ポツンと一軒家 深い森に急勾配上り坂…新発見!!先祖から四百年守る美しい棚田風景[字]…の番組内容解析まとめ
出典:EPGの番組情報
ポツンと一軒家 深い森に急勾配上り坂…新発見!!先祖から四百年守る美しい棚田風景[字]
衛星写真で発見!“何でこんな所に?”という場所に、ポツンと建つ一軒家を日本全国大捜索!
◇内容
【島根県】
日本海に近い山の真っ只中で、新たなポツンと一軒家を発見!あたり一面に棚田が広がる最寄りの集落から捜索を開始するのだが、蛇行するように続く山道は深い森へと続いており…向かう先にあったのは美しい棚田の風景!そこは安土桃山時代に開拓されてから400年以上も続く米農家だった。
◇出演者
【司会】所ジョージ
【パネラー】林修
【ゲスト】高畑充希、リョウガ(超特急)
◇ナレーション
キートン山田
◇おしらせ
☆お知り合いの『ポツンと一軒家』を教えてください!☆番組HP
https://www.asahi.co.jp/potsunto/
☆Twitter
https://twitter.com/potsun_abctvジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
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空気が… 空気がまずくなる…。
<衛星写真を拡大すると
見えてくる>
<人里離れた
<いったい
<こんな所に 暮らしているのだろうか?>
(捜索隊)うわー
これ 狭いし急だし…
これ ゆっくり行きましょう
危ない 危ない 危ない 危ない
<今回も また待ち受けるのは 狭く険しい道のり>
<しかし その先にあったのは
綿々と受け継がれてきた
400年にもわたる人の営み>
<そして かけがえのない
家族のために望んだものの
叶わなかった切ない願い>
<さらには これまで 見たこともない景色が>
(捜索隊)うわ! すごい
えっ? なんか 真っ赤に…
<今夜も
(スタジオ内 拍手)
先生 あれですよね
雪深いとこなんか
今 大変でしょうね
ねえ スタッフも
苦労してるんじゃないですか?
リョウガさん どうですか?
僕的に大事になるのは
やっぱ インターネット環境じゃ
ないですかね
あっ でも いますよ そこまで
インターネット持ってって
1人で暮らしながら
そこで気持ちよくやってる
だとしたら できますね
その状況さえ完備できれば
アニメとかゲームとか
し放題ですから できます
私 結構 山 好きで
去年 半年間ぐらい ドラマで
ずっと山奥で
撮影してたんですけど
なんか生き返る感じが
日々 してたので
意外と合ってるかもしれないです
いいゲスト 来ましたよ 今日
ははははっ はい
じゃあ 先生 まいりましょうよ
はい 本日のポツンと一軒家は
こちらですね
中国地方 島根
日本海に近い山の上で…
随分 開発されてますよ これ
そうですね
これ ゴルフのミニコースで
ここ クラブハウスですか?
違うでしょ
これ 畑でしょ どう考えても
まあ 畑か棚田かですね
ねえ
それで なんか 斜め上のほうに
なんか…
これが よくわかんないですね
なんでしょうね それ
(高畑)黒い
ビニール巻いてあんのかな? 畑に
この辺り
蓬莱柿っていうイチジク
作ってませんでしたっけね
イチジク?
独特のやつ
あっ 年を召してくと
例えば イチジクとかを低木にして
取りやすい形にしてね
それ 前にもありましたね
あと 何かありますかね?
島根… 紙 和紙
えっ それ 有名なんですか?
紙とか和紙とか
ちょっと 僕 わかんないです
それは
どこからの情報なんですか?
勘 ははははっ
(リョウガ)勘?
女優の勘に
今 翻弄されてしまいました
やっぱ 島根といえば
出雲大社ですよね
何? それ
出雲大社
知ってる? 何? そっちの2人
出雲大社ですよ
あっ 出雲大社
よく知ってるね そういうこと
なんか そこに
おっきな わらみたいなの
あるじゃないですか
ここで わらで あれで
ひもを作ってるんじゃないかと
太いのをね
黒いのが気になりますけど
そこ 当たったらすごいね
そしたら レギュラー…
そうだね
真ん中に座らせていただきます
ははははっ
<衛星写真で見つけた
島根県の
ポツンと一軒家を目指し
まずは 最寄りの集落から
捜索開始>
ああー 外れてるな
なかなか山深いですね
うん
(捜索隊)本当だ
(捜索隊)棚田だ
おおー わら わら わら
頼むぞ 頼むぞ
今のとこ わら来てるよ
ありましたね さっきね
(捜索隊)はい
(捜索隊)ごめんなさい
(捜索隊)ありがとうございます
(捜索隊)日本百選?
あっ そうなんだ
(捜索隊)そうだったんですか?
ごめんなさい 何も知らずに
勉強不足で…
(捜索隊)ああー
(捜索隊)ああー
そういう場所だったんですね
<国土の狭い日本で
山の斜面を切り開いて造られた
先人たちの知恵と苦労の
結晶ともいえる棚田>
<美しい日本の原風景を
後世に残そうと
1999年 農林水産省が
全国の代表的な棚田を
日本棚田百選に認定>
<その一つである
この辺りの棚田は
昭和50年ごろまで
4000枚以上の田んぼが連なり
当時 日本一の面積を
誇っていたそうだ>
<捜索隊が出会った松本さんは
ちょうど 棚田を
耕していたところだったが
実は この田んぼは…>
(捜索隊)麦なんですか? ここ
麦?
麦?
なんか いい策ないのかね
国が買い上げるとか
(捜索隊)あっ そうなんですか?
(捜索隊)ないんですか?
ええ
画期的だな
すごい
<松本さんが耕作放棄地の
棚田を使って作り始めたのは
品種改良で アレルギーの主因の
たんぱく質を取り除いた
世界でも珍しい
低アレルゲン小麦だという>
うわー すごい
(捜索隊)えっ? そうなんですか
はい
(捜索隊)えっ
東京にいたんですか?
<以前 東京で
医療機器の通信販売の会社を
営んでいた松本さん>
<定年後 生まれ故郷の島根に戻り
町おこしのため
荒れ放題になった棚田を
再生しようと
農業を始めたという>
<思いがけず 貴重な話を聞けたが
捜索隊の
ははっ
あっ そっか そっか
でも いい話 聞けたね これ
そうですね
(捜索隊)えっ 分かります?
分かりますよ
<なんと 松本さん
目指すポツンと一軒家が
わかるというではないか>
えーっとね
(捜索隊)タイマサン?
(捜索隊)あっ 山の名前が
大麻山っていうんですか?
山か
タイマサン… 大麻山
人みたいですね
(捜索隊)あっ そうなんですか
(捜索隊)一応
1枚 めくっていただくと
拡大した写真がありまして
一軒家が写ってるんですよね
(捜索隊)ササキさん?
ええ
(捜索隊)50代の方
(捜索隊)ご夫婦で
(捜索隊)ご実家で
(松本)ええ 実家ですね
(捜索隊)はあー
<そのポツンと一軒家に
住むのは 50歳前後の
ササキさん夫婦と 父親の
親子2世帯>
<家の前の棚田で稲作をする
米農家だという>
<だが 作っているのは お米だけではないそうだ>
(捜索隊)ブルーベリー?
ブルーベリー?
あっ でも 低木 当たってますね
ああー
あれ ブルーベリーだったんですか
ブルーベリーなんだ
(捜索隊)ああー
<衛星写真の左上に
黒く写っていたのは
ブルーベリーを栽培する
果樹畑だった>
じゃあ あれ ビニールなんだ
なるほど
(捜索隊)神社の入り口を
上がっていく
(捜索隊)あっ 難しい?
それこそ…
ははははっ
協力してくれるな
ありがたいな
お優しい
(捜索隊)あっ…
はい
<親切な松本さん
道がわかりにくいからと
案内役を買って出てくれた>
本当 いい方ですね
うん
まあ 棚田を残そうっていうね
優しさがあるわけで…
(捜索隊)はい
(捜索隊)
おっしゃってましたもんね
<後について右に曲がると そこに…>
(捜索隊)えっ 鳥居?
(捜索隊)ここ すごいですね
(捜索隊)ええー?
(捜索隊)はい
(捜索隊)ってことは
(捜索隊)そうですよね
(捜索隊)
ぐんぐん行ってますね
結構 急な上り坂ですね
(捜索隊)はい
<そんな道の先は
木々がうっそうと生い茂る
深い森>
<こんな山奥でササキさんは
どんな生活をしているのだろう?>
うわー
うわー
すごいな
すごい
<勾配が急な山道を
10分ほど上ると…>
(捜索隊)進みましたね
(捜索隊)通過しましたね
迷ってないですかね?
大丈夫かな?
<道がわかりづらくて
行きすぎてしまうかもしれないと
言っていたが
松本さんも確かめながら
走っているのだろうか?>
<また しばらく急な坂道を 上って行く>
似てるもんね 今のとこに
似てますね
本線じゃないって
こういうことだったんですね
<脇道に入った途端 様子が一変>
<ずっと上ってきた道が
急な下り坂に変わり
道幅も極端に狭く
車幅ギリギリしかない>
<クネクネと蛇行する細い道には
ガードレールもなく
路肩に落ち葉が積もり
タイヤが滑る危険も>
危ないな
危ないな
<右へ左へ 慌てて何度も
ハンドルを切り返しながら
松本さんの軽トラを必死に追う>
<すると
(捜索隊)本当だ あった
<ついに衛星写真で見つけた
島根県の
<眼下に日本海を望む 山の頂上付近>
<斜面を切り開いた棚田が広がり
それを見下ろすように
趣の異なる建物が
3棟 固まって建っていた>
すごいとこにあるな やっぱり
うわー すごいな
海も近いんですね
まず ここ 平らにする作業が
大変だよね
<衛星写真と比べても
<ここで間違いない>
<ここまで案内してくれた
松本さんが年配の男性と
話をしていた>
<ササキさんだろうか?>
そうね 本当に そうですよね
親切
はい どうも
(捜索隊)すみません 失礼します
恐らく こちらの家だと
思うんですけど…
(捜索隊)あっ 牛舎
(捜索隊)ははははっ
(捜索隊)いいですか?
撮影させていただいて
ありがとうございます
すみません
<笑顔で撮影に応じてくれた
この人が
ポツンと一軒家のあるじ
<二世帯家族のお父さんだ>
(捜索隊)もち米?
(佐々木)はい
(捜索隊)30アール?
(捜索隊)酒米っていうと
そこも やってんの?
すごい これ
(捜索隊)80アール?
はい
(捜索隊)ははははっ
<全部で80アール>
<およそ2500坪の田んぼを持つ
佐々木家は
先祖代々の米農家>
<家の前の棚田では
<500mほど離れた別の棚田では
日本酒用の酒米
山田錦を栽培している>
<そして もう一つ…>
(捜索隊)息子さんが
やってるんですか?
<その息子さんを 紹介してもらった>
(捜索隊)こちらの方が息子さん…
(佐々木)そうです 次男です
(捜索隊)次男の方
(捜索隊)今
そうですね
(佐々木)はいはい
(捜索隊)で じゃあ
(捜索隊)明治5年? 150年とか…
結構 前ってことですね
(捜索隊)ははははっ
(捜索隊)あっ もともと ご実家で
(佐々木)そうです
ええー?
すごいな
文禄・慶長の役の文禄ですか?
はあー
(捜索隊)十四代
<文禄といえば 安土桃山時代>
<先祖が山を切り開いて居を構え 茂量さんで十四代目>
<実に400年以上
この土地に住み続けている
佐々木家>
<茂量さんが暮らす母屋は
明治5年に建てられ
築150年近くたっているそうだ>
<そんな佐々木家の
長い歴史を物語るものが
家の裏山にあるという>
(佐々木)寄せ墓に…
(捜索隊)寄せ墓
で その
(捜索隊)いくつか ありますね
(捜索隊)そうなんですか
<もともと 先祖代々の墓 35基が
急な山の斜面3ヵ所に
分かれて建てられていたが…>
<7年前
この見晴らしのいい高台に
まとめたそうだ>
<その際 新しい墓石と
一緒に建てた隣の石碑に
佐々木家の歴史が
刻まれている>
(捜索隊)「初代
征韓の役に参加し
帰国後
武士をやめ
石州津和野にて
死すと伝ふ」
やっぱり 文禄・慶長の役か
<征韓の役とは いわゆる文禄・慶長の役のこと>
<天下統一を果たした豊臣秀吉が
領地拡大を目指し
朝鮮半島に出兵>
<1592年からの6年間に
休戦を挟んで
2度の大きな戦いに挑んだが
秀吉の死により
撤退を余儀なくされた>
<もとは武士だった
佐々木家の初代は
そんな400年以上も前の戦に
海を渡って参加したのだ>
(捜索隊)あっ 初代と二代目って
名前 一緒…
(佐々木)一緒だったんだそうです
(捜索隊)一緒なんですか
(捜索隊)それに当たるんですか?
(捜索隊)あっ
(捜索隊)へえー
<この辺りを治めていた毛利輝元が
文禄・慶長の役において
およそ三万の軍勢を朝鮮に
出兵したという記録が残っており
佐々木家は
当時 毛利家の家臣に仕える
武士だったと考えられている>
<そんな歴史を持つ佐々木家に
4人兄妹の長男として生まれた
茂量さんは
地元の高校を卒業後
十四代目として
家業の農家を継いだ>
<27歳で同じ集落に住む
7つ下の孝子さんと結婚>
<夫婦で懸命に
米作りに励んでいたが
7年前 最愛の妻 孝子さんが
この世を去った>
<以来 築150年の この広い母屋に 茂量さん一人で暮らしている>
(捜索隊)へえー
<老朽化のため 屋根や基礎が
ひどく傷んでいた母屋は
22年前 古い柱や
はりなどの構造を生かしつつ
大々的にリフォームした>
(捜索隊)
石州瓦っていうんですか?
(捜索隊)ああいう
(佐々木)シャチホコだね
<石州瓦は 島根県 石見地方で
生産される粘土瓦で
愛知県の三州瓦
兵庫県の淡路瓦と並ぶ
日本三大瓦の一つ>
<寒さや塩害に強く
水を通しにくくて丈夫なことから
雪深い日本海沿岸で
広く普及している>
今日 色んな情報が
入ってきますね これ
そうですね 勉強になりますね
<リフォーム前も石州瓦で
葺かれていた母屋の屋根を
(捜索隊)ご自身で?
(佐々木)そうそう そうそう
(捜索隊)ご自分で
やってるんですか? はあー
<山頂の急斜面で
棚田を世話しながら
山を下りて
公園や街路樹の管理の仕事も
こなすという茂量さん>
<明治5年に建てられ
22年前にリフォームされた
家の中は…>
(捜索隊)えっ
お邪魔しても大丈夫ですか?
<今から およそ400年前
安土桃山時代に
山の頂上近くの斜面を切り開いて
住み始めたという佐々木家>
<その母屋は
明治の初めに建てられ
すでに築150年>
(捜索隊)ありがとうございます
失礼します
(捜索隊)あっ 土間だったんですか
(捜索隊)あっ 土間には
囲炉裏があったんですか
(佐々木)囲炉裏がありました
(捜索隊)本当だ よく見ると
そこ 継ぎ足した跡あります
(捜索隊)へえー
(佐々木)地獄継ぎ
いうんだそうです
(捜索隊)地獄継ぎ?
(捜索隊)抜けなくなる?
(佐々木)そうですよ
(捜索隊)へえー
<太くて立派な梁や柱も
湿気やシロアリに食われて
傷んでいたが
地元の大工さんたちの
たくみの技で
可能な限り 元の材料を残して
再生したという>
<かつて 玄関を入ると 奥まで土間続きだったが…>
<底冷えする冬の寒さ対策と
室内の動線を考え
床を張って廊下を造った>
<その廊下の奥の部屋も
フローリングを張って
板の間に改装>
<二間続きの部屋に
子どもや孫が来たとき用に
食卓が2つも置いてある>
(佐々木)ここは まあ 居間ですわ
(捜索隊)ここは 居間なんですね
(捜索隊)ははははっ いいですね
(捜索隊)お孫さん 連れてきて
(佐々木)そう そう そう
(捜索隊)でも
(佐々木)それで
(捜索隊)
今 ちょうどコンロがある所が
竃だったんですか?
(捜索隊)えっ?
<昔と比べると
随分 便利になったという
山頂のポツンと一軒家暮らし>
<茂量さんが
一番お気に入りの場所は
南向きの畳の間>
<一面 ガラス張りになった縁側に
庭のほうを向いて
机と椅子を置いている>
ここが いいんだ
ああー なんか 旅館みたいですね
(捜索隊)ふーん
(捜索隊)ここ
あっ 海が見えるんだ
すごい
<高い山の上に建つ
ポツンと一軒家だからこそ
眺めることができる大パノラマ>
<美しい棚田の緑の奥に
島根県と山口県にまたがる
雄大な山並み>
<さらには 遠く日本海まで 見渡すことができる>
<この絶景を堪能できるよう 一面 ガラス張りにした縁側>
<でも 実は 茂量さんが 自分で楽しむためではなかった>
(佐々木)ここに
奥さんのために造ったのね
(捜索隊)
ああー そうだったんですね
だけん まあ そのまま…
<脳腫瘍を患い 麓の病院に
入院していた奥さんが
帰ってきたときのために
縁側の障子をガラスに替えて
3年間 待ち続けた茂量さん>
<しかし その日が来ることはなかった>
<3人の子育てと仕事に追われて
どんなに忙しくても
いつも笑顔を振りまき
明るかった妻 孝子さん>
<そんな夫婦の思い出と共に
過ごす父親を
そっと そばで
見守り続けてきたのが
次男の克晴さん>
<母屋の隣に建つ 克晴さんが暮らす家は…>
<この2階建ての家は 22年前に
母屋をリフォームする際
その作業場 兼
家族の仮住まいとして建てた家>
<その後 克晴さんが結婚して
夫婦で住み始め
今は 親子4人で暮らしている>
(捜索隊)ああー
(捜索隊)あっ 公務員
へえー
へえー
(捜索隊)えっ じゃあ
ははははっ
(捜索隊)あっ そうなんですか?
そう
(捜索隊)行ったんですか?
(捜索隊)生物学の勉強ですか
(捜索隊)あっ そうですか
(捜索隊)へえー
<岡山で大学院を出たあと
地元 島根に戻って
食品会社に入社した
克晴さんだったが
36歳で退職>
(捜索隊)ああー
<結婚して子どももでき 生活も
安定していたにもかかわらず
克晴さんが
(克晴)ははははっ
あっ ブルーベリー
(捜索隊)お客さんが来て
ブルーベリー狩りをする
っていうことですか?
そうですね はい
(捜索隊)そういう農園なんですね
はい
(捜索隊)あっ そうですか
(捜索隊)ああー
庭はね まあ
はい
(捜索隊)あるってことですか?
(捜索隊)あっ こっち
(捜索隊)うわー
これがブルーベリー?
(克晴)そうですね
(捜索隊)へえー
<日本海に面した 島根県の山の上に建つ佐々木家>
<衛星写真で見ると 棚田の左上に
何やら黒く覆われたように見える
広く切り拓かれた場所があった>
<家の前の道を100メートルほど
上がった その場所は
ここまで案内してくれた
松本さんも言っていた
これか
<克晴さんが 13年前 会社を辞めて
栽培を始めたブルーベリーの木が
およそ450本>
<衛星写真では 真っ黒に見えたが
捜索隊が訪ねた この時期
紅葉で鮮やかに色づいていた>
そっか 下に草が生えないように
黒いビニール張ってあったのね
それが こう見えたんですね
<毎年 6月中旬から
8月下旬の収穫期には
ブドウのように大きな実が
たわわに実るそうだ>
(捜索隊)こういう なんか…
(捜索隊)あっ そうなんですか
(克晴)で
(克晴)ちょっと…
(捜索隊)すごい
えっ なんですか?
(克晴)刺すのが
あるじゃないですか
(捜索隊)えっ?
(捜索隊)あっ 使わないんですか?
(克晴)はいはい そこに
へえー
へえー
(克晴)それを…
(克晴)で それを
<地面に直接 植えるのではなく
1本1本
バッグに苗を植えて育てる
とても手間のかかる栽培方法>
<そんな苦労をしてでも
克晴さんが たった1人で
この山の上に
ブルーベリーの観光農園を
造ろうと思った訳は…>
っていうのもあったし まあ
(捜索隊)ああー
ぶどう狩りとか
あるじゃないですか
あと
(捜索隊)ああー
250は いったかと
思うんですけど…
(捜索隊)あっ なるほど
(捜索隊)ははははっ
もうちょっと
戻ってくださいみたいな感じで
あそこに看板 出さなきゃ じゃあ
そうですよね
確かに
地元の人でも迷ってましたもんね
(捜索隊)すごい ちょっと
(克晴)ああー そうですね
(捜索隊)ちょっと
ええー
(捜索隊)はあー
(捜索隊)本当
(捜索隊)じゃあ この…
(克晴)やってたんですけども…
あるんで…
(捜索隊)ははははっ へえー
ははははっ
楽しそうに言うな もう
<克晴さんが1人で世話する
ブルーベリー畑は
佐々木家の棚田より さらに高い
ほぼ山頂付近>
<山の斜面に沿って
段々に造られているが
実は ここ…>
(捜索隊)ごめんなさい
(捜索隊)本当は ご近所さん
いたんですか?
(克晴)そうなんです
(捜索隊)30年以上前に出られて…
(捜索隊)山になってた
ってことですか?
(克晴)そうですね
(捜索隊)はあー
(捜索隊)するってことですか?
(克晴)始める…
(捜索隊)えっ?
あっ そうなんですか
(捜索隊)ええー?
手探りが
面白かったんでしょうね
そもそも… ほら
お金もうけで やろうと
思ってるわけじゃないからね
そうですね
「楽しんでもらおう」だから
<なんと 独学で一から
ブルーベリーの栽培方法を
学んだという克晴さん>
(捜索隊)ああー
(捜索隊)新しく…
(捜索隊)はいはい はいはい
はあー
<かつて 棚田だった
畑3段に植えた
450本ものブルーベリー>
<その枝を たった1人で 黙々と切っていく克晴さん>
<13年前 安定した収入があった
会社員を辞めて
ブルーベリー農園を始めた時
家族は どう思ったのだろう?>
一応…
はははっ
思ったより みんな 食べるからね
はははっ
ふふふふっ 確かに
(捜索隊)あるんですか?
果樹園にしたいんだ
土地は ありますもんね
(克晴)いろいろ
あるじゃないですか
(捜索隊)あっ そうなんですね
ひと山 全部 ブルーベリーに
すりゃいいのにね
色んなベリーがあったら
もっと楽しいですね
ひと山 ベリー山にしちゃえばね
楽しい 本当に
<ブルーベリー以外の果実も植えて
親子連れが年中 遊びに来られる
公園のような場所にするのが
夢だと語る克晴さん>
<しかし 代々 米作りを なりわいにしてきた佐々木家>
<400年前から守り続けてきた 棚田の今後は…>
(捜索隊)あっ なるほど それは…
(捜索隊)あっ そうですか
ふふふふっ
まあ それは 昔と比べれば
でも 機械があっても
1面1面が狭いからね
持ってくの 大変ですよ
どうしても
効率は よくないですもんね
まあ そうですね
<豊臣秀吉が天下を治めた時代に
武士だった初代に始まり
米農家になってからは
代々 高い山の上の棚田と共に
生きてきた佐々木家>
<先祖が切り開いた棚田を
大事に守る14代目と
ブルーベリー農園に夢を託す
15代目>
<令和に生きる父と子が
この山の歴史を
次の時代へ つなぐ>
(スタジオ内 拍手)
いや すごい
ポツンと一軒家でしたね
こんな親子の ほのぼのとした話が
まさか あるとは
多分 取材 終わってから
また お父さんは
あそこでコーヒーを飲みながら
ああー うちの奥さんが
生きてたら これ…
そのときにが来りゃ…
とか思ったんじゃないですか?
ねえ 優しいお父さんで
ブルーベリーって
好きなんですけど
意外と なってるのって
見たことなかったんですよね
そう だから ちょっと こう…
身近に感じて
さっき おっしゃってた
ベリー山とか面白そう
色んなベリー 植えたいって
言ってたけど
ひと山が全部 ベリーだったら
いいですよね
本当
でも 看板いりますね 途中
あそこ 難しいですよ
地元の人が迷うんだから
あそこに看板 出さないとね
でも ちょっと 1つ…
何?
レギュラーなれなかった
っていうのが…
わらも全く違いましたもんね
わらも近かったよね
途中 あったりもしたんですけどね
インタビューのしかたで
そのわらは どうするんですか?
っつったら
あっ それはね 神事に使うやつ…
ですよね
言うかもしんなかった
なんで
聞いてくれなかったんですか?