い! は~。

うわ~ いいね!

京都・宮津の海。

目の前には
天に昇る龍とも例えられる 天橋立です。

すごい。
共に山生まれ

海へ来ると
ワクワクするという

藤岡 弘、さんと
ゆりやんレトリィバァさん。

また この穏やかな海だね。 そうですね。
何とも言えない。

天橋立が自然の防波堤となって
守っているのが 阿蘇海。

穏やかな海だからこそ
生まれた知恵があります。

舟屋 舟屋っていうのはね
舟のガレージというか…。

そう 海に面して開け
直接 舟を出し入れできる舟屋は

隣町の伊根が有名ですが

実は ここ宮津湾の海辺にも

昔と変わらぬ
舟屋の暮らしが残っています。

そんな…

あっ すご~い!
初めて入らせてもらいました。

これは便利だね。
生活の…。 知恵だね これもね。

こういうことがね。
そうですよね。

(カモメの鳴き声)

確かに 今 言いましたね
「そうだ そうだ」って。

さあ 穏やかにほほ笑む
母なる海へ 出港です。

うわ~ すごいですね。
時が止まったような。

見事だね。
立派な。

ワイルドな一日だ。

今回の「えぇトコ」は…

おいしい!

驚きの珍味 ウゴ。
おいしい!

この海で全部とれたもんですね これ。

魚舞う! 京の海辺の竜宮城。

食べてビックリ 玉手箱。
いよいよ 開きます。

爽やかな風を受け
早速 海に繰り出した2人。

やっぱり この…

ここ 阿蘇海は…

この時期 この海ならではの
珍しい漁があると聞き

思わず心が躍ります。

何か マスク 外したくなってきたな。

うわ~… あ~…

阿蘇海の漁師 村上純也さん。

実に3歳の頃から 20年
船に乗り続けている

若きベテランです。

小さい頃から 海に慣れ親しんでいると
やっぱり違いますか。

そうですね。 やっぱり…

ハハハ。
ハハッ。

庭みたいなもんだね。

慣れ親しんだ海を走ること10分…

狙うのは
今がおいしい シノハという魚。

あっ すごい!
網を投げ入れ

伝統の追い込み漁で とるそうです。

(叩く音)

(叩く音) なるほど。
すごい! まさに まさに。

張った網の反対から 棒で船を叩き

その音でシノハを脅かして追い込む。

知恵が生んだ
エサも要らない シンプルな漁。

魚を追い込むには祖父から受け継いできた
この棒でないとダメなのだそう。

へえ~。
へえ~。

叩くこと1分
網を揚げていきます。

さあ シノハは
かかっているのか。

あっ あ~ すごい!
これがシノハです。

ちょっと小さいですけどね。
へえ~。

うわっ キラキラだ!
すごい きれいな。

これが この地で
シノハと呼ばれる魚。

一般には
ヒイラギといいます。

僅か10センチという
小ささなのに

濃厚な旨味を持つ
宮津の宝です。

次々と揚がるシノハ。

若きベテランは
よどみなく手を動かします。

やっぱり 手際いいですね。
ちっちゃい頃から やってるからかな。

手慣れてますね。

宮津の知恵 追い込み漁でとったシノハ。

この日は 上品な旨味で人気が高い
コノシロも かかりました。

ちっちゃい頃から
海と共に育ったっていうのは

いいね。
そうですね。

23歳で 初めて お会いした時
かわいい感じの人だったんですけど…

…っていう感じ 伝わってきます。
そうですね。 ちょっと まあ

仕切るしかないですね。

祖父に教わり 父に学び

受け継いだ知恵で
宝の幸をとってきました。

待っていてくれた純也さんのお父さんが

とったばかりのシノハを
調理してくれました。

3代の漁師と一緒に
舟屋で いただくのは

箸が止まらないという シノハの煮つけ。

これは おいしそうだな。
いただきます。

ん~! あっさりして
とっても おいしいよ。 うまい。

小さいけど とっても味がいいね。

おいしい~! 身が滑らかですね。

うん 癖のない味ですね。
そうですね。

やめられなくなるね これ。
そうですね。

どんどん どんどん 気ぃ付いたら
もう 大量に食べてしまいそう。

更に 秋から旨味を増す
コノシロは

つみれにして 味噌汁に。

う~ん! こんな いい味出るの?

このコノシロは
すごい おいしいと思います。

ねえ おいしい。
おいし~いです!

やっぱり これ
出汁が これから出てるんだね。

大先輩の前で 恐る恐る初ボケ。

骨の旨味まで溶け出す汁。

脂が甘みに変わる 煮つけ。

最高の魚をとることができるのは

守り継がれてきた知恵

そして それを教えてくれた
父と祖父のおかげです。

これだけの豊じょうの海って
なかなか ないんですよね。

これは もう宝ですね 宮津のね。
この海はね。

豊かな海で受け継がれる
知恵の味に出会いました。

続いて 町の中心へ。

魚が集まる宮津港へ
やって来ました。

うわ~ すごいですね。
すご~い。

今 揚がったところですか。

天然の生け簀
宮津の海から揚がったばかりの

活きのいい魚が並ぶセリ場。

その魚を買う仲買人の中で

今 飛びっ切りの勢いを誇る
若きホープが 佐田野寛司さん。

地元の うまい魚を 知り尽くしています。

これは 何の魚?
ノドグロ。

高級魚ですね。
なぜ ノドグロかっていったら…

これ 釣りですか。

今が旬だというノドグロ。

特に釣り上げたものは
網よりも傷みが少なくて新鮮です。

食べてみてください。

高級魚として人気のノドグロ。
ごちそうになることに!

大きいのは…

(笑い声)

こちらです こちらです。

料理してくれるのは 父の武さん。

息子に 魚のイロハをたたき込んだ

宮津漁師も一目置く 目利きの達人が
つくってくれたのが…。

ノドグロの一番おいしいところは
皮についている脂。

あぶることで 皮ごと食べられます。

この日は 港の前で いただくことに。

宮津の海で釣り上げた
超貴重な高級魚 ノドグロのあぶり。

これは たまんないなあ。

見てください このトロッとしたの。

ん~!

うまいねえ。
うまいっすね 絶対。

さらっとした脂の旨味が もう

口の中に うわ~っと広がってきて
これは たまんないなあ。

おいしすぎます。 おいしいでしょ。
はい。

我を忘れる程のおいしさのノドグロは
あぶりだけではありません。

うろこと内臓をとって 煮汁に
まるまる一匹入れて たき上げた

ノドグロの煮つけです。

煮つけしても おいしいね~。
あ~ よかったです もう。

魚の王様だよ これ。
この何とも言えない とろっとした

脂のうまさだね やっぱりね。
そうなんですね。

脂があって とろけるような煮つけですね。

いいですか? やった~。

魚好きは見逃さない 煮つけの目玉。

う~ん! 最高っすね。

さすが 魚の一番おいしいとこ知ってる。

ふるさと自慢の魚を
どのように食べたら 一番おいしいのか。

その知恵を受け継ぎ
伝えることが

佐田野さんの生きがいです。

豊かな海がくれる宝の味。

宮津のおいしい魚を食べて
多くの人に喜んでもらいたい。

若き仲買人は 今日も セリ場に立ちます。

続いて 宮津港のすぐ隣

城下町の風情が残る一角へ
やって来ました。

令和とは思えない雰囲気ですね。

いいねえ こういう日本の伝統的なものが
残ってるっていうのはね。

そんな町の中に…。

こんにちは。
失礼します。

何を つくってらっしゃる?

黒ちくわ。
ちくわを つくってらっしゃる。

深夜0時から 市場が開く朝まで
つくり続けています。

暖簾を守る 4代目の廣瀬光昭さん。

これが 黒ちくわ!
うわ~ おいしそうだね。

そう スケソウダラなどの
白身でつくる ちくわと違い

イワシとアジを
骨ごと すり潰してつくるのが

宮津伝統の黒ちくわ。

魚の風味が濃く
おいしさたっぷり! 栄養満点!

宮津の人は 一本丸ごと かじるのだそう。

う~ん!

おいしい!
ありがとうございます。

こんなに 旨味があるんですね ちくわ。

丸ごと魚の命をいただいてるという
感じがしたね。

それはね
魚の骨も身も一緒にミンチにして

それを 天ぷらで揚げてね
いただくんだけど 似てるね。

たくさんとれたイワシやアジを

いつまでも おいしく食べるための
知恵の味 黒ちくわ。

この宝の味を残し
喜んでもらいたいとの思いで

毎日 夜通し働いています。

いや この味は残すべきですね。

魚が歴史を生む伝統の町
ここにありですね。

魚の町で愛される知恵の味は
まだまだ あります。

藤岡さんも大好きだという
へしこを売るお店です。

初めまして。

あっ 何か いい匂いがしてますね。

サバなどを ぬかで漬け込んだ へしこは
いわば 魚の漬物。

冷蔵庫がない昔
魚を保存して 発酵させ おいしくする

知恵が詰まった味。

半年以上 ぎゅっと へしこんでつくる
へしこ。

日置信代さんは 海辺に伝わる味を
守り続けています。

漬けることによって 魚の旨味が

ギュッと凝縮されるんですよね。
そうですね。

ということで
海がくれた知恵の味をいただきます。

軽く焼くと 一層風味が増す へしこ。

おいしそう ありがとうございます。
ありがとう。 すてきな…。

あっ 娘なんです。
そうですか。

いただきま~す。
へしこ初体験のゆりやんさん。

おいしい。

魚の旨味が
ものすごい凝縮されてますね。

う~ん。 旨味が
口いっぱいに ぶわ~っと広がって。

これを 熱々のごはんで かっと入れて
食うと もう最高においしいんですよね。

ごはんとの相性も抜群のへしこ。

お茶漬けでいただくと
熱で花開いた へしこの香りが漂います。

最高~!

へしこの旨味が
お茶の中へ溶け込んで

口の中で混ざり合って おいしいねえ。

連綿と受け継がれてきた
へしこの味 つくり方。

日置さんに
それを教えてくれたのは

去年亡くなった
母の田鶴子さんでした。

いや~ これね…

伝統のへしこは 令和の今

いろんな味で楽しまれています。

これからも ずっと残ってゆく
知恵が生んだ宝の味です。

古くからのおいしい知恵が残る宮津。

その象徴が 丹後の国の一の宮
元伊勢籠神社です。

伊勢神宮の御祭神
天照大神と豊受大神が

伊勢に鎮座する前
長くとどまっていたとされる所。

海の幸が非常に豊かなんだな。

それもあったから 多分
居心地がよかったのかも分かんないね。

この地の知恵の味が
ここに もっといたいと

神様に思わせたのかもしれません。

ええ? そんな 何をおっしゃいますか。

ずっと食べ続けたい
おいしさにあふれる宮津。

ここ溝尻の集落にも 先人から受け継いだ
ウマイもんがあります。

これ天日干しだ すごいねえ。
わあ~ すごい。

店先につるされた干物もまた
干すことで 旨味が増し

魚をおいしく食べるための
知恵です。

ここは そんな干物の味を
代々守り継ぐお店。

中に入ってみると…。

いつも元気な川村照美さん。

おいしい干物を食べて喜んでほしいと
家族と共に働いています。

私の兄貴なんです。 三男。 ほう~。

それから 後ろにね 五男?
あっ 四男。

7人きょうだいで…

次男が今…。
これ 全部ご一家ですか?

長男夫婦も… 兄ちゃ~ん 立って立って。
義姉ちゃん

皆さん お元気ですね。

新鮮な魚と 潮風と 日光。

そして 家族全員の思いが つくり上げた
絶品の干物。

中でも 家族みんなが一番好きな味が

このサバの干物です。

秘伝のたまり醤油で味付け 干した

川村さんの両親が考えた味。

う~ん。 やっぱり干物にすると
旨味が凝縮されて残るね。

おいしい! これは干物ですか?
焼きサバみたいな食感…。

本当に。 もう 私…

親がつくってくれた干物が
あったからこそ

魚がとれない時でも きょうだい7人
健やかに育つことができたといいます。

それでね 子供らが食べないような量を
とってきた時に…

親からつないだ大好きな味を
次の世代にも食べてほしいと

きょうだい みんなが一丸となって
一生懸命 干物をつくってきました。

海のおいしさと家族の愛情が
口の中いっぱいに しみ渡る宝の味です。

続いて 海辺を北へ。

やって来たのは
宮津最北端の大島集落。

そこで出会ったのが…。

今 何をされてんですか?

もんどり?
もんどりって何ですか?

家の目の前の海で おかずをとる
もんどり漁。

エサのサバなどを入れたカゴを沈め
かかった魚を その日のおかずにする

この地伝統の知恵です。

もんどりを引き揚げに
海へ連れていってもらいました。

え~。

沈めておいた もんどりまで
船で1分。

早速 引き揚げます。
お~。

重たそう。
よいしょ。

お~ タコが入ってる。
お~ すごい!

うわ~ うわうわ… これは 最高。
すごいじゃないですか。

家の前で
あっという間にタコが!

アハハハハ! あっ すごい。 わ~!

そして どしゃ降りの雨が。

雨が降ってきたから もう退却だね。

急いで港へ戻ります。

雨上がり 民泊をしているご自宅で

もんどり料理を作っていただきました。

うわ~!
うわ~…。

宮津の海の幸が これでもかと並びます。

すごい。

えっ まだまだ?
まだまだ。

もんどりでとったマダコは酢の物に。

ものすごく おいしい。
プリプリのコリコリの…。

おいしすぎます。

そして こちらは
フグより うまいと言う人もいる高級魚

アコウの煮つけ。

おいしい。

あっさりして
身の味がね ちゃんと伝わってくるね。

(笑い声)

更に 目の前の海から生まれた
とっておきの知恵の味があります。

テンジクリ!

使うのは シイノハと呼ぶ小魚。

(笑い声)

この辺りでは
保存食として常備されている

シイノハの干物を使った おかずです。

ああ おいしい。

香ばしくて ちっちゃくても
しっかり いい味してますね。

おいしい!
ピリ辛でカリッとしてジュワッと…。

本当に おつまみにも最高ですね。

更に…。

ウゴ?
ウゴ?

地元ではウゴと呼ぶ海藻を固めたもの。

乾燥し 保存しているウゴを
叩いて汚れをとり

丁寧に洗い きれいにします。

これを火にかけると 溶けて固まるのです。

しょうゆと砂糖で味付けした
人が集まる時には欠かせない海辺の料理。

う~ん…。

まさしく海藻だ。 ところてんとは
また ちょっと違ってね

何か似てるけど…。
ジュレみたいな感じですね。

大好きです。
こうやって…

…気持ちというのは すごいなと思ったね。

ありがとうございます。

どんなに大変でも…

そして みんなに喜んでもらう。

それが 嶋崎さん夫婦の幸せ。

知恵の味が おなかも 心も満たす
宮津の海です。