ポツンと一軒家 【春の2時間SP】300年以上続く雲の上のポツン!感動の秘蔵映像[字]…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ポツンと一軒家 【春の2時間SP】300年以上続く雲の上のポツン!感動の秘蔵映像[字]

衛星写真で発見!“何でこんな所に?”という場所に、ポツンと建つ一軒家を日本全国大捜索!

◇番組内容1
【和歌山県】
「これは過去最長距離じゃないですか?」
と捜索隊が漏らすほど長く険しい道のりを抜け、最寄りの集落からおよそ10キロ離れた“ポツンと一軒家”。暮らしていたのは3世帯の家族だった。捜索隊はその山奥での生活に密着しつつ、仲良し兄弟が遊び場にしているという秘密基地にも案内してもらうことに…!
◇番組内容2
【徳島県】
約300年前に先代が開拓したという代々続く歴史ある“ポツンと一軒家”を発見。その山頂にある家に残されていた8ミリフィルム!家族たちも覚えていないというフィルムを数十年ぶりに映写機で再生すると…そこに残されていた映像とは?家族の歴史と夫婦の感動ヒストリーに出会う!
◇出演者
【司会】所ジョージ
【パネラー】林修
【ゲスト】真矢ミキ、伊藤淳史
◇ナレーション
緒方賢一、小山茉美
◇おしらせ
☆お知り合いの『ポツンと一軒家』を教えてください!

☆番組HP
 https://www.asahi.co.jp/potsunto/
☆Twitter
 https://twitter.com/potsun_abctv

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – その他

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 捜索隊
  2. ポツン
  3. 鳶ヶ巣
  4. 一軒家
  5. 後口
  6. 本当
  7. 年前
  8. 柚子
  9. 幸宏
  10. タケノコ
  11. チャンペン
  12. 建物
  13. 後口家
  14. 志美子
  15. 真友子
  16. 鳶ヶ巣家
  17. 衛星写真
  18. 屋根
  19. 山頂
  20. 集落

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



ねえ クイズ もっと勉強しよう!?
どういう事やねん。

<衛星写真を拡大すると

見えてくる>

<人里離れた

<いったい

<こんな所に
暮らしているのだろうか?>

(捜索隊)おおー
(捜索隊)結構 狭い

これ 怖いですよ

そこ? 秘密基地

すごい道 行くね
ごめんなさい

<危険な山道を上り
たどり着いたのは

大自然に育まれた…>

<はたまた…>

スタート

(真友子)わあー すごーい

<果たして 家族が流した…>

<今夜も

(スタジオ内 拍手)

本日は
2時間スペシャルでございます

久しぶりですね スペシャル
だから ゆっくり見れますよ

いつも以上にね
どうですか?

ポツンと一軒家の暮らし向き
個人的には 非常に苦手です

虫が苦手なんですよ
ええー?

だから 無理だなって
思ってたんですが

子どものことを
考えるとっていうのは

やっぱ だいぶ ちょっと
意識は変わりますよね

それはね 林先生も言ってました
そこは 本当に羨ましいんですよね

子どもが はだしでね
土の上 走ったりとかね

まだ子どもが勝ててないですね
虫が苦手な親が勝っちゃって

勝っちゃってる? 今日 見ると
変わるかもしんないしね

そうですね
真矢さん どうですか?

私 本当 あぜ道を通らないと
家に帰れなくって…

そうなんです だから いまだに

ウシガエルの声とかが
すごい なんか…

ウォーウォーっていうのが
ああいうBGMがあったほうが

寝れるなとか思うときも
あるぐらい

ってことは もう じゃあ
ポツンと一軒家というか

そういう所に暮らすっていうのは
全然ウェルカムですね?

できることなら
やってみたいと思って

番組 時折
見せていただいてますけど

それでは 最初のポツンと一軒家は
こちらです

近畿の和歌山ですか
太平洋に近い山の中で

おおー これ もう 本当に…

囲まれてるよ これ
(真矢)なんですか? あの周りは

家は ここですね 縦に並んでて

これ 多分 畑のような…
(真矢)畑?

どうやら これが道のような…

結構 今日は
埋もれ度が高いですね

みかん畑… 和歌山でしょ?
ああー なるほど

果樹園をやって
果樹園とか…

ってことは
じゃあ 昔からいるご夫婦とか

でも 屋根は ちょっと
新しいのかな?

これ 周りが結構
ちゃんと四角いじゃないですか

なんか 基地とかだったら
楽しいですよね

下の… ちょっと なんか
はげ山みたいな所で

訓練してる感じもするよね
訓練して

僕は ここは みかん系統でも
場所を考えると金柑かなと

ただ 一番 言いたいのは
こんだけ埋もれてると

大体 人 住んでないんですけどね

あれ?
いやいや いやいや…

<衛星写真で見つけた

和歌山県のポツンと一軒家を
目指し

最寄りの集落から捜索開始>

うわー すごい

海 あそこ?
下から攻めるんですね

ああー いいですね
瓦の屋根が いっぱいあって

何?

(捜索隊)すいません

<自分は わからないからと
わざわざ

うわー 地元の方も
こういう感じですか

親切ですよね
大変だ

(捜索隊)ヒシグチ?

(捜索隊)ああー

(捜索隊)
はい ありがとうございます

(捜索隊)すいません

<イノシシ猟で山に入っている
猟師さんなら わかるだろうと

すぐに知り合いの猟師さんに
電話をかけてくれた>

シシウチっていうんですね
ねえ

初めて聞いた

(捜索隊)あっ そうなんですか?

(捜索隊)あっ 本当ですか
すいません

<そして 待つこと

<1台の

早い 早い
すぐ来てくれる

(捜索隊)すいません ちょっと
衛星写真 見ていただいて

すいません

えっ?
えっ?

(捜索隊)小屋?

ほら
住んでないパターンなんですか これ

(捜索隊)納屋?

(捜索隊)あっ そうなんですか?

じゃあ もう間違いない

<残念 目指すポツンと一軒家は

人が住む家ではなく

農作業用の道具を置いている

納屋だというではないか>

<大工が本職のお父さんが
つい先日

屋根のトタンを葺き替えに
行ったばかりだというから

間違いない>

屋根は 新しいっていうのは
当たってましたね

あっ そうですね

(男性)ポツンと ほんまに
(捜索隊)ちょっと待ってください

えっ? えっ?

おっ ありがたい
展開が 先生の言うとおり

本当に…
本当に そうなりましたね

(捜索隊)あっ そうなんですね

<なんと お父さん

人が住んでいる
正真正銘のポツンと一軒家を

知っているというではないか>

(捜索隊)あっ そんなかかる…
(男性)普通やったら

かかるんちゃう?

<衛星写真で確認してみると

畑の納屋だと判明した
ポツンと一軒家から

さらに10kmも山奥に入った場所に

確かに家があった>

ああー
なんか 道路が しっかりできて…

<その家の周りは
山が大きく切り開かれ

広い敷地の中を
曲がりくねった道が

複雑に入り組んでいるのが見える>

(捜索隊)あっ そうなんですね

<これから 携帯電話の
機種変更に行くというお父さん>

<代わりに案内させると
仲間を呼び出してくれた>

後輩なんだろうね きっと
さすがですね

出てくるしかない感じ

<すると わずか4分後に
軽トラックが到着>

<お父さんの猟師仲間だそうだ>

(男性)そうそうそう

(捜索隊)すいません
ありがとうございます

ははははっ
ははははっ

いいですね この自然な会話

<仲間に 後を託した
大工のお父さん>

<携帯の機種変更に行くと
慌てて去っていった>

約束は守るんだね
予約時間に間に合わないと

<片や 有無を言わさず
案内を託されたお父さん>

<なんだか申し訳ないが…>

(捜索隊)ちなみに

<最近まで電話の設備工事を
していたというお父さん>

<もう 何十年も前に一度だけ

そのポツンと一軒家に
泊まり込みで

仕事に行ったことがあるそうだ>

<今は もう80歳を

超えているであろう

ウシログチ マサオさんが

住んでいるはずだという>

(捜索隊)ありがとうございます
失礼します

すごいよね 後輩の都合なんか
聞かないんだからね

お前 行ってこいよ…

(捜索隊)言ってましたもんね

(捜索隊)言ってましたもんね

<そろそろ
集落を抜けようかというとき

先導してくれている軽トラが
なぜか 急に止まった>

(捜索隊)あっ そうなんですね

(捜索隊)ああー そうですか

そりゃそうだよね
急にいなくなっちゃったんじゃね

今?

(捜索隊)ああー そうなんですね
もう 山奥

まさか ポツンと一軒家を
案内してるとは思わない 娘ね

絶対 思わない
これ 見て

これなんだって

<ポツンと一軒家まで 直線距離で

あと5kmほどの
地点だが

ここから先の山の中は

携帯電話の電波が

届かないのだそうだ>

<誠に申し訳ないが

ここからは お父さんだけが頼り>

<携帯電話の電波も届かない

深い深い山の奥にあるはずの
ポツンと一軒家

ウシログチさんの家を目指す>

ジオラマだよね

すごいですね 本当に
すごいですね これ

(捜索隊)うねった道ですよね
(捜索隊)本当ですね

(捜索隊)はははっ

<最寄りの集落を出てから
すでに40分>

うわー これ 40分って すごいな

電気は なんか ちゃんと…
行ってんだよね

この国は どこまでも電気とかね
行ってんだわ

すごいですね

<気が付けば かなり高い所まで

上ってきていた>

<と

(捜索隊)おおー

<ついに
地元の人に教えてもらった

和歌山県の

<人跡未踏の地を思わせる
雄大な山の連なり>

<その頂に近い急斜面が
大きく切り開かれ

何やら栽培しているような
広大な敷地の真ん中に

数棟の建物が
固まって建っていた>

後ろが なんか もう
かんきつ系の畑ですね あれね

みかんですかね 金柑ですかね

(捜索隊)40年ぶり?

(捜索隊)あっ そうなんですね

(捜索隊)ああ…

(捜索隊)よろしいですか?

(捜索隊)ミノルさん

<6年前に亡くなった
父親の跡を継ぎ

ポツンと一軒家の
あるじに

なっていたのは
息子の

(捜索隊)すいません

(捜索隊)
というですね テレビ番組で…

(捜索隊)8歳ですか? その当時

そりゃそうだよね
お昼があるからね

電話してるから

<お昼ご飯を
食べようとしていたところを

呼び出され 40分以上かけて
山の上まで案内してくれた

とても親切なお父さんとは
ここで お別れ>

これで あの先輩に
何も言われなくて済むからね

そうですね

10km?

(捜索隊)あっ そうなんですね

(捜索隊)なったんですか?

そうやね 3年やね
(捜索隊)平成3年

(捜索隊)ああー そうなんですね

(捜索隊)ははははっ

(捜索隊)ええー?

(捜索隊)ああー そうなんですね

<実さんの祖父 明さんが

終戦直後の昭和21年

北海道から やって来て

国から払い下げられた
この土地を買い

開拓したのではないかという
お母さん>

<昔 住んでいた家は
とても屋根が低く

家の中も かがんで
歩かないといけないほど

天井も低かったそうで…>

<実さんが高校生のときに

今の家に建て替えたのだという>

(捜索隊)えっ?

(捜索隊)あっ そうなんですね

<実さんのおじいさんが
この山に入植した際

お母さんの
ナツ子さんの実家を含む

5世帯が同時に入植し

元々 この辺り一帯が
小さな集落だったのだという>

<そのとき 後口家の隣に
住んでいたのが

母 ナツ子さん一家だった>

<6年前に亡くなった
父 正夫さんとは

その頃からの幼馴染み>

<ナツ子さんが
24歳のときに

後口家に嫁入り>

<3人の子宝に恵まれ

その長男が実さんだ>

ええー?
どうやって行くの?

(捜索隊)タクシー?

すごいな
贅沢

(捜索隊)タクシーで
小学校からですか?

(後口)はい そうです

(捜索隊)そんなことあるんですね
はい

へえー

(捜索隊)でも

うわー
山 いくつか越えた

(捜索隊)行って?

(後口)多分かかったと…

あらあら

(捜索隊)行き40分 帰り2時間?
(後口)はい

(捜索隊)ええー?

(捜索隊)
今は じゃあ 三世代のご家族で

暮らしてるってことですか?
(ナツ子)まあ 三代なるよね

(捜索隊)
三代ってことですよね ええー?

後口幸宏です
(捜索隊)幸宏さん

後口歩久登です
(捜索隊)おいくつですか? お二人

(捜索隊)15歳?

(捜索隊)11歳

(捜索隊)ああ そうなんですね

(捜索隊)ははははっ

(捜索隊)ははははっ

確かに

<と そこへ

(捜索隊)あっ そうなんですね

後口チャンペンっていいます
ははははっ

<麓の町から およそ10km

車で40分以上かかる山の上に建つ

和歌山県のポツンと一軒家
後口家>

<奥さんのチャンペンさんは

タイから このポツンと一軒家に
嫁いできた>

(捜索隊)そうなんですか
はい

16年か 結婚して ここ 暮らします

(捜索隊)へえー

(捜索隊)ははははっ
雪が無かったんですね

(捜索隊)和歌山県に
来たってことですよね?

(捜索隊)ミシンの会社 はい

(捜索隊)ああー あっ あっ…

居酒屋で
知り合われたってことですか?

アルバイトしてたんですよ

かわいい
すてき

<タイ 最北の地

チェンライの郊外で
米農家の長女として

生まれ育った
チャンペンさん>

<子どものころ
タイで放送されていた

日本のドラマで観た
雪景色に憧れ

24歳のとき
和歌山県のミシン会社の

作業員募集の広告を見つけて
来日>

勇気ありますね

うん

<会社が休みの日に

手伝っていた居酒屋で

お客さんとして通っていた

実さんと知り合い

同い年ということもあって

意気投合>

<しかし 就労ビザが切れたため

27歳でタイに帰り

果物屋を開いた>

<帰国後 日本にいる実さんから

国際電話で

何度もアプローチを受けた末

結婚を決意>

<16年前 31歳のときに

チェンライから4000km離れた

和歌山県の山の上に建つ
ポツンと一軒家

後口家に嫁いできたのだ>

すてき うん

<そんなチャンペンさんが

(捜索隊)ああー

(捜索隊)ああー そうなんですね

(捜索隊)柚子?
(後口)はい

柚子か

(捜索隊)あっ みかんやってた?
その前が みかん

<実さんのおじいさんが

入植した当初は

林業と炭焼きを

なりわいとしていた後口家>

<昭和26年 まだ車道が
通っていなかった この土地で

みかん栽培を始めるのなら

麓までの道を通すという
役所の要請に応じ

山をくわで開墾して畑を造り

みかん農家になったのだという>

(捜索隊)ああー

<みかんの木を
柚子の木に植え替えたのは

昭和60年頃>

<今は 長男の実さんと
チャンペンさん夫婦が

父の跡を継いで
柚子農家を続けている>

<その畑は およそ6ha>

<東京ドーム1個分以上の
広さがあり

1200本もの柚子の木を
2人で世話している>

いやー これ 傾斜もあって
大変だと思うな

(捜索隊)あっ

(後口)大体 はい

(捜索隊)ああー

(捜索隊)18年!?
はい

そうだよね
柚子のバカ野郎 18年って…

…って言いますもんね
へえー そんな言葉あるんですか?

桃 くり 3年 柿 8年のあとに

柚子のバカ野郎 18年って
初めて聞いた

(捜索隊)これで4年目?

(捜索隊)
気が遠くなるような状況ですね

(後口)って言って

(後口)ここに切れ目を入れまして

接ぎ木に使う枝を
ここに縛りつける

(捜索隊)
くっつくってことですか?

(後口)くっつくんです
(捜索隊)ああー その

(捜索隊)ああー

(捜索隊)そうなんですか

好きな人は…
(後口)濃いのは 濃いです

(捜索隊)濃いんですね

(捜索隊)甘いってことですか?
はい

そういう違いがあるんだ

<実がなるまでに18年>

<大事に育て上げた
実生の柚子の木>

<11月の収穫に向け 今の時期に
やらなければならない

大切な作業があるという>

(捜索隊)すごい
サッサ上がっていきますね

わあー 木登り 楽しそう
はははっ

うわー これ 子どものときしか…
遊んでるんじゃないんですよ

楽しそうって
ねえ これ でも やったら

なかなか大人になると
きついんです

<軽快に木に登ると

せんていバサミで枝を切る
チャンペンさん>

(捜索隊)あっ なるほど

<そう言って さらに上まで登り

枯れた枝をノコギリで切り落とす>

働きもんだね
すごいですね

これを1200本
うわー

トゲも すごいからね

(捜索隊)落とさなきゃ
いけないんですか? これ

(チャンペン)うん

(捜索隊)ああー

(捜索隊)ああー

(捜索隊)ああー

(捜索隊)そうなんですね

(捜索隊)ははははっ

(捜索隊)ははははっ

<しかし 危ないのは
高さだけではない>

棘だよ 棘

(捜索隊)結構 棘があるんですね

(捜索隊)ああー

いや 当たるって
ははっ

<鋭い棘に気をつけながら
剪定できるのは

2人で1日10本ほど>

<柚子の木は 全部で1200本>

<気が遠くなる作業が続く>

<それでも せんてい作業は
時間をかけてできるが

収穫となると そんな余裕はない>

<11月 1200本分の柚子が
一斉に旬を迎えるので

一気に収穫しなければならない>

<そのため 収穫作業だけは

親戚や地元の知り合いに頼んで
手伝ってもらっているそうだ>

<ただ 収穫した柚子は
そのまま出荷するわけではない>

<一旦 敷地内の
この建物に集めるというのだが

ここは?>

<高い

<広い敷地内に建てられた
この建物は…>

(捜索隊)ここが柚子を搾ってる
小屋なんですか

搾る小屋
搾って出すんだ

(捜索隊)そういうことなんですか
(後口)はい

(捜索隊)ああ そうなんですね

(捜索隊)あっ そうなんですね
(後口)はい

(捜索隊)これ 百年もたつ
機械なんですか?

(捜索隊)おおー

<おじいさんが
みかん農家を始めたときに

中古で買ったという
百年ものの洗浄機が今も現役>

(捜索隊)ああー この

(後口)そうですね

(捜索隊)拭いてくんですね

(捜索隊)ああー

うわー 木ですよ

(捜索隊)これが
柚子搾り機ってことですか?

そうです
(捜索隊)へえー

(後口)はい
(捜索隊)ああー なるほど

(捜索隊)はあー

<きれいに洗浄した柚子を
先が細くなった

2メートルほどの長さの
ローラーに通して

徐々に押し潰しながら
果汁を絞り出し

それを下に置いた容器に
集める仕組みになっているのだ>

(捜索隊)3トンも
出荷したんですか?

出荷… はい

じゃあ 8時から1時半まで
ここで作業して

っていうのを1ヵ月ぐらい
続くってことですか?

そうですね まあ

<そんな大変な思いをして搾った
柚子の果汁は

家の前の倉庫に保管されている>

おおー 見たい

こんな感じですね
(捜索隊)これが柚子果汁ですか?

(捜索隊)そういうことですか?
(後口)まあ

(捜索隊)へえー

(捜索隊)50個?
はい

(捜索隊)へえー

(捜索隊)ポン酢?
はい

<実生の柚子果汁と

自家製のゆずポン酢を

インターネットや道の駅などで

販売しているそうだ>

(後口)ああー そうですね
やっぱり

ちょっと

匂いが

そのままいく?
指につけていかない?

そらそうだよ
でしょうね

酸っぱいよ
でしょうね

普通 指につけて
なめるぐらいだよ

ねえ ちょっと…
何 飲んでんだよ

(後口)はい

(捜索隊)そのあと

飲んだからだよ
ははははっ

(捜索隊)ああー あっ
美味しいかもしんないですね

お魚に美味しいだろうね
いやー 食べたい

<自家製の手作り柚子ポン酢も
味見させてもらった>

いや だから…
だから 学んで

ポン酢…
(チャンペン)ありがとう

(後口)ありがとうございます

(後口)あっ はい

ああー そうですか
これは うまいな

(後口)はい どうも

<一年中 柚子畑の世話と
収穫に追われる後口家>

<30年前に建て替えた

親子三世代 5人で暮らすお宅にも
お邪魔させてもらった>

<和歌山県の山の上に建つ
ポツンと一軒家 後口家>

<親子三世代 5人で暮らす
築30年の家の中は…>

(捜索隊)ここが…
ご飯 食べるとこ

(捜索隊)ああー
まあ キッチン

(捜索隊)
ダイニングキッチンですか

(捜索隊)ほぼ ここにいるんですね
(後口)ですね

<この日のお昼は おばあちゃんが
朝 山で掘ってきた

筍の炒め物>

うわー おいしそう
ええー いい

ごちそうだ

<タケノコのほかにも春や秋には
山菜がたくさん採れて

食材には こと欠かない>

<おでんの具の
じゃがいもと大根も

おばあちゃんが畑で作った自家製>

<毎日 親子三世代 5人で
仲よく食卓を囲む>

よく食べるだろうな あの2人

<お昼ご飯が済むと どこかに
電話をかけるチャンペンさん>

<母国のタイ語で
話しているようだが

電話の相手は?>

(捜索隊)あっ 従姉妹
うん

(捜索隊)あっ そうなんですね
送ってくれるんですね

<捜索隊が
チャンペンさんの

タイの実家が
どんな所なのか

聞いていたため

わざわざ従姉妹に写真を

送ってもらうよう

頼んでくれたのだ>

(捜索隊)ええー?

(捜索隊)あっ なるほど
はい

(捜索隊)あっ おばあちゃんが…
そうそう

(捜索隊)ええー!

(捜索隊)あばあちゃんが
プレゼントで

別荘を建ててくれたんですか?

孫が かわいいんだね
別荘 出来たから来いよって

(捜索隊)へえー

(捜索隊)
めちゃくちゃ…

ははははっ

おっ 見たい

(幸宏)これが

(捜索隊)はあー
これ 完全に ご実家?

(幸宏)そうです

(捜索隊)あっ 今の
おばあちゃんですか?

(チャンペン)はい
(捜索隊)へえー

あっ 立派だ
立派

超立派
ええー?

(チャンペン)ははははっ

<こちらが タイに住む
おばあちゃんが

自宅の敷地に建てたという
孫専用の別荘>

<床は 陶器のタイル張り>

いや 豪邸
ねえ

豪邸ですね
すごい豪邸ですよ

<2階建ての建物の1階に

リビングとキッチンがあり

2階に広いバスルームと
寝室がある>

<幸宏君と歩久登君

兄弟それぞれに
個室を用意>

<部屋の窓からは

のどかな村の景色が一望>

<準備万端
かわいい孫たちが

来る日を待っている>

景色は実家と あんまり
変わらないですね

変わんないね
そうですね

<でも せっかく おばあちゃんが
別荘を建ててくれたのに

コロナの影響で

なかなか タイまで
遊びに行くことはできない>

(捜索隊)へえー

(捜索隊)へえー

で…
(捜索隊)で…

(捜索隊)ああー

(捜索隊)あっ なるほど

(捜索隊)へえー

<麓の集落とは
10kmも離れている山の上だが

Wi-Fiがあるので
不便は感じないという兄弟>

<とはいえ

<いつも

(捜索隊)はあー

(捜索隊)ははははっ

あっ いい 秘密基地

都会だと
基地 造れないですからね

なんか建てたのかな? 自分らで

<外で遊ぶのが
あまり好きではない

弟の歩久登くんを連れ出すために

幸宏くんが以前 造ったという
秘密基地に案内してくれた>

<去年の夏以来
久しぶりに行くという

その場所は…>

もうちょっと近くでも
造れそうなもんですが…

いやいやいや 離れてないと
秘密感が出ないから

(捜索隊)ほうほう ほうほう
(幸宏)ここ 最後です

(捜索隊)ここ 最後?
(幸宏)はい

(幸宏)道は… そうですね

(捜索隊)どうやって行くのかな?
ははははっ

<和歌山県の山の上に建つ
ポツンと一軒家で生まれ育った

後口家の兄弟が森の中に
以前 造ったという秘密基地に

案内してくれた>

わあ これ カメラマンさん
大変だな

でも 基地感 出てきましたね
出てきましたね

(捜索隊)ええー?

カワムツっていう黒い魚なんです
カワムツっていう

(捜索隊)ねえ

<兄弟以外は
誰も足を踏み入れることのない

山の谷間を流れる
澄み切った清流>

ああー いいね
すごい

<手付かずの豊かな自然>

<ここも全て 後口家の敷地の中>

<高い杉の木から木漏れ日がさす
静寂の森が

ひんやりとした風と

心地よい せせらぎに
包まれている>

(捜索隊)ここ?
(幸宏)ここですね

秘密基地っていうか…
(捜索隊)秘密基地?

<穏やかに流れる川のすぐそばに

幸宏君が
5年ほど前に造ったという

秘密基地の跡が残っていた>

<丸太やカゴが散乱し
すっかり荒れ果てているが

その脇に 何やら人工的に組んだ
石垣のようなものが>

(幸宏)なんか あったんかな?
(捜索隊)なんか あったっぽい…

(幸宏)跡地みたいな感じで…

(捜索隊)ええー?

(幸宏)ああー ちょっと なんか

すごい 本当の秘密じゃん

<後口家の仲良し兄弟を
おおらかに育んできた

山の上の大自然>

<だが もうすぐ2人は
離ればなれになる>

<この春 高校生になる幸宏くんは
大好きな山を下りるのだ>

そうか 高校入るんだ
ああー 寂しい

(捜索隊)あっ 寮

はははっ

ははははっ

<生まれてから15年 過ごした

山の上のポツンと一軒家を巣立ち

家族と離れて
新生活を始める幸宏君>

<不安ばかりとはいうが
この大自然と家族の絆を誇りに

高校生活を頑張るのみ>

<たくましくなって帰ってくる
その日を

家族は
今から 楽しみに待っている>

はあー 幸せ家族に
たどり着きましたね これ

初めの所が納屋で
あそこは 人がいないよと

情報どおりでしたね
やっぱ あの埋もれ具合は

人 いないんですよ
すると どうでしょう

こんな すてきな家族に
巡り会えるという

本当 スタッフもついてますね
お母さんが頑張って 働き者だよね

うん あの働き できますかって…
それ 見てるから

息子が なんと素直なことでしょう
(伊藤)いや 本当に

こういう都会から
こういう所に行くと

なんか そういう大切なものとかを
気付けるんじゃないかみたいな

イメージが勝手にあるんですけど
まさに それ 絆とか

兄弟だけで 川のいい所で
魚を焼いて食べたりとか

最高ですよね
でも 伊藤さん

虫 いっぱい いますよ きっと
(真矢)本当ですよ

いや 今 映像では
ほとんど虫 見えなかったですよ

いやいや…
そんなに甘くはないです

いやいや アップにしたら
虫だらけだって

いやいや いやいや
今の あの映像からしたら

もう 全然ありでした
かんきつ系を好む ガの幼虫とか

いっぱい いるからね
ガの幼虫か…

アゲハなんか大好きだからね
かんきつ系は

いやー 都心で
ひとつ お願いします

さあ 今日は スペシャルですから
もう1軒ありますよ

やったー
まいりましょうか

続いてのポツンと一軒家
こちらです

今度は 四国 徳島
隣だな

吉野川に近い山の上で

これも大きく切り拓かれてまして

建物 いくつですか?
これは はっきり見えますね

これもですか?
そうですね

これもですね

お遍路さんとか
あるじゃないですか

うんうん うんうん… ここ経由で
そういう神社とか お寺に

行けるっていう…
なのか 修行僧の方たちが

自給自足の生活…
道場ね

みたいな
ああー なるほど なるほど

これこそ 陶芸じゃないですか?
窯を造ってる…

石から割って
磁器 作ってんのかな?

確かにね これ見ると
土を採取したみたいに

見えますよね
で これじゃないって思ったものを

ぶつけて
えっ?

この出来じゃない
ここのご主人が…

そう
こんなんじゃない! と

<衛星写真で見つけた

徳島県のポツンと一軒家を目指し

最寄りの集落から捜索開始>

いや 凄いね
路肩が半端ない

これ 集落から一軒家に
向かう道ですよね? 本来

そうですね

(捜索隊)ねえ すごいですね

(捜索隊)ねえ ありますね

(捜索隊)この辺 集落ですかね?

急に
そこも もう

ポツンと一軒家じゃないの?
そうですね

(捜索隊)どなたかね
いらっしゃるといいんですけど

(捜索隊)そうですよね これ

(捜索隊)いらっしゃいますね
(捜索隊)行ってみましょうか

(捜索隊)あのですね…

(捜索隊)すいません

(捜索隊)ちょっとですね

はい はい

(女性)いいですか?
(捜索隊)はい はい

(捜索隊)ちょっと離れて…

(捜索隊)藪の中に?

(捜索隊)ははははっ すいません

(捜索隊)そうなんですね

(捜索隊)本当ですか?

(捜索隊)ああ そうですか

<籔の中に1軒
家があったような気がするが

はっきり覚えていないという
お母さん>

<イチハラさんなら
わかるかもしれないと

ご近所さんを紹介してくれた>

(捜索隊)
ああー はいはい はいはい

(捜索隊)わかりました

(捜索隊)すいません
ありがとうございました

(捜索隊)すいません
ありがとうございました

(捜索隊)ちょっと じゃあ
行ってみましょう

<お母さんに教えてもらったとおり

急な上り坂を
さらに上へ 上っていくと…>

(捜索隊)ありますね はい

あっ 出た 市原さんのエリアだ

(捜索隊)書いてますね

いや これ… というか これ
全部 一軒家ですね

そう
ポツン ポツンと

(捜索隊)あのですね 僕ら

(捜索隊)ははははっ
でですね ちょっと

ああー

トビガスさん?
どういう字なのよ トビガス

(捜索隊)ト トビ…
トビガス

(捜索隊)トビガスさん?
うん

<さっきのお母さんが
言ったとおり

衛星写真を見た途端

すぐにポツンと一軒家が
わかった市原さん>

<そこは
トビガスさんの家だというが

随分 珍しい名前だ>

えっ 空き家?

(捜索隊)大きいおうちで

(捜索隊)本当ですか?
なるほど なるほど

さすがです

<目指すポツンと一軒家は

<だが 今も その家に
住んでいるかどうかは

定かではないという>

(捜索隊)でも すごい立地に
お宅があるんですね

(捜索隊)そうですか

何? この眺め
うわー

(捜索隊)ええー

(捜索隊)あっ 中洲の…
はあはあ はあはあ

<山頂に近い斜面に広がる段々畑で
柿の木を育てている

柿農家の市原さん>

<そこから望む景色は まさに絶景>

<徳島県の一級河川
吉野川沿いの町並みが

一望できる>

絶景だ
じゃあ もう 市原さんとこで

いいじゃないですか
ポツンと…

十分です

<吉野川の河口から
30km付近に広がる

この大きな中州は

善入寺島と呼ばれる
日本最大の川中島>

<面積およそ500ha>

<東京ドーム100個分もの
広さを誇る この中州には

<今は 国が管理する
優良農地として利用されており

区画整理された畑が

パッチワーク模様の景観を
織り成している>

<中州に点在する ひまわり畑は
合わせて15ヘクタールにも及び

夏の見ごろには

徳島県の人気観光スポットの
一つとなっているのだという>

映画に出てきそう
ねえ

山の方にね

(捜索隊)はあはあ はあはあ

(捜索隊)はあー はあはあ

(捜索隊)ありがとうございました
市原さん

すいません 失礼いたします

ありがとうございます

(捜索隊)ねえ

(捜索隊)はははっ

(捜索隊)はははっ
そういうことですもんね

お隣が4km先だとすりゃ
ポツンと一軒家だよね ここね

<市原さんの家を出て

一本道を
ひたすら走り続けること20分>

(捜索隊)あっ そうか

(捜索隊)ああ~

(捜索隊)おっしゃってましたね

ええー
綺麗

なんか 快適なドライブですね
本当ですね

(捜索隊)ねえ

<満開の桜で春色に染められた
ワインディングロードが

捜索隊を導くように山頂へ続く>

<思いがけず遭遇した
美しい光景に心弾ませ

よき出会いを期待しつつ
ポツンと一軒家を目指す>

ええー ずっと?
うわ すごーい

えっ?

<すると

(捜索隊)道?
(捜索隊)ほら ほら

(捜索隊)これじゃないですか?

(捜索隊)そうですね 多分ね

(捜索隊)桜美峠っていう
石碑がありますね

桜が美しいから…

ああー
綺麗な名前

(捜索隊)綺麗でした

(捜索隊)あっ 「私道デス」

いや 怖いわ~

(捜索隊)はははっ

(捜索隊)そうですね

<私道の看板が掲げられた
狭くて荒れた山道>

<700m先が
行き止まりと書かれていたが

そこにトビガスさんの家が
あるのだろうか?>

本当に どんな字か気になりますね
うん

飛ぶに…
煉瓦の「瓦」に…

「す」は この「須」かな?
那須高原の「須」ですかね?

(捜索隊)直後?

(捜索隊)しますよね

(捜索隊)ほら ほら

(捜索隊)うわー

(捜索隊)ああー
立派な赤い屋根が ありますね

<ついに 衛星写真で見つけた

徳島県の

<そこは 高い山の尾根から
少し下った場所>

<きれいに切り開かれた敷地に
建物が並び

その中に ひときわ目を引く
赤い寄せ棟造りの

大きな屋根の家が建っている>

なんで ここにしたんだろう?

もう お城だよね 位置は

<衛星写真と比べてみても

<ここで間違いない>

ただね 麓に下りちゃってる
可能性もあるって言ってたからね

いる
チェーンソーで なんか切ってる

(捜索隊)音しますね

(捜索隊)ちょっと

<今は もう 人が
住んでいないかもしれないと

聞いてきたが

(捜索隊)突然 すいません
あのですね

はい

鳶っていう漢字なんですけど

ああー そういうことか
なるほどね

これは 当たらない
書き取りで出したい

鳶ヶ巣ね
これ ちゃんと

意味が通じますからね
理にかなってる名前だもんね

<突然 訪ねたにも
かかわらず

捜索隊を笑顔で
迎えてくれた この人が

ポツンと一軒家の
あるじ

鳶ヶ巣だけに
この高い所に住んでんのかね?

えっ そこ?

(捜索隊)そうなんですか
地名が

土地の名前が鳶ヶ巣なんだ
なるほど なるほど

(捜索隊)ああー

鳶ヶ巣なんです

名前を…

(捜索隊)そうなんですか
はい

(捜索隊)十二代目?

へえー
へえー ずっと この地に

(捜索隊)そうなんですか
はい

(捜索隊)それは じゃあ

<勉さんで十二代目になる

という鳶ヶ巣家>

<およそ300年前に 四代目の先祖が

山を切り拓いて
暮らし始めたそうだが

なぜ

当時 いくらでも
空いてるとこありましたよね

そうですね

(捜索隊)ちなみに

(捜索隊)竹薮の手入れ

(捜索隊)ああー

(捜索隊)なるほど

<この地域に竹が多いのには
実は 訳があった>

<それには 地中の根や茎が
絡み合って繁殖し

地盤を強くする
竹独特の性質が関係していた>

<昔から よく氾濫し
暴れ川として恐れられた吉野川>

ええー
日本三大暴れ川ですもんね

ええー

<その水害対策として 江戸時代

徳島藩が
川沿いに竹の植え付けを奨励>

<それ以来 徳島県全域に

竹の群生が
広がったといわれている>

<そのため 徳島では
竹を利用した産業が発達し

竹を骨組みにした

<今も 竹細工など

伝統工芸品の材料に使われている>

(捜索隊)また

(捜索隊)やっぱ

(捜索隊)ってことは

(捜索隊)ああー

管理

<県道から鳶ヶ巣家まで続く
車1台分の幅しかない細い道は

全長700mほど>

<それが かつては 荷物を運ぶ牛が

なんとか通れるほどの幅しかない

今よりも もっと細い
山道だったというではないか>

<50年前
県道の開通工事が行われた際

そのついでに
重機で道幅を広げてもらい

ようやく家の前まで

車で行き来できるように
なったそうだ>

<しかし いくら道が広がって
便利になったとはいえ

あくまでも私道>

<道の整備や管理は
全て自分たちの手で

やらなければならない>

いやー 大変だ

(鳶ヶ巣)ははははっ
(捜索隊)そうですか

(捜索隊)和歌山のほうまで?
あっ へえー すごい景色ですね

<捜索中に立ち寄った
市原さんの家から

さらに100mほど高い場所にある
鳶ヶ巣家>

<勉さんが うっそうと茂っていた
竹や木を伐採し

以前は 隠れていた
この大パノラマが

見渡せるようになったそうだ>

絵だね もう
そうですね

ですね

お城を見下ろすんだからな
すごいな

川島城ですか?

(鳶ヶ巣)お城がある

(鳶ヶ巣)ちょっと

(捜索隊)えっ?
あそこまで通ってたんですか?

ははははっ えっ?

(捜索隊)この道ですか?

この道を幼稚園で通ってた?
園児が?

道に見えないんですけど

(捜索隊)これは… すごい

(鳶ヶ巣)獣道なんですよ

<50年前に県道が開通する以前

勉さんが子どものころは

山頂の家から

山を抜ける獣道を歩いて

麓と行き来していた
というから

驚きだ>

近いけど あっちのほうが
行き来したの? ここを

はあー

(捜索隊)40分で行けるんですか?

(捜索隊)ははははっ すごいな

おばあちゃん この坂を?
大変

(捜索隊)おばあちゃんが?
(鳶ヶ巣)うん おばあちゃんが

(捜索隊)おばあちゃんが
送ってくれるのも すごいですね

この道を

(鳶ヶ巣)そうですね 大変
そやから

(捜索隊)すごーい

やっぱり
(捜索隊)そうですか

(捜索隊)ありがとうございます

(捜索隊)ははははっ

ははははっ
いつか来ると思って

<見渡すかぎり 辺り一面が

真っ白な雲海で
覆われることもあるという

雲の上のポツンと一軒家

鳶ヶ巣家>

<4代目が この

<一体 どんな生活を
営んできたのだろうか?>

(捜索隊)ちなみに

(捜索隊)ああー そうなんですか

ああー なるほど
はあー

(捜索隊)あっ ああー この建物?

こちら じゃあ 昔は 蚕を
中で飼ってた建物なんですか?

(捜索隊)ああ そうなんですね

<長年

わざわざ 虫を飼ってたんだよ

いやー 今 震えました ちょっと
震えた?

写真 見ただけで ちょっと…

<勉さんも
よく手伝っていたそうだが

親の代で廃業したそうだ>

(捜索隊)茅葺きなんですね
(捜索隊)あっ 元茅葺きで

(鳶ヶ巣)そうなんです

(捜索隊)あっ もともと…
(鳶ヶ巣)もともとは

(鳶ヶ巣)納屋です 牛小屋とか

(捜索隊)ああー 牛舎とか
(鳶ヶ巣)牛舎とかが…

なるほど
随分 先の話ですね

<明治時代初期に建てられた

築150年の母屋の隣に
建っていたという納屋>

<今は 原形をとどめていないが

かつては 母屋と同じ
茅葺き屋根の建物で

牛を飼っていたそうだ>

立派な建物だったんですね

(捜索隊)じゃあ その 運ぶ用の…

(鳶ヶ巣)運ぶ用の牛
(捜索隊)へえー

(捜索隊)ああ そうなんですか

稲作は 難しいんだ

(捜索隊)ああー

<山のほぼ頂上に建つ鳶ヶ巣家>

<家から100mほど離れた場所に
水源があるのだが

その立地ゆえに もともと
湧き出る水の量が少ない>

<雨が降らない日が続くと

枯れてしまうこともあるそうだ>

(捜索隊)どうされてるんですか?

何 作ってるんだろう?

(捜索隊)なるほど なるほど

(捜索隊)ははははっ

楽しいんですか?

(捜索隊)あっ そうですか

どっちにしろ
やんなきゃいけないんだから

楽しくやろうってことだよね
すてきですね

(捜索隊)ははははっ なるほど
へえー あっ そうですか

<全長の700mの私道を
きれいに掃除し

竹やぶを切りそろえ

かつて 畑だった広い土地も
整備している

働き者の勉さん>

<築150年になる母屋にも
マメに手を入れているという>

(捜索隊)あっ そうなんですか
じゃあ

(捜索隊)あっ そうなんですか

<鳶ヶ巣家の十二代目として

生まれた
勉さん>

<この山で
祖父母と両親

弟1人と妹2人
親子三世代

8人家族で育ち

高校卒業後

内装職人として働くため

家を出ると

27歳のときに
仕事で訪れた

美容院で働く
志美子さんと出会い

結婚>

<この山頂のポツンと一軒家に

両家の親族や友人など

80人以上 招いて

盛大な結婚式を
挙げたそうだ>

<その後 二男一女

3人の子宝に恵まれ

実家が建つ山の麓に自宅を構え

子どもたちが独立した今も
夫婦2人で住んでいるという>

美容院だ

<麓で生活しながら
家業の養蚕業を手伝うため

頻繁に実家には通っていたが

21年前に 父 金治さんが他界>

<1人になった母 孝子さんを
麓の家で引き取り

同居を始めた>

<その母も 4年後に亡くなり

山の上にポツンと一軒
取り残された鳶ヶ巣家は

誰も住む人がいなくなり

空き家になってしまったのだが…>

(捜索隊)なるほど じゃあ

(捜索隊)そうなんですね

(捜索隊)なるほど なるほど

(捜索隊)すいません 失礼します

(捜索隊)はははっ

<150年前に 山から木を切り出して
建てたという母屋>

<囲炉裏の煙で黒く燻された
太い松やヒノキの梁や柱が

長い年月をしのばせる>

(鳶ヶ巣)こちらから おじいさん

(捜索隊)あっ おじいさん
(鳶ヶ巣)そして おばあちゃん

(捜索隊)
じゃあ 祖父母ってことですね

(鳶ヶ巣)そして 私の… ここ 父親

そして 妹 若く亡くなりました
(捜索隊)そうなんですね

(鳶ヶ巣)それと 母親です
(捜索隊)お母さんですね

ご先祖が見守ってらっしゃる
ってことなんですね

ちなみに その

(捜索隊)なんなんですかね?
これは

(捜索隊)これ

(捜索隊)ははははっ すごいな

(鳶ヶ巣)
そんなん書いてありますね

(捜索隊)こんぴらって
書いてありますけど…

香川の
こんぴら宮ってことですかね?

<江戸時代 中期以降

さぬきのこんぴらさんの呼び名で
庶民の間で親しまれてきた

香川県の金刀比羅宮>

<鳶ヶ巣家の先祖も
徳島県の山の上から

お隣 香川県の山へ

こんぴら参りに
出かけていたようだ>

(捜索隊)あっ お勝手ですね

(捜索隊)あっ なるほど なるほど

(捜索隊)こっちに
煙が行かないように

煙返し
煙返し

(捜索隊)なるほど なるほど

<と 家の話を
いろいろ聞いていると

1台の

<降りてきたのは…>

(捜索隊)あっ 娘さんですか?

(捜索隊)こんにちは
すごい こんにちは

(捜索隊)お邪魔しております
すいません 突然

すごーい

<勉さんから捜索隊が来たと聞いた
奥さんの志美子さんが

娘の真友子さんと孫と一緒に

麓から上がってきたのだ>

<おじいちゃんがいるときに

時々 この山頂の家に
遊びに来ているという

孫の咲桜ちゃんと椛乃ちゃん>

<この時期 孫たちを呼んで

いつも やっていることがある
というので見せてもらった>

あらー ツルハシで掘るよ
ツルハシで

<咲桜ちゃんも
専用のツルハシを手にすると…>

<最初に勉さんと出会ったときに
手入れをしていた竹藪の中へ>

タケノコだな これ
あっ そっか

なるほど そうだわ 春だから

(鳶ヶ巣)小っちゃい

<そう 鳶ヶ巣家の

毎年 春の恒例行事に
なっているのは 筍掘り>

いやー 超いい

(鳶ヶ巣)逆に

(鳶ヶ巣)こっちから
こう 入れたんじゃ…

(捜索隊)なるほど

<地中に隠れた
タケノコの向きを見極めて

根元を断ち切るのが
うまく掘るコツだそうだ>

(鳶ヶ巣)小っちゃいな これは

<今年 最初に採れた
初もののタケノコ>

<ちょっと小ぶりだが…>

せやから

(捜索隊)あっ そうなんですか

(真友子)ははははっ

(捜索隊)おおー

(真友子)ほら

これは 楽しいな
うん

<この日 食べる分のタケノコを
収穫し終えると…>

(鳶ヶ巣)ポン! 入った
(真友子)入った 咲桜ちゃん

(真友子)もう1回
(鳶ヶ巣)もう1回?

<採ったタケノコとタラの芽は

すぐに 家で待つ
おばあちゃんのもとへ>

天ぷらだな

<すると 勉さんは急いで

庭先にバーベキューコンロを用意>

(捜索隊)へえー いいですね

<タケノコは
きれいに土を洗い流し

咲桜ちゃんも手伝って
そのままホイル焼きに>

そっか 蒸し焼きか
このまま焼くんだ

採りたてだからね
アク出さなくていいんだね

そうなんだ

<おじいちゃんがタケノコを
炭火で焼いている間に

おばあちゃんが
家の外にガスコンロを出して

採りたてのタラの芽を
天ぷらに>

(捜索隊)へえー
(志美子)これは

(捜索隊)ははははっ

(捜索隊)へえー

(志美子)ねっ
カリッとしとるでしょ?

<タケノコも焼き上がったようだ>

<外側の皮が黒く焦げていれば

火が しっかり通っている証拠>

<焦げた外側の皮を
何枚か むくと…>

<やわらかそうな実が出てきた>

(捜索隊)ああー

<タケノコのホイル焼きも
うまく焼けた>

<さて
今年 最初のタケノコの味は?>

(鳶ヶ巣)美味しい?
うん

<咲桜ちゃんも焼きたてを ひと口>

(真友子)咲桜ちゃん

(捜索隊)ははははっ

いいな

<春は
親戚やご近所さんが集まって

タケノコ掘りと山菜採り>

<夏は 竹藪から切り出した竹で

流しそうめんをしたり
バーベキュー大会を開いたり>

<実りの秋は

<そして 冬は

うわー 季節ごとにあるなー

春夏秋冬 全部いける
すごい

<この山は 子どもから大人まで
1年中 楽しめる楽園>

<鳶ヶ巣さん夫婦が
のびのびと成長する孫の姿を

見守っていられる大切な場所だ>

<鳶ヶ巣さん一家が

庭でバーベキューを
楽しんでいる間

捜索隊は一旦 車で山を下り
ある物を運んできた>

<それは…>

<徳島県の山の上の
ポツンと一軒家の庭で

鳶ヶ巣さん一家が
バーベキューを楽しんでいる間

捜索隊が わざわざ
一旦 山を下りて

運んできたのは…>

何 見るの?

<古い8ミリフィルムの映写機>

フィルムがあったんだ

<実は

<こんなことが…>

へえー
見れてないんだ

<それは
42年前に撮影されたという

鳶ヶ巣さん夫婦の
結婚式の記録映像>

<映写機を持っていないので
勉さんも一度 見たきりで

42年間 押入れにしまいっぱなしに
なっていたそうだ>

<そこで 捜索隊が
急遽 映写機を手配>

<娘さんと お孫さんも一緒に

みんな そろって
上映会を開こうと提案したのだ>

楽しいね これ

ははははっ

ははははっ

<さあ いよいよ 42年前の
あの日がよみがえる>

おおー
ちゃんと見られる

うん
すごい これは

ああー 嫁入り道具

(真友子)すごーい
(鳶ヶ巣)嫁入り道具

(鳶ヶ巣)すごいな

すごいね ほろもかけずに

裸で持っていったんだね
ああやって 当時は

ねえ お布団が
本当に こんなんだったんですね

じゃない?
へえー

あっ じいじ おるよ じいじ

じいじ…
じいじ おる じいじ

わあー すごい!

あっ 姉ちゃんじゃん
(鳶ヶ巣)姉ちゃん いてる ああー

うわー 若い

<42年前の結婚式当日の様子が

鮮やかなカラー映像で
残されていた>

<この式が行われる8年前に
開通した県道を使い

トラック2台で
山頂の家まで運ばれてきた

志美子さんの嫁入り道具>

<それを

<そして 総勢80人以上の参列者が

三味線と太鼓のお囃子に合わせて
歌い踊る大宴会が始まった>

<そんな大勢の人の中に
花嫁を待つ勉さんの姿が>

<ここで いよいよ
結婚式の主役 花嫁の登場>

<このとき 志美子さんは28歳>

はあー これ 貴重な資料だな
いや すごい すごい

<自分が生まれる前の
母親の花嫁姿を見て

思わず涙を流す娘の真友子さん>

感動するわな
感動しますよね

<花嫁の手を引いていたのは

45歳の若さで この世を去った
勉さんの妹 登美恵さん>

<みんなの祝福を受け

この日 晴れて夫婦となった2人>

<夫婦固めの さかずきを
交わした>

<若かりし日の自分を見て

当時の記憶が蘇る
勉さんと志美子さん>

(一同)万歳!

(一同)万歳!

(一同)万歳!

(拍手)

<23分間の8ミリフィルムの中には

忘れることのできない
懐かしい顔が

たくさん映っていた>

<志美子さんは 白無垢姿から

華やかな色打ち掛けの着物に
着替え

さらに 真っ白なドレスにと

あらー 何回も
二度のお色直し

本格的ですね
すごいですね

山の頂上だよ ここ
おうちで やるわけですからね

<式の終わりに 勉さんが
家の前で仲間たちに胴上げされ

このあと夫婦2人 そのまま1週間

九州一周の新婚旅行に出発>

(男性)おめでとう
(男性)気ぃつけて行きや

(鳶ヶ巣)ありがとうございます

スタッフ いいことしたな
うん

ねえ 機会がないと見ないですよね

(捜索隊)ははははっ

(捜索隊)あっ お姉さんが

(鳶ヶ巣)ははははっ

(笑い)

<勉さんにとっても
志美子さんにとっても

たくさんの思い出が詰まった
山頂のポツンと一軒家>

<今後 この家には どんな未来が
待っているのだろう?>

せやから

やっぱりね

(捜索隊)そうですか

(捜索隊)あっ そうですか
思います

<300年 受け継がれてきた
山頂のポツンと一軒家>

<居間の先祖の写真に
仲間入りするまで

この家を守るという勉さん>

<いつか かわいい孫が親になり
孫を持つ身になっても

この家が残っていたら
最高だと笑う>

(スタジオ内 拍手)

いやー 2時間スペシャル
いいですね

行き当たりばったりで行って
8ミリビデオがあったりとか

ちょっと こんなに感動するとは
思ってなかったんで

でも ポツンとある一軒家にも

すごい物語…
あるよね

あるんだなっていうのは
思いましたね

娘さんが8ミリの映写 始まる前は

あれなんだろ 結婚式のって
そのぐらいに思ったんでしょ?

ところが あんなに
感動しちゃうんだもんね

見たあとはね
全然 他人なのに泣けますもんね

やっぱり 全ての生活の不便さって
人の知恵も…

参列者が皆さん
家具 降ろしてるとか

あんな文化 すごい
残ってほしいなと思ったし

私も都内で不便に生きようかなと
思いました 今

難しいですよ
うん なんか