関ジャム 完全燃SHOW【音楽史に残る大ヒット曲“ワンヒットワンダー”】[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

関ジャム 完全燃SHOW【音楽史に残る大ヒット曲“ワンヒットワンダー”】[字]

強烈なインパクトを残した大ヒットソングに着目!超名曲の中からプロが厳選した楽曲を一挙紹介!ヒットの所以となる曲のスゴさや、音楽史にもたらした多大な影響とは?

◇番組内容
世の中には数々の名曲が存在するが、今回は強烈なインパクトを残した大ヒットソングに着目!音楽プロデューサーの松尾潔・丸谷マナブ・Kan Sanoの3名を迎え、一度は耳にしたことのある超名曲の中から、プロが厳選した楽曲を一挙紹介!ヒットの所以となる曲のスゴさや、その一曲が音楽史にもたらした多大な影響まで明らかに!
◇出演者
関ジャニ∞
支配人:古田新太
アーティストゲスト:松尾潔、丸谷マナブ、Kan Sano
トークゲスト:高橋茂雄(サバンナ)、堀田茜
◇おしらせ
☆番組ホームページ
 https://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/

☆番組Twitter
 https://twitter.com/kanjam_tvasahi

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 音楽バラエティ
バラエティ – その他

テキストマイニング結果

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キーワード出現数ベスト20

  1. 村上
  2. 高橋
  3. 横山
  4. 松尾
  5. サル
  6. 丸谷
  7. 大倉
  8. 本当
  9. 丸山
  10. 堀田
  11. ヒット
  12. 安田
  13. 音楽史
  14. コード
  15. Kan
  16. Sano
  17. シティ
  18. ポップ
  19. 一緒
  20. 言葉

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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でも 辞書とか見ると

「一発屋」って書いてあるんです。

(村上)直訳するとって事…?
(松尾)直訳すると。

今夜の『関ジャム』は

音楽史に残る名曲
ワンヒットワンダーの世界。

♬~

今夜の『関ジャム』は…。

例えば どんな曲か

早速 聴いてみよう。

まずは レゲエをベースにした

ケツメイシや湘南乃風が
登場する以前の2001年。

松尾いわく

(高橋)「ああー!」

(横山)「めちゃくちゃ
はやったもんな この曲」

このあとか!

(松尾)まあ まあ…
ほぼ同時期なんですけど

ブレイクしたのは このあとですね。
(村上)なるほどね。

続いては

ご覧のような楽曲がヒットした

2016年。

Kan Sanoいわく

♬~「I have a pen
I have an apple」

♬~「I have a pen
I have a pineapple」

(堀田)「本当 はやってたな」

♬~「Applepen…
pineapplepen…」

(高橋)「世界やもんな」
(大倉)「すごいな」

テレビ発でもなく
ラジオ発でもなく

YouTubeから出てきた
っていうのが まあ 新しくて。

今でこそ
結構 増えてきましたけど

その先駆けだったんじゃないか…。

丸谷が選んだのは

(高橋)「ああー!」

(横山)「カラオケの履歴
もう 絶対入ってたもんな」

「楽器を演奏しないエアーバンド」
という

これまでにない形で大ヒットした
この曲に…。

今夜は 今なお記憶に残る
メガヒット曲に着目。

すると…。

何かを押し上げようとする作用が
あるんですかね。

大ヒットの音楽的理由や

その1曲が
のちの音楽史にもたらした

多大な影響が明らかに。

(横山)こんばんは!
(村上)はい こんばんは。

さあ 改めまして 本日のゲスト

おなじみ 松尾さん
そして Kan Sanoさん

そして 丸谷さんでございます。
お願いいたします。

(拍手)

(村上)さあ 今回 ちょっと
松尾さん

「ワンヒットワンダー」という
テーマ。

これ 大体 辞書とか見ると
「一発屋」って書いてあるんです。

(村上)直訳するとって事…?
(松尾)直訳すると。

なんですが まあ あの… 今日は
ちょっと それをポジティブに

意味を捉えて。
(村上)「一発屋」って聞くとね

茂雄君。
(高橋)「一発屋」って聞いた瞬間

右から左へ
受け流していきました。

(村上)元気かな?

あると思います。
(一同 笑い)

でも すごい事ですもんね。

ワンヒットといっても
大ヒットじゃないですか。

長い月日が経って なお
曲が評価され続けるっていうのは

楽曲の魅力そのものだと思うし。

なんか 作る側としては
すごい… 永遠のテーマなので。

(松尾)ですから 今日は

その時 いたずらに
バッと消費されたんじゃなくて

その後の音楽史に

影響を与えたような曲
っていうのを 特に…。

だから さっきも ちょっと
ビックリしたんですよね。

三木道三さんの
あのヒットがあってから

ケツメイシさんであったりとか
湘南乃風も…。

ご本人たちは もしかしたら

ちょっと違う思いが
あるかもしれないけど

ケツメイシや湘南乃風が
歩いていく道の

扉を開けてくれたような感じは
ちょっとありましたね。

あれで なんか こう…。

(村上)あっ そうか!
聴き方を覚えたりしたわけだ。

メジャーになるとは
思わなかったもんな レゲエが。

(村上)このジャンルが?
(松尾)そう思いますね。

そんな 音楽史に残る

ワンヒットワンダー。 続いては…。

TKサウンドをはじめ

王道のJ-POPが
ヒットした 1994年。

1曲。

続いては iPhoneの
販売が始まった2008年。

音楽の聴き方が
変化する中でヒットした

女性ボーカルと男性ラップ

最大の成功例。

(横山)「出た!」
(高橋)「これ?」

着うたとか
ダウンロードの時期には

やっぱ そういう
変革の時に売れてる曲…。

やっぱ
聴き方のツールが変わると

それに見合ったっていうのかな?

そこに ふさわしい曲っていうのが
出てくるものなんですよね。

その翌年の2009年

和ラップの傑作。

日本の花鳥風月の美を
リリックに織り込んだ

意外性の勝利。

(村上)
「あっ! Hilcrhyme」

ここからは さかのぼって

(横山)「なんやろ?」

(横山)「ああー!」

(高橋)「誰? 誰?」

(高橋)「ああー!」

とにかく

(高橋)「ああー!」
(安田)「よう聴いたな 確かに」

♬~「ついたー!!」

(横山)「この“ついたー!!"が
インパクトあってんな」

そんな組曲のような
部分が こちら。

♬~

(安田)「なんか
自由な音やな」

(大倉)「なんか すごい
不協和音がする」

(安田)「ねえ。
聴こえるね」

(堀田)「ええー?」
(高橋)「こんなんやったん?」

(堀田)「知らなかった」

♬~

(高橋)「いやいや
いやいや…!」

♬~「サル サル
サル サル」

♬~「サル サル」

(横山)「同じ曲に
聴こえへんな」

♬~「サル サル Uh…」

(村上)「まさにですね。
『ボヘミアン・ラプソディ』」

♬~「サル サル
サル サル」

♬~「サル サル
サル サル」

♬~「サル サル Uh…」

(松尾)「へえー!」

今だったら こういう曲も
ありでしょっていうのは…

世の中が受け入れそうな気が
するんですけど。

この90年代に これを
やってのけてるっていうのは…。

たまは インディーズから
出てきたバンドで

ナゴムレコードっていって
有頂天とか ばちかぶりとか

それから えっと…

筋肉少女帯とか

あの辺のチームが作ったレーベルで…

インディーズレーベルで。
そこに

たまとか
電気グルーヴとかも。

(村上)そこのくくりに
なるんだ。

ナゴムレコードとは

有頂天のメンバー ケラが主宰する
インディーズレーベルで

外見やパフォーマンスなど
個性的な面々が名を連ねていた。

すごく変なバンドがいっぱい…。
(村上)でも めちゃくちゃ

自由度 やっぱ 高い音楽ね
されてる皆さんやから。

だから この頃から 音楽の世界で
サブカルって言葉が

よく使われるように
なりましたよね。

(村上)この頃なんですね。
このまま90年代 差し掛かり

平成という時代が。
(松尾)いわゆる 下北沢とか…

東京の話になっちゃいますけど
高円寺とか

そういった所のカルチャーが

その… なんか 局所的な若者文化
っていうんじゃなくて

もっと広がりを見せ始めた
っていう時期かもしれませんね。

ここからは 80年前後
懐かしい2作品を。

まずは 1981年。

アイドルソングや演歌などが
ヒットする中

少し
異色だったのが…。

(高橋)「へえー!」

(古田)「ずっと売れてた」

(松尾)「これ
グランドスラムですからね」

(古田)「そうか
『ロンバケ』と…」

(松尾)
「そうなんですよね」

続いて

こちらの曲。

♬~

(大倉)「あっ
くる くる くる くる!」

「あっ くる くる くる!」

♬~

(横山)「ええー! 吉井さんと
広瀬さん カバーしてるんだ」

♬~

(高橋)「ああ ここも格好いいな」
(松尾)「格好いいですね」

ここからは
1990年に大ヒットした3曲。

ワシントンD.C.生まれの
音楽ジャンル…。

(村上)「ああー!」

(大倉)「格好いいね」

これも ヒットすると
思わなかったもんな。

(村上)へえー 当時?
(横山)今の若い子は

EXILEのイメージやろうな。
(村上)そうやんな。

(高橋)「ああー!」

「これは すごかったな」

(横山)「くるよ くるよ くるよ!」

真っすぐな肯定感 ポジティブさが
受け入れられていた当時

バブル景気を象徴する1曲。

ああ これは もう 絶対そうやな。

真っすぐな肯定感 ポジティブさが
受け入れられていた

90年代初期。

バブル景気を象徴する1曲。

(高橋)「ああ これは もう…
絶対そうやな」

(横山)「めっちゃ覚えてるわ
これ」

以上 音楽史に残る ワンヒットワンダー

前半戦でした。

さあ 茜ちゃん いかがでしたか?
(堀田)いやあ 全部 やっぱり

私の世代でも
知ってる曲だし

こんな前の曲だったんだって
思わされる曲ばっかり…。

世代…
年代見るとね

ビックリする数字も
ありますけどね。

♬~「ピーヒャラ ピーヒャラ
パッパパラパ」

音楽史に残るという この曲。

ノリのいい

そもそもディスコビートって

もう すごい
一般化しすぎてるんですけど

実は すごいシンプルに

「ドッ ドッ ドッ ドッ」って
キックの四つ打ちが入ってて。

ここが もう めっちゃ
しっかりビートの根幹を

支えてくれてるから 逆に 裏で

「ドッチ ドッチ ドッチチ
ドッチチ ドッチ バーン」とか。

バリエーションを入れて
遊んで グルーヴしやすいと。

でも やっぱり キックの4つが
支えてくれてるんで

ノッてる人は ここだよねって
わかりやすいし。

頭で こう 手拍子で
「ハイ ハイ」ものれるし

裏で こう ダンスビートのように
楽しめるしっていう。

へえー!
(丸谷)そもそも…。

お年寄りから子どもまで。
(大倉)なるほど。

(高橋)だから 国民的アニメの
主題歌にピッタリって事か。

(丸谷)そうなんですが
それを使って

楽しい雰囲気にしたり
パーティーソングだったり

ディスコ風にしていくと
どうしても こう 色というか

特徴のある曲になって…。

(村上)全部 同じに聴こえてしまう
というデメリット…?

そう ちょっと似てくるんで。

だから アーティストごとに
ここぞという時に

おらっ! って出して それが こう
時代背景とマッチすると

大ヒットっていうケースが
多いような印象ありますね。

(村上)はあ…!
まあ 過去の傾向を見ていくと。

この曲 まさに こう 90年だし
平成2年。

景気がいい感じに すごい
合ってたんじゃないかなっていう。

でも やっぱ バブル期の曲って…。

(村上)強いですよね。
パワーありますよね。

それこそ 先ほどの
『WON’T BE LONG』も

四つ打ちの
ミドルテンポぐらいで こう

バブルの時代を…
ノッてる感じしますし。

あっ この
ラインアップ…。

SMAPさんの
『SHAKE』も

ディスコファンク
ですけど。

確かに「ブギーな胸騒ぎ」
言うてましたもんね。

曲に 勢い
感じるもんな。

全部 勢いがある。
(安田)確かに。

なんか こう 何かを
押し上げようとする作用が

あるんですよね
このディスコビートには。

へえー!
(村上)それが何かは…?

何かはわかんないんですけど。
(村上)抽象的では…。

エネルギーが帯びてるんですよ
きっと。

BTSも 今 そうって事ですか?
(丸谷)まさに そうです。

『Dynamite』。
(大倉)『Dynamite』。

あれも ディスコサウンド…?
(丸谷)この ちょっとの…

世界的なコロナ禍の
ちょっと閉塞感に

ちょっとした希望に
なってるんじゃないかなと

思いますけどね。
(高橋)その時期とかも

関係あるんですかね?
(横山)絶対あるやろうな。

やっぱ ここっていう時には
ディスコビートがいいんですか?

責任取れないですけど
大丈夫ですか?

(村上)
2021年 ディスコビートやな。

ちょっと遅れてる気がするけど。
(横山)俺ら…。

(村上)ダサない! ダサないよ!
なんでもええねん そんなん。

そして 松尾注目は
『ルビーの指環』。

発売当時
こんな現象を残したという。

それが…。

(高橋)これは すごいですよね?

(村上)寺尾さんの…
あっ 現象やったんですか?

その… アルバムまでも。
(松尾)そうですね。

もう 多分ね 今 あの…

40代後半以上ですかね?
…の方は

多分 これ ご覧になって

「いや 1曲じゃないよ
寺尾聰は」って

多分 みんな言ってると
思うんですけど。

実際 その『ルビーの指環』が出る
1年ぐらい前からの…

あと2曲
出してらっしゃったんですね。

『SHADOW CITY』

『出航-SASURAI-』って
曲なんですけど。

これが まあ 『ルビーの指環』に
引っ張られる形で

80年の曲が81年に入って

トップ10に入って

トップ10に3曲が入る
みたいな。

すごっ!
(松尾)もう これ…。

(村上)いや まさにですね!
「寺尾聰現象」…。

前の曲がヒットチャートに
上ってきたんですか?

そうなんです。
(高橋)過去 さかのぼって

これもええやんかって 世の中的に
なったっていう事ですか?

(松尾)そうなんですよ。
で もう寺尾聰を

まとめて聴きたいっていう
タイミングで

その全部が入った
『Reflections』っていう。

うわー!
(村上)で もう

キレイにミリオンヒット。
(松尾)でも 当時のミリオンって

意味が全然違って。
やっぱ 僕なんか 子ども心に

ミリオンっていうのは
もう 本当に あの…

井上陽水さんの
『氷の世界』ぐらいしか

出ないんじゃないかみたいな
思い込みがありましたけど。

これが 当時の日本で一番…

史上最多売り上げになったのかな。
(大倉)やばっ!

(古田)アルバムがミリオンになる
なんていうのは

あり得なかったから。
(村上)そっか!

シングルの時代ですもんね。
そりゃそうや!

これ でも
シティ・ポップなんですか?

今では シティ・ポップっていう
ところに位置付けられてますよね。

(村上)当時は シティ・ポップって
そんなカテゴリー

まだ ないんじゃないんですか?

オシャレとは言ってましたけど

シティ・ポップっていう
言い方をしてる人は

いなかったと思いますし あの…

まあ ユーミンだとか
達郎さんとか

あと 同じ年に大ヒットした
大滝詠一さんの

『LONG VACATION』
なんかと合わせて

ちょっと
歌謡曲と洋楽の間みたいな。

日本語で聴ける洋楽っていうか。
(村上)洋楽…? うんうんうん。

日本で行ける海外旅行っていうか
もっと言うと。

(高橋)
めちゃめちゃ日本ですわ それ。

(松尾)ディズニーランドじゃ
ないんですね?

常磐ハワイアンセンター。
(大倉)ハハハハ…!

更に まだまだある…。

まずは ミスチルや
スピッツが

チャート上位に
登場した 1995年。

90年代後半を象徴する

洗練されたバンドサウンド。

渋谷系にも通じる
オシャレさがあると

Kan Sanoが
選んだのは…。

(丸山)「ああ…」
(高橋)「ああー!」

同じく95年…。

(横山)「あっ 懐かしい!」

(安田)「本間さんなの?」
(高橋)「へえー!」

続いて 2005年。

あの大人気ドラマ主題歌の

走り出したくなる1曲。

ここからは ちょっと懐かしい

(村上)「うわー…!」

(大倉)「これ めっちゃ好きやわ」
(横山)「俺も好き」

(高橋)「『SHOW ME』!
ああー!」

(丸山)「なるほどな」

続いて

(高橋)「ああ 西田さん」

(高橋)「うまいな」

(村上)「なるほどね」
(堀田)「そういう事か」

説得力が もうね 光る技ですもん。

打って変わって

中でも Kan Sanoは
この曲の歌詞に注目。

終始 桃太郎視線で
書かれていて。

昔で言う

『およげ!たいやきくん』とかと
同じなんですけど。

現代的な言葉の
使い方だったり

視点というか
ちょっと

ひねくれた感じ
っていうのが

「リア充」という
言葉だったり

本当は 誰も
行きたいなんて

思ってないんだよって
鬼ヶ島にはっていう。

「キジは戦力外」って
むちゃくちゃですもんね。

すごく今っぽいなと
思って。

そこが 新しさに
つながってると思います。

なんか MVも 相乗効果で
人気になっていった感じですよね。

やっぱ 映像のインパクトが
すごかったから

曲と一緒に 人気になっていった
感じがします MVも。

違う『桃太郎』見てる感じに
なったもんね。

あのコミカルなタッチも含めて。

やっぱり ヒットを出すって
その… こう

「こんな席あったんだ」っていう
場所を見付けるっていう

作業でもあると思うんですけど。
(村上)空いてる席ですよね。

そこに席があるって わかっても
そこに狙って

ちゃんと ヒットを出すっていうのは
やっぱ 本当に難しい事で。

インディーズのシーンだと
こういう

面白いラップをする人たちって
いろいろ いるんですけど

やっぱり メジャーまで
なかなか出てこないし

出てきても やっぱり もっと…。

その インディーの
あの精神のままメジャーにいって

お茶の間までいったっていうのが
やっぱり 画期的だなっていう。

続いて 2006年。

ジャニーズ勢がヒット上位を占める中

発表された ちょっと異色の1曲。

世界的に有名な詩。

キャッチーなメロディー。

そして 声楽家の化学反応。

(高橋)「ああー…!」

続いては 2010年。
いったん聴き始めたら

結論を
知らずにはいられない

10分間の物語。

進行するにつれて
厚みを増していく編曲に

技ありの1曲。

(大倉)「これは… そうやな」
(丸山)「呼人さんやな」

ヤスも ツアー中にな…。

(村上)よく歌ってて
横山さんに注意されてたやんか。

「トイレで聴くな」言われて。
(横山)いや ヤス

大しながら トイレ開けっ放しで
この曲 聴いてるのよ。

(高橋)えっ?
(安田)すごい いいんです。

(一同 笑い)

(高橋)でも その聴き方してた人も
おるやろうな いっぱい。

(村上)こっそり1人でね。
(安田)そう!

少しさかのぼって 1992年。

結婚前の女性が
婚約者に向けて歌った

ちょっと怖いラブソング。

では そんな歌詞に注目。

(安田)「すごい歌詞!」

(横山)「ええー! すげえな!」

「毒入りスープでいこう」って
えぐいな。

だが 丸谷は

ただ怖いだけの歌詞ではないと

分析。

当時 その…
自分も 10歳とかそこらで

やっぱ 「毒入りスープ」の威力が
半端なくて。

でも 改めて見てみると
「毒入りスープ」も

「一緒にいこう」なんですよね。

あなただけ いかせよう
ではなくてね。

一緒に…。

(丸山)殺される側? 彼氏の側?
(村上)一方通行じゃないから。

一緒に いってくれるなら
なんか すごい

それは
愛ですよね。

「一緒にいこう」の方が
なんか

「マジか! こいつ」って
なるけどな。

確かに 捉え方 いろいろあって。

要は 相手の男性が

「嘘をつくとき
右の眉が上がる」

という癖があるみたいで。
だから

浮気なんて お見通しよという事を
言ってるんですよ 前半で。

後半で「もし私が先立てば
オレも死ぬと云ってね」。

「私はその言葉を胸に
天国へ旅立つわ」。

「あなたの右の眉
看とどけたあとで」。

(村上)嘘つきよった! 言うて。
(堀田)そういう事?

(丸谷)一瞬 僕も

怖っ! ざわざわ! って
きたんですけど

でも
そうじゃないかもしれないと。

要は 死にそうって時に

「俺も死ぬから 大丈夫だよ」って
優しい言葉を掛けてほしい。

でも あなたは
私が死んでも 生きていてねと。

右の眉 見て
「俺も死ぬ」って言葉が

嘘って事を
見届けてから

安心していくわ
っていう風に捉えると…。

(丸谷)大人になって読むと
やっぱ…

やっぱ 女性って素晴らしいな
っていう風に思って

僕は 締めたんですけど。
(高橋)これは… でも いい。

(村上)茜ちゃんは?
女性としては どう読む?

(堀田)でも 「毒入りスープで
一緒にいこう」っていう

メンタルの人は やっぱり
後半 嘘ついてたっていう方が

なんとなく 女性としては…。
(横山)そうやんな!

男性と女性で
捉え方も違うのかなっていう…。

だから 美化しすぎなんやな?
ちょっと 丸谷さんが。

美しく
女性をイメージ作りしすぎると

こういう捉え方も できるけれども
現実は…。

(堀田)現実は
偏った考えの方が…。

(村上)最後 こっち苦しいのに
右の眉毛 動いた…

なんや お前
嘘ついてるやないかい! って…。

(堀田)そうそう…。
(丸山)切ないな。

でも 本当 捉え方
それぞれですよね 人によって。

ちょっと これ

(村上)いいんですよ 別に。
考察やから これ。

そうですよね。 でも 諸説 本当は
あると思うんですけどね。

でも まあ あの考えは
やっぱ 女性目線の

あそこまでメッセージ性が強い曲
っていうのは

まあ ワンヒットワンダーの中の
系譜でいうと

その後の
女性シンガー・ソングライターには

まあ なかなかの影響力は
残してますか。

さっきのね
西野カナさんなんかも

これを まあ 少なくとも
スタッフは意識したでしょうね。

(村上)なるほど!

あいみょんさんの
「死ね。」っていう曲とかも

ドキッとするリアルさとかは…
曲調も全然違いますけど

なんか 同じ系譜なのかも
しれないなと思って…。

(村上)さあ そして 今回
アンケートをいただきましたら

もう1曲 ちょっと
毛色は違うんですけども

かぶった曲がありまして。
丸谷さんとKan Sanoさんが

挙げてくださいました曲がこちら。

へえー!
(丸山)50組も?

(村上)こういった皆様が。

(高橋)この人たちが その1曲を
みんな カバーしてるの?

(村上)そうです。
(丸山)さかいゆうさんも

やってるやん。
(高橋)誰や? なんの曲?

90年代のクラブシーンから
出てきた有名な方ですね。

誰やろ?

今見ても その…。

すごい もう…
なんなら 新しいし。

そうなんや。
(丸谷)30年かけて こう いろんな

それこそ 50組以上の方に
カバーされて

評価が こう
上がっていくというか…。

(丸谷)っていう意味では
すごい…。

2人そろって 音楽史に残る名曲と
絶賛する

その曲が こちら。

(古田)「ああー」
(堀田)「うわ 大好きだわ」

ORIGINAL LOVE
といえば

他にも 『プライマル』など
数々のヒット曲もあるが

中でも 2人が
音楽史に残る名曲だというのが

この『接吻』。

しかも 偶然にも
2人そろって注目したのが

サビ頭のコード進行。

改めて聴いてみると…。

一体 どうすごいのか?
スタジオで!

(横山)「格好ええ」
(大倉)「格好いい」

4 3 6っていう
進行なんですけど

その4から3に下がった
その2つ目のコードが

まあ 結構 印象的なコードで。

ちょっと
オシャレな雰囲気もあるし

ちょっと シティ・ポップっぽい
要素も なんか 醸し出していて。

最近 また こう シティ・ポップ
はやってきてますけど

なんか そういう流れとも
リンクするというか。

その…。

(村上)へえー!
(Kan Sano)ちょっと じゃあ

弾いてみて いいですかね。
(村上)聴かせていただいても…。

♬~(シンセサイザー)

この…。

♬~(シンセサイザー)

こういう進行なんですけど。

例えば…。

♬~(シンセサイザー)

…っていう。
同じコードなんですよね。

ヒゲダンとか サカナクションとか
もう いろんな人が使ってる。

その部分が こちら。

特に これ コードの2つ目が

ざっくり 3度メジャーって…
コードなんですけど

その3度メジャーの構成音の中の

とてもおいしい音が
あるんですよね コードの中に。

そこが ちゃんと
「長く甘い」の「い」で…。

♬~(シンセサイザー)

(丸谷)「い」の… 「い」が…。

これが もう 本当… 本当 甘くて。

ここが 肝… この曲の特徴に
なってるんじゃないかなと思って。

「長く甘い」で
その「い」が伸びてるのが

本当に こう
長くなってるというか。

はあ…!
甘い所が 長くも聴こえるし。

曲調の苦味と
この甘さと相まって

素敵な曲になってると思ってます。

(高橋)へえー!
(丸山)隠し味や。

では コードに注目して もう一度。

本当 今は もう
一般的になってしまった

コード進行というか …なので。

まあ どう使うかは 本当に こう
その人次第…。

(丸谷)そういう意味で 影響性が
素晴らしく すごく大きな…。

ドカンという一発の強さではない
違う意味の影響力。

そして 多くの
アーティストによって

歌い継がれている。

今日 取り上げられた曲というか
それ 歌ってる方々っていうのは

一生使える音の名刺を
持ってる人たちだと

思うんですよね。
(丸山)音の名刺。

そんな人たちが
みんなで構成してるのが

日本ポップス工場っていう感じが
するんですよね。

だから やっぱり こう

(松尾)なんか そういう思いが…
強くなりましたね。

『WON’T BE LONG』で
打ち上げで …歌ってたなとか。

さあ 茂雄君は いかがでした?
(高橋)ホンマ だから なんか

自分の思い出が いろいろ
よみがえってくるんですね。

あの時 あれやってたなとか。

『WON’T BE LONG』で
打ち上げで

メッセンジャーのあいはらさん
歌ってたなとか。

(一同 笑い)

(丸山)めっちゃ思い出がある!

1年で こんなに
変われるもんなのかっていう。

次週 関ジャニ∞の
レコーディングに密着。

知られざる270日の記録。

前の5人じゃ歌えない
楽曲なんじゃないかなと。

「…いたい」 ああ! ムズい!

ああ…!
(大倉)「く…」 うわっ 下手くそ!

本当 ぶっちゃけると
僕が歌うより

みんなが歌った方がいいって。
グループに迷惑かかるって…。