関ジャム 完全燃SHOW 山下達郎に90分超えのインタビュー!プロ達の質問に回答[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

関ジャム 完全燃SHOW 山下達郎に90分超えのインタビュー!プロ達の質問に回答[字]

テレビに出演せず、ライブ映像の販売もなし…そんな山下達郎に超貴重ロングインタビュー!彼をリスペクトするプロたちの質問に本人が直接回答!作曲方法やコーラスの極意!

◇番組内容
ついに実現“山下達郎”特集!

山下達郎といえば、テレビには出演せず、ライブDVDなどの販売も一切なし、その肉声を聞けるのはライブとラジオのみで謎な一面も…

そんな山下達郎に今回、関ジャムが90分超えのロングインタビュー!彼をリスペクトするプロたちの熱い質問にご本人が直接回答!「クリスマス・イブのコーラスは何声重なっている?」「作曲はどのように行っている?」
◇番組内容2
スタジオには山下達郎を敬愛する さかいゆう、Kan Sano、更にSUPER BEAVER渋谷龍太が番組初登場。他にもフジファブリック山内総一郎、ゲスの極み乙女。川谷絵音、緑黄色社会・穴見真吾、本間昭光、今井マサキなど業界の山下達郎ファンから本人に聞いてみたい質問が続々!

本人からデビュー当時の苦悩や、名曲誕生の裏側、日本ロック史の中での立ち位置など超貴重証言が飛び出します!
◇出演者
関ジャニ∞
支配人:古田新太
ゲスト:Kan Sano、さかいゆう、渋谷龍太(SUPER BEAVER)
トークゲスト:高橋茂雄(サバンナ)、新妻聖子
◇おしらせ
☆見逃し配信はTELASAとTVer!「関ジャム」で検索!!

☆番組Twitter
 https://twitter.com/kanjam_tvasahi

☆番組ホームページ
 https://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 音楽バラエティ
バラエティ – その他

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今夜の『関ジャム』は
ついに実現! 山下達郎特集。

テレビには出演せず

ライブDVDなどの販売も
一切なし。

音楽誌などの取材も少なく

その肉声を聞けるのは
ライブとラジオのみで

謎多き存在。

そんなレジェンド 山下達郎に

今回 『関ジャム』が
特別インタビュー。

♬~

今夜の『関ジャム』は…。

あの山下達郎に
90分超えの特別インタビュー。

(村上)「すごいな これ」

山下達郎の音楽を敬愛する

プロたちの質問に ご本人が回答。

(山下)ソロ作品を出して
世の中で

なんか
そういう存在になりたいとか

そういう事を思った事
一度もないんで。

ええー! そんな…。

(山下)例えば…。

満載!

では その前に 山下達郎の軌跡を
ダイジェストで紹介。

世の中では
オイルショックが起こり

トイレットペーパーなどの
買いだめ騒動が。

音楽シーンでは 歌謡曲や…。

(古田)「格好良かったな
ぴんからトリオ」

フォークソングが全盛だった
この年。

当時 二十歳の山下達郎は

シュガー・ベイブを結成。

(新妻)「大貫さんと…」

1975年には 『DOWN TOWN』で

デビューを飾る。

♬~「暮れかけた街を」

1976年 バンド解散を経て
ソロデビューすると…。

(丸山)「この当時は
早かったんやろうな」

1980年
『RIDE ON TIME』が

大ヒットを記録。
一躍 ヒットメーカーへ。

♬~「突然こんな」

1982年には
日本ロック史の名盤として

今なお 売れ続けるアルバム
『FOR YOU』が大ヒット。

そして 1983年には…。

♬~「雨は夜更け過ぎに」

(横山)「毎年 流れるもんな」

当時30歳で 国民的名曲
『クリスマス・イブ』をリリース。

その後も…。

♬~「さよなら夏の日」

♬~「心と心を重ねて」

♬~「光の滴で満たして」

♬~「私たちはみんな」

♬~「どこから」

♬~「My Baby Girl」

今月22日には

11年ぶりとなるニューアルバム

『SOFTLY』をリリース。

デビューから47年

第一線で活躍する

レジェンドミュージシャン。

更に そのキャリアの中では
多くの楽曲提供や…。

妻である竹内まりやの
プロデュースやアレンジも。

あの名曲の裏側や
ジャニーズ提供曲への思い。

ご本人の貴重な証言とは?

(丸山)こんばんは!
(村上)はい こんばんは。

さあ 改めまして スタジオには
こちらのお三方に

お越しいただきました。
おなじみ さかいゆうさん

Kan Sanoさん
そして 初登場は

SUPER BEAVER 渋谷龍太さんです。
お願いいたします。

(渋谷)お願いします。
お願いします。

お願いします。 お願いします。

…っていうのがあって。
(村上)なんですか?

武道館 やらない。 本 書かない。

あと
テレビに出ないっていうのが

もう これ ずっと
お守りになってる方で

その方がテレビで…
これ 歴史の1ページですよ。

じゃあ お会いされた事は?
ゲストの皆さん。

渋谷さん お会いされた事は?

ライブを見に行った事と

あとは フェスで同じ日に
なった事があるんですけど

でも 避けて 楽屋では
なるたけ会わないようにして…。

えっ?
(村上)姿を見てない…。

音だけでいいという事?

(村上)達郎さん像?
(渋谷)山下達郎の像があるから

山下達郎さんにすら

そこを侵されたくない領域が…。

(一同 笑い)
(渋谷)自分にあって。

(村上)全然ロックじゃないやん。
(渋谷)ハハハハ…!

じゃあ 今日のコメント
ご回答によっては

そのイメージ
崩れてしまうかもしれないよ。

(渋谷)可能性はあるんですけど。

だから 今日も
お話 いただいた時

かなり迷いました。
(村上)聞いていいものかどうか。

Kan Sanoさんは?
(Kan Sano)いや 僕も

お会いした事ないですし
ちょっとビビってます 今日。

今回は ご覧のプロたちから

山下達郎の名曲と

聞いてみたい質問をピックアップ。

では 早速 プロが選ぶ超絶名曲集。

まずは…。

1982年の超名盤アルバムの

1曲目を飾った

音楽史に残るギタープレイ。

冒頭のギターに注目。

♬~(ギター)

♬~

ババーン。

(新妻)リアクションが…。

ババーン。

♬~

1982年リリース
『SPARKLE』。

(高橋)「格好いい」

(古田)「へえー!」

(さかい)「いい事言う」
(高橋)「へえー!」

「僕も かなり影響を受けた
唯一無二のサウンド」。

1982年 アルバム
『FOR YOU』に収録された

『LOVELAND, ISLAND』。

では 改めて
ベースに注目。

(丸山)「弦をちょっと
緩めに張ってる…」

(丸山)
「あっ いいゴースト」

♬~「Oh, Loveland」

♬~「目くるめく
夏の午後」

ゴーストが もう 心地良くて
ウンカパカ ウンカパカなっちゃう。

ハハハハ…!
(丸山)最高。

とにかく
サビのグルーヴがすごい

あの大ヒット曲。

1980年リリース
『RIDE ON TIME』。

では 乗れるサビを作る
ハイハットに注目。

♬~「遠い夢の訪れ」

♬~「Ride On Time」

♬~「さまよう想いなら」

♬~「やさしく受け止めて」

♬~「そっと包んで」

♬~「オー Ride On Time」

♬~「心に火を点けて」

♬~「あふれる喜びに」

♬~「拡がれ Ride On Time」

そして プロたちからの質問が…。

確かに 今回も相当ぶりやもんね。

相当ぶりよ。
(丸山)ねえ。

この質問をぶつけると
山下達郎の口から

デビュー当時の苦悩や
名曲誕生の秘話が。

ついにくる…。
(丸山)ご本人登場。

(山下)すみません。
お待たせしました。

(スタッフ)あっ すみません。
ありがとうございます。

はい。 では 最初なんですが…。

(スタッフ)まあ 山内さんは
アルバムの中で

『FOR YOU』がとても好きで

アレンジが好きでというお話を
いろいろ伺ったんですけど…。

フジファブリックの山内から

山下達郎への この質問。

(スタッフ)まあ 山内さんは
アルバムの中で

『FOR YOU』がとても好きで

アレンジが好きでというお話を
いろいろ伺ったんですけど

その中で まあ
毎回違うとは思うんですけど

アルバムを作ろうって思う
この構想を立ててからとか

もしくは 曲が集まってからとか
組み立て的な…

どのタイミングでしょうか?
という。

(山下)40年前のアルバムなので

この頃は 基本的に
年1枚 出さされてたんです。

(スタッフ)出さされてた?
(山下)はい 事業計画で。

そう 実は 今でこそ

日本ロック史で
重要なバンドという認識の

シュガー・ベイブも…。

歌謡曲全盛の70年代は

「踊れない」「軟弱だ」などと
揶揄され

セールス的にも売れず
カルト的な人気にとどまった。

ソロとしてリリースした
アルバムも

3枚目までは売れず…。

4枚目の『MOONGLOW』で
ようやく認知度が高まると

次作『RIDE ON TIME』が

大ヒットとなったのだ。

(スタッフ)はいはい はいはい。
そうなんですか。

(山下)そうですよ。

(山下)そうすると
やっぱり アレンジして…。

(丸山)へえー! なるほど。
売れたいというよりは。

(山下)あとは自分の固定のメンバー…

スタジオミュージシャンじゃなくて

自分のパーマネントのメンバーが
ここのところで確定できたので。

そう 山下達郎の楽曲といえば

本人を含めた
レジェンドミュージシャンの

超ハイレベルな演奏も魅力の一つ。

(山下)特に ドラムとベースと
3人でスタジオ入って…。

なるほどね!
(高橋)へえー!

(山下)なので
アルバムでいえば…。

ええー!
(丸山)ハハハ…!

(スタッフ)いやいや
とんでもないです。

(山下)ただ だから それが…。

(スタッフ)そうなんですか。
じゃあ トラックありきで…?

(山下)そうです。 メロディーの日
っていうのがあるんです

この時代は。
(スタッフ)へえー!

(スタッフ)へえー!
(山下)全部 それです。

(山下)だから…。

では 今回
11年ぶりというタイミングで

アルバムをリリースした理由は?

(スタッフ)ちなみに 今回
先ほども申し上げました

11年ぶりで
ファンの方 僕らリスナーは

待って 待って 待って みたいな
感じだったと思うんですけど。

(山下)怠け者なもんで…。
(スタッフ)怠け者が理由…。

(拍手)
(高橋)ああー!

ここまでご丁寧に
お答えいただけたという事で。

最近のヒップホップとか

世界的な
トラックメーカーの人たちの

作り方に近いというか。

だって ラップがあって それで
トラック作るわけじゃなくて

もう すごい格好いいトラックが
まず あって

そこから始めるっていうのが
やっぱり すごいなって。

何から何まで一番早いんだなって
達郎さんが。

(村上)やり方も含めて。
リズムパターンの作り方や…。

さあ 渋谷さん
いかがでした? まずは。

やっぱり こういう事を全部聞くと
裏側であったりとか

どういう風に組み立てられて
それができたかっていうのが

わかっちゃうじゃないですか。
そうすると やっぱ

聴こえ方 全然変わりますよね。
(村上)そりゃ変わりますね。

(渋谷)
なので すごくうれしい反面

ちょっとした恐怖心も
どこかしらにはあります。

ただ めちゃくちゃ尊い時間ですね
これは。

(村上)じゃあ よかった。
(渋谷)すごい事だなって思って…。

続いては
あの国民的名曲の秘密が明らかに。

♬~「雨は夜更け過ぎに」

♬~「雪へと変わるだろう」

♬~「Silent night」

♬~「Holy night」

♬~「きっと君は来ない」

♬~「ひとりきりの
クリスマス・イブ」

♬~「Silent night」

♬~「Holy night」

♬~「心深く」

♬~「秘めた想い」

♬~「叶えられそうもない」

(ナレーション)帰ってくるあなたが
最高のプレゼント。

JR東海の新幹線。

この曲に関して
以前 今井マサキは…。

間奏に ものすごい ハーモニーが
いっぱい出てくるんですね。

何やってんのか
わかんないですけど

あれ 実際に こう 分析すると…。

(今井)8人とも
違う事をしている。

だから 今 ここで
この8人が

全員 違う事を
歌ってるみたいな…。

絶対 つられるわ
そんなん。

(今井)それを しかも
それぞれを… 8人いますけど

その8人を
更に何個も重ねていくので

レコーディングでは。
(古田)言葉も違うんですね。

(今井)違います 違います。
(村上)達郎さん これ 1人で…。

(今井)お一人で 全部
重ねられてるので。

全部 達郎さんの声で
こうなっていくので

どないなってんねやろう
っていうのが もう…。

わかんないですね。
(今井)それが もう…。

こんな事になってたんや。

では そのコーラスに注目。

♬~「まだ消え残る」

そこで 今井の質問が…。

よう聞いたな マサキ。
(村上)とうとう。

ついに
あの名曲誕生の裏側が明らかに。

(山下)あれはね えっと…
8時間近く かかってますね。

2時から始めて
10時までやってましたから。

(山下)1人アカペラなんですよ。

アカペラっていうのはね
基本的に その日1日で

録りきっちゃわないと
ダメなんです。

(山下)クリック聴きながら
気分でやってると

だんだん だんだん
縦の線が ずれていくんです。

本当の意味で 要するに
クリックに合ってくるので

そうすると ずれるんですよ。

それをしないために
頭からクリックにジャストで

20声 やったあとでも…
20回 やったあとでも

ちゃんと 1回目と合うような
訓練しなきゃならない。

(山下)それで…。

(山下)あれ…。

♬~(歌)

(安田)「なぜ知ってたんだろう?」

(村上)「これ
1人でやろうと思った…?」

♬~

(山下)1つのメロディーを…
バッハだったらバッハの1つの…。

あれは だから 器楽曲なので

ブレスするタイミングが
ないんです。

だから どう作ってるかっていうと
1小節ないし2小節を

1人ずつ
交代でやってるんですよ。

だから
「da dabada dabada」までやって

「dabadabadabada」までやって
それを交代でやってるんですよ。

あれは スウィングル・シンガーズ
っていうグループの

手法なんですけど
それ使って やってて。

あれは…。

(山下)あと…。

(山下)トップが 要するに
ハイノートが上のEなので 僕。

ちょうど Eなんですよ トップが。

(村上)「ええー! そんなん…」

(山下)3でしょ… 9でしょ。

えっと ここが3で 9で…。

計算してはんねや。

なんて丁寧に
答えてくださるんだろう。

ええー!

どういうメモしてはったの?

(山下)実際には
27声ぐらいなんですけど

そのうちの十いくつは
1小節ずつ交代してるんで。

それが全部 ダブルになるので…
ダブルがダブルになるので

それが倍になるので
だから 50前後ですね。

(スタッフ)へえー…。

(スタッフ)今 達郎さん メモで…
鉛筆を持って

メモをしながら
思い出していただきましたけど。

だから 思い出せちゃうというか。
それは…。

(山下)1人でやってるんだもん!
(スタッフ)…って事ですよね。

(山下)人が介在してないから
全部 自分が…。

(高橋)「へえー!」
(丸山)「まめなんや」

(村上)さあ という
『クリスマス・イブ』についての

今井さんの… コーラスについて
お答えいただきましたけれども。

本当に 興味深いお話で。

まず 私 今井さんが

すごい難しいんです
今井さんのコーラスって 複雑で。

ここからきてるのかなって
ちょっと思ったり…。

(村上)達郎さんのね ルーツが。

でも お一人でね 全部 その…

オートチューンとかも全くない
縦線を合わせる技術もない時代に

人力で50声余りを重ねていった。

実際 ご自身の中にも
ずっしり残っていらっしゃる。

人力の尊さっていうか
エバーラスティングな感じって

信じられるなって
改めて思いましたね。

やっぱり その…。

(Kan Sano)達郎さんが
気にされてるポイントって

本当に細かくて。

縦が ちょっと合わないとかも
普通の人が聴いても

そんなに気にならないレベルだと
思うんですよ。

でも そこまで 細かいとこ
突き詰めて やってるんで

やっぱり 1日で…
その日にやらないと

次の日には 合わせられないほど
細かい事をやってると

思うんですよね。
(村上)緻密な事をね。

(さかい)または 全く同じ音で
歌える日もないかもしれないし。

それを音楽の神様のために
なんか やってる感じが

すごいなって思いますね。

ダブルって そうですもんね。
同じコーラス 同じラインを

同じ人が 同じフレーズ
同じ時間 歌うのに…。

(古田)同じ声じゃないと
ダメなんだね。

(さかい)ダブルの
クオリティーもあるから。

(村上)ねっ!
(高橋)いやあ すごい!

続いては…。

事前の打ち合わせで

この2人が注目したポイントが
全く同じだったのだが

それが…。

歌のニュアンス。

1991年リリース
『ターナーの汽罐車』。

あくまでも 言葉を届けなきゃ
いけないわけじゃないですか。

言葉を届ける そのもっと奥側に

気持ちを届けなきゃいけない
っていうのは

やっぱり 大前提としてある中で
カラオケで出てるように

歌詞のとおりに歌を歌っている
っていうのって

僕 結構 不自然な行為だと思って。
(村上)ほう。

「あのさ 話があるんだけど」
じゃなくて

それを 絶対 言う時に…。

…っていう 息を吸ったりとか
「ン」って言ったりとか

「っ」っていうのが入ったり
っていうのは

すごく
僕は気持ちを伝えるうえでは

とっても大事な事だと
思ってるんですけど

それが やっぱり
歌の随所にちりばめられてて

歌ってる山下達郎さんの
表情まで見えたり

相手の顔まで
たまに見えてくる事がある。

これは やっぱり 聴いてると
すごいなっていう。

へえー!
(渋谷)…思うので だから

「すごく寂しい」って
言ったんですけど

あの曲… 『ターナーの汽罐車』

あれを普通に歌っただけだと
僕は

あそこまでセンチメンタルには
ならないと思うんですよ。

(村上)届かない? 聴き手には。
(渋谷)はい。

でも あれがあるからこそ
ものすごく寂しいっていう。

そして さかいも

歌のニュアンスのすごさを
この曲で。

2019年リリース 『RECIPE』。

(丸山)
「もう ラブレターやん」

では そのニュアンスに注目。

更に 歌のニュアンスの中でも
特に注目すべきは

「H」の子音を強調した
独自の発声だという。

例えば こちら。

他にも…。

「ハ」とか「フ」とか「ヘ」とか

よく
達郎さんをモノマネされる方が

強調されるところなんですよ。

やっぱり
昔の歌謡曲とか演歌みたいに

「あいうえお」…
日本は母音言語なんで。

それを そのままやると
洋楽のバックビートに…。

やっぱ… 弾き語りをすると
わかるんですよね。

遅れちゃうから

それを こうやって
いろんな味付けをしながら…。

例えば その あの…
これ 僭越すぎますけどね。

これです。

ただ単に 正確な音で歌うと…。

♬~「七つの海から」

…になるじゃないですか。

でも 達郎さんの場合は
カッティングしながら

もう 「な」って発音する前に
ドラムでいうと

タカタカターンって入る…
「ン」が入るんですよ

その まさに「n」が。

♬~「ン七つの」

(さかい)…って入るんですよ。
で これも

「七つの」だと
バンバ バンバンじゃないですか。

タッツッチャ
タッツッ タタンなんですよね。

♬~「ン七つの海から」

(安田)気持ちいい。
♬~(さかい)「ランラ ランラ」

「集ま…」。
「あ」も「集ま…」じゃなくて…。

♬~「集まって来る」

…なんですよ。

さっき言った
「放ちながら」のところも…。

♬~「放ちながら」

じゃなくて…。

♬~「放ちながら」

…って歌うんですよ。

その 爆音で鳴ってる
リズムとかドラムに負けない

ものすごい強い破裂音を出して…。

しかも
「放ちなが…」っていったあと

8段飛ばしぐらいに
ドーンって下りて。

「…がら」って
正確に こう ストンって。

(村上)着地するというところね。
テレマーク決めるようなね。

(さかい)そう。 これが あの…。

もう ウンチクばっかりだ! 俺は。
(村上)いやいや でも…

徐々に 多分 視聴者にも
伝わってると思いますよ これは。

(高橋)むちゃくちゃ
わかりやすいですよ。

あと 単純に
達郎さんのマネがうまい…。

(一同 笑い)

どうしても
そうなっちゃいますけどね。

そんな2人からの質問は…。

この質問をぶつけたところ

山下達郎の歌唱の真髄に
触れる事に。

(山下)メロディー先行
っていう意味で言えば

コードと…
フックとかありますよね?

いわゆるフックと言われる 一番
キャッチーなメロディーなんかも。

「Ride On Time」とか
ああいうやつですね。

あと 歌いだしのAメロっていうか
そういうようなものが

ちょっと思い付くところも
あるんですよね。

だから それは テープに入れたり
譜面に起こしてあったりして

それをまとめて…。

(山下)だけど 『FOR YOU』の場合は
先ほども申し上げたみたいに

要するに リズムパターンの
いわゆる

トラックとしてのグルーヴ
最優先に作ってる時代なので

結局 メロディーに合わせる
アレンジと

トラックを作ってから
メロディー決めるのとでは

グルーヴが全然変わるんですよね。

(山下)あとは やっぱり

例えば 「I LOVE YOU」だったら
3音ですけど

日本語の場合 それが
「あなた」にしかならないんで

ワンノート ワンワードだからね。
ハンデがいろいろあって。

そういう事を どういう具合に
克服していくかって

ゲットオーバーしていくかとか
そういうような事って みんな

おのおののやり方で
やっていて。

一番顕著なのが 歌い方でね。

(山下)例えば…。

(山下)…なっちゃうし。
あと 例えば

矢沢永吉さんとか
忌野清志郎さんとか

桑田佳祐さんとか みんな
特徴のある歌い方するのは

メロディーに
日本語が乗りにくい事を

どうやって 要するに
歌唱法で克服していくかっていう

その結果の発音の 要するに
そういう あれなんですけど。

(山下)それと同じ
経済的 人的労力を

音楽教育に入れたら
全然変わってきますよ。

「ここのドロップスは
すごい」とか

「ここのグラスは すごい」とか
そういう評価が出てくるけど…。

(山下)
どうでもいい話ですけど

そういう事を 47年
言われ続けて育ってるので。

ハハハハ…!

(山下)音楽というのは 要するに
特に 僕ら歌唱音楽なので…

ボーカルミュージックなので
要するに

詞とメロディーのコラボ…。

だから そんなに詞が大事だったら
詩人になりゃいいっていう。

僕らの場合 特に ロックだから
ロックンロールなので。

そうしたリズムパターンの上に
どういうメロディーを乗っけて

それを いかに
有機的に融合してないと

ブレンドしないとダメなので。

(山下)メロディーの 要するに
リズムとしての構造に

要するに アレンジが
そろってないっていうか。

そういう事を 昔から 要するに
ちっちゃい時から思ってたので。

(山下)要するに そういう…。

(山下)いや 全然。
なんていうんだろう…。

(山下)その人その人のね。

(スタッフ)皆さん やっぱり
歌い方に関して

相当 洋楽に日本語を乗せる
っていうとこの格闘というのが

多分 達郎さんの中で
あったんじゃないかっていうのは

すごく プロの皆さん
おっしゃってて。

それが 一体 どういう経緯で
変化していったのかなとか…。

へえー! そんな
ヒエラルキーが…。

(スタッフ)あっ なるほど…。

♬~『ダイアモンド・ヘッド』

♬~

なるほど!
めちゃめちゃ勉強になる!

(山下)それが どういうあれか
90年代頃から もう

ボーカル ボーカル ボーカル…
なっちゃったでしょ。

僕なんかの時代は やっぱり

ボーカル・オリエンテッドで
やろうとすると…

特に ロックやるヤツは
ラウドな… なんていうのかな。

集団騒擾ですね 一種のね。
でかい音で。

(山下)だけど 僕の場合は
なんていうのかな。

ポリシーとして 強いビートに
キレイなメロディーっていう…。

ビートが強く
メロディーはキレイにっていう

そういう事を志向したんだけど

あんまり そういうのが
初めは受け入れられなかった。

(山下)だから
『FOR YOU』なんて

40年前の作品ですかね…
38年前の作品ですから。

今 どうして
そんなに持ち上げられるのか

よくわかりませんけど。

だから やりたかった事は

メロディーラインの持ってる
音律と

リズムセクションの有機的な
アンサンブルっていうの?

(スタッフ)なるほど。 ハハハハ…!

(スタッフ)いや ここまでのお話は…。
(山下)ああ そう。

(スタッフ)歴史の中での作品っていう
ポイントっていうのは

あまり 番組では…。

その曲についてとかは
あるんですけど

その背景にある話みたいなのは…。
(山下)そうなの?

僕 もともと だから ほら

ソロ作品を出して

世の中で なんか
そういう存在になりたいとか

そういう事を思った事
一度もないんで。

いわゆる…
いつも言ってますけど

レコードプロデューサーに
なりたかったんで。

(スタッフ)ハハハハ…!
めちゃくちゃ貴重な…。

(山下)音楽の構築の
動機が違うんです。

(高橋)「へえー!」

(山下)そちらは疲れてない?
(スタッフ)いえ 僕らは全く…。

(新妻)「スタッフさんが
疲れちゃった…」

(丸山)「もう 情報量が多すぎて」
(村上)「ホンマや ホンマや」

「整理したいからな」

(拍手)
(新妻)最高。

(村上)第1部が以上でございます。
(安田)ありがとうございます。

あれだけ語られて
「たかが音楽」というね

達郎さんにしか言えない
お言葉でしたけど。

さあ 新妻さん。

(村上)ねえ 本当に。

矢沢さん 桑田さんの癖があるのは
そういう事やった…。

(村上)歌い方への…。

(安田)そうなんや!
(高橋)言われたんや。

今週も TELASA TVerで
見逃し配信。

さあ 来週は
ジャニーズへの曲提供。

どんな思いがあって
という事も含めて。

そして
まりやさんについても

いろいろと お答えして
いただいてるという事ですので。

(山下)まりやの『REQUEST』
っていうアルバムがあって

あれがミリオン超した時に
これで 僕は名実共に

レコードプロデューサーとして
一人前になったんだと。

更に…。

山下達郎の
音楽に対する真摯な思いとは?